税金で食べている人たちは贅沢である。
税金を国民の義務として位置づけ、義務を全うしていくことで善良なる民とされる。
義務を果たせなければ国賊扱い、けんもほろろに虐げられる。
特に弱者、少し前のはやり言葉で言えば負け組ともなれば、この経済社会というのは残酷なものだ。
人間社会も残酷なものだ。
子供のいじめも大人のいじめも、
小さな喧嘩が大きな争い戦争のもととなるように、人間社会の醜さを露呈する。
本来、経済というのは経国済民というべきものであり、経世済民であらねばならないのが、
政治家のための政治となっていて、そのために、政治家は裕福であり生活安定のなかにあり、
国民は酷税として政治家の生活安定のために税金を払っているようなものだ。だから、
国民の生活は苦しくなる一方で、貧困率が先進国であるにもかかわらずとても高い位置づけである。
政治家は見るからに高そうな服を着て、手振り口ぶり八丁で国民を騙す。
金がないと言いながら、自分たちの取り分はさておいて、取りやすいところから
税金を取る算段をする。なんともあさましい限りである。
国民は貧しく、指導者がコロコロ太っているどこかの無謀な国と
何ら変わらないものである。
そんな彼ら指導者の心の中は、「悔しかったら偉くなってみなさい」と、
いつもほくそ笑んでいるのだろう。
まぁ、仕事はなんでも大変なものではあるが…。