人が動くとして働く。
動物であるためにじっとしていることはできない。
自身の意識に関わらず、体は片時も休まず動き続ける。
脳が活動していなくとも、内臓器官が活動していれば、命は体の中にある。
死んではいない。
内臓器官がすべて停止した時点で、初めて死となる。
意識に関わらず内臓が動くのは、エネルギーの法則が止まる事のない動きとなっているためである。
つまり円運動である。この運動がエネルギーの自由、エネルギーの性質である。
なぜ円運動なのかと問いて、自由だからである。自らの性質に由る。
全てがこの自由にして存在するのだが、この自由を理解できなければ、
ここかしこ不自由が生じていく。
意識も自由である。なぜならエネルギーの法則に由って生じているためである。
意識が完全に自由を覚っていなければ思い通りにはならない。
思い通りにならないことに気づいたなら、原点に戻る事である。
「なぜ」と気が付いたときに戻り、改めて進む、つまり、方法を変えていくことにある。
だから過去に学び、やり直す時点を見つけかえればよい。