無知

誤まる事柄だけが生じて生き、
無知にいじめられて泣いている。
あなたは何を知って生きているのだろう？
穢れなく笑えるのは何のため？
生きて幸せと思うのは何故？
死んで悲しいと思うのはどうして？

どこから生まれてきたのもわからず、
死んでどこへいくのもわからないで、
何を知るために、
何の意味を持って、
自分は誰？と問いかける。それは何故？
自分は自分でありながら自分を知らない。
自ら分かると書くのだから、自分を分かって
はじめて自分。
自分はいまだ自分ではない。私は誰？この
無知をなくして幸福。(・・?

稀

「どうしてそんなことが」と
綺麗な顔の綺麗な瞳から涙が落ちた。

予期せぬ事態があるものだと誰しも知ってはいるが、
自分には起こらないと思って
人は生きている。

自分だけはと人は思う。
予期せぬ事態に出逢った人も、そうだった。
平凡の中に平凡で生きてきた人は、平凡に過ぎていくのだろうと
勝手に思う。
平凡であることが稀であるのに、平凡に生きていくのだろうと思う。
生きていることが稀な事であるにもかかわらず、
それでも、平凡に過ぎてきたように思い、平凡に過ぎていくと思う。
平凡に生きている人は。そして、
明日も　やはり　平凡に生きているために。

驚いたとき、人は改めるが、やがて薄れて忘れる。
自分だけは大丈夫と高を括る。不測を忘れて。

厭世観

自らの命を絶つ人が年間3万人を超える日本。
生きていて何の価値も見出せず、
生きることに意味をなくし、
生きていれば　ただ周りを汚すゴミのように思われて、
厭世がつのるばかり。
助け合う精神を学びながら、
生き苦しい世になっているのは、人で無しだから。
人でありながら人でなしとなっているために、
生き方の下手な人は、
人の世を求めて、人でなしの世を去っていく。
憎まれっ子世にはばかる。
善人は短命とよく言われる。

正しいこと

明日が必ずやって来ると信じられるから
人は生きていける。
信じるということは
‘生きる’につながっている。

疑いはやめて、信じることに努めなさい　と
神様も仏様も言う。

「信じる者は救われる」

運気が変わるとき

今日、虹の根元を見た。
御伽噺に出てくるような、神聖な思いを受けた。
とても大きくて、鮮やかで、見事な半円を描いて大空に続いていた。
あの虹の橋を上ったら、瞬く間に天国に着きそうだ。
はっきりと、くっきりとその場所が見えたのは初めてだった。

希望

生きているんだもの、
いつかは死ぬよ。

いつかの今日、命日となるかもしれない。
ただ、何もわからないで、はしゃいで過ぎた一日が。
いつかの今日、命日となるかもしれない一日を
何も知らないで生きる。
はしゃいだ時も、泣いたときも、怒ったときも、喜んだときも
あった一日が
何もない一日となって、にどとこない一日となる。

生きているんだもの、
いつかは死ぬんだから、
毎日喜んで生きていたいね。

有無

善悪が無い。
よい事も無ければ悪い事も無い。
そしたら、何？
そしたら　善ということ。

宇宙の法則に善悪は無い。
だから、絶対善の動きとなって、
くるくると回り、浄化の動きとなっている。回ることによって、
汚いもの＝悪いものが無くなる動きとなっているために、
宇宙は、自然は美しい。
世は正義を保つ。

物事は、時間と共に乱雑になっていくが、
時間もまた回っているために、元に戻り秩序を保つ。
すべてはゼロに戻りゼロから始まる。
ただ繰り返す。終わり無く　故に　始まりも無く。

そしたら・・・

幸せもいらない。
不幸せもいらない。
もう、どちらも求めない。
そしたら・・・何？

弁える

どんなに美人でも、うんこはするし、屁はたれる。
毛穴からは汚れが流れ出る。
誰でも同じ。
だから、礼儀は知らなければいけない。
節度を知らなければいけない。
失礼を弁えなければいけない。(ーー;)

目には目

人の物を盗む者は、人に物を盗まれて、
人を傷つける者は、人に傷つけられて、
人をあやめる者は、人にあやめられる。
いずれそのうち、この世でなくても
未来世においてでも・・・。

宿命と運命と、縁によって。
決定と不定と、だから変えられる。

何の罪もないのに、こんな目にあって・・・・。
生命は、あの人生この人生と作り手を求めて、
連綿としている。
だから、
悪いことをするな！
無知をなくせ。
知らないために誤まるのだから。