つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

時期尚早

2013-11-20 | Weblog
放射性物質を完全制御できる技術がまだない。
その段階で恩恵にだけ与ろうとしても無理がある。
無理というのは筋道がとらないということ、道理が無いということだから、
道理にないことをしていては追って知るべしということになる。
どのようにしてもその果は危ういものだ。
不測の事態に至って暴れ馬となれば、鎮める手立てがない。
暴れ馬の静まるのをただ待つだけである。
それを無理矢理鎮めるには多大な犠牲を生ずる。
扱える能力というのは、未だという時間を知って、
驕ってはならないということにある。
謙虚にしてこそ能力の高まりは早くなるが、事を急ぐあまりにその対価は悲惨を知り技術の獲得となる。
してはならない獲得方法である。

爆弾というものがある。
扱う事を間違えば悲惨であり、場が正しければ恩恵を受ける。
制御が人の心にあるために操れるものであるが、
人の心に無いものはなだめる術を持たない。
今の能力、
焦燥にしても時を待つだけである。
急がば回れという事を知っているなら、最小限にして事は鎮まる。

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