でたらめな世に生まれたことを誕生として報い、すべてが嘘で固められながら、いかにして、吾が心を覚れるか?だから、覚悟して自分を見つめて生きる。
自分はどこから来てどこへ行くのか、ただ両親の縁を基に、心あるものと気づき、とわに、花の一生涯を知る。きれいに咲いて香るもの、香らないもの、
粗末にありながら香るもの香らないもの、咲き誇りながら枳実を残す。
この世の制度(システム)に隷属して、義務的に生活のためとして生き死んでいく。でたらめな世であるために、苦渋に満ちて、それでも、一抹の幸せを掴もうとあくせく働く。働きバチの様に女王様に従って、名も無く消えていく。
無知をなくせ!克服しろ!この世はでたらめであるために、苦から楽を得て、楽から苦を生んで止まない。それが真実ではないことを、一生涯にして学習しろ。
愛情に目覚め、愛ある世界となれば、損得勘定など無くなる。
本当の尊徳となる。