38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

スーパーも賑やか、キャベツ定植。

2010年11月17日 | 農と暮らしの日記
市街スーパーの地産地消コーナー「私の自信作」の藤田家族の棚。
いまのところ上中下の3段を使わせてもらっている。夏場は余裕のある野菜が少ないので上中の2段になったり、春秋の端境期には1段、あるいは完全にお休みという時期もある。晩秋から冬の間は比較的野菜の出荷余力があるので、できるだけ品数も量も豊富にそろえるようにしている。

この日は6種類の野菜が並んでいる。
上段は白菜1/2切れ、小松菜。中段はミニ人参(まびき)、水菜。下段に春菊とほうれん草。この他に、チンゲン菜、蕪、里芋、ピーマンなどを組み合わせながら出している。価格は基本的に野菜セットの定価と同じだから、一般の青果売り場やこのコーナーの他の生産者さんの値札よりは高いものが多い。有機JASや特別栽培などの認証はとっていないので「無農薬」や「有機」の表示はできないけれど、「菜園だより」を「ご自由にお持ち帰りください」方式で置いてあるので、それと知って買ってくださっている方も多いと思う。

店は「フジグラン西条」です。
本当は野菜セットを定期購入くださるのがいちばんありがたいのですが、セットの野菜が足りなくなった方、またはセットお届けまでの1ステップとして、ぜひご利用ください。毎朝9時の開店時にはまだ出荷していない場合があります、ご了承ください。一般の売り場で「お買い得」の多い火曜は普段より多めに並べるようにしています。



水曜、野菜セット出荷のない日。どんより曇り、ごくたまに日差しあり。
朝:6時半過ぎからごはん。
午前:スーパー出荷の荷作り仕上げ、薫が出荷、僕はトラクタで耕耘あちこち。明朝出荷の人参を収穫して戻り調製。
午後:13時半頃から早春どりキャベツの定植作業。管理機で畝立て、地床からの苗とり、定植。16時頃から年明け以降どりの大根のまびきと草むしり。17時頃から明朝スーパー出荷分の収穫。18時あがり。



最近考え続けているTPP(環太平洋パートナーシップ)のこと。
難しい。いまいちばん首をひねっているポイントは、参加すれば農業壊滅、参加しなければ輸出産業が壊滅、というようなマスコミ等で聞かれる状況説明。こんな極端な枠組みに参加の是非を迫られているのは日本だけなのかということ。他国はそういう状況ではないのだろう、だから参加に前向きなのだろう。日本がそういう状況なのだとしたら、なぜなのだろう。
コメント
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