38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

白菜、キャベツも収穫開始。

2010年11月15日 | 農と暮らしの日記
今季初の白菜。
ずいぶん前に収穫適期を迎えていたのだけれど、他に適期の短い葉ものが次々に登場していきているので野菜セット入りは見送り、今日はとりあえず市街スーパー地産地消コーナーに1/2カットで。1玉が小さめなので単価200円/kgで1切108~168円。予想外に虫の食害が多く、外葉をかなりはいでしまった。この作型のは数が限られていて、12月が近づいてくれば本命の畑のが野菜セットにも入る予定。



月曜、曇り時々晴れ、午後一時小雨。
午前:収穫、荷作り、11時過ぎから市街と西部方面に出荷、配達。
午後:昨夜の産業祭反省会で約束した市役所のYさんが14時に圃場見学で来訪、あちこちの草だらけの畑をご案内。Yさんは農水省から職員交流みたいなの(正式な仕組みはよくわかりません)で西条市で仕事をされており、現場と密着した行政を体験して我が国の農水行政に生かしてくださることになっているようだ。県内随一の農業都市である西条だけど、うちのような変則的な農家もぼちぼちやってます、ということで。



昨日のブログ、よく書いたものだ。
と、今朝起きてパソコン開いて思った。よく飲みよく食べて帰って勢いでささっと書いたのだろう、最後のほうが意味不明だ。ぎりぎり逃げ切った感じ。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、ピーマン、まびき大根、まびき人参、小蕪、小松菜、チンゲン菜、キャベツ(初)。
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芋掘り、芋掘り、芋焼き。

2010年11月14日 | 農と暮らしの日記
みんなで播いた大豆」、いよいよ収穫期が迫ってきたようす。
いちおう、主催のゆうき生協地区会の行事としては来週末の11/21(日)にみんなで収穫する予定。種播きなどに参加されていない方、ゆうき生協に関係のない方も、藤田家族にご連絡のうえ、ぜひおいでください。冬に味噌の仕込みをする予定ですので、よろしければそちらにも。とにもかくにもお気軽に藤田家族までご連絡ください。



日曜、曇りのち晴れ。気温は高め、昨日に続いて黄砂が観測された。
朝:7時頃、遅めの起床、ごはん。
午前:8時頃から飯盛会のさつま芋オーナー収穫祭に用意する芋てんぷらのための収穫1時間。持ち帰って洗って干して、10時半頃から今度はうちのさつま芋の収穫を2時間ほど。
午後:昼ごはんのあと、13時半頃に昨日からの産業祭のテントへ。そろそろ片付けに入る頃合いで、残っている焼き芋の販売に声を張り上げる。15時終了、片付けで軽トラにドラム缶載せて運んで収納して……などなど。いったん家に戻って明朝出荷ぶんの収穫(里芋、人参など)してから、着替えて市街へ。
夜:市街スーパーに寄って売れ行き確認、18時半からその近くの焼き肉屋さんで産業祭の反省会(打ち上げ)、総勢およそ20人。

産業祭(石焼き芋)の反省会はまたまた収穫多し。
昨年同様、肉を食べまくり、ビールを飲みまくりながらなのでぜんぜん有機菜園ぽくない時間なのですが、人のつながり、話のつながり、とにかく農の話題はいつも前向き、それでいて自然体なのがいい。
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5度目の産業祭、石焼き芋もまた。

2010年11月13日 | 農と暮らしの日記
今年も西条市産業祭、今日明日の土日に開催中。
僕も就農以来、青年農業者協議会の出店「石焼き芋」で参加させてもらっている。明日も朝9時からやってます、愛媛県立西条農業高等学校にて。おいしい石焼き芋、今年は芋が小さめなので、1本100円から大きめのもので200円くらい。何本かまとめて買えば合計の目方だし「おまけ」もしますのでお得です。



土曜、ほぼ終日の曇り空。
5時過ぎ起き、真と二人で産業祭の会場へ。6時なのにすでに事務局の方が種火を起こしていてスタートダッシュはバッチリ。三々五々、青年農業者の会員(生産者)や事務局の方々も集まり、豆炭で火を管理する人、芋の面倒を見る人、販売担当、呼び込み要員など、各自それぞれ適当に現場に散って楽しい休日。ではなく仕事。

真も豆炭を足したり試食用の芋を配って歩いたり。
途中でちょこちょこと現場を離れ、農業高校生たちの学習成果や市内小中学生の作品、さらには農政関係など、教室ごとの展示を見て歩く。また、体育館では吹奏楽部や地元ミュージシャンによる演奏も。

昼はバザーのうどんを真と二人で。
その他に、昨年に続いて伊藤の肉屋さんの豚肉を切ってもらい、薫が焼いてくれたパンと一緒に差し入れにしたり、また他の方々からの差し入れもあれこれつまみながら。

15時閉店、明日もあるので簡単な片付けを済ませ、16時半頃帰宅。
17時頃から明朝出荷分の収穫、荷作り。
夜はこれから19時半に飯盛会の打ち合わせに出かける予定。今月後半に「さつま芋オーナー」や小学校・幼稚園の芋掘り行事があるので。

うちの芋もあと3列、がんばって掘らなければ!
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土日は産業祭、石焼き芋。

2010年11月12日 | 農と暮らしの日記
うちの本棚の一部、主に農業や野菜に関する本が並ぶ一角。
きょう外の仕事が終わって家に上がったらまた今日も写真を1枚も撮っていないことに気づいて、さてさてどうしようと思ったら目についたのがこの本棚。たまにはこんなのも。モノクロ処理してますが。

誰かの本棚というのはおもしろい。
自分の本棚は見慣れていて新鮮味がないから、まあ写真に撮ったってしょうがないのだけれど、たまに人んちに行って本棚があったら眺めてしまう。就農してからはあまりそういう機会がなくなったけど。この写真の枠のすぐ近くには、こんな本がある。

「音の書斎」(音楽之友社・ONTOMOMOOK)のⅠとⅡ。
伊藤銀次、なぎらけんいちら音楽に関わる人たちのレコード棚やリスニングルームを撮った「写真集」的なムック。こんな本の頁をゆっくりめくるような長い夜も就農後はなかなかないけれど。いまならどうだろう、「有機農業者100人の種袋の棚」みたいな本があったら買ってしまうかも。あるいは「野菜農家50人、夜鍋仕事の作業場」とか。



金曜、未明から朝にかけて雨。予報にはあったが、こんなに降るとは。
午前:昨日のうちにほとんど荷造りしておいた野菜セットの仕上げ。配達は薫が担当。
10時頃に飯盛会の倉庫に行き、前会長のSさんが石焼き芋のドラム缶のふたを作り直すというので手伝い。そのうち明日の産業祭の準備で事務局の市職員の方々が来たので一緒にドラム缶ほか設備一式を会場に搬入。戻ってまたふた作りの続き。
午後:近所で真と一緒にちょっと用事してから、さつま芋をまた1列掘り上げ。前回より少しまた太っている。普通のさつま芋はあと1列。これも来週掘ればいちだんと大きくなっているだろう。それでも例年のサイズから見るとかなり小さい。
夕方:16時頃から明朝出荷ぶんの収穫。戻って調製。19時あがり。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、まびき人参、まびき大根、まびき小蕪、ピーマン、小松菜、ほうれん草、はくさい菜(べか菜)、チンゲン菜。小さいセットなど一部はこれらのうち1~2品目少ない。



明日あさっての土日は西条市産業祭
西条農業高校で。僕は青年農業者協議会で石焼き芋です。明日土曜は朝から行ってますが、その後の予定は未定。僕がいなくても「おまけしてよ!」のひと声おかけください。
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秋深まり、終日出荷作業。

2010年11月11日 | 農と暮らしの日記
収穫してきた野菜セット用の材料たち。
奥のキャリーは左から小松菜、まびき小蕪が2品種。手前は左から、ほうれん草、チンゲン菜、はくさい菜(べか菜)。ほうれん草以外は畑でざっと調製(黄色い葉を落とすなど)してきてある。今日はこの他に、まびき大根、まびき人参、ピーマン、里芋を収穫してきて、在庫のさつま芋も使いながらセットを作った。



木曜、本日出荷のセットは宅配便のみ。曇り時々晴れ。
朝:ごはんのあと、市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:収穫。明朝出荷ぶんも含めて。薫は今日も葱の除草。
午後:セット荷造り。今日の分は16時頃までに終了、箱詰め。その後、明朝配達分の荷作り開始、19時半頃にひと区切り。バレーボールの真と渚を迎えに行って晩ごはん。入れ替わりに薫はそのバレーボールの話し合いに出かけた。

晩ごはんに今日はとれたての鯵の刺身。
ご近所農業者T君のさらにご近所釣り仲間(師匠?)の方が本日の釣果をおすそ分けしてくださるというので、うちの野菜と物々交換。いまは野菜がわりと豊富なのでどんどん交換したい気分。でもこれが夏になると魚は欲しくても交換する野菜がなくて無念!というようなことになりそう。魚のためにも余裕のある作付けを。いや、経営のためにそうしなきゃ。ともかく、ごちそうさまです。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、ピーマン、小松菜、ほうれん草、はくさい菜、チンゲン菜、まびき大根、まびき人参(葉なし)、まびき小蕪。
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JA会合、農を語る。

2010年11月10日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットの一例。
前回写真を載せた10/19のセットと比べると、夏の名残りの果菜類はピーマンだけになり、代わりに大根と人参は「まびき菜」から「まびき大根」「まびき人参」になり、葉ものの品数も増えてきた、というような変化がある。

写真のセット内容を「の」の字型の順に説明すると。
中央下部が小松菜、その左が里芋、以下、ピーマン、まびき小蕪(葉つき)、ほうれん草、チンゲン菜、はくさい菜(べか菜)、まびき大根(葉つき)、まびき人参(葉なし)。これは大セットのちょっと大きめ、1900円ちょっと。

芋類は里芋と同時または代替でさつま芋が入る。
葉ものはこの他に、水菜、春菊、大根葉などがあり、その日の都合や前回の内容などを考えつつ、セットのサイズにもより3~5品目が入っている。キャベツ、白菜もそろそろ仕上がってきているけれど、より収穫適期の短い上記のような葉ものの出荷を優先して、「玉もの」は温存。

今後の予定は、ピーマンが霜の降りる11月下旬で終了。
その頃か12月上旬あたりから秋植えの新じゃが芋が加わり、その頃になると葉ものの品数が落ち着いてくる見込み、その一方でレタス類が仕上がってくるのと、大根、人参、蕪などが「まびき」でなく完成品として収穫できるようになる予定。そんな感じで、2月初め頃までは緩やかに野菜の種類をリレーしながらセットづくりをしていくことになる。



水曜、セット出荷のない日。晴れ時々曇り。
朝:ごはんのあと、スーパー出荷、ついでに市街で用事。
午前:10時頃から蕪のまびき、春菊の除草。薫はここ数日ずっと葱の除草。市街に出て用事あれこれ。
午後:13時過ぎ、週末の石焼き芋関連で飯盛会倉庫、14時前から明朝出荷ぶんの一部収穫、15時過ぎにネクタイしめて市街へ。16時からJA青壮年部会「農協役職員との意見交換会」。引き続いて18時よりその懇親会。終了後、数人でコーヒータイム、21時半頃帰宅。



JAの意見交換会はとても勉強になった。
年に一度開かれている行事ということで、僕は今年から青壮年部の飯岡地区の連絡・とりまとめなどをする係になったことから今回初参加。役職員は組合長はじめ、常務理事さん、各部の部長さんらが出席。これに対して青壮年部は各地区の代表が出席し、あらかじめまとめておいた事項について質問し、意見交換するという内容。

今回の質問事項は主に6つ。
今年度の米の等級の低下や米価の下落について、水都市(直売所)の会員増強運動とその経営状況について、グリーンセンター(営農振興の拠点)の移転について、有害鳥獣対策について、耕作放棄地対策について、野菜の育苗について。僕自身はいずれについても直接深く関わりがあるという事項はなかったのだけれど、当地で農業をしている以上どれも全く関係ないわけでは当然なく、夜の懇親会も含めて意見交換の内容は非常に興味深いものだった。先日来、頭を悩ませている「TPP」についても新たな視点を得ることもできたし、出荷のない晴れた日の午後に畑に出られないマイナスを補って余りある収穫、まさに役得です。
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石鎚初積雪、冷たい強風。

2010年11月09日 | 農と暮らしの日記
秋冬の野菜、二番手の畑。
いま収穫中の畑は最近よく写真を載せているところで主に9月下旬播き、一方こちらは10月上旬播き。小松菜、ほうれん草、水菜など一番手の(収穫中の)畑と同じようなものをずらして播いてある。

毎年この「二番手」というのは出来があまりよくない。
葉境期で「まびき菜」の需要が高い一番手に比べて畑に足を運ぶ頻度が低く、そのため手入れが手薄になること、気温が低くなって生育が鈍り、畑は乾きにくくなって草がはびこりやすいこと、雨が多く肥料切れも起こしやすいことなどが原因かなと思う。しかし就農5年目、そんなことばかり言っていられないから、今年はかなり意識してこの「二番手」をきれいに仕上げるつもりでいた、のは10月末頃まで。どうしても後手後手にまわってしまっている、反省。しかも写真の右手など、夏の畑の片付けがまだ終わっておらず草原になってしまっている。こちらもあわせて反省しつつ、時間をつくっては鋭意作業中。



火曜、冷たい風が吹き、西日本最高峰の石鎚山では初の積雪とか。
午前:朝一番で先にスーパーに出荷してから野菜セットの収穫、荷作り。
日曜の音楽発表会(飯岡総合文化祭と併催)の代わりに本日休みとなった真も畑で収穫の手伝い、渚は家でごはんの手伝い。
午後:13時過ぎて昼ごはん。薫と子どもたちは新居浜方面に配達。
僕は宅配便や来訪のお客さんのセットを仕上げたあと、16時頃から冒頭の畑であれこれの野菜の中耕・除草、大根のまびき(=大根葉の収穫)など。別の畑でも明朝出荷ぶんの収穫。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、ピーマン、小松菜、ほうれん草、水菜、まびき小蕪、抜き人参、抜き大根。
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採り切った畑は、すっきり。

2010年11月08日 | 農と暮らしの日記
今日でほぼ取り終えた9月下旬播きの小松菜
10月中旬から少し若めで取り始めて以降、生育が早い時期なので肥切れもせず、虫は少しついたけれど割合きれいにできて、おかげでほとんど無駄なく出荷することができた。こんなふうに気持ちよく終われるのはこの作型と春4月頃に播くものに限られる。うちの畑では。

9月中旬以前に播くものは発芽が揃わず虫害も多い。
一方、10月播きになると寒さのせいか途中で肥切れして黄色っぽくなったり、あるいはまた、大根や白菜など冬野菜の主役が躍り出てくることもあって出荷のペースが落ちるということもあるかもしれない、とにかくきれいに収穫し切るということが少ない。



月曜、文化祭明け。雨は昨日だけで朝から晴れ間が広がる。
朝:6時から近所のKさんと一緒に昨夜の反省会の片付け。戻って7時前からごはん。
午前:保育園の納品をしてきてから、セットの収穫、荷作り。
午後:昼ごはんのあと、市街配達、そのままMちゃんと合流し、お知り合いの方のお宅にうかがって古い建具と段ボール箱をいただく。ついでに足を延ばして「まんがら農園」野満さんちへ。畑もちょっと見せてもらい、あれこれ情報交換。16時半に帰宅、明朝出荷ぶんの一部を収穫、日没後にちょっと用事で出て戻り、19時頃から晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、抜き大根、抜き人参、まびき小蕪、小松菜、ほうれん草、水菜、ピーマン。
※抜き大根はすでに2本にまびかれたものをいよいよ1本立ちさせるまびきで抜いたもの。
小さめの人参くらいの大根に、まだ柔らかめの葉がついている。単価は200円/kg。



TPP(環太平洋パートナーシップ)は知れば知るほど難しい。
農業への影響が盛んに論じられているけれど、自分自身は農業者としてというより一般市民、国民として関心を持っている気がする。農業者への補償等についてはうちなどもとよりその対象には入らないだろうけど、それはともかく、「農業への影響」は「農家」とか「農業界」への「配慮」ではなく、国民ひとりひとりの食・農・自然環境等に関わる享受の在り方への影響として論じられなければ拙速に陥るように思う。「TPP参加に反対」なら、その代わりに何をすべきなのかが問われる。
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いいね♪飯岡産。文化祭。

2010年11月07日 | 農と暮らしの日記
今日は飯岡総合文化祭。
毎年恒例、なのだけれど昨年は新型インフルエンザの流行で中止だったので2年ぶりの開催である。飯盛会の出店は石焼き芋とパットライス(パン豆、ポン菓子、とんまめ)、野菜販売で、僕は主に焼き芋班。そして、テントの表札?も勝手に担当してみた(写真)。



日曜、昨日までの秋晴れはどこにいったか、未明から雨。
朝:まだ暗い6時に先発隊(まずは一人)で火起こし。
午前:徐々に人が集まって来て準備も万端、芋が焼けてきたら開店。今日は小学校の音楽発表会も同時開催なので10時頃にテントを離れ、まずは真、続いて渚たちの演奏・合唱を見て、またテントに戻る。

午後:昼ごはんはバザーのうどんとおいなりさんで。
15時の閉店時刻までひたすら焼き芋。朝のうちに雨はいったんやみ、これから晴れてくるだろうと思ったらまた昼頃に降り出して、結局ほとんど晴れ間はなし。それでも気温が高く、晩秋の雨なのに焼き芋日和とはいえず、売れ行きは例年よりちょっと少なめか。薫はPTAでうどんの担当。こちらも仕入れ数が売り切れず、うち用にも少し買って帰ったようだ。

夜:18時半から反省会。
いつものように飯盛会の倉庫でBBQなので先にOさんと一緒に買い出しに行き、戻ったけどちょっと足りなさそうな感じだったので近くのスーパーに自転車で追加の買い出し。大人の男13人前後で肉は5kg近く買ったと思う。多いのか少ないのか僕にはよくわからないけど、肉の他に海鮮類、最後に焼きそばも食べたので、けっこう食べまくった反省会だった気がする。22時頃だろうか終了、帰宅。今回は珍しく飲みすぎずに済んだ。食べすぎたからかもしれない。
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籾すり終了、明日は文化祭。

2010年11月06日 | 農と暮らしの日記
スーパー地産地消コーナーの、今日の棚。
葉ものがどんどんできるので、このところ毎日やや多めに並べている。今日は小松菜、ほうれん草、かぶのまびき菜、その他にピーマンと里芋。日によってはこれに水菜、べか菜(不結球の白菜系)などが加わったり入れ替わったり。グランフジ西条店です。



土曜、今日も快晴。本当によく晴れる。
午前:スーパー出荷、田んぼの耕耘。
午後:里芋収穫、明日の飯岡総合文化祭の準備。飯盛会は公民館駐車場で石焼き芋とポン菓子。

途中、自給用の米の籾すり。
設備のある近所の農家さんにお願いしていたのがちょうど今日やるということで出かけ、今年は玄米で10袋弱の仕上がり。1反3畝でこれではやはり少ない。毎年の課題ながら、有効な手を打てずにいる。



上記の通り明日は飯岡総合文化祭。
小学校の音楽発表会も同時に行われ、その運動場ではバザー、隣接する公民館では地域の文化活動の発表や展示などがあり、春の運動会と並んで校区が最もにぎわう一日。

ただ、天気が心配。
これだけ連日晴れているのに、予報では明日だけ気圧の谷の影響で未明か朝から雨模様。一日じゅう降りしきるという感じではなさそうだけれど、降ればたちまち客足に影響する。日差しがないだけでもとくにお年寄りの方々の出足は鈍るので、できれば朝にはあがって日中は傘が必要ない天気になってほしいところ。
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秋晴れ続き、今日も芋掘り。

2010年11月05日 | 農と暮らしの日記
まびき人参。
この秋冬の人参はこれが一番手。例年だともう普通の人参の出荷が始まっている頃だけれど、何度も書いているとおり今年は7月播きの人参が乾燥で壊滅し、8月播きも乾燥で発芽に苦労したし、おそらくその後の初期生育も十分な水分が与えられず成長が遅れたはず。それでようやく、いまこの「まびき人参」としてのセット入り。

一般的にはこのサイズの人参はないはず。
通常の栽培指針だともっと早い時期に仕上がりの株間になるようにまびきを済ませてしまう。そのほうがたぶん生育が早いし、しっかりと太るのだろう。だけれどうちの場合は仕上がりの人参ができる前に、小さくてもいいから「人参らしいもの」を入れたい。だから、最初のまびきは大雑把にして、次に「人参まびき菜」、さらにおこの「まびき人参」を収穫したあとに仕上がりの株間にする。最終的にどちらがたくさんとれるのかはわからない。仕上がりの人参はこのぶんだと12月に入ってからか。



金曜、今日もまた秋の快晴。朝は手がかじかみ、昼は汗がにじむ。
朝:6時すぎから荷造り、ごはん。
午前:保育園、市街スーパーに納品・出荷。戻って収穫2時間ほど、セット荷造り。薫が市街に配達に出て、僕はトラクタの爪の取替。14時頃から遅昼。
午後:今日もさつま芋掘り。金時を1列。残るは金時2列と紫芋2列。日没に前後して明朝出荷ぶんの一部収穫、戻って荷造り。18時半あがり。

<本日の野菜セット>例
里芋、ピーマン、小松菜、ほうれん草、水菜、大根葉、以上がほぼ全セット共通、一部セットには他にさつま芋、平莢いんげん。



先日書いた「TPP」について少しずつ理解しようと努めている。
それでもなかなか全体像がつかめず、賛成とか反対とかいうための基盤がまったくできない。いまの段階でなんとなく思うのは、たぶんいま我が国が直面している現実というのは、TPPに参加するかどうかということ、よりも、あるいは、と同時に、参加しても参加しなくても、これまでとは違う環境に対応していかざるを得ない状況なのではないかということだ。

「だから参加しないとおいていかれる」というのではなく。
参加しないという手もある、だけれどだからといって「現状通り」ではありえないという……。TPP参加というのは、「変わらざるを得ない」日本の、変わり方のひとつの選択肢(もしかするとお膳立てのできたお手軽な既製品)であり、参加しないならその代わりにどう変わるのか(あるいは参加するとしても、さらにどう変わるのか)ということが問われており、いずれにしてもその選択なりの代償、犠牲、傷みのようなものが生じるのだということ。そんなふうに、いま受け止めている。

「最小不幸社会」という言葉が政治のニュースに出てくる。
TPPのことと関連づけて考えると、いま必要なのは「最小不幸」の社会ということも重要な視点かもしれないけれど、「不幸(代償、犠牲、傷みのようなもの)の共通認識」かもしれない。誰かにとっては不幸だが、そうでない人にとっては「幸」であることを当たり前にしない社会? そして、「共通認識された不幸」には、もしかすると「不幸」から脱皮できる余地があるかもしれないと思う。
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ぼちぼち、夜鍋の季節へ。

2010年11月04日 | 農と暮らしの日記
夕方、収穫して戻った軽トラの荷台。
今日はさつま芋を1列(約40m)掘ってキャリー4個ぶん、はかったら約80kg。昨年に比べるとかなり少ないと思うけれど、極端に大きいものがないから保育園の給食にはあまり出せない、となると出荷は野菜セット中心なので収量はこれくらいでちょうどいいかも。植え付け直後は雨で灌水なし、草削り1回どおり、鎌での草とり1回どおり、収穫まで灌水は一切なし。

葉ものは明朝出荷ぶんの一部。
小松菜が2キャリー、ほうれん草1キャリー、大根葉と水菜をセット必要量。畑では目方は計らず、だいたいの見当で。夏の野菜はその朝できているものをとる、冬の野菜はその日に必要な量をとる、おおまかにそんな違いがある。それぞれ良いところと大変なところがあるけれど、やはり冬のほうが融通が利いて出荷は楽かな。



木曜、セットは宅配便のみ。終日の秋晴れ。
朝:6時過ぎから荷作り少し、ごはん。
午前:収穫約2時間、セット荷作りと並行してスーパー出荷ぶんもこさえて10時半頃に市街へ。ついでに買い物や用事もして戻り、薫が作業していたセットを一緒に仕上げて昼ごはん。
午後:さつま芋掘り、明朝出荷ぶんの葉もの収穫。薫は昨日までに玉葱苗の除草が終わって今日からは来春定植予定の葱苗の草むしり。日没帰宅、調整と一部は明日のセットの荷作り。ぼちぼち「夜鍋」の季節に以降する。19時過ぎから晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、ピーマン、小松菜、ほうれん草、ルッコラ、大根葉、水菜。
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秋晴れ、米の脱穀。

2010年11月03日 | 農と暮らしの日記
自給用のヒノヒカリを脱穀した。
5/15の籾播き6/19の田植え、あいだは省略して10/13の稲刈り終了を経て、ようやくこれでひと段落。脱穀した籾は例年通りお世話になっている方の倉庫に搬入。後日、機械があいたときに籾摺りをお願いすることになる。



水曜、11/3の文化の日で小学校も休み。終日の秋晴れ。
朝:6時過ぎにごはん。渚、真ともバレーボールの試合。
午前:収穫約1時間、戻って荷造り、スーパー地産地消コーナー出荷。今日はほうれん草と「べか菜」(不結球の白菜菜)を出し、昨日の残りの水菜と小松菜も並べ直してきた。

10時から薫と二人で脱穀。
12時過ぎ終了、籾の搬出まで終えて14時頃に昼ごはん。

午後:脱穀機の掃除。青年農業者のY君来訪。
夕方:畑の草刈してたら、地域の農業者の方に声を掛けられ(初対面)、「いま、何か力入れて作りよる野菜あるん? ○○、作らんで?」。JAの部会の人数が減っているので若い生産者を開拓しているらしい。お話をちょっとうかがい、うちの状況もちょっと話して、「まあ、考えとって」。ということで、現実的にはうちがそれに参加するというのは難しいけれど、とにかく地域でこういう話をいただけるだけでありがたいこと。明日からもがんばろ。

渚、真ともバレーボールは本日敗退。
勝ち残れば後日の決勝トーナメントに進む予定だったけれど、こちらもなかなか現実は厳しかったようだ。渚たちはとくに小学校最後の大きな大会で、しかもこれまでの実績からいうと今日の予選はおおむね通過見込みで周囲は心積もりしていただけに残念至極。まあしかし、結果がこうなったからにはそれはそれで何かそこから学び、次への礎にするしかない。なにはともあれ、まずは感謝から。
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青年農業者、芋掘り、ラーメン。

2010年11月02日 | 農と暮らしの日記
青年農業者の会で育てたさつま芋。
今日、みんなで掘り上げた。これを11/13~14(土・日)の西条市産業祭で石焼き芋にする。ぜひご来店ください。会場は西条農業高校、たぶん焼き芋のテントは校舎をつなぐ渡り廊下沿い、JA水都市や米飯推進?などのテントの近く。

今年はこの夏の少雨のために違いない、芋が小さい。
うちの畑でもそうだし、たいてい誰に尋ねても今年は芋が小さい。だから、僕などは今年はこんなものだと思っているからさほど小さく見えなくなってしまっているかもしれない。だけどまあ、世間一般的には毎年恒例の石焼き芋が小さい芋ではつまらないだろうから、大きめのを選んで焼き芋用に数量確保。大きすぎて外す芋がほとんどないので、量的には問題ないかな。



火曜、久しぶりにほぼ終日、日差しのある一日。
朝:6時過ぎから収穫1時間半、戻ってごはん。今日は週末の音楽発表会の振り替えで小学校の二人は休み。9時前後にスーパーに出荷。
午前:セットの荷作りは薫に任せ、僕は9時半過ぎから(10分ほど遅刻!)上記の青年農業者さつま芋掘り。12時頃までに掘り上げ、例年どおりみんなで昼ごはん。

今年の昼ごはんは。
昨年まで何年か続いた飯岡のカレーの名店「ブルドッグ」は今回ちょっと参加者が多くて駐車場が厳しそうだったので残念ながらやめて、西条駅から東にちょっといった三差路、小川踏切横にある「ラーメン屋さん」で。僕は初めて。今日は振替休みの真も芋掘りに一応参加して、昼ごはんもごちそうになった。僕はランチサービスの「豚骨ラーメン・炒飯セット餃子つき」750円にして、真はそれだと多そうだったからキムチラーメン単品700円をお願いして、二人で分け合って食べた。ごちそうさま。真はラーメン屋さん初体験。

午後:掘った芋を洗う作業をみんなで。
例年どおりY君のおひざ元、上喜多川の洗い場で。15時過ぎ終了、あとの保管その他の作業はお任せして帰宅。

夜:スーパーの実売状況確認に寄ってから、19時よりJA青壮年部の役員・支部長会。
20時過ぎ終了、帰宅、晩ごはん。バレーボールから帰った子供たち二人にやや遅れて加わり。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、ピーマン、小松菜、ほうれん草、ルッコラ、チンゲン菜まびき菜、大根葉。
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米1kg1500円。11/1(月)NHKプロフェッショナル。

2010年11月01日 | 農に関する情報
お米1キロ1500円。宮城県登米町で40年以上有機農法に取り組む石井稔。日本最大の米の食味コンクールで3年連続最高の金賞を受賞。放送11/1(月)22時~。 見逃す(テレビないから「聴き逃す」)ところでした、輪島の新井さんからの情報、ありがとう。
コメント (3)
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