38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

幼小芋ほり、人参の季節。

2010年11月24日 | 農と暮らしの日記
人参がようやく人参らしい大きさになってきた。
例年なら7月播きのものがすでに普通にセット入りしている頃だけれど、今年は発芽は無灌水でうまくいったもののその後の乾燥で生育不良、途中で栽培を断念した。続く8月播きがこの人参で、9月播きのものとあわせてとにかく毎朝毎夕の水やりに明け暮れた「30年に一度」(?)の猛暑・乾燥を乗り越え、なんとかここまでこぎつけた。

人参は有機菜園藤田家族に欠かせない野菜の筆頭。
保育園の給食にも季節中はほぼ毎日使ってもらっているし、畑に人参があるのに箱を開けたら入ってないというような野菜セットはまずない。スーパー地産地消コーナーに並べれば確実に売れていく。そして、うちの食卓でも大活躍。

その人参を特集した本がつい最近出た。
旬をまるごと」シリーズ(ポプラ社)の「にんじん」。近所の書店で品切れになっていて、同じチェーンの新居浜の店で取り置きしてもらって本日入手。まだ読んでないけど、このシリーズは他にも野菜の特集の場合はたいてい買っているので、楽しみ楽しみ。



水曜、昨日の祝日からの振り替えで火曜配達分のセット出荷。終日晴れ。
朝:6時半すぎからごはん。
午前:スーパーの荷造りをして8時前に保育園も一緒に出荷、戻って8時半頃から飯盛会のさつま芋畑へ。

今日は小学校(1・2年生)のさつま芋掘り
子どもたちが来る前に黒マルチをはがしておく。ちょうど5か月前、6月下旬に植えたのをそのときの子どもたちがやってきて、スコップで掘り上げる。飯盛会のメンバーも兼業の人が多く、今日はとくに参加スタッフが少ないため僭越ながら僕が挨拶と全体の進行。といっても掘るだけなのでとくになんという仕事があるわけでもなし。ときどき芋がなかなか出てこない子がいたら鍬で周囲をほぐしてあげるくらい。

保護者のみなさんも多数助っ人で来てくれたので大助かり。
小学生と入れ替わるように双葉幼稚園のみんなも到着、こちらもどんどん掘って11時頃にはすべて終了。畑のあれこれの片づけをして、僕も正午前には帰宅。

午後:ごはんのあと、薫は配達、僕はひたすらプリントアウトの作業。
藤田家族のレシピ集「秋冬野菜で、しあわせごはん。」を「ゆうき生協」でまた注文表に載せてくださり、その今週の納品日が今日、なのにインクが切れて注文していたのがやっと今日届いたので、納品のトラックが来る前にフル回転で。だけど結局全部は間に合わなかった。また明日にでも別便で納品するしかない。手作りなのでばたばた。

夕方:明朝出荷ぶんの収穫。
冒頭の人参や、朝一で出荷してくるスーパー地産地消コーナーのぶん。セットの野菜はまた明日に収穫予定。戻って大雑把に調整もして18時終了、そのあと近所で用事して19時頃あがり、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
里芋またはさつま芋、人参、抜き大根、葉つき蕪、小松菜、水菜、春菊、白菜。以上がほぼ全セット共通、一部セットには他にキャベツ。
コメント
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