38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

空豆、ことしも不耕起で。

2010年11月18日 | 農と暮らしの日記
空豆(一寸蚕豆)の発芽がほぼ揃った。
春の豆類(空豆と豌豆類)は不耕起でというのがすっかり定着、今年もこの空豆は茄子、唐辛子類の後作(というか一部同時並行)に播いた。近所でも空豆は苗を立てて移植している畑が多くみられるように、この季節の直播は畑の確保に苦労するのだろう。たいていは稲作後の田んぼに作り、空豆を収穫したあとはまた田んぼにしているところが多いようだ。

うちは稲との輪作はしていない。
それでも畑のやりくりがうまくできないから、この空豆のように不耕起で畑を使うことができるやり方はとても助かる。不耕起で助かるのは畑のやりくりだけではなく、写真のように前作の稲藁や枯れ草が畝を覆っているから改めてマルチングをしてやる手間が省けることも大きな利点。草を抑え、保温し、また、発芽直後に鳥につつかれるのを防ぐのにも役立つ(ような気がする)。さらに、昨年のようにオクラの後作に播けば支柱を立てる手間も省ける。まあ、うちのは「いいとこどり」のお手軽な不耕起ですが。



木曜、セットは宅配便中心。久しぶりに青空が広がった。
朝:6時半過ぎからごはん。
午前:市街スーパー出荷の荷作り、薫が出荷に出て僕は野菜セットの収穫、荷作り。
午後:セットを仕上げて、14時頃から大根のまびきと除草の続き、16時頃から明朝出荷ぶんの収穫、18時戻り。晩ごはんを挟んで荷作り、22時過ぎ、あがり。



畑でも作業場でも今日はずっと国会中継。
今日はとくに閣僚の答弁に関わる「撤回」とか「謝罪」とかが繰り返され、とても聴いていられないようなやりとりだけど、通して聴いていれば勉強になることも多いから、ひとりでぶつぶつ言いながら聴いている。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、抜き人参、抜き大根、葉つき小蕪、小松菜、はくさい菜、チンゲン菜。一部セットにはこの他に、キャベツ。
コメント
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