38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

朝の畑は、冬の色濃く。

2010年11月16日 | 農と暮らしの日記
今朝は松山では5℃まで下がったそうだ。
西条ではそこまでではなかったように思うけれど、朝の畑もだんだん「冬」らしくなってきている。当地に初霜が降りるのも時間の問題、例年ならあと1週間か10日か。

写真は本命の大根、本命の白菜の畑。
大根は4粒播きのを2本立ちにしたあと、先週からいよいよ1本立ちにまびいたものを「抜き大根」として野菜セットに入れている。「大きい人参」寸で葉つき。残った1本が仕上がりの「大根」としてセット入りするのは12月に入ってからの予定。

右上隅のほうが本命の白菜。
昨日写真を載せた先口の白菜は予想外に虫の食害が多く、もとより本命登場までの「つなぎ」のつもりだから株数も少ない。だからこちらの本命の白菜が日ごとにしっかり巻いてきているのを見ると、「よしよし、その調子!」とうれしくなる。

この白菜は収穫適期が長い。
仕上がりもそこそこ速い一方、さらに畑に置いておけば置いておくほど、仕上がったままさらに大きくなるというのが売りの品種で、昨年も最後は1玉4kgを超えて、そうなるとうちの単価200円/kgだとセットに1玉入れると大変なことになるのだけれど、それはそれでうれしい悲鳴、うちのようなスタイルの菜園には便利な特性だ。



火曜、曇り時々晴れ。
朝:6時半過ぎからごはん。
午前:7時半頃から、薫が市街スーパー出荷分の荷造りをしているあいだに僕は収穫、戻って9時半頃にスーパー出荷、その間に薫が今度は野菜セットの荷作り、僕も戻って昼前までフル回転の出荷作業。

昼前に「ちろりん農園」の西川さん来訪。
冒頭の大根や白菜など、うちの畑あちこちを見ていただきながらあれこれ情報交換。ついでに僕は追加の収穫も少し。12時半頃に2人で家に戻り、薫と3人で昼ごはん。西川さんはおにぎりご持参で、午後からは近くの福祉施設に出前コンサートだそうだ。

午後:セットを仕上げて14時に新居浜方面に配達出発。
今日は配達件数が少なく15時に帰宅、すぐに畑に出て今日もまたさつま芋の収穫を1列。これで金時は終了、残るは紫芋のみ。ラジオで大相撲九州場所を聴きながら(白鵬は昨日破れて63連勝でストップ)、最後は日没後、暗闇の中で芋を蔓から切り離してキャリーに収納、18時半帰宅。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、抜き人参、抜き大根、葉つき小蕪、小松菜、チンゲン菜、キャベツ。一部セットには他にピーマン、水菜など。



裁判員制度で初めての死刑判決。
市民参加の司法制度や死刑・終身刑についての議論がまた高まるだろう。よいことだと思う。
コメント
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