38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夜の学校、人権・同和学習。

2010年11月26日 | 農と暮らしの日記
蕪(かぶ)もいまがいちばんいい時期。
ほどよく大きくなり、しかも葉もまだ傷んできていない。もう少し経てば玉はさらに立派に大なるけれど、葉が固くなったり黄色っぽくなったりしてくる。スーパー「フジグラン西条」の地産地消コーナーでもほぼ毎日販売中です。

蕪は就農以来の5年で多少上達した野菜の上位に来るかもしれない。
最初は種を厚く播きすぎて、いつまで経っても「まびき小蕪」ばかりだった。その後学習して、少し薄く播きすぎたか?くらいでちょうどいいことがわかり、まびき菜、まびき小蕪、中蕪、大蕪と無駄なく収穫・出荷できるようになってきた。

しかも、わが家はみんな蕪が好き。
浅漬けよし、味噌汁よし、じゃが芋とポタージュにしてよし、フライパンで焼いてよし。あ、詳しくは藤田家族のレシピ集「秋冬野菜で、しあわせごはん。」ご覧ください。今年は大蕪を「かぶら漬け」にしてみようかと計画中。



金曜、晴れ。
朝:ごはんのあと、8時前後に保育園納品とスーパー出荷。
午前:大豆の残りの収穫。株ごと抜いて隣の畑に寒冷紗を上下に敷いて並べ、数日間は天日干しの予定。
午後:じゃが芋の収穫を70mほど。この畑もまだ早いけど後作に小麦を播きたいので。明朝分の収穫もして18時頃に戻り、調製など。

夜は飯岡小学校の人権・同和教育学習会へ。
6年生の保護者対象でざっと見たところ半分くらいの親は来ていた感じ。本校の人権・同和教育の全体像についての説明のあと、社会科の歴史学習を例に子どもたちの学びの内容について説明があった。そのなかで、いまの6年生が学んでいることと僕たちが当時学んだことには違いがあることを知った。「士農工商」や「四民平等」は教科書に出てこないそうだ。

歴史の中で生まれた差別をなくすには、正しい歴史を知ること。
なるほど、それは確かに基本的に重要なことだ。僕たちの子どもの頃にも、親の時代の教育には誤った内容もあるというようなことは言われていたけれど、自分が受けた教育もさらに「古い」ものになっているとは考えていなかった。これはちょっと気をつけないといけない。僕たちは十分に新しい教育、民主的な教育を受けてきたつもりだけど、そうじゃない面もあるのだろう。まあ、男子は高1まで丸刈りだったし、まだ男子は技術科に柔道・剣道、女子は家庭科・ダンスだったわけだから。

この夜の学習会についてはまた明日にでも書くかも。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、人参、抜き大根、葉つき中蕪、小松菜、水菜、春菊、白菜・キャベツのいずれかまたは両方。
コメント (2)
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