蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

LION ライオン 25年目のただいま

2018年03月31日 | 映画の感想
LION ライオン 25年目のただいま

インドの貧しい村で生まれ育った主人公サルーは、幼いころに誤ってカルカッタ行きの列車に乗ってしまい、兄とはぐれてしまう。浮浪児?保護施設?に収容されたサルーは、里親探し組織?の仲介でオーストラリアに住む夫婦の養子となる。やがて成長したサルーは、断片的な記憶を頼りに自分の故郷がどこかをさぐろうとするが・・・という実話に基づく話。

サルーの子供時代を演じた子役が愛らしく、かつ、たくましくて、サルーが成長した後の話より、子供時代を描いた場面をもっと多くしてほしいと思ったほどだった。
最終盤で明かされる、サルーの兄の運命には泣けた。
同じく、最後の最後に明らかにされる「ライオン」というタイトルの由来もよかった。

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