マーダーボット・ダイアリー(マーサ・ウエルズ 創元SF文庫)
人類が遠い宇宙まで進出した未来。「構成機体」(有機的な人体部品?とメカニカルな機構を合成した人型ロボット)であり、人身保護のための警備機能を持った主人公「弊機」は、その所属する組織(保険会社)と契約した人たちを守ることを仕事にしている。「弊機」は、暴走して多数の人間を殺害したという過去の記憶?に苦しんでいて、その真相を明らかにしようとするが・・・という話。
アメリカの有名な賞をいくつも獲得しているそうで、その中には十代の読者向けの賞もあったそうで、きっと原作は読みやすいのだと思う。しかし、翻訳が悪いのか、解説なしで未来世界や物語中の用語(例:フィード→脳に直接届く情報メッセージ??)が多用されるせいか、読みにくくてやたらと時間がかかった。
それでも、物語世界にやっと慣れてきたパート3「暴走プロトコル」の中盤くらいから面白くなってきて、パート4「出口戦略の無謀」はかなり楽しめた。
人類が遠い宇宙まで進出した未来。「構成機体」(有機的な人体部品?とメカニカルな機構を合成した人型ロボット)であり、人身保護のための警備機能を持った主人公「弊機」は、その所属する組織(保険会社)と契約した人たちを守ることを仕事にしている。「弊機」は、暴走して多数の人間を殺害したという過去の記憶?に苦しんでいて、その真相を明らかにしようとするが・・・という話。
アメリカの有名な賞をいくつも獲得しているそうで、その中には十代の読者向けの賞もあったそうで、きっと原作は読みやすいのだと思う。しかし、翻訳が悪いのか、解説なしで未来世界や物語中の用語(例:フィード→脳に直接届く情報メッセージ??)が多用されるせいか、読みにくくてやたらと時間がかかった。
それでも、物語世界にやっと慣れてきたパート3「暴走プロトコル」の中盤くらいから面白くなってきて、パート4「出口戦略の無謀」はかなり楽しめた。
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