蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

にょっ記

2009年05月16日 | 本の感想
にょっ記(穂村弘 文春文庫)

日記形式のエッセイ集。

共感できた内容。

豊川悦司の名前が覚えられない。→そう、私もなぜか顔は頭に浮かぶのに名前が出てこない。みんなそうなんでしょうか?

「うこん」の文字をみるたびにどきっとする。→これは、きっと、誰でもそうだと思います。

由美かおるの水着グラビア→これも、多分、多くの人が共感すると思います。(というか、著者としては珍しくやや陳腐なトピックかも)

「夏期学習帖」→大正時代の小学生の「夏休みの友」(使用済み)を古本屋でみつけ、その内容を書いたもの。古本屋へ行きたくなります。

「昼寝」→「昼間、自由な時間があったので布団に入る。今から眠ってもいいんだ、と思うと、うきうきする。あー、昼寝、と思ってうきうき。あー、うきうき。なんだか眠れない」→これ、よーくわかります。そしてよくこうなります。昼寝そのものより、昼寝してもいいんだ、という状態にあこがれる、というか。

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