蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ローガン・ラッキー

2017年11月20日 | 映画の感想
ローガン・ラッキー

ローガン家は呪われた一家と呼ばれていた。
ローガン兄はNFLを目指せるような選手だったが故障して足をひきづらないと歩けなくなり、最愛の娘の親権は離婚した妻が握っている。
ローガン弟は従軍中に片腕を失ってしまう。
兄弟の両親もすでに亡くなっていた。
ローガン兄は、大規模なレーシング場の工事に従事するうち、レーシング場の大金庫から現金を強奪するアイディアを思いつき、弟や収監中の友人(爆発物取扱のスペシャリスト)などを巻き込んで計画を練るが・・・という話。

ソダーバーグ監督の強盗映画ということで、数か月ぶりに映画館で見た。

登場人物が多く、けっこう話がこみいっていて、なかなか筋に追いつけなかった。
紙のおカネが画面いっぱいに舞い散るという、昔なつかしい?強盗映画のシーンが展開するあたりでは、なんとかストーリーが把握できたかな、と思ったら、そこからもう一ひねりあって、最後まで飽きさせない面白い映画だった。

コメディの味わいの筋なのに、常に憂鬱そうでほとんど笑わないローガン兄弟の表情

ローガン兄の娘がアカペラで歌う「カントリーロード」(こんなにいい歌だったんだと今さらながらに感心した)

ダニエル・クレイグは、やっぱり悪役ヅラだようなあ、ボンドより爆発魔の方が似合ってた

離婚した妻の再婚相手とも仲良くおつきあい、というのは(離婚が日常化した?)アメリカでは常識なのだろうか??

などといった点が印象に残った。
コメント
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