君の名は。
新海監督の過去の作品はだいたい見ています。
いずれも叙情的なムードが強く、ストーリー展開はとてもゆっくりなので、今回のようなメジャー級作品ではどうかな?
なんて思っていましたが、本作では、登場人物が考えこんじゃうようなシーンや風景描写が続く場面はあまりなく、スピード感にあふれた展開となっていました。
一方で、光彩あふれる風景や特徴ある鉄道の描写(本作では特にドアの開閉のシーンが印象的)などの特徴は過去の作品のままでした。
見終わった後も、ここまですごいブームになった要因はよく理解できませんでした。
いや、内容が悪いとかじゃなくて、(前述のようにメジャー向けの演出をしたとしても)やや説明不足の設定や時間軸を行ったり来たりする筋書は、やはり万人向けとは言えず、ある程度お客さんを選ぶものなんじゃないかな、と思えたからです。
いや、
理解しずらい展開で、お涙頂戴的な場面がなく、子供にウケるようなところはなく、恋愛ものやパニックものとしてみるとインパクトが弱い、終盤はややアンチクライマックス・・・
こうした、「売らんかな」的な作りをわざと否定しているような内容に、かえって新鮮さを感じた人が多いのかもしれません。
新海監督の過去の作品はだいたい見ています。
いずれも叙情的なムードが強く、ストーリー展開はとてもゆっくりなので、今回のようなメジャー級作品ではどうかな?
なんて思っていましたが、本作では、登場人物が考えこんじゃうようなシーンや風景描写が続く場面はあまりなく、スピード感にあふれた展開となっていました。
一方で、光彩あふれる風景や特徴ある鉄道の描写(本作では特にドアの開閉のシーンが印象的)などの特徴は過去の作品のままでした。
見終わった後も、ここまですごいブームになった要因はよく理解できませんでした。
いや、内容が悪いとかじゃなくて、(前述のようにメジャー向けの演出をしたとしても)やや説明不足の設定や時間軸を行ったり来たりする筋書は、やはり万人向けとは言えず、ある程度お客さんを選ぶものなんじゃないかな、と思えたからです。
いや、
理解しずらい展開で、お涙頂戴的な場面がなく、子供にウケるようなところはなく、恋愛ものやパニックものとしてみるとインパクトが弱い、終盤はややアンチクライマックス・・・
こうした、「売らんかな」的な作りをわざと否定しているような内容に、かえって新鮮さを感じた人が多いのかもしれません。