老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

豊洲「千客万来」

2024-02-12 16:43:14 | 社会問題
豊洲の「千客万来」という施設が開業したという。先日テレビで放送していた。大勢の人達で賑わう通路は江戸の街並みを再現したという。店の中で食事を取ると、海鮮丼7000円、ウニ丼は10000円越え。これでは「富裕層、インバウンド、千客万来」ではないか。

春節も始まり日本には沢山の中国の人達も訪れる。その不思議な行動をテレビで放送して、ネトウヨは「美しい日本を汚す奴らは日本から出ていけ!」と騒ぎ立てる。だが日本の経済はインバウンドの人達に頼らなければ成り立たなくなりつつある。

テレビは昔はトレンドを追い掛けていたが、今はトレンドを作る媒体になりつつある。それも一時的でいい加減なトレンドを。コロナの渦中にテレビが鳴り物入で宣伝して開業した高輪ゲートウェイ駅は、今は閑古鳥が鳴いているという。

日本は貧しい国になりつつある。株価は上がっても、私達の生活に必要かつ大事な仕事をしている人達の時給は最低賃金に張り付いたまま。政治家はやりたい放題。でも起訴もされず、逮捕されたのは尻尾だけ。国民は政治に興味も関心も持たず声を上げようともしない。

それでも、希望がないわけではない。若い人達は環境問題に敏感だし、杉並では市民派の区長が誕生した。保守王国群馬では市民派の候補者が現職を破って当選した。少しづつだが変化は起きている。

あの環境活動家のグレタさんは言っている。「私達の行動で必ず変化は訪れる…」と。

「護憲+コラム」より
パンドラ

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