「生活保護、ためらわないで相談を」 コロナ禍で厚労省が異例の呼びかけ 東京新聞 12/23 https://www.tokyo-np.co.jp/article/76217
厚労省は、文字通り、本気で呼びかけ、財政の手当てもし、市町村へ徹底してほしい。実現してほしいもの。直ぐに。
夫婦別姓、再び憲法判断へ 最高裁大法廷で審理 日経新聞 12/9 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG097KH0Z01C20A2000000
この記事にあるように、戸籍制度があるから、事実婚制度は認められない現状にある。この大法廷審理で変更されるかもしれない。そうなれば、社会から歓迎されるだろう。自民党の一部からは落胆や反感を買うかもしれぬが。
政府「選択的夫婦別姓」文言削除 自民反対派主張で大幅に表現後退 【東京新聞】2020.12.15
https://www.tokyo-np.co.jp/article/74505
他方、こんな悲惨な事件もある。
「生活費が底をついた。自分たちには戸籍がなく、救急車を呼ぶことや市役所への相談はできなかった」住宅で餓死の女性 ABCニュース 12/25。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6380423
袴田事件 最高裁が再審認めなかった高裁決定取り消し 「著しく正義に反する」 【毎日新聞】2020.12.23 https://mainichi.jp/articles/20201223/k00/00m/040/107000c
猶、この判決、激論が交わされたようです。３対２で、少数意見は、直ぐに再審決定すべきだというもの。グズグズ延ばすなというものかと。是を支持する。
今回取り上げたいのは、最高法規の人権保障原則が、戦前からの制度（戸籍、選挙）、仕組みに歪められている事実と、制度を替えなければならない＆変えたいという希望。
市民平等を言いながら、最高裁判所は、３倍までの格差は許容するという態度だ。1/3の価値でも甘受せいと。
去年の参院選“1票の格差” 最高裁「合憲」判断 NHKニュースWEB 2020年11月18日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201118/k10012718581000.html
こんな司法は許せません。理由は知らないが、現状の区割りなど選挙制度を盾にするのだろう。胡散臭い、古い制度が、人権保障を損ねている！しかも、時の政府、議会が、これを許容したり、推進したりする。許されることではない。
最近の、安倍・菅政権は特に酷い。違法な学術会議会員任命拒否もサボタージュした侭、スルーしようとしている。モリカケ、桜疑惑、検事総長巡る違法等々。権力の座にある限り、限りがないようにも見える。
日本国憲法の原則、趣旨にのっとり、立法府も序に行政府も、正したい。その原点にあるのは、選挙制度であり、選挙区の歪な区割り、議員の地盤。世襲のものもある。それは、平等な競争によるものではない。
戦後一時、参議院では、全国区選挙が行われていた。個人的活動ではキツイだろうが、党(拘束・非拘束名簿式)を選ぶのであれば、緩和されよう。
この長所は、狭い地域(特定選挙区)を代表する者が、多数を代表する者と同列にしない。全国の得票で、当落を決するところにある。ゲリマンダーもなにもない。文字通り、全国民の代表となる。
無論、選挙区・地盤を後生大事にしてきた、既得権者は、大反対するかも。それでも、市民平等に叛く制度、運用など、有り得ぬ。反発する既得権者は、日本国憲法制定前からのそれだったりするか。
この地盤には、古い体制、文化、伝統を残している。美しいだけならよいが、既得権者、権力者の道具となると問題だ。既得権者の抵抗は、並大抵ではない。
✰添付
参議院比例区 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%8C%BA%E5%88%B6
日本の選挙区はどう作られたのか - J-Stage https://www.jstage.jst.go.jp/article/nenpouseijigaku/67/2/67_2_13/_pdf/-char/ja
ゲリマンダー - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC
廃藩置県 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%83%E8%97%A9%E7%BD%AE%E7%9C%8C
幕藩体制 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%95%E8%97%A9%E4%BD%93%E5%88%B6
※封建制、身分制
「護憲＋コラム」より
蔵龍隠士
厚労省は、文字通り、本気で呼びかけ、財政の手当てもし、市町村へ徹底してほしい。実現してほしいもの。直ぐに。
夫婦別姓、再び憲法判断へ 最高裁大法廷で審理 日経新聞 12/9 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG097KH0Z01C20A2000000
この記事にあるように、戸籍制度があるから、事実婚制度は認められない現状にある。この大法廷審理で変更されるかもしれない。そうなれば、社会から歓迎されるだろう。自民党の一部からは落胆や反感を買うかもしれぬが。
政府「選択的夫婦別姓」文言削除 自民反対派主張で大幅に表現後退 【東京新聞】2020.12.15
https://www.tokyo-np.co.jp/article/74505
他方、こんな悲惨な事件もある。
「生活費が底をついた。自分たちには戸籍がなく、救急車を呼ぶことや市役所への相談はできなかった」住宅で餓死の女性 ABCニュース 12/25。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6380423
袴田事件 最高裁が再審認めなかった高裁決定取り消し 「著しく正義に反する」 【毎日新聞】2020.12.23 https://mainichi.jp/articles/20201223/k00/00m/040/107000c
猶、この判決、激論が交わされたようです。３対２で、少数意見は、直ぐに再審決定すべきだというもの。グズグズ延ばすなというものかと。是を支持する。
今回取り上げたいのは、最高法規の人権保障原則が、戦前からの制度（戸籍、選挙）、仕組みに歪められている事実と、制度を替えなければならない＆変えたいという希望。
市民平等を言いながら、最高裁判所は、３倍までの格差は許容するという態度だ。1/3の価値でも甘受せいと。
去年の参院選“1票の格差” 最高裁「合憲」判断 NHKニュースWEB 2020年11月18日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201118/k10012718581000.html
こんな司法は許せません。理由は知らないが、現状の区割りなど選挙制度を盾にするのだろう。胡散臭い、古い制度が、人権保障を損ねている！しかも、時の政府、議会が、これを許容したり、推進したりする。許されることではない。
最近の、安倍・菅政権は特に酷い。違法な学術会議会員任命拒否もサボタージュした侭、スルーしようとしている。モリカケ、桜疑惑、検事総長巡る違法等々。権力の座にある限り、限りがないようにも見える。
日本国憲法の原則、趣旨にのっとり、立法府も序に行政府も、正したい。その原点にあるのは、選挙制度であり、選挙区の歪な区割り、議員の地盤。世襲のものもある。それは、平等な競争によるものではない。
戦後一時、参議院では、全国区選挙が行われていた。個人的活動ではキツイだろうが、党(拘束・非拘束名簿式)を選ぶのであれば、緩和されよう。
この長所は、狭い地域(特定選挙区)を代表する者が、多数を代表する者と同列にしない。全国の得票で、当落を決するところにある。ゲリマンダーもなにもない。文字通り、全国民の代表となる。
無論、選挙区・地盤を後生大事にしてきた、既得権者は、大反対するかも。それでも、市民平等に叛く制度、運用など、有り得ぬ。反発する既得権者は、日本国憲法制定前からのそれだったりするか。
この地盤には、古い体制、文化、伝統を残している。美しいだけならよいが、既得権者、権力者の道具となると問題だ。既得権者の抵抗は、並大抵ではない。
✰添付
参議院比例区 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%8C%BA%E5%88%B6
日本の選挙区はどう作られたのか - J-Stage https://www.jstage.jst.go.jp/article/nenpouseijigaku/67/2/67_2_13/_pdf/-char/ja
ゲリマンダー - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC
廃藩置県 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%83%E8%97%A9%E7%BD%AE%E7%9C%8C
幕藩体制 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%95%E8%97%A9%E4%BD%93%E5%88%B6
※封建制、身分制
「護憲＋コラム」より
蔵龍隠士
