life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

Nobody can stop MARINES!!

2005-10-23 23:35:49 | 【野球】ペナント日誌 2005
 とりあえず舞い上がってます(笑)。

 今日もきっとスタメン変えてくるんだろうなと思ったら案の定で。里崎を使うのはわかるとして……福浦がいないのは何故? て感じだったのですが、どうやら腰痛でお休み、と試合が終わってから知った。←おい
 セカンドは正人ではなく塀内。シーズン中、何度か姿は見ましたがこれまた普通のチームなら大抜擢に近い。ただ塀内の場合は冒険型の2番ではなかったので、初回は普通に送りましたね。で、初回にあのまま点が入らなかったらちょっと嫌な感じではあったので、ツキがあるなぁと思った。昨日の霧もだけど(笑)。って、もっと言えば福岡の第5戦もすごいツキだった。初様。
 2回の将の併殺には一瞬かなりうなだれかかりましたが、でも点が入ったのでいいや……と(笑)

 俊介は初回から上々。交流戦で一度顔合わせしてるということなのでちょっとは合わせられるところもあるかなあと思ったけど、90km/h台のスローボールと130km/hいくかどうかのストレートを巧みに使い分けてほとんど自分のバッティングをさせなかった。昨日打ってたシーツを含めクリーンナップには全く仕事をさせず。
 ほんと、相変わらず飄々と投げてたなあ。2、3年前はなかなか安定しなくて1軍に定着できずに苦しんでいたのに……立派になって……(涙)
 俊介に関してはもう全然言うことない。「俊介らしい」の一言に尽きますわ。制球もいいし、ピンチにも崩れないし。惚れ惚れしますわ(笑)

 中盤まではそれでも2-0で安藤もかなり安定してはいたので、今日は最後の継投勝負になるかな? と思った矢先の6回、俊介が見事ピンチを切り抜けた後にビッグイニングが待っていました。ピンチの後にはなんとやらとは良く言ったもんで。
 内角を思いっきりぶっ叩いたサブローのあまりに見事な1発は、これぞ4番と言うに充分な働きであり、その興奮も冷めやらぬうちに続くマッティのライトスタンドへのライナー。さらに、このダブルパンチですっかり安藤の頭の中が真っ白になってしまったんではないかと思えるベニーのツーベース。続けざまに、代わった江草のど真ん中を引っ叩いたすんよぷの2試合連続の1発……おまけに今江はシリーズタイ記録の7打数連続安打&新記録の7打席連続安打。いや、もう、見てる方がどうしようかと(笑)。ライトスタンドと一緒に「今江! 今江! 今江!」と拳を振り上げるしかありませんでしたが、何か?(笑)

 さらに7回には代打・初芝に場内のボルテージがまだまだ上がるよ! ってなもんで。初様がグラウンドに出てバット振り始めただけですごいどよめきが上がっていた。鶯嬢さんの相変わらず気合入った高らかなコールがとっても気持ち良かったですよ(笑)
 でも、初様がまたそのままサードに入って今江がセカンドに回るのかと思ったら今日はそれはやらなかったな。やっぱ、今江が「セカンドはちょっと……」みたいなことを言っていたからか?

 勝負は大方決していたけど、大塚も出てきてヒット打てたし、将も最後の打席でスリーベースなんか打っちゃったし、前後しますが今江は8打数連続安打(これも新記録)しちゃうし!
 これは8安打のうち唯一クリーンヒットではなかったけど、前進守備が幸いしたあたり、現在はツキも持ってるとしか言いようがないっつーか。楽しんでやろう、というのが口で言うだけじゃなくて、本当に全身でそういうプレイをしてるんだなと思わせてくれる。ほんの数年前フレッシュオールスターでMVP獲った選手が早、こんなに成長してくれて……(涙)←色々振り返りすぎ

 しかし江草のあの暴投3連発にはびっくりしたなあ。何が起こったのかさっぱりわからなかったというか、何かリプレイを何度も見ているのではないかという気にさえなったというか……エアポケットみたいな数分間だった。
 それにしても、シーズン中は憎たらしいぐらい打つなあと思っていた今岡・金本アニキをここまで封じるっちゅーのはやっぱりすごいね。いくら試合間隔があいてるとは言え、マリさん側の研究も徹底してると思わざるを得ない。セのチームは参考にせないかんね。もしかして研究の差が出てるんじゃないの? と思うぐらい一方的な展開になったこの2試合、プレイオフのきっつい戦いを見てきた後では、ものすごく意外ではある。

 もともと「4番・サブロー」に象徴されるように、ホームランで勝つチームじゃない。「強打者」より「好打者」あるいは「巧打者」が揃ってるのが今のマリーンズ。そのマリーンズに2試合でこんだけホームランが出るって……もうね、里崎じゃないけど「風が吹いてる」って感じで(笑)みんなが風に乗ってる感じで。西岡が今日1度しか出塁してないのも気にならないぐらい(笑)
 あえて若干の懸念を挙げるとすれば、中継ぎ陣にまだ出番がないことかな。それに甲子園では球場のムードが一変する。一度交流戦で経験してるはずだけど、地鳴りみたいに虎側の応援が響く。でも心配はしませんよ。だってプレイオフ、福岡のあの雰囲気の中で勝ってきたんだから。大丈夫。なので、今まで通り、目の前の1球に集中して、今年のマリさんらしい試合を続けてください。

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2 コメント

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すばらすい! (ぱるぱる)
2005-10-24 14:03:17
プレーオフからずっと、同じような形で点が取れてますな。

いい感じ。点差にはびっくりですが。

俊介に関しても、(いい意味で)こっちが口を

ぽかんと開けて見てるしかなかった(笑)





自分の言いたいことが全部書いてあるので

多くは語りませんが(笑)

今江のフレッシュオールスターMVPは2年前なのね。

インタビューを見て顔と名前を覚えておこう、

と心に留めてたのがよみがえった。

本当に立派になったね(涙)



甲子園でも、全員が楽しんで試合をしてくれれば

結果が出るのでは、と思います。

見てるこっちも楽しい~!
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えくせれんと! (かじ@admin)
2005-10-24 23:27:54
勝負どころの1本がこれほどに出るようになるとはねえ……

しかも、シリーズ入っての2試合は

そこからビッグイニングまで作ってしまうんだから、驚くばかりです。



2年前ね、あん時現場で見てたんだよねー。なのにいつだか覚えてない(笑)

まあ、筧とか阿部健とか三浦とか南とか紺田にも気を取られてたしな。

でも今、当時のメモを見返してみたら、今江の

「たどたどしいヒーローインタビュー」に好感を持ってたらしい自分。(笑)



で今回知ったのだが、今江の憧れの選手の1人が

ノリだって言うんで、さらに親近感が増しました(笑)

強いて言えば、ノリをちょっと人懐こくした感じかも?←そう??
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