デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



出現 - サンダーバード


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春 - 恋人たち


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美しい噴水だった。

アルベルティーヌムに向かう途中にも黒ずんだ石と新しい白い石が混ざったような修復の後みたいな階段や噴水等があったが、それが即、第二次大戦の傷跡を示すかどうか分からなかった。うろな記憶だが、ドレスデンで用いられた建築用の石は年月が経てば経つほど、いい味をかもし出す黒さへと変色していく石材を用いているそうだから。
次回、ドイツロマン派以降の作品があるアルベルティーヌム(ノイエマイスター)。


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Misachan,Shinchan - 「どうぞこのまま」

あぁ、もう一年前のことだっけか…。ノスタルジーみたいなものを覚える。

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地下鉄の入口にも、いろいろなデザインがあるのです

モンマルトルの後、地下鉄でオルセー美術館に行くことにした。


地下鉄の駅を降りてからオルセー美術館まで、けっこう歩いたように思う。

地理的にいえば、オルセー美術館はセーヌ河をはさんで、ルーヴルの斜め向かいにある。


オルセー美術館

何かの施設のような、どことなく見覚えのあるようなこの美術館は、もともとは駅だった。駅名はオルセー駅だが、駅が造られたのは1900年のパリ万国博覧会の時である。オルセーは駅の外観だけ残し、その内部を近代的な美術館に変えてしまった、おもしろい美術館なのだ。ちなみに建物に使われている鉄材の量は、エッフェル塔の二倍もある。つまり、意外と大きいわけだ。
美術館のオープンは1986年12月と新しく、所蔵され展示されている芸術品の数々も、近代以降の作品ばかりであることが特徴的だ。
では、次回から印象に残った作品について書こうと思う。

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今年の初詣は近場の神社だったが、実は生まれて初めてだった。それに明けてからまもなくして詣でたのも初めてだった。
お札もらったな、お神酒いただいたな、スルメ食ったな、火が暖かかったな、新鮮な気持ちだったな…。

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年末のPCのトラブルで書き損ねていた記事だ。ざっと、昨年読んだ主な本をふりかえろう。読書ネタは、一昨年よりさらに更新が疎かになってしまった(笑)

『ジャンヌ』(ジョルジュ・サンド)
ドストエフスキーが「限りなく無垢で美しい理想」とかいった作品。純心で無垢なジャンヌの生き方は、当時なら理想のひとつの型として大いに人々の意識に影響を与えたことだろうが、正直私にはピンとこなかった。

『グレート・ギャツビー』(フィツジェラルド)
映画にもなっているが、残念ながら小説を読んでいるととても眠たくなったという記憶しかない。また読み返すかも。

『人間の絆』(S・モーム)
作者のS・モームはこの小説を「自分のために書いた」そうだが、人間の前半生の魂の軌跡をここまで克明に小説に昇華でき、数多くの読者の共感を引っ張り出せる力を持った作品は稀有だと思う。
運命共同体というのは実は呪わしくほとんどがストレスであること、自分の自由意志こそ実は最もアテにならず迷妄であること、自身のつまらない誇りが人生の邪魔をすること、こういったことが主人公フィリップの前半生を通して語られているのだが、大人子供に関係なく人生の参考になるのではと思う。

『巨匠とマルガリータ』(ブルガーコフ)
スターリンの大テロルが吹き荒れていたころにブルガーコフが密かに書き続けていた作品。風刺作家ブルガーコフの真骨頂が発揮されているように思う。悪魔のヴォラントは何を風刺しているのかといえば、たぶん当時のソ連の体制なのだろうが、ヴォラントのセリフのなかには作者の本音がチラリと見え隠れするところが面白かった。

『最初の人間』(カミュ)
カミュは自動車事故で亡くなったが、彼がそのときに持っていたカバンの中に入っていた原稿が『最初の人間』である。
もちろん未完の作品なので読んでいて分からないところもたくさんあったが、とにかくカミュは自分の生い立ちとアルジェリアの移民の歴史について、真っ向から向かい合おうとしていたことが分かる。

『ヴェネツィアの宿』(須賀敦子)
イタリア文学者でエッセイストの須賀敦子のエッセイ。自身が苦労をしたことを、あたかもさらりと自然体の文章で表現してしまうところに、いつもこの人の心の大きさを感じる。心温まるエッセイだった。

『ヴェネツィアの歴史』(永井三明)
世界の中でもっとも長く続いた共和国であるヴェネツィア共和国の歴史を客観的に淡々と説明した良書。ときにやたらと派手に書かれるイタリア諸侯の歴史だが、この本はヒロイックに書かれていないし、詳細なデータでもって国の興りや衰退のしかたまで説明してあるので、読んでいて非常に有意義な時間をすごせた。

『コンシュエロ』(ジョルジュ・サンド)
サンドの長編の中で最高傑作との評がある作品。主人公は歌姫コンシュエロで、ハイドンやマリア・テレジアも登場する。
サンドは、社会的慣習から精神的に自立し、禁欲的に周囲に奉仕しつつ、強くたくましく生き抜く女性像を追求し続けたんだなぁ、といったことが分かる小説。感銘は受けたが、作者の主張がつまり過ぎているのが、若干気になった。理想をつらぬく話は、長すぎると、小説としてはあまりおもしろくない。

『ガリバー旅行記』(スウィフト)

『ガラス玉演戯』(ヘッセ)
硬い殻に包まれているものの、中身はとても美味しいといえるような作品。精神的世界の理想を俗世にいかにして働きかけるか、そして対立する世界の融合をどのようにして試みるか、多くの苦悩を経てたどり着いたような感のある偉大な作品ともいえよう。
この作品についてはいろいろな切り口から語れることと思うが、私個人は、人間はどのように死んだかではなく、いかに生きたかが大切なんだと、この作品から教わったように思う。

  ***

越年読書。
『未成年』(ドストエフスキー)
いつもながら笑いながら読める。

『冷血』(カポーティ)
読んでるさなかに、『未成年』を読み出してしまったので、いつ読了できるか分からない(笑)。

今年もぼちぼち本を読めればと思う。

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一昨日、いつも使っているパソコンが突如動作しなくなった。いきなりシステムファイルが無い、もしくは壊れているとか出て、説明書にあるとおり修復を試みてもだめだった。複数要因か? 最後は(本体の)ハードディスクの異常ということだった。
結局PCは3年半で駄目になったということか。しかし幸い写真や動画などデータのバックアップは壊れた日とその前日までの分を除いて、すべて外付けのHDに入れていた。よって致命的なダメージは無かったが、英語の歌の詞を日本語訳詞にしたものも20枚近くあったし、その他普段注意を払わずおざなりにしていたフォルダもあるから、自分の無用心さを思い知る。
もちろん、やり方によってはつぶれたPCから、吸出したいデータを取り出せるのだろうが、時間がかかるだろうなぁ。時間かかってもやってみるかぁ。
しばらくは緊急用?のノートPCで心機一転のつもりでつなぐことになる。というか前PCが本格的に駄目になったら、このGatewayがメインのPCになってしまうのか(笑)。
図らずも干支に合ってしまったなんというシャレだろう(笑)

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