2人の強盗(ブッチとサンダンス)を主人公にした今では犯罪映画の古典である「明日に向って撃て!」の挿入歌にB.J.トーマスの「雨にぬれても」という曲がある。
この曲の歌詞は映画の内容とどう考えてみても合わないのだが、それだけに妙に記憶に残っていたりするし、曲自体は名曲なので今でも世間で親しまれている。最近では保険会社のCMに用いられていた。
ところでこの曲の歌詞だが、これは簡単な単語ばかりなのに意味的に普段の自分の頭の感覚からすると、ええー?!というような譬が出てきて戸惑い半分、おもしろさ半分という感じなのだ。とにかくCDの歌詞カードで田中まこさんという方の手による対訳があり、それを参考(つーか詩的なボキャブラリーが私には乏しいっ!)に「こんな感覚か!」と…(笑
雨が頭の上に落ちてくる、足がベッドから出てるような男みたいに何をしてもダメダメ、雨は僕の上に落ちてくる
太陽に言った、仕事をサボるのはいかがなもの、雨は僕に降り続く
でも分かってることが一つ、どんな陰鬱な気分が襲ってきても、僕は負けない、幸せが訪れる日は近いだろうから
雨が頭の上に落ちてくるからといって、目が赤くなるわけじゃない、泣くのはいやだ、文句を言っても雨は止まないし、僕は自由だから、心配事なんて無い
外国語の歌って不思議だねぇ。
正直、譬えのところで違和感を覚えたが、なにはともあれ人工的な記号だけで歌を口ずさむより、やっぱり意味を日本語でも消化したらもっと愛着が湧いてきたりする。
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