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デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



水しか飲んでない状態で寺巡りをしていたので、かなりの空腹だった。MRTの劍潭駅で降りて士林觀光夜市(シーリングァングァンイエスー)へ。


士林觀光夜市の近くの交差点。土曜の夜なので人でいっぱいだ。

夜市は台湾の文化でもあると書いたが、実際多くの観光客が夜市を楽しみに来ているのは事実だ。私も前回これなかった夜市を楽しみにしていた。
ちなみに夜市は町のあちこちで開かれていて、士林觀光夜市だけがそれというものではなく、地区によって個性があるそうだ。


野菜・果物ジュースの屋台



いろんな雑貨。どこかで見たことのあるブランド品のコピーを見かけることもある。



日本ではほとんど無いといっていいような
屋台でのゲーム。日本のお祭りでは他人同士で
同じテーブルにつきゲームに興じることは
無いと言っていいほどだが、士林觀光夜市
ではこういった光景をたくさん見れた。
ちなみに上はビンゴゲームを楽しんでいる様子。



このゲームはよく分からなかったが「親」の手さばきは速かった。



見飽きない屋台が並ぶ。

台湾に着く前日の夜行バスで台湾の料理について教えてくれたおっちゃんの雑学が役立つときが、私の遅い夕飯時であった。
大衆料理を食べたかったので、食べ物の屋台を集めた臨時市場には行かず、呼び込みのおっちゃんに料理のことを尋ねながら、夜市の端にある大衆食堂に二軒の店に入った。
一軒目の店で台湾料理の担仔麺(タンズミェン)を味わった。夜行バスのおっちゃんいわく、担仔麺は昔から物を「担ぐ」仕事をしていた人が主食としていた食べ物で具は贅沢なものは入っていないが、安価で労働の間に精をつける食べ物として労働者階級に広く親しまれているという。また学生の受験勉強の夜食としても最適とのことだ。
実際食べてみて思ったのは、たしかに精はつきそうだということ。麺も歯ごたえがあって思いのほかお腹が膨れるのだった。


ビールと鶏肉飯(ジーロウファン)と蚵仔煎(ホォーズジエン)

二軒目は呼び込みのおっちゃんに「店のお薦めは?」と訊ねたことで入った店だった。ここではご飯に細切りの鶏肉とタレがかかっている鶏肉飯と小さい蠣(かき)が入ったオムレツ蚵仔煎を食べた。二つとも台湾料理の定番だそうだ。
担仔麺で少しお腹が膨れていたが、この二品は本当に旨かった。また店の娘さんからビールを勧められて調子に乗って頼んでしまったが、料理とぴったり合っていた。料金は全部で100NT(ニュー台湾ドル)と少し、日本円で400円くらい。
ちなみに私の行った店でも日本語は通じた。なにせ呼び込みの文句が「おいしいよ、おいしいよ。安く料理でビールぐびぐび」なのだから。店では日本人が入ると必ずといっていいほどビールを勧めているようだ。

あとは、夜市と併設しているような巨大ゲームセンターのなかでトイレを見つけることができず、同じくトイレを探していた現地の若者と建物の中をさまよったりした思い出がある。


包丁さばきも見事でした。






仏具も安い?

一応、食べ物の屋台を集めた臨時市場にも行ってみた。満腹だったので何も食べなかったが、臨時市場からはあちこちから美味しそうな匂いが漂ってきた。また生ゴミの匂いもときどき漂ってきた。食のある空気って、ほんとうはこんな感じなのかもと思ったりした。


食べ物の屋台を集めた士林臨時市場の一部


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