デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



機内では北京語と英語のにわか勉強と、行きたい場所を絞り込むためガイドブックを繰って時間を過ごした。

この旅行はスケルトンツアー(ホテル・航空券のみのツアー)である。
ところが台北に到着し、ホテルまでの送迎車に乗り込もうと思っていると、送迎車に同乗する私よりもあとに到着する旅客たちの便が30分以上遅れるという。
現地担当者が「待たれますか?ご自分でホテルに向われますか?」と訊ねたので、自分で行くことにした。
幸い、同じスケルトンツアーに参加したTさん夫婦がいて、一緒にホテルに向うことにした。意見は同じだった。
「短い滞在、んなもん待ってられっかい」
三人で台北中心街に向うリムジンバスに乗り込んだ。


激速なのです



ブレーキ踏んでません

バスの中では3人で台北で行きたいところについて、いろいろと語った。そして台湾名物?のバスの速度がやたら速いこと、周りの車が高速で接近しながら走る様子に、否応無くテンションが高揚するのだった。
前席に座っていた現地人のおっちゃん(家族連れ)から日本語でとても親切にしてもらった。Tさん夫妻と私はホテルが違うので、逐一バス停を確認する必要があったのだが、おっちゃんは親切にも降りる場所や、台湾名物の「夜市(イエスー)」もどこの分が楽しいかなど、詳しくいろいろと教えてくれた。


見たことあるコンビニですね

おっちゃんの親切のおかげで、ホテルにも無事着きチェックイン。自分の部屋に入り荷物を放り出しベッドに仰向けになったとき、ようやく緊張がほぐれ、やった!外国にいるのだ!という気分になるのだった。
極度の寝不足で疲れてはいたが、時間がもったいないので早速町へ。


二人乗りは当たり前



信号変われ

土曜日ということもあり、バイクで二人乗りしているカップルをたくさんみかけたのだが、それ以前にバイクの量の多さといい、運転の仕方といい、台北の道路はレース場みたいであることにエキサイティングな気持ちになってきた。
この国では運転するにも横断歩道を渡るにも命がけ? ただ、みんながクレイジーな運転をすると、それが現地では常識になるもので、事故はかえって起きないようだ。

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職場でまさかの5連休をもらったので、急遽台北を旅行することにした。
時と場合にもよるけど、たった2週間で手続きしても間に合ってしまうのが今のご時勢なのである。

台北は二度目。一回目は飛行機のトランスファー(乗り換え)のために6時間しかいなかったが、その時の印象はずっと残ったままだった。
旅行には512MBのSDカードと予備のバッテリーを積んだデジカメを持って行った。
結果、すべて現地にいる間にメモリもバッテリーも使い果たした。
やみくもにシャッターを切ったという下手なところもあるけど、それほど撮りたいと思ったものもたくさんあったということだったのかもしれない。

では、早速、出発前のことから。


海老名パーキングエリアにて

今から考えたら、どうしてこれを撮ったのかと思う。出発前にどうしても撮りたくなるなにか面白いものに出くわさんかと期待していたが…。

面白いことといえば夜行バスの中で隣に座ったおっちゃんが、台湾についての雑学の持ち主だったことがある。
なんと幸運なことか!
旅行をするにあたって、蘊蓄を持って現地に行くのと行かないのでは、たとえ料理を食べるにしても断然違ってくるものだ。
おっちゃんも世界各国いろいろと行かれていて、いろんな話で盛り上がった。私の旅への期待も膨れ上がったと思う。(おっちゃんが教えてくれたことについては、後日触れます)

新宿には朝の6時30分に降り立ち、マクドナルドで2時間睡眠をとった。
それから成田へ向ったのだが、京王線の車中で向いに座った若い女性がとてもきれいな人だった。
彼女は携帯をチェックしたり眠ったりしていたが、成田が近づく頃おもむろにガイドブックとパスポートを取り出して中身を確認していた。
ガイドブックにはロサンゼルスとあり、スーツケースはまだ新しかった。これから長期滞在されるのか、それとも短い旅行でのお土産を詰め込むための空のスーツケースなのか、それはわからないが、がんばって来いよと激励したくなるような印象の人だった。

成田空港第2ターミナルでの待ち時間、空港ではありがちでベタすぎるんだけど、いつも感動する光景に出くわす。


出発のとき



男の連れが早く来いよと言いたげなところがいい

これだから、旅はいいんだよねぇ。正直、夜行バスのおっちゃんとの会話や、この光景を見れただけで、旅の醍醐味の半分は味わった気になった。

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