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東大寺盧舎那仏像【奈良県奈良市】

2017年01月10日 23時14分19秒 | 世界遺産
 奈良市と言えば奈良の大仏をついつい思い浮かべてしまいます。聖武天皇の時代、天平15年[743]に造像が発願され、天平勝宝4年[752]に開眼供養会実施されました。その後、治承4年[1180]と永禄10年[1567]の2回焼打ちにあいましたが、その都度、権力者の支援を得て再興されています。


 現在の大仏は、頭部が江戸時代、体の大部分は鎌倉時代の補修によるものです。台座、右の脇腹、両腕から垂れ下がる袖、大腿部などに建立当時の天平時代のものが残っているそうです。スケールは、高さ14.7m、基壇の周囲70mとなっています。
 この大仏を収めている大仏殿は、幅57.5m、奥行50.5m、棟高さ49.1mですが、幅に関しては創建時は86mあったそうです。

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