おさかな’sぶろぐ

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淡河城【兵庫県神戸市北区】

2019年02月16日 23時02分06秒 | 街の風景
 道の駅淡河近くに位置する『淡河城』は、南北朝の頃から豊臣時代の頃まで機能していた城郭跡です。播磨一帯の豪族であった淡河氏の城とされています。


 戦国期の淡河氏は三木城主であった別所家に属し、別所氏が織田信長についていた時は、別所氏に従って織田信長の命で各地を転戦していました。後に、別所氏が毛利方につき織田氏と対立関係になった際、淡河氏も同調し、羽柴秀吉による三木城攻撃の際には、淡河城は秀吉の弟・羽柴秀長の攻撃で落城し、有馬則頼が城主となりました。徳川時代に入った慶長6年(1601)有馬家は三田城に移り、元和元年(1615)に廃城となりました。
 現在は小山の頂に櫓風の建物が建っています。