僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

東側諸国 の地下鉄が深くて怖いわけ

2022年03月06日 | 思い出すこと

ロシアに侵攻されているウクライナの様子が連日テレビで放映されている。ひどいことをしますねロシアも。プーチンはこの暴挙を正当化するようなことを何やかやと言っている。何を言っても通らないことは明白なのに。

ほんまに、このおっさんの顔が悪魔の顏に見えてきますわ。

さて、ウクライナの首都キエフでは、地下鉄構内に大勢の人が避難している映像が何度も流れていました。地下鉄に避難? と、最初は少し驚いたのですが

報道によると、キエフの地下鉄はとても深い所にあり、テレビで映っていたアルセナーリナ駅というのは地上から105mの深さで、世界一深い地下鉄駅だということです。ちなみに、東京で一番深いのが都営大江戸線の六本木駅が42mとのことですから、それの2倍半の深さですよね。

調べてみると、「旧」も含めて東側諸国の地下鉄はだいたい深いようです。理由は、かつての冷戦時代、核シェルターとしての利用を想定して設計されたとのこと。そういうことであれば、今回のロシアの侵攻で地下鉄に避難するというのは、ウクライナの人たちにとっても、普段からそこが避難場所のひとつだという認識があったからなのかな~と思ったりもします。

そこで僕が思い出したのが、妻との旅行でハンガリーの首都ブタペストへ行った時のことです。ハンガリーはウクライナと国境を接していますが、僕がこれまで旅したヨーロッパ諸国の中では、このハンガリーが一番東にある国でした。

そして、このブダペストで、地下鉄に乗るため切符を買い、エスカレーターでホームに下りようとした時のことです。

地下鉄のホームは、かなり深かった。エスカレーターに乗っても下が見えないほどです。しかもそのエスカレーターのスピードが、ものすごく速かったのです。

ガタガタガタ~ッと猛烈な音を立て、急角度で下って行くのだから、僕と妻は思わず手すりにしがみついた。怖い! 

とにかく地下が深いので、エスカレーターの距離も長く、そんな猛スピードで下って行くのになかなかホームへ到着しない。そんなことは予想もしていなかっただけに、突然の恐怖に全身が固まってしまいました。

あの時は本当に驚いたし、怖い思いをしました。

ハンガリーは、現在は違いますが、以前は東側国家、つまり旧共産圏だったわけで、ウクライナも過去はロシア色が濃い国家でした。僕はそのウクライナの首都キエフの地下鉄が「世界一深い」ということを知り、
「なるほど。そういうことだったのか」
と、ブダペストの地下鉄を思い出したわけです。

学生時代からの知り合いで東京に住むKさんが、モスクワへ旅行に行った時、
「地下鉄へ下りるエスカレーターがとてつもなく長く、猛スピードでした」
とハガキに書いて送ってくれたことも、思い出しました。

これらに関してWebサイトを見て行くと、やはり旧ソ連時代の東側の国々の地下鉄はどこもだいたい深い、ということを確認できました。

今回のキエフ市民の方たちの地下鉄への避難の話と、自分のブダペストの地下鉄のエスカレーターでの驚きの体験の話が結びつくとは、思いも寄らなかったことでしたけどね~

ブダペストへ行ったのは西暦2,000年ちょうどでした。
ウィーン旅行の時に、列車で隣国のハンガリーへ日帰りで行ったのでした。
今からもう20年以上も前のことになりますが、あのエスカレーターの怖かったことを、今回、改めて思い出した次第です。

 

★以前、ブダペストへの旅行の顛末を書いたことがあります。
 地下鉄のエスカレーターのことも詳しく書いています。
 長い記事ですが、一応ご参考までに。

 ハンガリーという国は (2015年9月17日)

 

 

 

 

 

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