いしだあゆみさんが亡くなられた。
今日の夕方のテレビニュースで知って驚きました。
76歳だったとのこと。
僕も今年の1月に、76歳になりました。同い年です。
いしだあゆみさんで思い出すのは…
僕がこれまで見た映画の中でも、間違いなくベスト5に入る…と、このブログでも何度も書いてきた映画「駅」です。
高倉健さん主演の、僕にとって永遠に忘れられない素晴らしい映画でした。
去年の1月に、そのことをこのブログに書きました。
映画「駅」のラストシーンは、「舟歌」が流れる中で、高倉健さんと倍賞千恵子さんの2人の無言の演技が素晴らしかったのですが、実はこの映画の冒頭に、いしだあゆみさんが出てきます。冒頭だけの短いシーンなのですが、彼女のその名演技が、当時、絶賛されました。
その冒頭シーン。
刑事だった高倉健と離婚し、別れて行く妻・いしだあゆみ。
汽車に乗り、デッキから、ホームで見送る健さんに、泣き笑いの顔で、最後は敬礼してみせる…。
この場面だけで、当時は話題を一身に集めたのです。
映画冒頭のいしだあゆみさんの有名なシーン。
僕は今でも、いしだあゆみさんといえば、
このシーンが鮮明によみがえってきます。
また、この大好きだったこの映画のもう一つの魅力は、八代亜紀さんの「舟歌」だったのですが、その八代亜紀さんも、1年余り前に73歳で亡くなられました。
何だか…
同世代で親しみやすく、好きだった芸能人が亡くなられることが、
最近とても多くなった(…ような気がします)。
「自分もいつ、逝ってしまうか知れない」
と僕も、自然な感情として、そう思うようになりました。
そんな年齢になってきたんですよね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます