僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

今年は昭和で言えば何年? 平成で言えば?

2020年10月01日 | 雑記

ある日のこと。
預金通帳を見ていた妻が僕のほうに目を向け、

「平成33年って、いつ?」と尋ねた。
平成33年?
「はぁ? なんのこと?」
と僕は、質問の意味がよく分からず、聞き返した。
「これよ」
と、妻が見せてくれた定期預金の通帳を覗き込むと、
「満期日 平成33年〇月✖日」
と記入されていた。

あ、そ~ゆ~こと。

何年前か知らないけれど、それが記入された時は平成の世だったので、そのまま「満期日・平成33年」となっているのだろう。

でも元号は去年の5月から令和に変わっている。もう平成じゃない。
だから平成33年って言われたら戸惑いますね~。

で、去年、つまり平成最後の年は平成何年だったっけ? 
それも忘れてしまった。
 
そこで僕はこんな計算方法を思いつき、妻に言った。

「え~っと、モミィが生まれたのが平成17年で、今年誕生日が来れば15歳になるんやから、17と15を足して、あぁ~、32ね。つまり今年は平成で言うと32年ということになるんだよね」
妻は、「なるほど~。じゃぁ平成33年は来年ということね」

そんな会話を交わしながら、僕は「元号ってややこしいねぇ」とため息まじりにつぶやいた。西暦との変換もむずかしいしね。

僕らが生まれ育った昭和の世は「昭和に25を足せば西暦になる」ということが常に頭に入っていた。たとえば昭和45年と言えば25を足して70だから1970年。昭和60年なら1985年、という具合。しかし、昭和から平成に変わるとそれがよくわからなくなる。

平成10年は西暦何年? と言われても、即座にわからない。人の年齢も、昭和30年に生まれた人が平成10年には何歳? と聞かれてもピンとこない。だから僕は、平成になっても「今年は昭和で言えば何年」ということを常に頭に入れてきた。これはなかなか便利である。今年の場合、昭和で言えば95年だから、昭和40年生まれの人なら95から40を引いて55歳ということがすぐにわかる。

今度はその平成が令和となり、僕もだんだん物覚えが悪くなってきているので、去年の令和元年は平成何年だったか? ということも忘れてしまった。だから、平成33年っていつなの? と妻に聞かれても即答できなかったわけ。

そんなことで去年は4月まで平成31年で、5月から令和元年だったんですね。で、今年は令和2年で、平成で言えば32年、ということになります。昭和から平成、令和と変ると西暦との変換がいよいよややこしくなる。僕の頭の中では、いまでも昭和だけが居座り続けています。

こういう元号を使っているのは現在では世界中で日本だけ、と言われています。あらゆる分野で超便利になった世の中ですが、この元号だけは甚だ不便ですね~(歴史・伝統があり、そして神聖な元号に対してこんなことを言っちゃ𠮟られるかも知れませんけど)。

そして令和に入ると、今度は「今年は平成で言うと何年?」というモンダイがいろいろ出てきます。冒頭の預金通帳の満期日もそうですし、また運転免許証の有効期限なんかでも「平成34年まで」というようなことが書かれています。わが家では、これからは、モミィが生まれた平成17年の「17」と、モミィの年齢を足すという方法で「平成で言うと何年?問題」を乗り切って行こうと思っています。

と、何の役にも立たない情報でした。
あしからず。


あ、ついでにもうひとつ、
NHKテレビのBSで毎朝7時15分から昔の連続テレビ小説が再放送されていますが、今月から始まったのが沢口靖子主演の「澪つくし」(1985年)です。その中で大正天皇崩御のニュースが流れる場面があったのですが、大正天皇が亡くなられたのは1926年の12月25日で、当時は「即日改元」だったので、その日から昭和天皇が即位されました。

ということで、昭和元年は12月25日から31日までのわずか7日間しかなかったのでした。そしてその昭和天皇は1989年(昭和64年)1月7日に亡くなられ、翌8日に平成天皇が即位されました。つまり、昭和64年も7日間しかなかったわけで、昭和というのは最初と最後の年が、共に1週間だけだったんですね。

こう見てみると、わずか7日間しかなかった「昭和64年」生まれの人というのはごく少数なんでしょうね~。「昭和元年」生まれだったという方にもこれまでお会いしたことはありませんし。

ハイ。これで終わりです。
これもまた、何の役にも立たない情報でしたね。

 

 

 

 

 

コメント
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