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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「まんぷく」 と 「大阪東洋ホテル」 の謎

2018年10月05日 | 映画の話やTVの話など

今週から新しいNHKの朝ドラ「まんぷく」が始まりましたね。安藤サクラという女優さんはこれまであまり知らなかったのですが、演技の上手な人だなぁと思いました。愛嬌があり、おおらかで、ひたむきという役柄はピッタリ、という感じですね。

その安藤さん演じる福子は3人姉妹の末っ子で、女学校を卒業した後ホテルで電話交換手として働いているところから始まるのですが、そのホテルが「大阪東洋ホテル」となっていたので、僕は「おぉ、あの大阪東洋ホテル!」と思わず妻に向かって叫んでしまいました。

「大阪東洋ホテル」といえば、地下鉄御堂筋線の梅田駅の次の中津駅で降りてすぐのところにあり、以前は毎月のようにそのホテルの最上階にあるランチバイキングへ行ったものです。大阪市内に住む妻の姉が招待してくれ、毎回3人で行っていたのですが、僕はそこのバイキングが大好きでした。

大好きな理由は二つありました。一つは窓際の席から広いガラス越しに淀川がゆったりと流れる大阪北部の眺望が素晴らしかったこと。そしてもうひとつは、料理と共にワインも自由に飲めることでした(えへへ~)。普通、飲み放題などを頼んだら、ビールでもワインでも好きなだけ飲めますが、ここはそれを頼まなくても、料理が並んでいるところに何本かのワインが瓶ごと氷の中に入っており、それを自分でグラスに入れる、というシステムでした。これが気に入りましたよね~。焼きたてのステーキなどの料理も、もちろんおいしかったので、人気のお店でした。

しかし、いつの時か経営者が代わったのか、ホテル名が代わって「大阪東洋ホテル」という名のホテルは無くなり、そのお気に入りのランチバイキングのレストランも、残念ながら無くなってしまいました。

それ以降、僕たち3人は、義姉が新たに見つけてくれた梅田界隈のいろんなランチバイキングへ今も月に一回程度行っています。

ということで、「まんぷく」で主人公の福子が働く「大阪東洋ホテル」にまつわる話を、今日のブログのテーマとして取り上げてみました。

ところが、ですねぇ。実は困ったことになりました。

せっかくここまで書いて来たのに、念のために「大阪東洋ホテル」と「まんぷく」の関係をネットで調べてみたら、なんとまぁ、これが何の関係もなかったということがわかったのです。これはちょっとねぇ、引っ込みがつかなくなりましたが、強引に話を続けていきます(笑)。

調べてみると、僕らが行っていた「大阪東洋ホテル」は1960年代の後半に建ったそうです。

あの「まんぷく」の時代背景は昭和13年、つまり1938年なんですよね。そんな大昔から、僕らがよく行ったホテルがあったわけはないけれど、しかし昔からそこに「大阪東洋ホテル」というのがあって、建物が老朽化して建て直した、ということは考えられますよね。で、ひょっとしてそうかなぁ、とさらに調べてみたのですが

「福子の働いている大阪東洋ホテルは、劇中の架空のホテルです」
と、ある解説に書かれていました。な~んや、そら。

で、ドラマで映っている「大阪東洋ホテル」の外観は、「武庫川女子大甲子園会館」という建物を撮影している、ということでした。

そして主人公・福子のモデルとなった女性が実際に働いていたのは京都の都ホテルだったそうです。つまり、あのホテルのモデルは京都の都ホテルで、ドラマで外観が撮影されているのは「武庫川女子大甲子園会館」だったということでした。

繰り返しますが「大阪東洋ホテル」とはドラマの上で使用している架空のホテル名、ということなんだそうです。やれやれ

わずか数日間とはいえ、「まんぷく」で、あの懐かしい「大阪東洋ホテル」が舞台となっていたことを喜んでいましたけど、とんだ早とちりでした。

それで、話はドラマのことになりますが、「まんぷく」も面白そうですね。福子の夫となる長谷川博己さんも、何とも優しそうで好感が持てますしね。

ところでこの男性も発明が大好きということで、やがて福子とともにインスタントラーメンを生み出すことになるのですが、発明好きといえば、前回の「半分、青い。」の律も発明とか開発が大好きでしたね~

そこのところは共通していますけど、あの律君は特によかったですね~。もう律が出てこないのかと思うと、ちょっと寂しいですけど。


さて、もうブログの記事としてはこれで終わりですが、「まんぷく」と「大阪東洋ホテル」にちなんで、今、僕たち夫婦が義姉と行っているいくつかの梅田界隈のランチバイキングの店を挙げておきます。

「ちなんで」とは書きましたが、今日の話とは全然関係ありませんので、退屈で退屈で死にそうな人だけ、以下をご覧ください(へへっ。失礼!)。


阪急阪神第一ホテルのマルシェダイニング「ネン」

大丸梅田店にある「馳走三昧(ちそうざんまい)」

ヨドバシ梅田8階にある「中華バイキング」

ルクア大阪にある「プラチナム」

のようなところです。

どうでしょう?

写真を眺めているだけて「まんぷく」になりそうですね。(なりまへんか?)

でもね~

やっぱり「大阪東洋ホテル」が一番よかったです~

 

 

 

 

コメント (2)
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