僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

えっ? ダルビッシュが

2017年10月28日 | スポーツの話題

いま、28日土曜日の午後2時です。また台風22号とか言ってますけど、どうなるんでしょう。わが家のあたりは小雨模様ですが、台風はもう、うんざりですね。

さて、
今日はいつもの土曜日の日課どおり、モミィをヤマハ音楽教室へ連れて行った。教室の場所はお隣の羽曳野市の市民会館の中にある。モミィが受けているのは個人レッスンで時間は10時から10時半まで。今日も10分ぐらい前に会館に着き、モミィはそのまま教室へ入って行った。僕は、普段なら館内の図書館へ行ってそこで時間をつぶすのだけど、今日は思いがけないことに出くわしたのだった。

会館ロビーの壁面に大きなテレビ画面があって、その前に椅子が置かれており、そこに何十人の人たちが画面に向かって座っていた。「あれ? なんだろ?」と思って画面に近づいたとたん、見ていた人たちの間で「うわ~っ」という歓声が上がった。そう、歓声に聞こえたのです。

僕はさらに近づいて画面を見ると野球が映っていた。あっ、そうか。大リーグのワールドシリーズ、ドジャース対アストロズの第3戦の今日、ダルビッシュが登板する日なのだ。そして、ダルビッシュは、この羽曳野市の出身なのだから、そりゃぁみんな応援するよね。


  
  熱心なファンの人たちがテレビ画面を見つめています。

 画面にはダルビッシュが映っていた。さらに、よく見ると今「うわ~っ」と上がった声は歓声ではなく悲鳴だった。たった今、ダルビッシュがホームランを打たれたばかりのところだった。あちゃぁ~。打たれちゃったのかぁ!

 


  

 


  
テレビ画面の上には、
「さぁ、世界最高峰のマウンドへ・郷土のスーパースター・ダルビッシュ有投手・ワールドシリーズ第3戦ドジャース ✖ アストロズ」
と書かれ、その下には、
「有投手は勝利ごとに10万円の寄付を続けてくれています。感謝」
と書かれていました。
 


席の前の方には野球帽をかぶった少年たちが座っていた。ダルビッシュは少年時代、羽曳野市のリトルリーグで活躍していたのだから、地元の野球少年たちの憧れの的に違いない。そのダルビッシュが大リーグの晴れ舞台に立っているんだから、みんなワクワクしながら見ているのだろう。

僕も後ろの方の席に座って観戦した。知らない人が寄ってきて「どうぞ」と言って旗をくれた。

  
こういうものです。


その旗を握ってテレビを見ていたが、回はまだ始まったばかりの2回の裏だった。まだまだ試合はこれからだよ、と思っていたら、ダルビッシュは先頭打者に本塁打を打たれたあとも、ヒットや二塁打を立て続けに浴びて、あっという間に4点を取られてしまい、そこで監督が出てきて投手交代が告げられてしまった。

あ~あ、がっかり~、という空気がロビーに漂った。

この時、時計を見たら10時10分過ぎぐらいだった。僕がこのロビーへ来たのが9時50分頃で、今思えばその瞬間にダルビッシュがホームランを打たれたわけで、それから20分ほどで4点取られてマウンドを降りたことになる。なんだか、僕がテレビを見たとたんにダルビッシュが打たれ始めたので、自分が疫病神みたいな申し訳ない気持ちになってしまいました。

ダルビッシュのあとに同じ日本選手の前田健太が出てきて、後続をピシャリと押さえた。そしてその次の回に、ドジャースは3つの四球で無死満塁という絶好のチャンスを迎えた。見ている人たちは「行け行け~」と、ダルビッシュがいなくなっても、熱心にドジャースを応援している。僕も去年、ドジャースの本拠地ロサンゼルスに旅行した縁もあって、ついつい身を乗り出して応援していたけれど、時計を見るともう10時半になっていた。音楽教室へ行ってモミィを迎え、講師の先生と挨拶を交わす時間が来た。じゃ、行くか~と、後ろ髪を引かれる思いでテレビから離れたわけでした。

 

 

家に帰って試合の続きを見ましたが、結局ドジャースは5対3で敗れましたね。これでアストロズの2勝1敗となりました。ダルビッシュにもう一度登板する機会が訪れてほしいですね。

また、日本シリーズのほうも今日から始まりますが、今季、圧倒的強さでセ・リーグを独走した広島に出てほしかったというのが正直な気持です。

 

 

 

 

 

 

コメント
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