僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「真田丸」が面白くなってきた

2016年05月06日 | 映画の話やTVの話など

前回のタイトルが「あれから1年」というのだったので、
今回は「あれから401年」にしようと思ったのですが、
何のこっちゃわからんので、やめておきました。
それについては、またあとで。

さて、
NHK大河ドラマ「真田丸」が面白くなってきました。

一昨年から昨年にかけて、NHKBSプレミアムで、
かつての大河ドラマの名作「伊達政宗」の再放送があり、
それを1年間、ずっ~と胸躍らせながら見てきた僕としては、
「真田丸」のコミカルなタッチはなかなかついて行けなかった。

NHK大河ドラマの魅力の一つに「重厚さ」がある。
三谷幸喜は「古畑任三郎」以来のファンだけど、
大河の脚本としてはちょっと軽すぎ…?
…という印象も拭いきれなかった。

しかも最初の頃は、幸村はまだ15歳程度で、
父の昌幸(草刈正雄)が事実上の主役であり、
真田家を取り巻く諸々の出来事が描かれていたが、
まだ、中央政権の様子を詳しく伝えることもなかった。
さらに、チャラい現代語口調の会話に違和感もあった。
「重厚さ」を期待する年齢層から、批判も出ていたし、
一時は視聴率がガタ落ちになったこともあった。

いたいこの先どうなることかと気がかりだったが、
幸村が大坂へ来てから、がぜん面白くなってきた。

最初は人質としてだったが、秀吉に気に入られて、
やがて、秀吉の近習として扱われるようになった。
そこで幸村は、当代きっての武将たちとも接する。
これらの経験が幸村の知見を養ったと言われている。

また茶々や石田三成らも登場し、展開が多彩になってきた。
とりわけ、クールな三成役の山本耕史がとてもいい。
今から関が原の戦いでの光成を想像すると胸が騒ぐ。

あのコミカルな現代語調にも、徐々に慣れてきた。
今は長澤まさみや竹内結子の口調も気にならない。
慣れとは、恐ろしいものである(笑)


で、冒頭の「あれから401年」に話は戻ります。

1615年(慶長20年)というから、今から401年前のこと。
その年の今日→5月6日に「道明寺の戦い」があった。
道明寺は、現在は藤井寺市である。…ということは、
今、僕が住んでいる付近でその合戦があったわけです。

大坂冬の陣で大坂城の外堀を埋められた豊臣軍は、
夏の陣では城から出て、徳川幕府軍と戦うことになる。
その豊臣軍が幕府軍と激突したのが道明寺の戦いだった。
この戦いで、豊臣軍の猛将・後藤又兵衛が戦死する。

その時、真田幸村の軍勢は後方の藤井寺村で奮戦するも、
他の戦闘場所での敗退もあり、天王寺方面へ撤退となる。

そして次の日の5月7日に、
幸村は天王寺で落命するのである。
さらに、その日の深夜、大坂城は陥落し、
翌5月8日に、秀頼と淀殿(茶々)が自害する。

6日に道明寺の戦いがあり、その翌日に幸村が死に、
その翌日に秀頼と淀殿が自害して、豊臣家は滅んだ。

401年前の今日と、明日と、あさっての出来事だった。

 


 
  去年はちょうど合戦から400年の年だったので、
 それを記念して、近鉄南大阪線道明寺駅の前に

「道明寺合戦記念碑」ができた(去年4月撮影)。

 

 
  その横にはこんな幟(のぼり)も。


ドラマ「真田丸」ではこのクライマックスシーンは、
終盤の11月から12月ごろの放映になるんだろうけど、
これから秀吉と淀殿の間に秀頼が産まれ、
秀吉が他界し、関が原の戦いがあり、
石田三成が捕らえられて処刑され、
西軍についた真田親子は九度山に閉居の身となり、
そしていよいよ大坂の陣が始まり、幸村が大坂に呼ばれ、
真田丸を築いて徹底抗戦を展開して、徳川方を翻弄し…

…というワクワクする展開となっていく。

お楽しみはこれからだ……ですね~

  

「藤井寺市観光ボランティアの会」のページです。
 
http://www.fujiidera-kanko.info/volunteer/modelkosu9.html

 

 以上は今日の朝にアップしたものですが、
  いま(午後9時過ぎ)これを付け足します。

さきほど、午後9時前のNHKニュースで、
今日は後藤又兵衛の命日ということで、
兵庫県のお寺で法要が行われたことが

報じられていました。
その場所に俳優の哀川
翔が来ていました。
哀川翔は「真田丸」で後藤又兵衛役をするそうです。
収録に入るのは7月からということだそうですが、
「頑張って演じます」…と挨拶をしていました。
 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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