僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

若い女性受難の時代 アイドル刺傷事件など

2016年05月26日 | ニュース・時事

今日、いよいよサミットが開幕する。
開催地の伊勢志摩をはじめ、各地で厳戒態勢だ。

TVで伊勢神宮が映ると、去年伊勢志摩へ行ったモミィが、
「あ、伊勢や」と嬉しそうに叫んでいた。

大阪ではあべのハルカス内の近鉄百貨店が休業、
通天閣でも金属探知機による検査が行われている。
ユニバーサル・スタジオジャパンも、創業以来初めて、
全入場者を対象に手荷物検査をしているそうである。

昨日、妻が姉と大阪歌舞伎座へ五木ひろしを観に行ったが、
歌舞伎座は、伊勢志摩に通ずる近鉄の上本町駅の隣にあり、
まわりは物々しい警戒態勢だった…と妻が言っていた。

海外テロでは、サミット会場よりも大都市が狙われるそうで、
都市圏のあちこちの空港や駅のコインロッカーが封鎖され、
ホームなどのゴミ箱も使用できなくなっている。

また、久しぶりに日本で行われるサミットなので、
先日のスーパーのチラシなどには、
「ご馳走サミット 大バーゲン」と
デカデカと「サミット」の字が躍っていた。
肉や魚や野菜の大売出しにまで、
「サミット」が使われています(笑)

一方、沖縄で米軍属の男が若い女性を殺害した事件について、
昨日、日米首脳会談で、安倍首相がオバマ大統領に抗議をし、
オバマが「お悔やみ申し上げます」と「遺憾の意」を表していた。

若い女性といえば、東京でアイドル活動をする女子大生が、
ファンと称する27歳の男にライブ会場前で20数箇所を刺され、
今も意識不明の状態が続く事件も、連日大きく報じられている。

最近、特にこうした若い女性が被害に遭う事件が急増している。

これはSNS等のネットの普及が一つの要因だと言われている。

今回の、アイドル刺傷事件についても、
彼女のファンだった男が、ツィッターを通して、
1対1の関係のような気になった上での犯行とも言われる。

…時代も変わったなぁ、と改めて思うのである。


僕も高校生の頃、高石かつ枝という歌手の大ファンだった。

  
 
この歌手をご存知の方も少なくなったと思いますが…


日曜日に「コロンビア歌のパレード」という番組があれば、
どこへも出かけず(当時、録画なんてできなかったから)
そのテレビとにらめっこをして高石かつ枝が出るのを待った。
彼女が出てきた場面では、時間が止まり、僕は夢の中にいた。

そんなことで、僕は彼女にファンレターを送った。
するとしばらくして、彼女の写真入りハガキが届いた。
そこに、誰かの筆跡(ご本人ではないだろう)で、
「明星のファン投票、よろしくお願い致します」
というふうなことが書き添えてあった。
「明星」というのは、芸能の月刊誌で、当時は
この「明星」と「平凡」の2誌が代表的だった。
僕は「明星」を買い、高石かつ枝に投票をした。

あの頃はみんな、のどかで、可愛いものだった。
むろん、アイドルなんて、雲の上の存在だった。
そしてファンレターを送るしか方法がなかった。
返事なんかもらえるはずもなく、期待もしない。
手紙を送ったというだけで、満足なのである。

それが今では、今回のように、ネットを経由すると、
何となくアイドルと親しくなったような気分がファンに生まれる。

しかも今はアイドルが多すぎて、何とか売れようと、
CDを沢山買ってくれたファンと2ショット写真とか、
もっと沢山買ってくれたら一緒にお茶できるとか、
特に売れないアイドル達は、ファン獲得のために、
「接近戦」を挑んでくる傾向があるという。

そんな風潮も、
こうした事件を引き起こす原因のひとつなのだろう。

ネットの普及は、時代の流れで仕方ないことだろうけど
それが果たしていいのか悪いのか…は、また別ですよね。

それが原因で起きる犯罪や嫌がらせ、トラブルなどが、
増える一方である現実に、どう対処したらいいのでしょうか。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする