僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

昭和百年! 平成百年!

2016年02月28日 | ズレズレ草

今日は2月28日。明日で2月も終わりですね。早いなぁ。

なぜこんなに毎日が早く過ぎるのか?…。不思議で不思議で仕方がない。1年、2年など、あっという間に過ぎる。

これは僕だけの感覚ではないだろう。

おととい、ヨガ教室で、インストラクターのお姉さんが冒頭の挨拶で、
「今月のレッスンも今日で終わりですね。早いですねぇ」
と言っていた。
「ついこの間お正月だと思っていたら、もう3月ですものね~」とも。

すると、スタジオはざわめき、
「ほんまに、メチャ早いわぁ」と、あちこちでおばさんたちの声がした。
みんな同じ思いなんだ…と知れば、少しは気分が落ち着いたりしますね。

   ………………………………………………………………………

ところで…
人の年齢を、生まれ年から計算するのは、昔は割に簡単だった。ま、「昔」というのは、西暦1900年代だったり昭和の時代だったりするんですけどね。

たとえば、今が1999年だったとする。その人が「1972年生まれです」と言ったら、99から72を引いて「あ、27歳なんだ」とわかる。

昭和の場合も同様で、今が昭和60年だったとする。その人が「昭和20年生まれです」と言ったら60から20を引いて「あ、40歳なんだ」とわかりますよね。


ところが、西暦が2000年代に入って、その計算がややこしくなった。

今は2016年だから「1972年生まれです」と言われてもすぐにはわからない。
「え~っと2000から1972を引いて28。それに16を足して、え~っと44歳か」
という計算をしなければならない。

これが元号となると、さらにややこしいんですね~

昭和64年の1月7日に昭和天皇が崩御されたので、翌日の1月8日から平成の世になった(その翌日の1月9日は僕の誕生日です←関係ないやろ~)。えぇっと、つまり、昭和64年は、平成元年でもあるわけで。

こうなると平成28年の今、「昭和30年生まれです」と言われてもなかなか計算できない。あえて言えば、昭和の64から1を引いた63から、30を引いて33、それに平成の28を足して→61歳、となるわけですが、そんな込み入った計算してたら、頭がこんがらがりそうです。


で、計算に弱い僕は、この複雑さを解消するため、十数年前から「今年は昭和で言うと何年」というのを常に頭に入れておくことにしました。たとえば10年前の平成18年だったら、昭和で言えば「昭和81年」…というふうに。

職場に若い職員が入ってきて、その人が昭和55年生まれだと聞くと、「今年は昭和で言うと81年だから、81から55を引いて26歳だ」と、すぐにわかります。

まぁ、そんなことをしてきたわけだけれど、考えてみたら、今年は昭和91年である。なんと91年ですよ、91年! あと9年経ったら、昭和百年!


そういえば思い出す。

高校生時代、1月の始業式の朝礼で、校長先生が挨拶の中で、
「諸君、来年は明治百年に当たる記念すべき年となります」
と力を込めて、興奮気味に言ったことを今でも覚えています。

しかし僕は、なぜ校長先生がそんなに力を込めるのかわからず、
「明治百年って…それがどうしたん?」
と冷めた気分で思ったものです。
まぁ生意気な高校生だったんでしょうね、僕も。

ところが、この歳になり、その校長先生の話を思い出してみると、今年が昭和91年だということに驚く。繰り返すが、あと9年で「昭和百年」なのだ。

月日の経つことの早さは身をもって感じている昨今だけど、「昭和百年」などという言葉がそろそろ現実になりつつあるのは、なんともねぇ…。

とは言っても、その話を聞いた若い人などは、
「昭和百年? それがどうしたん?」
と言うのでしょうね、きっと。

そして、さらに遠い遠い先に、今度は「平成百年」が来ます。あと72年後です。モミィが生きていれば82歳のおばあちゃんです(メチャ先の話ですけど)。

まぁ、それまで、地球が滅びずにいてくれることを祈るばかりです。


さて、それでは皆さま、こんなヒマネタにおつき合いいただき、ありがとうございました。どうか良い日曜日をお過ごしくださ~い。

…僕は、毎日が日曜日です(だから毎日が早く過ぎるのか…)

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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