去年8月に三重県で起きた15歳少女殺害事件で、18歳の男が逮捕されたことに関し、連日さまざまな報道がされている。
一昨日から、このブログのアクセス数が急に増えたので何でだろうと思っていたら、どうやら当時そのことについてブログに書いた「三重・15歳少女殺害事件」へのアクセスが多かったから、ということだったようだ。
事件は8月25日の深夜に起きた。少女は花柄のタンクトップに黒のミニスカート姿で、車もほとんど通らない暗い道路わきを1人で歩いていた(…というタクシー運転手の目撃証言がある)。夜の11時ごろである。これ自体、僕らの世代の人間には考えられない大胆なことだと思った。11時15分頃に少女の姉が携帯に電話したら応答がなかった。そして翌朝の26日になっても少女は帰って来なかった。夜になってもまだ帰って来なかった。そしてさらに丸1日が過ぎた27日に初めて家族から捜索願が出されたという。それが少し不思議だった。
そんな頃、毎週日曜日の午後6時から日テレで放送されている『真相報道 バンキシャ』という番組で、元検事の河上和雄さんという人が、「稚拙な犯行ですね。やったのは子供(未成年)でしょ」と言い切ったのである。断定口調だったので今も強く印象に残っている。こういう凄いコメンテーターもいるんだ。
と同時に、そのとき河上さんは、複数の少年たちの犯行だと思う…と言ったが、今のところ逮捕された18歳は「1人でやった」と供述しているそうだ。こちらのほうはどうなのだろうかと、ニュースを見守っているところである。