僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

わっ! スマホが…

2013年06月12日 | 日常のいろいろなこと

今日はまた、情けない話をしなければなりません。


スマホを風呂の中に落としてしまったのです。
ボチャ~ン、ブクブクブクブク…。


あぁ、最悪!


なぜ風呂なんかにスマホを持ち込んだのか?
これには一応の事情があり、その事情というのは…


先週5日(水)のこと。妻の親戚のお通夜があった。その日の午後、妻だけが電車で2時間近くかかるその場所へお通夜に行った。僕は家にいて、学校から帰ってきたモミィに宿題をさせたり、夕食を作って食べさせたりしていた。8時頃、モミィを風呂に入れることになり、その時に僕はスマホを風呂に持ち込んだのだ。理由は、妻に「帰る時にメールして」と伝えていたので、いつメールが来ても返信できるように…と、風呂の中までスマホを持って入り、小窓にそれを立てかけておいた…というわけである。


結局妻からのメールはその時点では来なかったのだけれど、風呂からあがるとき、それをつかもうとして手が滑り、ありゃりゃ~と思った瞬間、スマホは湯船の中にドボ~ンとはまってしまったのだ。トホホ。


僕はうろたえて、お湯の底に横たわるスマホを拾い上げようとして、つかみ損ねたり、一度手に取ったのにまた落としたりと、慌てれば慌てるほどドジを重ね、スマホがお湯の中に没していた時間を数秒間長引かせてしまった。


ドタドタ~と風呂からあがって、改めてスマホを手に取り、操作してみると、一応、待ち受け画面は出るのだが、字がふにゃふにゃと斜めにゆがんで、見たことのないような画面になり、しかしそれもしばらくするとす~っと消えてしまったり、電源をいくら押しても切れなかったりで、明らかに異変が起きていた。


で…、そのまま一晩置いておくと、翌朝、スマホの四隅が水滴のような模様で白く濁り、今度は電源は切れており、電源ボタンを押しても押してもなかなかうまくいかず、電池パックを取り出し、また入れなおすというテキトーなことをやると、電源が入ったけれど、なんとかカードが無効です…などというエラーメッセージが出たり、また電源が入らなくなったり、何が何やらわけがわからないことばかりで、これはもうとても僕の手には負えないことを悟ったのである。


そんなことで、さっそくauのショップに出向いた。


「どうされましたか?」と、お店のカウンターの女性。
「スマホをお風呂に落としてしまいまして」と頭を掻く僕。
「えっ…?」と、女性は「ダメねぇ」という顔を、一瞬した。


僕から四隅が白く濁ったスマホを受け取った女性は、ボタンを押したり、裏のフタを開けたり、閉じたり、画面をグーッと近づけて覗き込んだりと、さまざまなことをしながら、「写真はSDカードに入っているので無事ですが、本体の内部データは戻らないかも知れません」と言い、さらにいろいろ調べてくれたあと、「あ、電話やメールの登録は大丈夫です」と言ってくれたときは安堵した。このスマホには他にスケジュールや日記、いろんなメモ、覚えなどのさまざまな情報を入れていたけれど、それはたとえ消えてしまっても、まぁいい。でも、電話帳というか、アドレス帳が消えたら、登録している人たちの電話番号からメールアドレスまですべて失ってしまうことになる。それが昨夜から最も気がかりになっていたのである。「ただ、メールや電話の履歴などは全部消えますけど」ということだった。まあそれは「過去は消えても仕方ない」で済ませてしまおう。


次に係の女性は、「これは本社に送って修理ということになりますが、直らなければ新しいものをご購入いただくことになります」と言ったので、「いいですよ」と、元よりそのつもりの僕は軽く返事した。「お客様は保険に入っておられますので、5,250円で新規購入ができます。しかもポイントが5,500点ほど貯まっていますので、それでカバーできますから代金をお支払いいただく必要はありません」ということだった。ふ~ん、ポイントがそんなに貯まっていたんだ。そんなこと、全然知らなかった。それと、やはり保険には入っておくものだなぁ。特に僕のようなボンヤリしている人間には、それがゼッタイに必要だ。


「だいたい、2~3週間かかりますので」と言いながら、係の女性は、僕のスマホに辛うじて残っていた電話帳とアドレス帳の登録一覧を、別の代用のスマホにコピーしてくれ、「それまでこれをお使いください」と僕に差し出した。受け取った代用機は、これまで使っていた機種とよく似ているが、ちょっと違っていた。簡単な使い方だけ教わったが、でもまあ、2~3週間のことだ。電話とメールとインターネットさえできれば、それでいいんだもんね。


女性から「この代用機を紛失や破損されますと1万500円ご請求させていただくことになりますが…」と言われたので「もう風呂には持って入りませんから大丈夫です」と僕が言うと、女性は、クスッと初めて白い歯を見せて笑った。


以上のようなことが文章にされた「修理取次票」というのがあって、そこに署名をして、その控えをもらって帰ってきた。それを丹念に読んでみると、「故障事由」のところには「事故・破損・水濡」と書かれていたが、「詳細症状」の欄には「水没」と書かれてあった。う~ん、水濡ではなく、水没…なんだ。かなりの重症のようである。たぶん、新規購入ということになるのだろう。


…という次第で、現在は、使い慣れない「代用スマホ」を使ってます。


ところで、おまけの話ですが…


風呂の中でスマホを落とした瞬間とその一部始終を、モミィにまともに見られてしまった。これからモミィが物を落としても、僕が注意したら「スマホをお風呂に落とすのんちゃんより、マシでしょ?」と言われるんだろうなぁ。ぐすん。


 

 

 

 

 

コメント (10)
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