僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

総選挙は終わったけれど

2012年12月17日 | ニュース・時事

今回の総選挙は予想通り自民の圧勝に終わりましたね。各党の議席数も新聞等で公表されていた世論調査どおりの結果といえます。世論調査というのは実によく当たるものですね。じゃぁ世論調査だけで当落を決めたらどうでしょう。膨大な選挙費用もかからないし、わざわざ投票に行っても世論調査と同じような結果が出るだけなんですから。憲法も法律もそのように変えちゃいましょうよ(笑)。

それと、例によって、あの出口調査ですね。各テレビ局は投票締め切りの午後8時になったとたん、出口調査に基づいて全国の選挙区の候補者の当確をズバッズバッと出すのだから、あっという間に大勢が判明する。これから開票作業に入ろう…というより、投票所から開票場所まで票を運搬しようという人たちも、何だか力が抜けるでしょうね。作業をやる前から結果がわかっているなんてね。そしてテレビで「当確」を知った候補者の事務所では、万歳を連呼している。開票作業なんて、最終的な数字を出すだけのためにやっているようなものですよね。

開票前に「結果」がどんどん出てくるので、まあ、テレビを見ているほうとしては、深夜まで起きている必要がなく、8時半頃にはだいたいの結果がわかるのだから、いつまでもテレビにかじりついている必要もない。翌日の月曜日に備えて早く寝ることも出来る。これは結構なことでしょう。そう考えると、出口調査による選挙結果の先取り発表は、マスコミによる、国民の寝不足を解消するための心のこもったサービス…と思えばいいんですよね~

それにしても民主党の惨敗ぶりはひどいじゃあ~りませんか。230議席から57議席にまで減るとは…いかに国民の皆さんが今の政治(政権)に腹を立てていたかがはっきり現れていますね。

…ということで、前回の総選挙では、自民党をさんざん批判してきた民主党が「歴史的」な大勝利を遂げたものの、わずか3年余りで今度は民主党をさんざん批判してきた自民党が圧勝し、また政権が入れ替わるわけですが、これまで何の前進もないし何の変化もない。むしろ後退の一途である。どこが政権を取っても似たり寄ったりで、いつまで同じことが繰り返されるのか? 今回の選挙結果によってどう変わるのか…? 本当に暮らしが良くなるのか? そんなことについても国民はみな懐疑的になっていることでしょう。

自民党の今回の大勝は、他にこれといって投票する政党もなく(政党の数も多すぎましたしね)、かといって棄権するのもナンだし、と、悩んだ末、仕方なく昔からなじみのある自民に票を投じた…という人も沢山いると思います。ちなみに投票率は戦後最低だったとのこと。ということは、戦後最低の選挙だった、とも言えるかも知れません。自民党は大勝したからといって、決して手放しで喜ぶべきではありません。むしろ、身を引き締めてもらわなければ。そうでないと、また民主党と同じ道を歩みますよ。 

とりあえず民主党に政権を取らせたのが間違いだったという国民の明白な審判が下されたわけですから、次の政権はそれよりはもう少しマシなことをしいや、と言いたいですよね。

ぶつぶつ… ぶつぶつ…

 


 

 

 

コメント
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