5日~6日と家族3人で神戸の舞子へ行ってきた。
昨年11月に行ったばかりの所だが、とても印象がよかったので、
また同じホテルに泊まり、明石大橋を望む景色やバイキングを楽しんだ。
昨年末の千里への1泊旅行をわが家の忘年会とすれば、
今回の舞子は、さしづめ新年会旅行みたいなものである。
ところで、明石大橋と言えば、その記憶は、
6年前に参加した100キロウォーキング大会につながっていく。
大阪城前からスタートして、西へ西へと歩き、
神戸市内を通過して、須磨を過ぎ、明石大橋の手前で折り返す。
ここまででちょうど50キロである。
朝の10時にスタートして、ここへ着いたのは夜だ。
よ~し…と体に鞭打ちながら、再び大阪城に向かって歩き出す。
そして、徹夜で歩き、ようやくゴールしたのは翌日の午前である。
ほぼ24時間、歩いた。
この時の折り返し地点が、今から思えば舞子のすぐ近くだった。
一昨日、JR大阪駅から新快速に乗って三宮まで行き、
そこで各停に乗り換えて舞子まで電車に揺られたのだが、
車窓の移り変わる風景を眺めながら、その距離を実感した。
あのとき…
こんなところまで歩いて来て、また大阪まで歩いて戻ったのだ。
その大会に出た同じ月に、モミィが生まれた。
そのモミィも6歳になり、今春から小学生である。
いま、舞子に来ていっしょに明石大橋を見ている…
…というのも、なんとなく不思議な感じがするけれど。
一方ではわずか6年前…とも思うのだが、もうそんな体力はどこへやら。
そういうことをやろうという気力も、今はなくなったように思える。
このまま、どんどん体力も気力も衰えていくのだろうか…
昨日の朝、舞子のホテルの部屋から明石大橋を眺めながら、
バイキング料理を食べまくって膨らんだお腹をさすりつつ、
少~しばかり物寂しい気分に捉われた僕なのでありました。