2ヶ月に一度、不整脈をはじめ糖尿病、尿酸値、肝臓数値など、
わが体内に潜む異端分子たちの暗躍状況を調査・検分するため、
松原市の徳○会病院に通っている。 昨日がその検査日だった。
不整脈は薬の調節が奏効して、まずまず順調に経過している。
しかし飲み過ぎると、その夜に不整脈が出ることが間々ある。
昨日の検査結果で最も問題があったのは、肝臓の数値だった。
ガンマ、すなわちγGTPが、約1年ぶりに高い数値にはね上がった。
肝臓はアルコールを分解し、無害な物質に変えて全身に送り出す。
しかし飲む量が多いと分解しきれず、アルコールは全身をめぐる。
これが脳や神経に作用して、働きが鈍くなり、酔うわけですよね。
γGTPの数値というのは、肝臓がアルコールでダメージを受け、
肝臓の細胞が死んでいくと、そのぶん数値が上がるそうである。
僕の場合、これまで、禁酒や節酒をすると数値が下がっていた。
だから、アルコールによる肝障害であることは、ほぼ間違いない。
こんなことを繰り返していると、やがて禁酒をしても治らなくなる…
5年前に、不整脈が止まらず、深夜に病院に転がり込んだとき、
当直の医師だったのが、今の循環器科の○井医師であった。
それ以来、定期的にここへ通い、身体のチェックをしてもらっている。
この日、ふだんは意見がましいことは言わない○井先生が珍しく、
「アルコールは不整脈の発作の原因にもなっているようですし、
糖尿病も治ったわけじゃないし、肝臓の数値も高いですね。
いわゆる生活習慣病には、十分気をつけて摂生されることが大事です」
と言った。 肝に銘じておかなければならない。
それ以外にも、今回の検査で初めて中性脂肪が基準を超え、高い数値を示していた。
今月に出場するつもりだったマラソン大会が、開催地の震災被害のため中止となり、
数ヶ月間なんとか継続してきたジョギングの習慣が、震災を境に、途絶えた。
コスパの水泳へも、行かない日が増え、ウオーキングもほとんどしていない。
明らかに運動不足である。
それなのに、相変わらずビールやチューハイは飲み続けている。
食事時の飲む量が増えると、知らず知らず、食べる量も増えている。
震災被害のニュースばかり見ていると気分が塞ぎ、生活リズムが暗転する。
生活リズムが狂うとついアルコールに依存する…相変わらず弱い性格である。
これまで気がつかなかったが、この1ヶ月半ほど、やはり酒量が増えたようだ。
これでは肝臓も悪くなるし、中性脂肪だって増えるだろう。
しかし、中性脂肪が基準を超えたというのは僕の健康診断史上、初である。
打倒 γGTP!
くたばれ 中性脂肪!
これを果たすには、運動量を増やし、アルコール量を減らすのみ。
次回の検査&診察は7月25日である。 あと2ヶ月あまり。
この日までに、γGTPも中性脂肪も、やっつけてしまわなければならぬ。