僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

W杯 パラグアイとウルグアイ

2010年06月26日 | スポーツの話題

昨日は、朝から晩までサッカーW杯の日本の対デンマーク戦の勝利に湧いた。
自国開催以外では初の1次リーグ突破に、テレビ局は終日大騒ぎだった。

あの瞬間…。午前5時半前に、3対1で試合終了の笛が鳴った。やった~!
「ほんまかいな?」
…とほっぺたをつねりたくなるほど、出来すぎた日本の勝利であった。
これがドラマなら「現実には起こり得ない話」と一笑に付するところだ。。
それが、なんとまあ、「本当の出来事」だったのだから驚いた。

気がつくと、缶ビールが4本、カラになっていた。
朝からビールかよ、と言われそうですが、お正月以来です(と弁解)。

チャンネルを、みのもんたの「朝ズバ」に変えると、そこは歓喜の渦。
当然のことながら、全てのテレビ局がこの調子であった。
8時からの各局ワイドショーも、お昼のニュースも、夕方も、夜も…
とにかく、これでもか、というほど同じシーンを何度も見せられた。

大阪のローカル局では、本田、遠藤、岡崎の得点トリオを、
「大阪出身の本田、ガンバ大阪の遠藤、兵庫県出身の岡崎」
とのことで、関西勢大活躍!…と、これもドンチャン騒ぎムード。

でもサッカー好きの僕たちは、「何度見てもいい」と思うけれど、
関心のない人は、どのチャンネルをかけても同じ画面…にうんざりだったろう。
まぁこんなこと、二度とあるかどうかわからないので、我慢してください。

 ……………………………………………………………………………


  W杯の優勝は、アルゼンチンだ !

さて、きょう、1次リーグすべてが終了し、ベスト16が出揃った。
日本は、29日、南米のパラグアイと対戦することが決まっている。

さっそく、次回の対戦相手のパラグアイとはどんなチームか…
そんな解説が、あちらこちらのテレビ番組で行われていた。
サッカーの戦力分析というより、パラグアイのお国の紹介も多かった。
なんだか、世界の地理・歴史の勉強みたいだったけど。

パラグアイという国は日本人の移民が多く、日本との親交も深いそうである。
地理的には、アルゼンチンやブラジルと接している。

ふ~ん。パラグアイなぁ~。
アルゼンチンと国境を接しているパラグアイ。

「パラグアイ…パラグアイ…」とつぶやきながら…
あ、そうだ! と思い当たった。

去年の9月にアルゼンチンのブエノスアイレスへ旅行をした時のことだ。

車で市内を案内してもらっていると、窓からフェリー乗り場が見えた。
聞けばラプラタ川の対岸にある国、パラグアイに行くフェリーだという。

川の向こうへ行くだけなのに、フェリーで1時間もかかるそうである。
はぁ~、ラプラタ川って大きな川やなぁ…と改めて感心した。
と同時に、ここから1時間で外国に行けるのか…という驚きもあった。

「行ってみたいなあ、パラグアイへ」と、好奇心が渦巻いてきたが、
どんな国かも知らずに行って、トラブル巻き込まれても困る…
ということで、それは「ふと思っただけ」のことにしておいた。

パラグアイという国名を聞いて、そんな思い出がよみがえってきたが、
今、このブログを書きながら、南米の地図を確認すると、びっくりした。

なんとまあ…。
ブエノスアイレスからフェリーで1時間というのは、パラグアイではなかった。

それは、パラグアイではなく、ウルグアイだったのだ。
なん~や、そら。
僕は、アルゼンチン旅行から帰った後、ずっとパラグアイだと思っていた。
完全な記憶違いですがな。恥ずかしい~。

パラグアイとウルグアイ。
ちょっと似てますよね。いや、言い訳してるんじゃありませんが。

改めて南米の地図を見てみます。

 

 

 
アルゼンチンの右端、赤く塗っているのが首都ブエノスアイレスです。

なるほど。確かにブエノスアイレスからウルグアイは目と鼻の先だ。
パラグアイは、アルゼンチンの北側で、ブエノスアイレスからは遠い。

3日後の29日の午後11時、日本が対戦するのは、このパラグアイなのだ。

一方のウルグアイも1次リーグを1位で突破してきた強豪国だ。
このウルグアイは、今日、決勝トーナメントの先陣を切って韓国と戦う。

きょう→ 韓国 対 ウルグアイ
29日 → 日本 対 パラグアイ

なんだか、面白い組み合わせだ。
いや、面白がっている場合ではない。
ともに日韓のサッカー史に残る大一番になるだろう。

そして…
韓国はウルグアイに敗れ、日本はパラグアイに勝つ。
そういう結果になるだろうというのが、僕の「大予想」である。
(と言っても、正確には予想ではなく、切なる
期待です。あはは)

さて、いよいよ今回のW杯の優勝国の「大予想」もしなければならない。

今回は、去年旅行したこともあって、アルゼンチンを応援している。
だから、アルゼンチンがきっと優勝するはずなのである。
(といっても、これは期待ではなく、根拠のない予想です。あはは)

ほんなら日本はどうなるねん…?

パラグアイに勝った日本は、次の相手はスペインかポルトガル。
これには大苦戦が予想されるけれど、ここで勝てば、夢の4強進出だ。
しかし、その次の相手は、間違いなくアルゼンチンになるだろう。
ここまで行くのも大変だけど、行ってもアルゼンチンには負ける。
そしてアルゼンチンは、決勝戦でブラジルを倒して優勝するのである。
とまあ、そ~ゆ~ことです。

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ブエノスアイレスのレストランで料理人をしている甥のヒロユキが、
W杯期間中は、レストランもガラガラで、ゆっくり休めて嬉しい…
と言って、自分たちもサッカーが見られるのを喜んでいるようだ。

この国も、南米諸国の中でも典型的なサッカー一辺倒の国なのだ。

それにしても、今回のW杯の南米勢の強さはきわ立っている。
アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイに加え、本命のブラジル、
そして期待薄だったチリまでも、先ほど1次リーグを突破した。

出場5チームすべてが1次リーグを突破するという威勢のよさである。
ヨーロッパやアフリカ勢がふるわないのとは対照的である。

この南米5チームを、もう一度地図で眺めてみると…
チリもパラグアイも、ブラジルもウルグアイも、ぐる~っとアルゼンチンを囲む形で位置している。

ズバリ、今大会の優勝国は南米で、それも本命ブラジルでなくアルゼンチン。

南米の中心で優勝を叫ぶ。

それが、今回のアルゼンチンなのだ。

がんばれ、マラドーナ。

…日本代表の話から、えらいズレてしまいましたけど、ご勘弁を。

 

 


 

コメント (2)
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