僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

大手前病院へ

2008年10月09日 | 心と体と健康と

日本人が4人もノーベル賞に輝き、巨人が阪神を破ってとうとう単独首位に躍り出た日…。
僕は2ヶ月ぶりに大手前病院へ行った。


9時半から30分間、技師さんと話す。
「その後、いかがですか…?」と技師さん。
「徐々に慣れてきたようです」と僕。
実際この1ヶ月でTCI(耳鳴り緩和器具)を自宅に置き忘れたまま仕事に行ったことが数回ある。TCIがなければ過ごせなかったかつての日々を思うと、「忘れた」ということは一歩前進なんだろうなぁ、と思う。
それも、かなり大きな一歩。


職場で「あれ…? 今日は耳に何も着けてはりませんな」と言われて初めて、あ、そうか、と気がついたこともあった。そんな時は、それまで耳鳴りを忘れていたのに、言われたとたんに「ジー~~ジー~~」と耳の底からジワーっと音が湧き出てくる感じになる。「いらんこと言うからまた耳鳴りが大きぃなったがな!」と僕は相手に文句を言ったりする。まあ、やはり耳鳴りの音というものは、意識の持ち方によって大きく変わるということを実感せずにはいられない。


耳鳴りが発症して1年以上経ったけれど、一番怖れていたことは、この音がどんどん大きくなっていったらどうなるか…? ということであった。そうなると、たぶん、気が狂ってしまう。


しかし音そのものは、1年前とほとんど変わらない。
寝る前、耳を澄ますと、壁の時計の「コッチコッチ」というごく小さな音が、耳鳴りの上から聞こえる。その都度、「大丈夫、耳鳴りは大きくなっていない」と安心する。


技師さんも、「音自体は変わりません」と言っている。


この2ヶ月の間で、ようやくそういうことを身をもって納得できるようになったように思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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