僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

御堂筋 k a p p o

2008年10月14日 | モミィの成長日記

大阪の秋の風物詩だった「御堂筋パレード」が、今年からなくなった。橋下知事が財政上の理由から見直しを求め、パレードから歩行者天国に衣替えしたものである。その名も「御堂筋 kappo」。10月12日の12時から、その第一回が開催されたのである。僕と妻は、広告で「ジュニア・キッズエリア」というのがあるのを知ったので、モミィを連れて曇りがちの大阪市内へ出た。


これは、3年前の10月9日に撮影した御堂筋パレードです。

           ↓

  

      足並みの美しい日本のチアリーダーの行進



 

   妖精たちの舞のような韓国女性たちの踊り



御堂筋パレードは淀屋橋から難波までの3.5キロを、世界のあらゆる国々、あらゆる団体が参加して華やかに繰り広げられていた。

今回の「御堂筋kappo」は事業費が約7千万円で、パレードの3分の1の経費に抑えたという。

さて梅田から難波方面から歩き始めると、梅田新道から歩行者天国が始まる。
家族連れなどで大変な賑わいである。沿道は「なにわ自慢エリア」からはじまり、浴衣姿のおばさんたちが踊っていたり、特設トラックが用意され、○時○分から、朝原選手が走ります、と宣伝をしたりしている。とにかく大勢の人なので、モミィがちょっと引き気味である。


 

  モミィは人の数に圧倒され、思わず頭を抱える(?)


ジュニア・キッズエリアでは、コマ回しのお兄さんや、幼児たちのお遊戯みたいなものが行われていて大勢の人たちが輪を作っている。輪投げやその他の夜店の遊びのようなものもやっていて、子どもたちが順番を待っている。モミィはまだ小さすぎてそういうことができないから、ただ見ているだけある。


淀屋橋の方へ歩くと道幅も広がり、ようやく大混雑から逃れられた。
この写真は、淀屋橋から梅田方向を向いて撮った写真である。

             ↓  

 

 

お化けの縫いぐるみを着た人たちの前では足をすくませるモミィ。
いっしょに写真を撮れば? と勧めても、腰を引くばかりである。
「こわ~い」とひと言つぶやき、妻の身体にすがりつく。

大江橋を過ぎて淀屋橋に行くと人数も適度にバラけ、歩きやすい。
あまりの喧騒に圧倒されたか、モミィは黙々と歩くだけ。
時々、「遊びたい」を連発する。
何で遊ぶの? と聞いても、「遊びた~い」と言うだけ。
やはり、イベントを眺めて歩くだけでは、子どもには頼りないのかも。
自分で何かしなければ、退屈してしまうのだろうね。
「早くおうちに帰って遊びたい…」という雰囲気を漂わせていた。

地下鉄東梅田で降りてから、大阪駅近くで食事をした後、ずっとここまで歩いてきたのだから疲れたのだろう。まあ、ついこの間まで「抱っこ・抱っこ」を連呼していたことを考えると、よく歩くようになったのは大きな成長だ。

 


淀屋橋で最後の写真を撮って、地下鉄に乗り、帰途に着いた。

モミィ以上に、久しぶりに梅田に出てきた大人のほうが楽しんだ半日だった。

…でもやはり、御堂筋パレードがなくなったのは、寂しいなぁ。

 

 

 

コメント (8)
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