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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

松原市長選の結果は

2017年05月29日 | 議会&役所

昨日行われた大阪府松原市長選は、現職の澤井氏が植松氏を破って3選を果たした。投票率は前回を少し上回る37.35%だったという。

昨日書いたように、候補者2人とも、僕にとっては馴染みの深い人だっただけに、その点で関心があった選挙だったが、まぁ、この結果はほぼ予想どおりだったようだ。ただ、選挙戦がこうして行われたというのは、とても意義深いことだったに違いない。

なぜなら
松原市は

僕が市役所に入った時の市長は数年で辞められたが、次の市長は約27年間という長期にわたって務められ、その次の市長は8年間務められた。27年間といえば7期であり、8年間は2期だ。つまりその間、合計9回の市長選挙が行われるところだったのが、ほとんどの選挙で対立候補が出ず、無投票で当選されていたのである。

立候補者が1人だけで選挙戦がなく、無投票当選すれば、そりゃ、楽でいいかも知れませんが、それでは市民に自らの政策を強く訴える機会がなくなってしまう。そして、それを批判する立場の対立候補があってこそ、活発な選挙戦を通じて市民が市政について考え、さらに投票という形で参加をする。しかし、松原市では、僕が市役所で勤めた38年間で、4年に一度行われるはずの市長選挙は、皆無ではなかったけれど、ほとんど無投票で当選という形だった。

しかしまぁ、これは対立候補が出ないことに問題があるので、無投票当選した人には何の責任もない。むしろそれだけ手腕を評価されているために、対抗して立候補したい気持を持っている人も「出ても勝ち目がないで~」という空気になっていたのだろうから、それだけ市長としての市民の信頼感が厚かった、とも言えるのでしょう。

今の澤井市長が初めて立候補してから、今回が3度目の選挙となるが、すべて対立候補が出て、選挙戦が行われている。そして今回は植松氏がチャレンジして、市民にいろいろな政策を訴え、迎え撃つ澤井市長もこれまでの実績と今後の展望を訴えて活発な論戦を展開した。これが市にとってよかったと思うのである。

開票結果は、澤井氏が21,344票、植松氏が15,683票だった。

植松氏、というより、植松ちゃん、なんて呼んでいたのでちょっと妙な感じだけれど、よく健闘したと思う。根が明るく前向きな人なので、こんなことでくじけることはないでしょう。これからも頑張ってください。

同じ昨日、大阪府和泉市の市長選が告示され、現職市長のほかに立候補の届け出がなく、無投票で当選が決まった。

さて、僕が住んでいる藤井寺市はどうか?

市長選挙は2年後である。現在の市長は、元藤井寺市職員で、市議会事務局長などをされており、よく知っていた人だけど、御年75歳で、まぁこう言うのも何ですが、行事等で挨拶に出てこられた姿を見ると、年齢以上に老け込まれたなぁという感じである。もはや市長というより「ご老人」の印象の方が強い。人間的にはとてもいい方なんですけどね。

若けりゃいい、というものでもないでしょうけど、この場合は市長の「若返り」を次回の選挙で期待したいですね~

 

 

 

 

 

 

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きょう 松原市長選挙

2017年05月28日 | 議会&役所

ブログのコメント欄の下のところに「このブログの人気記事」というのがあって、1位から10位まで自分の過去記事が並んでいますが、ここ数日、その8番目のところに、

「きょう松原市長選挙」(2009年5月31日の記事)

という記事が顔を出しています。

なぜ8年も前のこんな記事がベスト10に入っているのだろうと不思議に思うのですが、新聞を見ると、まさに今日5月28日は大阪府の松原市長選挙が行われる日なのですね。だから、この記事も閲覧されていたのかという感じです。

現在の松原市長は、僕が松原市役所を定年退職した2か月後、2009(平成21)年の5月31日の市長選に立候補して初当選し、今ではもう2期8年間も市長を務めたことになる。僕も松原市役所を辞めて8年になるんだ。早いなぁ。

だから今の市長のもとで仕事をしたことはない。でも僕は退職前は議会事務局長という職責を預かっていた。そして今の市長はその当時は市議会議員で、ちょうど議長をしていた。だもんで僕はこの人と1年間、毎日のように接触があり、会議や行事や出張なども、常に一緒だった。だからその性格、物の考え方、行動パターンなんかは割によく知っている。だからどうとは言いませんけどね。何しろきょうは投票日だから、言葉は慎重に選ばなければ(笑)。

ところで、この現職の市長は今回が3期目の出馬となるが、もう一人の候補者を知ったときは少なからず驚いた。松原市長選の候補者2名の顔写真が新聞に出たとき、現職市長はもちろんよく知っている顔なんだけれど、対抗馬として立候補した男性の顔を見て、「あれ? 〇〇クンやないか」と目を見張った。彼は元市職員で、僕より十何歳か年下で、初めて市役所に入って来た時から知っていた。よくおしゃべりもしたし、一緒に飲んだこともあるし、近年にはメールのやりとりをしたこともある。彼は組合活動に熱心で、やがて市職員労働組合の委員長となった。その彼が市長選に出馬したとはね~。写真を見たら、以前より太った感じで、顔がふっくらしています。ま、現職の方も、初当選のころは若かったのですが、今は顔がおっちゃん顔になってきていますね(笑)。8年も経つのですから、当たり前といえば当たり前なんですが
(顔は関係ありませんね~。失礼!)


   

ということで、
今日、投開票が行われる松原市長選挙は、この2人の戦いです。

もう今さら誰が松原市長になろうが僕にとっては関係のない話ですけど、どちらの候補者もよ~く知っている人なので、少しは結果が気になるかなといったところです。

本日の記事も、また8年前と同じタイトルになっちゃいましたけど。

 

 

 

 

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政務活動費は生活費…?

2016年09月19日 | 議会&役所

富山市議会の政務活動費不正問題が連日報道されている。
「またか」といううんざりする気持ちと同時に、
この問題は起きて当然…という気持ちも、ある。
この制度自体に、根本的な問題があるんだから。

白紙の領収証を使って使途を捏造する議員の手口は卑劣だが、
それをチェックもせず受け入れる議会事務局にも問題がある。


僕は38年間、大阪府の松原市役所に勤めたが、
そのうち、通算して26年間、議会事務局で仕事をしてきた。
年齢で言えば、まず、26歳から42歳まで議会事務局で勤務した。

その後、総務課文書法規係と秘書課広報係で8年間勤務し、
ちょうど50歳になった時に議会事務局に戻され、
定年退職になるまで10年間、そこで勤務した。

だから自分の公務員生活は、議会抜きにしては考えられない。
それはもういろんな議員がいたし、いろんな出来事があった。

そして問題となっている政務活動費のことだけれど…


僕が最初に議会事務局にいた頃は、
「政務活動費」というものはなかった。

議会事務局に戻った年の翌年(平成12年)に、
「政務調査費」という法制度ができたのだった。
「政務活動費」ではなく「政務調査費」です、念のため。

議員の調査研究に資するため必要な経費の一部として、
会派または議員に対して政務調査費を交付することができる…
…というような趣旨で地方自治法が一部改正されたのである。

しかし「議員の調査研究に資するため必要な経費の一部」
と言ってもその使途範囲は議員にもよくわからなかったようだ。
つまり、どこまでこの政務調査費を使っていいか…という問題だ。

これは議会事務局がしっかり勉強して、議員に対して、
きちんとした“指導”をする必要があったと思う。

僕はかつて新人議員から、
「政務調査費でテレビを買ってもええんですか?」
と尋ねられたとき、
「なに言うてはりますねん。あかんのに決まってますがな。
そんなことしたら新聞に載って議員をクビになりまっせ~」
と言ったことがある。
「テレビは調査研究に必要では?」
などとその議員は言ってたけど、そんなアホな。
世の中にはジョーシキというもんがあるやろ。


いくら市民から選ばれた議員だといっても、
ダメなことはダメ、ときっぱり伝えなければならない。
(たまには議員をビビらせたりしながらね~)

うちの議会事務局では、当時は、議員から、
「これは政務調査費で支出できるのかなぁ?」
という質問を受けることが多かった。
そういう雰囲気を作ることが大事なのだ。
そうでないと、議会事務局の職員は、
何でも議員の言いなりになってしまう。
それでは、存在の意義が失われてしまいますよね。
(最近の松原の議会事務局はどうか知りませんけど)

その「政務調査費」が「政務活動費」と名称変更されたのは、
僕が定年退職してから3年後のことだったようだ。
僕は、そんなことは全然知らなかったけれど、
あの「号泣議員」野々村竜太郎騒動でそれを知った。

何のために「政務調査費→政務活動費」という法改正がされたのか?

「政務調査費」では、
「議員の調査研究に資するため必要な経費…」に充てるだったが、
「政務活動費」に名称が変わったら、
「議員の調査研究その他の活動に資するため必要な経費…」
…と改められた。

つまり「議員の調査研究に資するため」から、
「議員の調査研究その他の活動に資するため」に変わった。
「その他の活動」という文言が新たに付け加えられたのだ。
これがクセ物で、そのため、使い道が広がったわけである。
(例えば会議費での茶菓などもOKになった)

ただでさえ公私混同を起こしやすい「政務調査費」だったのに、
それが「政務活動費」になって、ますます不明瞭な使途が増えた。

国もなぜこういう名称と内容を変えたのか…? 
これまでどおりの「政務調査費」でいいのに。
どうも、その意図がわからない。

ところで…
連日の新聞を見ると、政務活動費が、
「政活費」という見出しになっている。
縮めると、まぁそういうことになるけれど。

…でもねぇ。

「せいかつひ」といえば、
「政活費」より「生活費」を思い浮かべますよね。

政活費が「生活費」のイメージと重なって、
舛添前都知事じゃないけれど、公費を生活費として使う…

…ということで、この「政活費」という言い回しも、何だかなぁ。

「せいかつひ」を「生活費」に使って何が悪いねん!

な~んて、開き直る議員が出てきたりして。

全国各地の議会で次々と政務活動費の不正が発覚する中、
まずは名称を変更し「その他の活動」を削ることですね。
あとはそれぞれの議会の良識に期待するしかありません。

大阪府泉南市では政務活動費を全廃しました。
ここまでせよ、とは必ずしも主張しませんが、
いま、何かと話題になっている東京都議会では、
政務活動費が1人月額60万円だということです。
高い報酬(給料)をもらっている上に、ですよ。

多すぎますね、どう見ても。

 

 

 

 

 

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不信任案と議会の解散

2016年06月15日 | 議会&役所

きょう、東京都議会で舛添知事の不信任決議案が提出されるようだ。
なぜかリオ五輪まで待ってくれ…という舛添は、自分からは辞めない。
自民党も公明党も、ここまで民意が強まってくると放置できないだろう。
あれやこれやの思惑で、この両党は舛添を見放すことにしたようである。

地方自治体で長の不信任案が出されるのはきわめて珍しいことだ。
ましてや、首都・東京の知事に対して不信任案が出されるとはね~

僕が勤めていた松原市では、それが現実に起きたことがある。

また昔の話になりますが…。 昭和49年の夏こと。
僕が議会事務局へ配属される前年のことだった。

当時の松原市長が、特定地域に異様に多くの予算を注ぐ…
という批判が起こり、市議会は市長の不信任案を可決した。
すると市長は、「自分に非はない」と、議会を解散した。

それで議員らは、真夏の暑い時期に、選挙を強いられることに。

その選挙が終わり、新しく構成された議会の顔ぶれは、
その前とほとんど変わりはなかった。
この顔ぶれなら、再び不信任案が出るのは確実だ。
そうなると、今度は自動的に市長は失職する。
「もう、あかん」と思ったのだろう。

再度の不信任案が出る前に、市長はさっさと辞職したのである。

「辞めるんだったら、先に辞めておけ」
という非難を浴びたことは、言うまでもない。
あの選挙は何だったんだ…? ですものね。

松原市のこの「政変劇」は、
新聞、テレビなどで全国に大きく報じられ、
当時の議長がNHKテレビにゲスト出演したこともあった。


今回の舛添知事は、きょう不信任が可決されたら、
辞職するのか、解散に打って出るのか…?

大いに注目されるところであるが、
解散をした場合には、当然、都議会議員選挙が行われる。
選挙後、最初の議会で再び不信任案が可決されるのは確実だ。

可決されたら、今度は自動的に舛添知事は失職する。

するとまた、都知事選挙をしなければならない。
つまり、選挙が2回必要なわけだ。

これもナンだかなぁ、と思うんだけど。

「オレがリオ五輪の後には辞めると言ったのに、
 その言うことを聞かなかったから解散するのだ」
と、舛添知事は、うそぶくのかも知れないけれど。

不信任案が可決されるのは100パーセント確実と見られる。

そのあと、あの「負けず嫌いの自信家」がどう出るのか?

「舛添劇場」も、いよいよクライマックスを迎えようとしている。
…まあ、「劇場」というより、「舛添コント」だったかも知れないけど。

 

 

 

 

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舛添都知事と 『百条委員会』

2016年06月10日 | 議会&役所

「舛添は早くやめろ」とこのブログで書いてからも20日以上経つ。
今でも連日、テレビで舛添都知事の問題が報道され続けている。

公私混同、セコい、ネコババ男、恥知らず、傲慢、
他人に厳しく自分に甘い…など、いろいろ言われている。

しかし、マスコミや議員からどんなに厳しい指摘を受けても、
「都民の信頼を取り戻すため邁進したい」を繰り返すだけ。
白々しいにもほどがある。呆れている人も多いだろう。

今さら信頼を取り戻すなんて100パーセント無理だろ。
だいたい、本当に反省しているようには、見えない。

公私混同は「疑惑」ではなく「事実」なのに、
あまりにも、往生際が悪すぎるよね。
(それに比べて、昨日の市川海老蔵の会見は立派だった。
妻の麻央さんが進行性の乳がんだったという会見。
舛添も、海老蔵の爪の垢を煎じて飲めばいい)


さて、その舛添報道の中で、都議会の「代表質問」とか、
「一般質問」とか「総務委員会」とかの言葉が出てくる。

僕にとっては、とてもなじみ深い言葉である。

38年間の市役所勤めのうち、
26年間、議会事務局で仕事をしていた僕は、
これらの言葉を聞くと、いろいろと思い出す。

東京都であっても地方の小さな市であっても、
地方自治体であることは同じなので、
定例議会は年4回行われ、その中で
代表質問や一般質問というのがある。

本会議での応答のあとは委員会で
また、いっそう詳しい審査をする。
それが、今回の場合は「総務委員会」である。
舛添問題について、13日にそこで集中審議がされるそうだ。


そしてもうひとつ、にわかに「脚光」を浴びたのが

百条委員会

…というもの。

これは、もう皆さんご承知だと思いますが、
この委員会を設置すれば、そこで行う審査は、
証人を呼んだりすることもできるし、出席を拒否したり、
嘘の証言をしたりすると罰せられる…という強い権限がある。

議会はそういう特別委員会を設置できますよ…
と規定されているのがたまたま地方自治法の第百条なので、
いわゆる「百条委員会」と呼ばれているものである。

初めてこの言葉を聞いた人は
「百条委員会って何やねん?」
と思われたかも知れませんね。


この「百条委員会」については、僕なりの思い出がある。

先に、僕は通算で26年間、議会事務局にいたと書いたけれど、
昭和46年に松原市役所に入り、秘書課、課税課と2年ずつ勤め、
昭和50年の4月に議会事務局に配属された。

その翌年のことだった。
松原市議会に「百条委員会」が設置されたのだ。

その頃、ロッキード事件というのが世の中を騒がせていた。
国会で「証人喚問」などが行われたのがTVで流され、
証人に出た人が「記憶にございません」を連発し、
それが流行語のようになったこともある。

松原市議会でも、その影響を受けたようで、
3人の市議会議員が「疑惑あり」とされて、
百条委員会が設置されたのだった。

僕が議会事務局に配属されてから約1年後のことだった。

議会事務局の上司たちはてんやわんやだったが、
下っ端の僕などは、ただオロオロしているだけ。

やがて委員会が始まり、証人を呼んだり、
いろんなことを審議したけれど、結局、
ヤリ玉に挙げられた3議員とも「シロ」ということで、
一定期間続いたその委員会の幕が閉じられたのである。

大山鳴動してネズミ一匹…。
いや、ネズミ一匹すら出てこなかった。
僕から見れば「なんのこっちゃ」という顛末であった。

その当時、百条委員会は、各自治体で
一種の流行にもなっていた記憶がある。
今からちょうど40年前の話である。


舛添問題は、このあと総務委員会でどういう展開になり、
百条委員会を開くことになるのかならないのか知らないが、
いずれにしても、ここまで来たら舛添も続投は困難なはず。
(一説では9月議会の時に辞める…と言われていますけど)

ただ問題は、次に立派な知事が出てくるかどうか…ですけどね。

 

 


 

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舛添は早く辞めろ

2016年05月17日 | 議会&役所

あの東京都の舛添知事はいったい何なんだ。
テレビで見ていると、常識のカケラもない。

政治資金を家族旅行にあてたことは明らかなのに、
そこで会議をしたから政治活動だ、などと言い張る。
どこの世界に、遊びに行った先で仕事の話をしたからといって、
女房や子どもたちの宿泊代まで公費でまかなう人間がいるんだ。
しかも…

「その会議にはどういう方が集まられたのですか?」
という質問には、
「政治的機微があって、プライバシーもあるので…」
と、苦しい言い訳をしてごまかす。何が「政治的機微」だ。
「何人くらい集まったのですか?」との質問にも答えない。
人数ぐらい言っても政治的機微やプライバシーは関係ない。
つまりこれは、会議を行っていないという証拠である。
政治資金を、丸ごと家族旅行にあてているのは明白だ。
そんなことはあのやりとりを聞いていたら誰でもわかる。
まったく、幼稚な説明だ…いや、説明にもなっていない。


家族旅行は「竜宮城スパホテル三日月」というところだが、
それ以外にも、8月の盆に日光へ家族旅行をしている。
これもまた、政治資金で支払っているそうである。
どこまでセコイ男なのだと呆れる。


旅行以外にも、回転寿司5万いくら、
てんぷら5万いくら、イタリアン19万いくらと…
飲み食いにも政治資金が当てられている。

これも「会議」だそうだが、
騒々しい回転寿司屋で会議をするか?
てんぷら屋でどんな会議をするんだ?
もし、したとしてもそれは雑談だろう。

また金魚や金魚の餌も購入したりしている。
そんなものを、なぜ政治資金で購入するわけ?
絵画や画材、額縁なども政治資金で買っている。


舛添という男は、何でも領収証を出させるらしい。
個人的な買い物なら、レシートで十分なはずだが。
それを、わざわざ領収証を出させるのはなぜか?
子どもと一緒に散髪へ行くと、子どもの分まで
領収証を要求された…と店の人があきれていた。

そのほかにも、自分の著書を100冊買って、
それも「書籍購入」として政治資金を充てたそうだ。

都合の悪いことがあれば、「精査して」「調べて」
を連発して言い逃れをする。実にいやらしい。

そして、あげくは領収証を全部経理担当者に渡し、
担当者が公私を分けて整理する時に間違いがあった、
…などと、責任を全部経理担当者に押し付けている。
(その人はもう高齢で今は経理から離れている)

そもそも、私的な支出の領収証まで含めて、
経理担当者に渡して、それで公私を分けさせる
…ということ自体が、間違っていますよね。
私的なものも領収証を取ってごちゃまぜにし、
経理担当者に渡すというのが何とも不思議だ。


舛添というのは元は「国際政治学者」だった。
しかし、それではあまり金にならないから政治家になった。
元々セコイ性癖だから、金に執着するところがあるんだろ。
舛添のかつての政治仲間であった人物が、テレビの取材で、
「あいつはよほどでないと金を出さない男」と言っていた。

元々、政治資金は、極端な話、何に使っても
「これは政治活動です」と言い切ったら通るらしい。
(これもまた、政治家に都合よくできた制度だ)
したがって舛添のこの件も、即違法とはいえないそうだ。
しかし、誰が見ても公私混同していることは間違いない。

そんなセコイ人間にとって、大名旅行はあこがれだったのか。
大勢のお供を連れて外国を訪問し、飛行機はファーストクラス、
ホテルは最上級のそれもスイートルーム。
「要人が来られたときに失礼だから」
というのがその理由だそうだけれど、
識者によると、要人がホテルの部屋へ来ることはなく、
要人と会うときはこちらから出かけるというのである。

かつて、ある大臣がファーストクラスで外遊したとき、
「大臣になったからと言ってファーストクラスとは…
意地汚い話だ」と舛添は言ったと伝えられている。
なのに今は自分がそれをしているんだからねぇ。
「ゆっくり寝て仕事に備えたい」というのがその理由。
それならファーストクラスの差額は自腹で払うべきだ。

以前の舛添の言葉を聞いていると、
「公金には厳しくなければならない」とか、
「東京都をクリーンにすることが大事」とか、
政治と金の問題を徹底して批判していたくせに、
なんという情けない変貌ぶりだろうか。
まぁ、彼の本性が現れたのだろうけど。

公用車で毎週別荘へ行っていたことについても、
「公用車は動く知事室ですから」と意味不明なことを口走る。
そんなえらそうなことを言っておきながら結局それはやめた。


それ以外にも、舛添には不快な言動が多い。
韓国へ訪問した際、朴槿恵(パク・クネ)大統領と
会ったときの映像をテレビで見た時は情けなかった。

2人が会ったときに、朴大統領が片手を差し伸べると、
舛添は、その手を両手でぐっと抱きしめるように握り、
ペコペコ何度も頭を下げていた。見苦しかったわ~。

その朴から首都圏での韓国学校増設への協力を求められ、
舛添は即OKを出したが、それがまた物議を醸している。

そこは交通の便もよく、公有地としては貴重な場所で、
保育所を建てる必要があると言われている場所なのに、
韓国学校の増設のために貸すとは…

このような男に、知事としての資質があるはずがない。
百害あって一利なし…とはこのようなことを指すのだ。

1日も早く、知事を辞めさせなければならない。
ついでに、それにかかる
選挙の費用も、全部支払え。

 

 

 

 

 

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市職員が「能力不足」で免職に

2015年10月02日 | 議会&役所

 ~ 職員もいろいろ 能力もいろいろ ~


大阪市の職員2人が「能力不足」ということでクビになった。
そのニュースが関西では、わりに大きく取り上げられていた。

クビ…とは、民間の解雇に当たる「分限免職」というものだ。

公務員が不祥事を起こしてクビになる、というのはよく聞く話ですね。

しかし、市の職員が「能力不足」という理由でクビ…とは、
これまであまり、そういう話は聞いたことがない。

そもそも公務員の能力って何だ? …という議論もありますしね~


市の職員は…言わずと知れた公務員だからクビにはなりにくい。
かく言う僕も、地方公務員として38年間勤めてきた元公務員である。

立場が安定していると言われる公務員が、不祥事も起こさないのに、
クビになるというのだから、よほど問題があったのだろう。

そこで、このニュースのポイントである「能力不足」とは、
具体的にはどういうことだったのかを、改めて考えてみた。


一般的に言うと…

どこの役所にも相対的に出来の悪い職員はいるだろう。
役所に限らず、組織にはいろんなタイプの人間がいる。
仕事の遅い人もいれば、てきぱきと処理する人もいる。

しかし、仕事は遅いけれどミスはほとんどない。
てきぱきと処理しているようでも、間違いが多い…

そういうケースも、よくあることだ。

仕事は出来るが、それを人に吹聴して嫌がられる。
仕事は遅いが、常に謙虚な姿勢で好感度を保つ…。

人の評価というのは、むずかしいものなんですよね。

しかし仕事が遅い上ミスも多い…では救いようがない。
…と思うが、それでも、公務員は民間会社と違って、
「人柄」が重視される場合が、わりに多い。

「あいつは仕事はイマイチやけど、ええ奴やからなぁ」…と。

職場内でも同僚や先輩に従順で、憎めない性格である。
しかし仕事そのものは、お世辞にも「出来る」とは言い難い。
つまり人間性も控えめなら、仕事も控えめなのである(笑)。

そういうタイプの職員が、あちらこちらの課にいるのを、
僕自身、長年の役所生活の中で見てきた。

中には、むしろそういう職員を好んだりする上司もいる。

このあたりが、競争社会に生きる民間会社と違うところだ。


つまり、民間会社のように、成績というものが出てこない。
だから、仕事の能力に欠けていても、それが目立ちにくい。
従順で人に逆らわず、「影の薄い」のが逆にプラスになったり。
まわりに緊張や警戒心を与えず、空気のような存在なのである。

組織の中でよく「出る杭は打たれる」と言われるが、言い換えると、
「出ない杭」は打たれず、組織では、案外好かれる場合が多いのだ。

…という側面を、公務員社会は持っている…と僕は思うのである。


そこで…
今回「能力不足」でクビになった職員というのは、
果たしてどういう「能力不足」だったのだろうか…?
単に仕事が控えめだっただけでは、免職にはならんでしょ。

新聞やテレビの報道では…

今回免職になったのは、都市整備局の男性技術職員と、
港湾局の男性事務職員の2人だったそうである。

記者会見で、大阪市の人事部の女性課長さんが、

「1年以上かけて指導等を実施してきたが、
 公務員として通常要求される勤務実績や
 適格性が欠けていると判断し、免職処分とした」

と説明していた。

具体的には、パソコンのエクセルを正確に打てない。
上司に命じられた書類を「出来ました」と言いながら出来ていない。
そんなことで、上司や同僚とコミュニケーションが取れない。
…というようなことであったそうだ。

そういう職員に3ヶ月間、職場で「適正化指導」を行い、
その他「特別研修」や外部講師の研修も行って、なおかつ、
改善がみられなかったので免職処分とした…とのことだった。

また、あるTVニュースでは、当該職員が、いつも昼休みに、
職場に戻ってくるのが遅い、というのも理由の一つにあった。

なるほど…
エクセルを正確に打てないだけで免職はないだろうけど、
やはり、勤務時間になっても戻って来ないということが、
一番大きな問題点というか、致命傷になったのだろうなぁ。


ちなみに大阪市の人事評価は5段階の評価で行われているそうだ。

前述したように、能力と言ってもいろんな要素があるので、
そういうふうに人を評価するのは、至難の業だろうと思う。


仕事の出来は悪いが人の邪魔はしない…
こういうのを「毒にも薬にもならん人間」と言うのだそうで。

しかし仕事の出来は悪いわ、勤務はサボるわ…
こういうのを「箸にも棒にもかからん人間」と言うのだそうで。

毒にも薬にもならんのは、クビまで行かないが、
箸にも棒にもかからんのは、クビじゃ~!

…ということなんでしょうね。たぶん。


ところで、そういうあんたは現役時代、どうやったんや…?

…というご質問が聞こえてきそうですけど…。

実は…僕の現役時代の先輩、同僚、後輩で、
このブログを読んでくれている人たちがいます。

「わたくしは現役の頃、仕事もよく出来たし性格もよかったのです」

などと書いたら、そういう人たちに「ウソつけぇ!」と言われますので、
その質問にはお答えできません。残念ですけど(笑)。

 

 

肉離れは、少しずつですが快方に向かっています。
  ゆっくりならあまり痛みを感じずに歩けています。
 

 

 

 

 

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お役所セクハラ 危険なお年頃

2015年09月05日 | 議会&役所

栃木県小山市議会の議員…それも副議長をしている議員が、
女性職員にセクハラをしたというニュースがありました。

それによると、懇親会の席で、デュエットを強要したり、
数分間にわたって背中や腰をなでた…ということでした。

ちなみにデュエットでは何を歌ったかというと、
「青い山脈」だったそうです。

この歌は、たしかにメロディ、歌詞ともにノリがいい。
しかし、それにしても古いなぁ。
1949年の曲ということです。
つまり、66年前…。
僕が生まれた年ですわ。

まぁ、デュエットを求めるのがセクハラになるかどうかは、
人間関係やその場の状況によるので、よくわかりませんが。

問題は、数分間にわたって背中や腰をなでた…ということ。
そして電話では、こんなひどいことも言っていたそうです。

「一晩つきあえ」…とか、「オレの女になれ」…とか。

ナンだか、江戸時代の悪代官みたいですね。

被害者女性は、相手が副議長でもあり、
やめてくれと言える雰囲気ではなかった…
…と述べていたそうです。

女性は、議会事務局の職員だったと思われます。
議会事務局…といえば、僕が計26年間勤めた部署です。
(ウチの議会には、そういう議員はいませんでしたけど)

その渦中の副議長がTVニュースで映っていました。
記者の質問に「やってないものはやってないんだ!」
と憮然たる表情で、その言葉を繰り返すばかり。

議会に来た市民が、廊下で副議長に猛然と詰め寄るシーンも。
「なんてことするんだ、このスケベじじい!」と怒鳴る市民。
「なんだ? オレはやってねえって言ってるだろ!」
…と、相手を睨み返す副議長。

殺気立った雰囲気だったが「このスケベじじい!」には苦笑した。

いったい、この副議長は何歳なのか?
「青い山脈」を歌うぐらいだから70歳以上か…?

と思いきや…

66歳でした。

つまり…
僕と同い年なのです(…ためいき)。

この歳だと、もう「じじい」…なんだ。
…と、本題と関係のないところで、カクン…となった僕でした。


ちなみに、お役所関係のセクハラといえば、今年4月にもありました。

宮城県大衡村の女性職員が、村長から性行為を強要されたという話。
この村長はカツラと丸わかりのヘアスタイルで、よく覚えています。

そのセクハラ行為とは…

・セクハラメールをおよそ1500通も送った。
・東京へ出張した際、宿泊先のホテルで性行為を迫った。
・検査入院した病院の個室などで何度も性行為を求めた。
・所有するアパートの合鍵を渡して、関係を強いた。
・断ると異動させると脅迫した。
 (女性はたぶん秘書課の職員だったのでしょう)

結局、この村長は辞職しましたが、
女性職員が損害賠償を求めて訴訟を起こしたそうで、
その後、どういう経過になっているのかは知りません。


ところで…

この村長の年齢も、…66歳でした。

ふ~む。 なんで、こうなるわけ…?

 

 

 

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~選挙~ 得票数が同じ時は

2015年04月16日 | 議会&役所

12日に投開票された統一地方選・都道府議選は、
歴史的な低投票率だったそうある。

前々回が52.25%、前回が48.15%、今回が45・05%。

いろんな理由があるのだろうけど、大きな理由としては、

「自分が1票入れたとしても結果が変わるわけではない」
という理由がひとつで、もうひとつは、村上春樹さんが言ったように、

例えば候補者が3人いて、どれも議員にふさわしくない。
マイナス3の人とマイナス4の人とマイナス5の人と、
そんな3人から誰かを選べ…と言われても無理だ。
プラスの人がいないから、投票には行かない。

…という理由である。

さらに「忙しいのに選挙なんぞ行ってられない」
みたいな理由も多いだろうと思う。


まあ、立候補者の人間性とか政治的資質なんて、
外からはわからないし、演説は紋切り型だし。

僕も投票には行くけれど、支持政党があるわけでもなく、
「この人に!」という強い気持ちがあるわけでもない。
なんとなく決める…いうのが、正直なところである。


その統一地方選で、2件、珍しい出来事があった。

ひとつは、今回の選挙に出馬した全候補者の中で
最高齢だった91歳の男性が、13回連続当選を逃した話。

なんとまあ91歳で出馬とはすさまじいエネルギーだが、
残念なことに今回は落選してしまった。

しかもそれが…

1票の差で落選したそうである。1票差だぞぉ~

最下位当選の人が3,304票で、91歳の人が3,303票だったという。
さぞ無念だったろう。選挙管理委員会はちゃんと数えたのか?
…と思いたくなるし、もう1度投票用紙を数えなおしてくれ~
とも思うでしょうね。ホント、泣くに泣けないとはこのこと。


僕が住む藤井寺市議会議員選挙でも同じことがあった。
前々回の選挙だから2007年4月のことである。
20歳代の新人候補者が1票差で最下位当選した。

1票差だと、彼に投票した人はみんな、
「私が投票したから当選したんだ」と満足する。

実はその時、僕も妻もその新人に投票した。

「僕らが投票しなかったら落選していたなぁ」
と、他の人たちと同じように、言い合ったものだ。

しかしその新人は議員になってもパッとせず、
前回の選挙では次点で落選してしまった。


さて今回のもうひとつの珍しい出来事は、熊本市議選だった。
最後の1議席を2人の男性候補者が争い、
その結果、両者の得票が全く同数となった。
これまた、めったにない現象である。

それで、翌々日の火曜日にくじ引きで決めることになった。
公職選挙法で、同数票の場合はくじで決めると規定されている。

そのくじを引く様子が昨日のTVニュースで放映されていた。

沢山あるくじには数字が書かれてあり、
若い方の番号を引いた人が「当選」となる。

最初に引いた人が「3番」を引いた。
「きびしいなぁ」と相手の陣営がつぶやく。
次に引いた人は「10番」だった。
その結果「3番」を引いた人が当選した。

これもまあ悔しいだろうなぁ、負けた人。
その場ではTVも入っているので笑っていたが、
そのあと、親しい人だけの場に移ったときに、
「こんちくしょうめ!」と鬼の顔になっていただろう。

 …………………………………………

僕が市役所の議会事務局で仕事をしていた時、
毎年「議長選挙」というのがあった。

議長は毎年交代するという慣例があり、
年に一度臨時議会を開いて議長を決める。

話し合いで全員異議なくA議員を議長に…
ということになれば、すんなりと決まる。

しかしそうもいかない場合が多い。
○○党と○○党から2人の候補者が出て、
共に一歩も譲らないとなると、投票で決めるしかない。
(3人以上出るということは、まずない)

議場にいる議員たちが、どちらかに投票するのだ。
で、ごくたまに2人の票が同数になることがある。

そんなときもやはり、くじで決めるのである。
くじ引きも、議場で議員たちが見守る中、行われる。

2人だからくじは2本。
まず「くじを引く順番を決めるくじ」を引く。
「当たり」のしるしのあるくじを引いても喜べない。
先にくじをひく権利を得ただけだからね~
「残り福」という言葉もあることだし、
こういうくじはあまり意味がない。


そして本番のくじ。
先に引いた人に当たりマークがあればそれで決定だ。

尻尾に当たりとハズレのマークがついている細長い2本のくじを持ち、
それを引かせる役をするのは、僕ら議会事務局の職員だ。

議長になってほしい人となってほしくない人がいると、
先にくじ引くのが「なってほしい人」だったら、
当たりくじのほうの先っぽをそろっと上げる。
他の議員たちには見えないように…。

そして「なってほしい人」がそのくじを引くと、
それで「○○議員が議長に当選されました~」となる。

ジャジャジャジャ~ン。

あはは。ウソです。
そんなことを議会事務局の職員がしたら、
ただでは済みませんからね~

でも、その場にいると、ふと…

そんなイタズラをしてみたくなったことは、ありましたけど。

 

 

 

 

 

 

 

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在職中へタイムスリップ

2015年03月03日 | 議会&役所

そこへやって来たのが…
40年来の付き合いがあったK田君であった。
これまた、びっくりするような偶然だった。


…ということで、前回は終わりました。

K田君のことを僕は友ちゃと呼んでいたので、
このあと、彼のことを友ちゃんと表記します。


退職してから、友ちゃんとは一度も会ったことがなかった。
彼もまた火災保険でやって来て、今から帰るところだという。

コバヤシ君がその場を離れて、今度は友ちゃんとの立ち話だ。


彼は10年少し前、役所仕事のストレスで心の病にかかった。
それまでの彼は、とても明るかったので、信じられなかった。

彼も僕も映画が好きで、土曜日の午後は2人でよく映画館に行った。

その中には…

「『宮本武蔵』5本立て」とか

「『人間の条件』6本立て」とか、

「『仁義なき戦い』5本立て」…とかも

見に行ったなぁ。

こんな特別上映の時には、ほぼ1日映画館にいる。

弁当とワンカップを映画館に持ち込んでね。

2人だけの「映画友の会」を結成していた仲である。

彼が心の病で長期休暇に入った時は、さすがに驚いた。
僕なんかより遥かに明るい性格だったはずだ。
それでも、何かの拍子でそういう病気になるんだなぁ…と
これまで思いもしなかった感覚にとらえられたものだった。


しかし、この日、6年ぶりぐらいに会った彼は、
「もう病気はよくなったみたいや」と自分から切り出した。

聞いてホッとした。


「あれは51歳の時やったから…治るまで10年かかったなぁ」
そう言って、友ちゃんは目を細めた。
やはり、ウツ的な病は、簡単には治らないのだ。

「近所の人が言うには、あの時は肩を落として歩いていたけど、
 このごろは、前向いて歩いているなぁ…と言われるねん」

そんなことも言った。

「また、飲みに行ったり、映画に行ったりしたいね」
と、僕と友ちゃんは、懐かしく語り合った。


「ところで…これから、家に帰るの?」と僕が聞くと、
「いんや、阿倍野へ出て、パチンコでもしようと思ってる」

それでは…と、2人で役所を出て駅に向かった。

2人で松原の駅までゆっくり歩きながら、
いろいろな積もる話に夢中になっていた。


駅が近づいたとき、「あっ」と、急に僕は思い出した。

「僕は役所へ自転車で来たんやった」
友ちゃんに会って、僕はすっかりそのことを忘れていた。

友ちゃんは、また目を細めて、
「あ、そうかいな。…じゃ、役所へ戻らないとねぇ」

僕らは歩道の真ん中で足をとめた。
ここでお別れである。

立ち止まったまま、もう少ししゃべった。

そこへ、一人の女性が通りかかった。
そして「あれぇ」と言って僕の肩をたたいたのだ。
見ると、2年ほど前に退職した美○子さんだった。

6年前…僕が退職した日に、帰宅すると、
彼女からの花束が届いていた…。

その後彼女は、定年を待たずに退職した。そして、
今では、毎年の年賀状で、互いに冗談を書き合う間柄だ。

友ちゃんと話していたので、彼女はそのまま行ってしまった。
せめて少しでも話したかったけれど、まぁ仕方なかった。

話は尽きなかったが、友ちゃんと別れた。
友ちゃんは松原の駅に向かい、

僕はまた歩いて役所へ引き返し、
自転車に乗って帰途についた。

役所へ行ったのは9時半で、用件を終えると、
そのままスポーツジム・コスパへ行くつもりで、
大きなリュックも持っていたのに、気がつけば昼を回っていた。


時間を見て急にお腹が減ってきた。

そのまま家に帰って、お昼ごはんを食べた。
結局、コスパには行かなかった。


でも、この半日は、
多くの懐かしい人たちとの会話があった。

タイムスリップして、在職中の日々へ戻ったような感覚だったなぁ。

 

 

 

 

 

 

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年に一度の市役所へ

2015年03月01日 | 議会&役所

2月23日の月曜日、1年ぶりに元職場へ行った。
元職場と言うのは、大阪府の松原市役所である。


在職中から加入している火災保険があって、
退職後も引き続いて加入していることから、
年に一度、掛け金を払わなければならない。

現金書留で送ってもいいのだけれど、
やはり直接行っほうが手っ取り早いので、
年に一度だけ役所へその用件のために出向く。

それ以外のことで、市役所には行ったことがない。
行っても、たぶん職員たちに嫌がられるだけである。

で、僕はその日も、人事課で支払いを済ませた後、
例年ならそのまま帰るところだったが…

この日はなぜか、足が議会事務局のほうに向いた。


僕はこの役所で38年間勤務したわけだけれど、
そのうち、26年間、議会事務局で仕事をした。
(一般の方々には何の仕事かわからないでしょうね)

26歳の時から42歳までの16年間と、
51歳の時から60歳の退職までの10年間、そこにいた。
最後の2年間は、議会事務局長もさせていただいた。

でも、退職して6年目ともなると、
職員たちの顔を見ても、ほとんど知らない人だ。
議会事務局にも、もう何年も顔を出していない。

「何年ぶりだろ?」
と思いながら、議会事務局の前まで歩いて行った。

見知らぬ女子職員が出てきた。
「どちらさまでしょうか?」

自分の名前を言っても、相手にはわからないだろう。

議会事務局長をしているY君とは懇意にしていたので、
「○○というものですが、Y局長さんに会いにきました」
そう言うと、女性は中へ通してくれた。

ちょうどY局長がいてくれてよかった。


しばらくY局長と2人で雑談を交わした。

議会事務局だから、議員も出入りする。

今も年賀状を交わしている女性議員が来たので、
「どうも。お久しぶりです~」と言うと、
「まぁ、悠々自適ですね~」と満面に笑顔。
この人は、とても好感の持てる議員さんなのです。
(…と言うと、好感の持てない議員もいる…
 ということになりますが、それは言えません。がはは)
 
そこへ、また一人の男性議員がやって来た。

僕が退職する時に議長を務めていた人だ。
いろいろと、お世話になった。

僕の顔を見て「いよぉ~、珍しいやないか」
と笑い、僕の隣にドカッと腰掛けた。
「こんちわぁ。いつまでもお元気そうですねぇ」
「あはは~。ワシはずっとこんなんや」

局長を交えて3人でしばらく話したあと、僕はそこを出た。


そして6階にいるマラソン友達のK島君を訪ねて行ったが、
あいにくと「現場に出ています」ということだった。
そう教えてくれたのは、F君で、これも馴染みの顔だ。

では、そろそろ帰ろう…とエレベーターを待っていると、
やってきたエレベーターから、副市長のK君が出てきた。
一応僕の方が年上だから、彼は「へへへっ」と愛想笑いした。

K副市長は、職員たちを怒鳴り散らすということで評判が悪い。
いろいろ話を聞くと、今、はやりの「パワハラ」みたいなものだ。

しかし、僕が議会事務局長をしていた時、彼は財政部長で、
その時、いろいろ、予算配当で配慮を加えてもらった。
気が利いて、テキパキと物事を処理する人物だった。
決してそんな嫌われる人間とは思えないのだが…
う~ん、むずかしいんだなぁ、人間関係は。

さて、エレベーターから降りたら先輩のMさんに会った。
同じく、火災保険の支払いに来たという。

立ち話をしていると、酒好きのN君がやって来た。
これも、火災保険の用件でやって来たのだ。

2月末で火災保険の申し込みが締め切りなので、
この時期は、大勢の役所のOBが役所にやって来るのだ。

N君に「元気?」と聞いたら、ドンと胸をたたき、
「元気でっせぇ。元気すぎて困っとるぐらいですわ」

「相変わらず、飲んでる?」と聞くと、
「当たり前ですがな。あ、そうや、これから行きまひょ」
「行くって、どこへ?」
「決まってますがな。酒を飲みに、ですがな」
「まだ昼前やで。あかん、あかん」
「久しぶりにのんさんの顔を見たのに、行かんわけには、いかん」
「何言うてるねん。ほんなら帰るで。さいなら~」

と、その場を逃げるように離れたら、
入り口から、先ほど訪ねて不在だったK島君が戻ってきた。
ちなみにK島君は定年後、再任用で今も役所で働いている。

「あぁ、さっき寄ったんやで。現場に行ってたんやね」
「そうですねん。で、一杯飲みのお誘いですかいな?」
と、K島君もまたそんなことを言う。

「いや、そうではなく、ちょっと顔を見たかったから」
どうも、僕の顔を見ると、すぐに酒の話が出るので困る。

彼ともしばらく立ち話をしたあと、帰ろうと思ったが、
議会事務局の後輩で仲の良かったO君のことを思い出し、
彼のいる職場に顔を出して、少し話をした。

最後は「また誘ってくださいね」とこれまた飲む話。

その時、通りがかったのが女子職員のSさん。
今年もらった年賀状に、
「のんさんのように、楽しんで仕事せなあきませんね~」
と書き加えてあったおもしろい人である。
「あらまぁ、お久しぶりですぅ。お元気そうですね~」
と言いながら、彼女は書類を持ってそそくさと立ち去った。

さあ、今度こそ帰ろう…と出口に向かうと、
敬愛するコバヤシ君とバッタリ顔を合わせた。
このブログにも、時々コメントをくれている。

コバヤシ君とまた立ち話が始まる。
新しいブログを見てくれていて、
「いろんなとこへ、行ってはりますねんねぇ」
またしばらく、立ち話。

そこへやって来たのが…

40年来の付き合いがあったK田君であった。

これまた、びっくりするような偶然だった。


…とここまで書きましたが、もう午前5時半を回りました。
今日はウダウダ会で兵庫県たつの市の室津へ行きます。

そろそろ準備をしなければならないので、続きはまた明日。


では皆様、良い日曜日を…

…と言いたいところですが、外は雨です。

ウダウダ会のハイキングも、ほとんど歩かず、
いきなり宴会ということにならないか心配です。

…というか、楽しみです。あはは。

 

 

 

 

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「号泣議員」と議会事務局

2014年07月12日 | 議会&役所

昨日、ブエノスアイレスに住むヒロユキからメールが届いた。W杯でアルゼンチンがオランダを破り決勝進出を果たしたということで…


「こちらはサッカー一色です。道路も閉鎖されて、人だかりで、お祭り騒ぎでした。優勝すると国の中で暴動的なお祭り騒ぎになりそうです。(中略)。アルゼンチンは幸運でここまで来ていますので、最後も幸運で勝ちます。メッシの活躍で勝ちます。日本時間ではとても見づらい時間帯(注:午前4時から)ですが、ぜひそちらでも試合を見てくださいね」


アルゼンチンからこういうメールが来ると、ますます14日のドイツとの決勝戦での応援に、力が入る。いよいよ明後日に迫ってきた。ただ、気になるのは、ドイツがブラジルに勝ったのが9日で、アルゼンチンが勝ったのが翌日の10日。しかも延長とPK戦があったので120分以上戦っている。中4日で休養十分のドイツに比べ、中3日のアルゼンチンの体力が回復しているかどうか。特にオランダに徹底マークされ、終盤はバテ気味だったメッシの回復度が気になるところだ。でもまぁ、そんなことも言ってられないので、これまで全試合を接戦で制してきたアルゼンチンだから、ヒロユキが言うように「幸運」が味方してくれることを祈るばかりである(ここまで来れば、勝敗の分かれ目は運だけ…だもんね)。


  ……………………………………………………………………………………


さて話はコロッと変わるが、世間を「笑いと怒り」の渦に巻き込んだあの「号泣議員」が昨日、議員辞職をした。3年間で使った政務活動費1800万円余りも、全額返還するという。しかし数々の不自然な支出の内容を説明しないまま、議員を辞めたらええんやろ、金は返したらええんやろ…で済まそうとしても、そうはいきまへんで~


そもそもこの議員は、地元の神戸新聞で政務活動費の不明瞭さが指摘されたことで、ムキになったのか、自分からマスコミを集めて記者会見を開いたのである。そこであの前代未聞の号泣会見がテレビで全国津々浦々にまで流れ、この議員を知らない人はいないほどの“有名人”になった。無用のことを言わなければ禍いを招かないですむという「キジも鳴かずば打たれまいに」のたとえがピッタリ当てはまる話である。彼は「鳴きすぎたキジ」なんだよね。


しかし、彼個人のことはこの辺でさておき、次の段階に入らなければならない。


兵庫県議会は彼を刑事告発した。そして議会としての調査は打ち切ることを表明した。結局、野々村氏の支出については、本人は何も語らないし、なんだかウヤムヤのままである。政務活動費というのはどの地方議員にもあるもので、その実態を、これを機にはっきりさせる絶好のチャンスなのだから、この政務活動費はどういう趣旨のもので、全国の議員たちはどんなことにこれを使っているのかをつまびらかにしなければ、問題の本質は閉ざされたままである。


今回の場合、領収証がない、あっても何のために使ったのかわからない、ということだった。僕の経験から言えば、これは議会事務局がまず議員に対して、きちんとした“指導”をする必要があると思う。僕はかつて新人議員から「政務調査費でテレビを買ってもええんですか?」と尋ねられたとき、「何言うてはりますねん。あかんのに決まってますがな。そんなことしたら、新聞に出て、議員をクビになりまっせ~」と言ったことがある。こういう「脅し」も事務局としては時には必要である。いくら市民から選ばれた議員だと言っても、ダメなことはダメ、とはっきり言ってあげるのがその議員の身のためでもある。


野々村氏の報告書は、当選1年目はそこそこ明瞭さもあったようだが、2年目にはかなり不明瞭になり、3年目の昨年度は報じられているようにメチャメチャな報告書となっていた。議員生活に慣れてくるにつれ、どんどん悪質になってきたわけだ。議会事務局は歯止めをかけられなかったのだろうか? 事務局も指摘はしたというが、聞いてもらえなかったようだ。相手は議員だから言いにくいかも知れないが、やはり議員に違反行為があれば改めさせるのが議会事務局の役割だと思う。


僕のところの議会事務局では、議員から「これは政務調査費で支出できるのかなぁ?」という質問を受けることが多かった。そういう雰囲気を作ることが大事なのだ。そうでないと、議会事務局の職員は、単に議員の僕(しもべ)になってしまう。それじゃぁねぇ、いくらなんでも仕事の意義が失われてしまう。


兵庫県議会事務局は、あの会見以来、4千件以上の抗議が殺到し、電話対応に忙殺されてきたという。これはこれで気の毒な話ではあるが、事務局にも少なからぬ責任はある。まぁ、それにしても、こんなとんでもない議員が当選してきたことが不幸の始まりだった。野々村氏は川西市の職員だったそうだが、職員から議員になると、それまで抑えてきた傲慢さが一気に吹き出したのかも知れない。


会見の時、「川西市の職員として平々凡々な毎日を過ごし…」と市職員当時の不満を漏らしていたが、平々凡々がイヤになって立候補してやっと議員になり、今回、これだけ超有名人になって、平々凡々から脱し、「念願」だったはずの波乱万丈の人生を味わえたのだから、まあ彼としては本望じゃないの?


…で、市役所の職員としての毎日がたとえ平々凡々だったとしても、38年間市役所に勤めた僕は「平々凡々のどこが悪いの?」と訊き返したいところです。

 

 

 

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県会議員の“号泣”記者会見

2014年07月03日 | 議会&役所

 

   

 

いやまあ、ホントに、こんな記者会見は見たことがない。不正疑惑が持ち上がった県会議員の釈明会見ということだったが、とんでもない会見だった。テレビでご覧になった皆さんも、あの会見には、あきれ果てたことだろう。


兵庫県議の野々村竜太郎という47歳の男が、昨年度の「政務活動費」から約300万円の交通費を支出した。年195回の日帰り出張をしたから…ということだが、その報告書には領収書が全く添付されていなかった。日帰り出張の内訳は、東京都11回、福岡県16回、兵庫県(城崎温泉)に105回、同県作用町へ63回ということだが、名目は「要請陳情等活動費」と書かれていただけで、何の目的で、誰に会うためにそこへ行ったのかは何も書かれておらず、「それを書けば相手に迷惑がかかる」などと言っている。さらに野々村議員は、初当選した2011年度と12年度の分の報告書でも、領収証のない他府県への出張が約600万円分あったそうである。


地元の神戸新聞が取り上げたことにより、この情報は全国に一気に広がり、野々村議員自身が記者会見を開くことを決めた…とテレビでは報じていた。


この「政務活動費」というのは、僕が議会事務局に勤務していた時は「政務調査費」という名称だったが、2年前に地方自治法の一部改正で「政務活動費」に変わった。「調査費」より「活動費」のほうが、より使い道が幅広くなるというのが変更理由だそうだ。ま、幅広く…といっても、もちろん何に使ってもいいということではない。


その「政務活動費」は兵庫県では1人の議員に年600万円が支給されているそうだ。むろん日本の各自治体の議員にも、金額はそれぞれ違うが支給されている。これまでもその使途の不明さが何度も新聞等で報道されてきた。かつて「図書購入費」として綾小路きみまろの本を政務調査費で買った滋賀県議会議員の報道には、笑いましたけどね。


しかしねぇ…。今回のこの議員の会見は本当に凄まじかった。ほとんどの方がテレビで見られたと思いますが、何度見てもすごいので動画を掲げておきます。


 http://www.youtube.com/watch?v=Gviufzt7dgk

 
とてもじゃありませんが、悲しくて泣いたようには見えませんよね。
「泣く」というよりも、意味不明のことを「わめく」みたいな感じでした。
人並み以上の良識を備えるべき議員が、こんな奇人・変人では困りますね。 


僕はこの議員の号泣シーンを見て、漫才コンビ、ザ・ぼんちの「おさむちゃん」を思い出しましたよ。急に「ああぁぁぁ!」と泣き崩れるあのギャグを。(ひょっとしてこの野々村議員の会見もギャグ? …そんなアホな)。


ところで、今朝のワイドショーでこの件を詳しく報じていたが、会見の冒頭、野々村議員は記者たちに「最近、野次や暴言などでマスコミが感情的な報道をしているので、皆さん、感情的にならず平常心で質問をしてください。でなければ会見はその場で打ち切ります」という意味のことを言った。それから「皆さんの名刺をいただきます」と記者たちから名刺を受けとって机に並べ、それを見ながら「いまの〇〇記者の質問ですが」と、いちいち記者名を挙げていた。これは、この人物が最初から身構えて挑戦的であったことを示しているように見えた。どうもプライドが高過ぎるのと、自己顕示欲が強すぎるのと、激昂しやすいのが、この人物の特徴のように思える。


また「議員というものの大きさに比べれば、政務活動費のことなどごくごく小さなこと」という会見中の発言は、この議員の本心が出たものだろう。つまり全く反省していないのである。おまけに記者たちに「平常心で質問してください」とエラそうなことを言っておきながら、自分があのていたらくですからねぇ。なんとも、あいた口がふさがらないとはこのことでしょうか。


それにしても先日は東京都議会議員の「セクハラ野次」、今回は兵庫県会議員の「泣きわめき会見」と、都道府県議会の議員の質の悪さが目立ちますねぇ。


この政務活動費については、今朝の新聞にも、大阪維新の会の府議会議員2人に不適切な支出があった、という記事が載っていた。これは程度の差こそあれ、どこの議会でも起こり得る話である。


ただ、今回の野々村議員の場合、本当に出張したのかどうか、ということが大きな問題になる。1年に195回(中でも城崎温泉には100回余り)も行ったと報告書に書かれている。たとえ行ったとしても、本人が具体的な用件も会った相手も明かさないのが、いかにも怪しい。そうなると「実際にそれだけの回数の出張をしたのか?」という疑惑も生じてくる。行ったという証拠もないし、本人も説明しない(新幹線などは自動券売機で領収書も取れるのに)。


さらに野々村議員は自分のブログで「いまお嫁さん募集中」などと書いているが、195回行ったという(つまり政務の活動で行ったはずの)出張については何も書いておらず、さらに城崎温泉へ行ったと報告書に記されている日に、ブログでは別の場所にいたことを書いていたそうで、これでは疑われても仕方がない。


もし、実際には行かずに交通費を着服したとなれば詐欺罪であり、公金横領でもある。泣きわめいて済む問題ではない。そこを明らかにしなければ、県民は納得しまへんで~


 

 

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都議会の“セクハラ野次”に思うこと

2014年06月23日 | 議会&役所

東京都議会の「セクハラヤジ」の“事件”は、海外メディアにまで波紋を広げ、もう、めちゃくちゃ大変な騒ぎになってしまった。この「セクハラヤジ」って字は「セクハラオヤジ」に見えたりしますよね。


ま、それはともかく「自分が早く結婚したらいいんじゃないか」というヤジの声が、テレビでもはっきり聴こえているのだから、いつかはバレるに決まっていた。それでも「声の主」は知らんぷりを通して、ウヤムヤになるものと思っていたようである。考えが甘い。これだけ大きな問題になると、もう収まるはずがない。世間が許さない。声の主がわかるまで、絶対にウヤムヤにはされないと誰もが思っていたはずだ。そして案の定、今ごろになって、鈴木某という議員が名乗って謝罪をした。「反省しています。初心に戻って頑張りたい」というから、初心に戻るというからには議員を辞めて、次の選挙で出直すのかなと思ったら、自民党の会派は離脱するけれど、議員は辞めないという。なら初心に戻ってないやろ。ほんまにアホやな、この鈴木某は。


この騒ぎが起きた直後から、ネットで調べると、議場に座っている位置から見て、この鈴木某とあと数人が怪しいという噂が広まっていた。昨日、「ウダウダ会」で京都に行く電車の中で、仲間たちに僕が「鈴木某というのが怪しいらしいで」と言うと「えっ、もうわかってるのん?」とみんな驚いていたが、ネットでは、早い段階から、このおっさんがほぼ声の主であろうと取り沙汰されていた。その鈴木某が2日ぐらい前にマスコミにマイクを向けられたとき、「絶対に私ではないですよ」と言っていた。「言った人は議員を辞職すべきだと思いますか?」とのマスコミの質問に、鈴木某ははっきり「そうです」と言った。なのに、自分が言いましたという今日の会見では「辞めません」というのだから、なんだこいつは…と思う。いくら辞めないと言っても、今さら世間は許すわけないだろう。往生際の悪い奴だ。それと「産めないのか」などと言ったほかの数人も今に判明するだろう。そういう議員はみんなまとめてクビである。


今回の都議会議員もそうだけど、僕たちが住んでいる地域の議会議員も、こんなアホな議員が沢山いる。38年間市役所で務め、そのうちの26年間を議会事務局で仕事をしてきた僕としては、数えきれないぐらいの議員をこの目で見てきた。立派な人もむろんいるが、常識を疑う人物も多い。僕は別に自民党自体は嫌いではないけれど、これまでの議会事務局担当職員としての経験で言えば、そのアホ議員は、圧倒的に保守系…つまり、自民党の議員が多かった。議員バッジをつければ特権階級になったように錯覚するオヤジは、たいてい自民党だ。手がつけられないほどのアホもかなりいた。いつか別に“内緒”のブログを立ち上げて、そういう経験談も書くつもりだけれど、今回のニュースを聞いて、真っ先に、犯人は自民党に違いない、と思ったものだ。


まぁ、“被害”に遭った女性議員もいわゆるタレント議員で、「さんまの恋のから騒ぎ」に出ていた頃(当時29歳)の映像を見ると、かなりおふざけキャラで、機関銃のようにおしゃべりをする女性で、ビキニ姿を披露したりもしていた。


そういう経歴を持つ女性と言うことで、今回の男たちのアホなヤジが飛んだのだろう。これが、たとえば共産党あたりの生え抜きの女性議員の質問なら、自民党の男たちもそういうヤジは恐ろしくて飛ばせなかっただろう。そんなことを言ったらたちまち「議長、今のヤジは女性蔑視です。休憩して処分してください」と、女性議員は叫ぶだろう。これは僕の元議会事務局職員としての直感だけれど、おそらくそんな展開になるはずだ。


それを自民党の議員はわかっているので、そういうことは陰で言い合っても、表では言わない。しかし今回は、たまたま初めて質問に立った元タレントで、若くて美人の独身女性で、(たぶん)ふだんは誰にでも愛想も良くて、話しやすい女性だったと思われるので、オッサンらもそんな認識があったから、ナメてかかってああいうヤジを飛ばしたものと思う。だから、よけいに卑劣だと言いたいのだ。そして彼女にとしては「軽く見られている」ということで、それが特に悔しかったのだろうと思う。


きょう、鈴木某が名乗り出て、謝って済むという問題ではない。
それで済む…と思っている鈴木某が、見ていて何とも哀れである。


他の「暴言議員」もシラを切らず、名乗り出るべきだ。
そうして、さっさと都議会議員を辞めるべきであろう。

何千万円もの高い年俸をもらう資格など、カケラもありまへん。

 

 

 

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ブログ「炎上」県会議員が自殺

2013年06月28日 | 議会&役所

ブログで「暴言」を吐いて「炎上」し、一躍「有名人」となった岩手県の小泉光男議員(56)が、25日早朝に自殺したというニュースを見てびっくりした。厳密に言えば「(死因は)自殺か?」という表現だけど、僕は独断と偏見で「自殺した」と解釈して話を進めて行きます。


小泉県議は、6月上旬、岩手県立中央病院で「241番の方」と呼ばれたことに腹を立て、自身のブログに「僕を呼んでいるの?と気付いた瞬間、頭に血が上りました。ここは刑務所か!名前で呼べよ。なんだ241番とは!」などと書き、さらに、その際お金も支払わずに病院を出て、それでもまだ腹の虫が収まらず、公衆電話からまた病院に電話して、事務長を出せと威嚇したりした。そしてそれに続いてこんなことも書いていた。


「会計の計算が出来ましたのでお越しください」と言われたことに対し…


「こちらは15,000円以上を検査料を払う上得意のお客さんだぞ。そっち側から“本日はありがとうございました”と、カウンターの外に出て、長椅子に座っている患者の方に来るべきだろうが」


そして最後に、「このブログをご覧の皆さん、私が間違っていますか。岩手県立中央病院の対応が間違っていると思いますか!」と締めくくられていた。


ご承知のとおり、これがマスコミによって流され、世間から轟々たる非難を浴びることになった。


ある日、わが家で朝8時からのワイドショー「とくダネ」をかけていたら、このことが大きく取り上げられ、レポーターが小泉県議の自宅まで行って、庭で本人に質問を浴びせているのを見た。小泉県議は意外に気の弱そうなオッチャンで、テレビ局の直撃取材に困惑し「あのぉ、また後で…」とショボンとしながら逃げるように家の中に入ってしまった。レポーターは1時間以上も外で待ち、何度もインターホンで中の住人に声をかけていたが、小泉県議は二度と玄関先に現れなかった…。「ホント、特権意識というか、議員はエラいんだぞ、という感覚がこういう人にはあるんでしょうね」と、コメンテーターたちも、口をそろえて小泉県議を非難していた。まあ、誰でもそう思って当然だろう。


ちょうどそのあと、復興庁の水野参事官という人物が、ツイートでこれまた「暴言」を吐いた。「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席。不思議と反発は感じない。感じるのは相手の知性の欠除に対する哀れみのみ」とボヤいたり、福島県のある町のことを「田舎の町議会をじっくり見て、余りのアレ具合に吹き出しそうになりつつも我慢」とバカにしたり、「今日は懸案が一つ解決。正確に言うと白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意」とうそぶいたり…ということが明るみに出て、小泉岩手県議とセットでワイドショーのおいしいネタにされ、この2人が日本中を敵に回すような事態になったことも、先刻ご承知のとおりである。


水野参事官の場合は、たぶん周囲の人間が彼の「つぶやき」に対して、「俺たちが心の中で思っていても口に出せないことを、よくぞ言ってくれた」と賞賛していたのではないかと想像される。身内におだてられたり、ホメられたりしていい気になり、この「つぶやき」が世界中に発信されていることも忘れ、調子に乗って傲岸不遜なメッセージを連発していたのだろう。不満があるのなら、仲間内で酒でも飲みながら、こっそりグチをこぼすだけにしていたらいいんじゃないか。


小泉県議にも言えることだが、パソコンや携帯のネットに文章を発信すると、それは全国津々浦々まで届く…ということをはっきりと自覚できていなかったのではないか、と思うのだ。半分ぐらいはわかっているが、半分ぐらいは忘れてしまっている。で、感情が高ぶったりしたら、そういう手段でストレスを発散する…という行為に何の問題もないように思って、「どうだ!」とばかりに発信してしまう、ということかも知れない。


いや、それにしても、岩手県の小泉県議が自殺したことには驚きを禁じえない。地元の支援者たちからは厳しく叱責されただろうし、メディアの力によって世間からは猛烈な批判を浴びることになったので、これ以上生きて行くことに耐えられなかったのだろうか。でも、まさか自ら命を絶ってしまうとは。こんな形で56年間の人生に終止符を打たねばならないなんて…今までの人生はいったい、何だったのだ?…と、他人事ながら思ってしまう。


ところで、テレビ各局は、この間まで、小泉県議の「ブログ炎上事件」を大きく取り上げていたのに、この人が自殺したことについては、ニュースで短く報じただけであった。ワイドショーに至っては、僕が見た限りではどこの局も取り上げていなかった。自分たちの報道が本人を死に追いやった…という意識がわずかでもあるのだろうか?…よくわからないけれど、死者に鞭打つこともできないし、「ご冥福をお祈りします」と言うのもわざとらしいし、さすがにワイドショーも取り上げようがなかったのだろう。まぁ、当然のことでしょうけど。


実は僕も、1週間ほど前から、小泉県議のことをブログに書こうと考えていた。僕自身、市役所の議会事務局に長年勤めて、議員という人種を間近で見続けてきた人間である。議員の特権意識というものについても、数多くの経験を通してさまざまな感想を持っている。むろん、議員にもいろいろなタイプがあるのだけれど、そんな自分の実体験を絡めながら、今回の小泉県議の言動について考察してみようという目論見だった。でも亡くなられたのだから、もう書くのはやめた。


何度も繰り返すけれど、なぜ死ななければならなかったのか?
「死んでお詫びを」という潔い行為のようにも見えないし。
やはり、神経が参ってしまったとしか思えない。


現実の生活上でよほど切羽詰ったあげくに自殺する…というのは議員でも時々ある話だけれど、このような神経的なことで死を選ぶというのは、およそ議員らしくない。なぜなら、議員というのは、現実的で、社交的・行動的で、楽天的で、物事に頓着せず、深く考え込まず、ホンネを隠してタテマエを貫き、手を抜くコツを熟知しながらも票を集めるためにはどんな苦労も厭わない…という、つまりそういう「したたかさ」と、「何を起こしても自分は悪くない」という自信というか厚かましさというか、そういうものがなければ議員として適性とはいえない、と長い間、議会事務局で過ごしてきた僕は思うのである。


余談になるが、自民党国会議員の佐田玄一郎氏は、昨日発売の週刊新潮に、

4万円援助交際20回! 女子大生とラブホテル!
衆議院 NO3 佐田玄一郎議運委員長 常習買春の現場報告

…という見出しの記事を書かれ、早々と議運の委員長辞任の意を示した。でもこの人は、他の「不祥事」を起こした多くの政治家同様、決して自殺などしないのである。やったことは小泉県議とは性質がちがうけれど、公人としては「死ぬほど恥ずかしい」ことだけど、もちろん死んだりはしない。


その意味から言えば、小泉県議は、議員には向いていない性格だったのだろう。向いていない人間が、ブログで議員の特権意識をむき出しにした「ホンネ」を吐いたことが、こういう哀れな結末を導くことになった。


ともあれ、今回の県議や参事官の一件は、僕らのようなブログを発信している人間にとって、ネットの恐ろしさを再認識させるとともに、沢山の人に読んでいただくことはもちろん嬉しいのだけれど、逆に言えば、どこで誰が読んでいるかわからないので、その辺は慎重さが必要だ、ということを、万事いい加減で慎重さに欠ける僕は、反省の意も込めながら、しみじみと思ったものである。


ブログで身を滅ぼす…ということだけは、したくありませんものね。

 

 

 

 

 


 

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