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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

今度は星由里子さんが

2018年05月20日 | 心と体と健康と

西城秀樹さんが亡くなった矢先に、今度は星由里子さんの訃報が流れました。さらに今日は朝丘雪路さんも。

昭和のアイドルや俳優さんたちが、次々と亡くなるって、寂しいですね。

星由里子さんは東宝の女優さんで、「若大将シリーズ」の加山雄三の相手役だけではなく、いろんな作品に出て、当時はトップ女優でした。僕より4歳上の吉永小百合(日活)、5歳上の星由里子、7歳上の倍賞千恵子(松竹)の3人の女優さんが、昔の僕が好きだった女優ベスト3でした。僕と同世代の団塊シニアには、そういう人が多いのではないかと思います。

中でも星由里子さんは、輝くような美貌の持ち主だった。前述の3人の女優さんの魅力を言葉で表すとしたら、吉永小百合はメチャ可愛いかったし、倍賞千恵子はメチャ優しそうだった。そして星由里子さんは、メチャ端正で綺麗だった。僕はこれまで、映画やテレビで見た女性で、ここまで美しかった人というのは、あまり見たことがない。

その星由里子さんが74歳で亡くなった。

死因は「心房細動」と「肺がん」だという。

なんで2つの死因があるのか、よくわからない。

ただ、「心房細動」というのが気になった。それは僕の持病でもあるからだ。

最近は「心不全」で亡くなった有名人が多い。

日本人の死因の第1位はがんで、第2位が心臓病だという。心臓病はたいてい心不全だったり心筋梗塞だったりするけれど、心房細動もこれらと無関係ではない。でも、著名人の死因として「心房細動」と発表されるケースは珍しい。

今回の星由里子さんが「心房細動」と出ていたことには、またまたショックを受けた。西城秀樹さんが亡くなった時も、脳梗塞から心不全ということだったし、何となく、自分も近いうちに何かが起きるのではないかという、イヤな予感みたいなものまで覚えてしまうほどである。

人はいつかは死ぬ。

そんな当たり前のことが、このごろまた、重く心にのしかかる。

 

 

 

 

 

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ブーメランストリート

2018年05月18日 | 心と体と健康と

昨日からずっと、テレビではどのチャンネルも亡くなった西城秀樹さんを特集しています。ファンならずとも、病魔と闘いながら歌と家族を愛し続けた姿が、多くの人々の共感を呼ぶのでしょうね。

かく言う僕も、歌手・西城秀樹の大ファンというほどでもなかったのですが、昨日のブログに書いたように、彼の病気に屈しない懸命な生き方に共感を覚えたからにほかならず、そういうことから彼に勇気づけられた人たちが日本中に沢山おられるんだろうなぁ、と、テレビを見ながら想像するんですよね。

西城秀樹といえば、一番印象に残っているのが、やはり「ハウス・バーモントカレー」のCMでした。

ハウス・バーモントカレー
リンゴと蜂蜜 とろ~り溶けてる 
ハウス・バーモントカレー

という曲が流れた後「ヒデキ 感激~!」というフレーズ。
このCMはあまりにも有名ですよね。
1973年(昭和48年)から12年間続いたという人気CMでした。

そして彼が60歳になったとき、
「ヒデキ 還暦~!」
という、チョー面白いギャグを披露してくれました。
まさに40年以上の歳月をまたぐ壮大なギャグでした!

さて、西城秀樹の歌の中で、最も好きな歌を1曲選んでみよ、と言われたら僕は躊躇なくこの曲を挙げます。

「ブーメランストリート」

です。

まず、歌詞のここのところが面白い。

カリッと音がするほど 小指をかんで
痛いでしょ 痛いでしょ~
忘れないでしょ~

カリっと音がするほど小指をかんだら痛いのに決まっとるがな。
「忘れない」に決まっとるがな。無茶するなぁ(笑)。

また、こんなのも 

ポキッと音がするほど体を抱いて
熱いでしょう 熱いでしょ~
忘れないでしょ~

ポキッと音がするほど体を抱いたら、背骨が折れるで。
(日大アメフトの『悪質タックル』じゃあるまいし)
「忘れない」に決まっとるがな。無茶するなぁ(笑)。

と、思わず突っ込みたくなるところがありますが、まぁそれは冗談として、僕は西城秀樹の歌の中でもこの歌がダントツに好きなんです。

ウオークマンにもむろんこの曲を入れて、歩きに出た時にいつも聴いています。何度聴いてもいい歌ですね。胸が騒ぎます。

これは作詞・阿久悠、 作曲・三木たかしという「津軽海峡冬景色」など数々の名曲を生んだお二人によって作られた歌でした。さすが、偉大なるコンビです。

そんなことをあれこれ想いながら、西城秀樹さんを追悼するテレビの情報番組を見ています。


 

 

 

 

 

 

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西城秀樹さん亡くなる。 残念。悔しい。

2018年05月17日 | 心と体と健康と

つい先ほど(5月17日の午後1時半頃)、全く突然に、西城秀樹さんが亡くなったというニュースを知って激しい衝撃を受けた。4月下旬に倒れて救急搬送され、意識が戻らないまま、昨夜遅くに亡くなったということだ。まだ63歳だった。死因は「急性心不全」ということだった。僕は10数年前からずっと西城秀樹さんの体の状態を気にかけ続けていた。それには深いわけがあった。

僕は2006年(平成18年)の6月22日、仕事中に突然右半身が麻痺する症状に襲われた。ものを言おうとしたら、ろれつも回らず、すぐに職場の同僚に近くの病院へ連れて行ってもらった。診断の結果「一過性脳虚血発作」という脳梗塞の一種の症状だったことがわかった。幸い麻痺は早い段階でマシになったが、ろれつがちゃんと回るようになったのは、ずっと後だった。後日、脳の専門病院で精密検査をしてもらったら、医師が「脳の細い血管が詰まったので軽く済みましたが、太い血管だったら最悪の事態でしたよ」とラッキーだったことを強調された。

原因は、持病だった心房細動(不整脈)で出来た血栓が、脳の血管を詰まらせたとのこと。

その時、真っ先に頭に浮かんだのが、西城秀樹さんのことだった。

彼が脳梗塞で倒れたのは、その3年前の2003年のことだったけれど、倒れた日が6月22日だった。3年違いだが、僕がその症状に襲われたのも6月22日だった。月も日もまったく同じ、6月22日。

僕としては妙な因縁を感じていた。

そして今度は2011年12月に「西城秀樹、脳梗塞再発」が報じられた。その報に接し、僕は「彼は再発を防ぐための生活をきちんとしていたのだろうか?」などと思いをめぐらせ、自分ことのように心配をした。でも彼はそこからまた立ち直ったようなので、勇気づけられた。

と同時に、やはり脳梗塞は再発率が高いのだと改めて認識した。心房細動を抱えている自分は、さらに要注意なのだと肝に銘じた。

このたび西城さんが亡くなったのは急性心不全ということだったけれど、3ヵ月前に亡くなられた大杉漣さんも同じく急性心不全だった。

その時のブログにも書いたけれど、僕は定期的な血液検査でBNPという数値がケタ外れに高い。主治医は「心房細動のある人はだいたい高いです」と言うが、ネットなどで調べると、この数値が高いのは心不全と密接に関係しているということである。それと最近、階段を少し上がっただけで息が切れ、足が極端に重く、だるくなったりする。それも心不全の症状の一つだというので、近々、大きな病院へ行って、これについての精密検査を受けなければならないな、と思ったりしている。が、グズグズして、なかなか実行に移せていないのだが、この西城さんの「急性心不全」での訃報を聞いたとき、やっぱり脳梗塞と心不全はどこかでつながっているのかな? と思わざるを得なかった。

西城さんは最近は元気にコンサートなどに出ておられるようだし、僕よりも若い。これからもずっと活躍を続けていくんだろうな、と思っていた。だから、この突然の訃報には言葉も出ないほど驚いたのです。

先ほど、ちょうどブログの別の記事をアップし終えたところだったけど、このニュースを知って急きょこの記事を書き、差し替えることにしました。

僕は西城さんの頑張りを心の支えにしていたので、本当にショックです。たまらなく残念で、悔しくて、つらいです。

 

 

 

 

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「半分、青い。」 の失聴と、耳鳴り

2018年05月12日 | 心と体と健康と

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」のことですが、この一風変わったタイトルの意味は、ドラマを見ている人にはわかりますよね。最初の頃、こんなシーンがありました。

雨がザーザーと降っていたある日、小さい頃の病気が原因で左の耳が聞えない主人公の鈴愛(すずめ)が傘をさしていると、右耳でしか雨の音が聞えないので、
「半分だけ雨降っとる。右(耳)だけ雨降っとる!」と母に叫びます。

鈴愛からみれば、左耳側は雨が降っていない、つまり晴れている(青い)というわけ。そして雨が上がったあと、鈴愛が空を見て、
「半分、青い。」
とつぶやく。
胸を打つシーンでしたね。

そしてドラマの今週の展開は、高校を卒業した鈴愛が、漫画家をめざして東京に出て、トヨエツが演じる人気漫画家・秋風羽織のところに弟子入りする、というところです。出てくる人たちの軽妙な会話と鈴愛の天衣無縫なキャラクターが、何とも言えず楽しいです。

ところで、つい最近まで知らなかったのですが、脚本を書いている北川悦吏子さんも、左耳が聞えないそうなんです。ある雨の日に傘をさしていると左側だけ雨の音がせず、それがちょっとおもしろく感じ、タイトルの「半分、青い。」もそのとき一緒に思いついた、と語っておられたとか。つまりご自身の体験からこのドラマが生み出されたということなんでしょうね。

それにしても、片耳が聞えないというハンデを、不幸とは考えず「おもしろい」と感じるのは、何という素晴らしい感性だろ。マイナスとしか思えないようなことも、プラスになり得るモノがあるんだということで、勇気づけられます。

「耳」と言えば、僕の場合は耳鳴りです。2007年の9月に耳鳴りが発症してから、もう10年半もの間、ず~っと24時間休むことなく「ジーン・ジーン・ジーン」と左耳の奥で鳴り続けています。「鳴る」というより「鳴り響く」という表現のほうがわかりやすいでしょうね。左の耳の奥から脳にかけて鳴り響いているのです。しかも最近ますますその音が増幅してきているようで、気にしないようしていても、やはり気になるし、不安や苛立ちを覚えずにはいられません。

「耳鳴りは治りません。慣れることです」
というのが、耳鳴りに対する医学界の見解なので、耳鼻科へ行ってもほぼ相手にされず、心療内科への受診を勧められたりします。わかってもらえないんですよね~耳鳴りの辛さが。

耳鳴りに慣れる、というのも無理な話で、「慣れる」というより「あきらめる」しかないんですよね。

そんな耳鳴りは、僕にとっては100%マイナスだと思っています。

でも、鈴愛のように片耳が失聴しても、100%マイナスとは思わず、
「半分、青い。」
の気持を持つヒロインのドラマを見ていると、「人生に100%マイナスのことなんて存在しないのよ」と語りかけてくれているような気もするんですよね。

もしかして、自分のこの耳鳴りも、何かプラスのことがあるのだろうか? 
と、ドラマを見ながら、ふと思い巡らしたりもします。

で、僕が脚本家だったら、この左側の耳鳴りをテーマにして、どんなタイトルのドラマを作るだろうか、と妄想してみました。その結果、

「半分、うるさい!」

というタイトルぐらいしか思いつきませんでした(笑)。
(どんなストーリーやねん!)

すみません。何のイミもない、ただのボヤキです。
やっぱり耳鳴りがプラスになるようなことを探すのは難しいです。

しかしそれでも、

「人生に100%マイナスのことなんて存在しない」

ということを、信じたいですね。

 

 

    


 

 

 

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今度はヘルペスに

2018年03月26日 | 心と体と健康と

良いことってあまり続かないのに、悪いことって案外続くものですね。とほほ。

また体のトラブルです。

先週の日曜日に38度5分の熱が出て、月曜日に医院へ行き、インフルエンザではなかったものの高熱は続き、火曜日にやっと熱が下がり始めたことは前回書いたとおりです。で、その月曜日ぐらい、つまり高熱が出た翌日ですが、唇がムズムズしはじめ、かゆみを感じ始めました。鏡を見ると唇とそのまわりにブツブツと小さな水ぶくれのようなものが出ていて、それが火曜から水曜日にかけてどんどんひどくなり、唇のあちこちにブツブツが広がりました。

自分でもビックリするほど目立つし、我ながら気持わる~い(笑)。

もうこれは放っておけないと、木曜日、妻がモミィを連れてよく行く駅前の皮膚科の医院へ行ってみました。

医院に入り、「初めてなんですけど」と告げて保険証を示し、「じゃ、ここにご記入お願いします」と受付のお姉さんから手渡された問診票に症状などを書き込み、順番を待ちました。待合には、小さな赤ちゃんを抱いたお母さんが3人ほどいました。不整脈で毎月通っているかかりつけの循環器内科は、ほぼ年配者ばかりなので、やはり皮膚科は違うんだなぁ、と妙に感心した次第。

僕は大きなマスクをして、口元を隠していました。

名前を呼ばれ診察室に入った時も、うっかりマスクをしたままで、医師から「マスク、外してもらえます?」と言われて初めてそれに気がつきました。

マスクを外した僕の唇のまわりを見て、医師は即座に、
「あ、ヘルペスですね」と言いました。
「ヘルペス? あ、あのおいしい飲み物の!」と僕が言うと、
「それはカルピスですがな。これはヘルペスですわ」

とまあ、これは僕の作り話です。ハイ。
まさか実際にそんな会話は交わしませんよね、いくら僕でも(笑)。

「実は数日前に38度5分の高熱が出まして、そのあとにこのブツブツが発生したんです」と説明すると、医師は深くうなずき、
「なるほど。その熱が引き金になったことは間違いないですね。高熱が出た時とか、仕事などで忙しくて疲れ切った時なんか、免疫力が落ちますが、そんなとき、ヘルペスのウイルスが発生して発疹ができるんです。私もよくできます。しかし、それにしてもかなり広がっていますね。以前にもありましたか?」
「小さいのはよくできましたけど、こんなひどいのは初めてです」
「そうですか。ま、たしかに、ちょっと症状はきついですよね」

僕の患部をじ~っと見ながら、医師はさらにこんなことも付け加えました。
「特に熱が出たことが原因で起きる場合が多いのです。ヘルペスというのは、俗に『熱のはな』とも呼ばれているぐらいですからね」

はあ? 熱のはな! 

昔々のザ・ピーナッツの歌で

情熱の花

というのがあったのをとっさに思い出しました。

「そうですか? 情熱の花ですか」
と言って、「じょ~ねつの花ぁ~と歌いたかったのを我慢して、黙って医師と向き合っていました(笑)。(なんでこんな時にこんな昔の歌が突然思い浮かんでくるんでしょうね~)

「ではお薬を出しますので」と医師。
「ひとつは軟膏で、1日何回でも塗ってください。それと飲み薬を5日分お出しします。1回1錠、1日3回服用してください。ウイルスの増殖をおさえる薬です。それでも症状が良くならなかったら、また来てください」

そんなことで処方箋をもらい、薬局で薬を出してもらいました。

それが22日の木曜日のことでした。あれから今日で5日目となりますが、その後、何度もカサブタができ、それが剥がれたり血が出たりを繰り返しながら徐々に治ってきて、昨日の日曜日ぐらいから、鏡を見てもさほど目立たなくなりました。そろそろマスクなしで外出できるかな、というところです。まあ、やれやれ、と言ったところでしょうか。

発熱やヘルペスに見舞われて悶々としているうちに桜が咲き始めました。

「熱の花」がやっと散り始めたので、今度は「桜の花」を見に行きます。

 

 

 


 

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38度5分! またインフルエンザ?

2018年03月21日 | 心と体と健康と

日曜日の朝にこのブログをアップし、しばらく経った後、体調が少しおかしいことに気がついた。何となく体がだるい。昼前に布団に入り、少し眠った。数時間後に目を覚まし、起きると体が熱っぽい。体温計で測ると38度5分だった。

高熱が出たせいか、眠る前よりもさらに体がしんどい。そのまま再び布団に入って、夕方に軽くものを食べただけでその一夜は過ぎ、翌月曜日、朝一番に体温を測ったら、38度7分とさらに上がっていた。熱だけでなく、お腹や太ももの筋肉がキリキリッと痛んだりもした。

うぇ~~。去年の元旦に休日急病診療所へ行き、インフルエンザと診断された時も39度前後の熱が出ていた。今年もまたインフルエンザにかかったの?

妻がお医者さんに行かなければね、と言うので、インフルエンザかどうか検査してもらうため、かかりつけ医に行きました。診察の順番が来る前に、受付で熱を測ったら、そのときは37度台に下がっていました。

診察室に呼ばれ、今朝まで高熱が出ていたことを説明すると、医師は「咳は出ませんか?」と聞くので「喉は少し痛いですけど、咳は出ません」と答えました。医師はまず肺炎を疑ったようですが、咳が出ないと答えたのでそれはないと思ったのでしょう。「じゃインフルの検査をしましょう」ということになりました。

インフルエンザの検査をしたことのある人ならお分かりでしょうけど、「はい、あごを上げてください」と言われ、上を向くと、綿棒のようなものを鼻の穴の奥にグチュっと突っ込まれる。ほんの一瞬ながら「ぎゃっ!」と叫びたくなるような痛みが走る。あぁ、いま思い出すだけでも鼻がムズムズして、クシャミが出そうです(笑)。

いったん診察室から出て、10分程度待ったあと、再び名前を呼ばれて診察室に入り、結果を教えてもらったところ「インフルエンザではありませんね」とのこと。医師が、A・B・Cの3つのうちの「C」のところに印がついているものを見せてくれ、A型でもB型でもなく、Cというのは陰性ということです、ということでした。

結局、熱冷ましの薬を処方してもらって、医院を出ました。

しかしお医者に行ったからといってすぐ熱が落ちたわけではなく、その日は依然として高熱が続きました。そして昨日の火曜日になって、やっと37度から36度台へと戻ってきました。体もかなり楽になりましたが、無理はせず、のんびりと読書などをしながら1日を過ごしました。

そして今日を迎えたわけですが、今日って祝日だったんですね。先ほどカレンダーを見るまで気がつきませんでした。モミィは卒業したので当然いまは完全フリー。毎日友だちのところへ遊びに行ったり、今日は塾の先生に誘われてどこかへ行ったりしているのでね~ モミィは毎日休みだわ、自分は熱にうなされるわで、曜日とか祝日とかが分からなくなりますね(笑)。

そんなことで、日曜日から昨日の火曜日まで3日間「病人状態」でしたが、今日はもう大丈夫みたいです。ブログも更新できましたし。

でもあまり根を詰めることをするのは避けて、のんびりと過ごします。
(毎日のんびりでしょって言われちゃいそうですけど)

 

 

 

 

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大杉漣さん逝去 急性心不全とは

2018年02月24日 | 心と体と健康と

大杉漣さんが66歳の若さで急逝されたことが、連日、大きく報じられています。死因は「急性心不全」だとのこと。報道によると、大杉さんは、出演中のドラマの収録が終わった後、共演者の人たちと夕食をし、ホテルの自室に戻ったところで腹痛に襲われ、病院へ運ばれたが亡くなられた、ということでした。

心不全といえば、僕も定期健診の血液検査で毎回BNPの数値が極端に高いので、気になっているところです。

ただBNPは、僕のように心房細動(不整脈)を持っていたら高い数値を示すことも多い、と医師には言われていますけど。

ところで、急性心不全というのは、胸が激痛が走ったり、心臓がギューッと絞めつけられるような、そんな痛みの症状だと思い込んでいましたが、今回の大杉さんは、胸ではなく腹痛だったそうですね。

なんで腹痛? と不思議でした。

それで調べてみたら、こういうことのようです ↓

ある著名な医師によると、急性心不全というのは、心臓が止まった状態を示すものであるが、病気の原因としては「動脈硬化から血管が詰まっての心筋梗塞か、不整脈の一種である心房細動のどちらかがほとんど」と指摘されていました。つまり、心筋梗塞か心房細動のどちらかから心不全に至る、ということで、やはり心房細動に悩まされている僕としては、心不全に注意しなければならないことは間違いないようでした。

そして、その心筋梗塞や不整脈から心不全に至る前には、「放散痛」という痛みが体の各所に生じることがあるということ。つまり、お腹、肩甲骨、腕、背中、あるいは歯や腰や足なども、心不全の兆候として痛むときがあるそうです。

こういう説明を読むと、大杉漣さんが腹痛に襲われた、というのも、ふ~む、そういうことだったのか、と思います。

しかし大杉さんは、これまで至って健康だったというので、僕のような持病はなかったのだと思います。元気だったのに突然、急性心不全にかかって命を失ってしまうというのは、いかにも唐突で、無念でしょう。

昨日、知人とその話をしていたら、知人は、
「あなた(僕のこと)は定期的に検査や診察を受けているからむしろ大丈夫よ。健康な人ほど、何の前触れもなくこんなことが起きるのよ」
そう言っていました。

まあ、普段から健康だからと言って必ずしも安心できるわけではなく、逆に何か持病があっても、それで定期的に検査・診察を受けながら、病気とうまくつき合っていくほうがむしろ「健康的」なのかも知れません。

無病息災より、一病息災のほうがいい、とも言いますし。

また、「病気上手に、死に下手」という言葉もありますしね。

そんな言葉をブツブツとつぶやいている今日この頃です。

 

*ご参考までに 去年12月のブログです

 

「血圧とBNP」 

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/bce73c60eeec02c7873cde0e9bd1c7cd

 

 

 

 

 

 

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血圧とB N P

2017年12月29日 | 心と体と健康と

10年ほど前の一時期、不整脈の定期検査で通っていた病院で、血圧が高かったことから薬を処方されていたことがあります。同時に「血圧手帳」というのをもらって日々計測する血圧を記録していました。それが1年ほど続いたでしょうか。やがて症状も改善して薬もやめることになりました。

ここ数年スポーツクラブに置いてある血圧計で測っていますが、数値は日によって120前後の正常な時もあれば140以上の高い時もあり、バラバラでした。

そして現在通っている医院では、毎回測ってくれるのですが、血圧は「普通」という医師の認識だったようです。

ただ、血液検査で「BNP」というのが、毎回、基準値をはるかに上回っていました。医師によると、BNPとは心臓に負荷が加わった時に心臓から分泌されるホルモンの数値だそうで、基準範囲は18.4以下mgとありました。それが僕の場合はいつも100mgを超えており、かなり高かったのですが、医師によると「不整脈がある人は高くなるんですよね」ということでした。しかし最近その数値がさらに上がって来たことから、医師も「薬を処方しますか? う~ん、微妙なところですけどねぇ」と迷っておられるようでしたが、その日に血圧を測ってもらったところ、160という高い数値だったことで医師も「これはやっぱり薬を出しましょう」と言われました。聞けば、BNPが高いときに服用する薬は血圧の薬なんだそうです。だから医師も決断をしたようです。

「BNPを下げる薬としても有効ですから、またひとつ薬が増えるのは申し訳ないんですけど、血圧の薬を出させてもらいます」との説明でした。

ちなみにBNPというのは心不全と密接に関係しているようです。

http://med.matsusaka.or.jp/kenshin/wadai15.html

ま、そんなことで
処方されたのはテルミサルタン20mgという薬。「一番軽い薬ですので、これで血圧が下がり過ぎたりすることはないでしょう」と医師。

そのあと、処方箋を持って、医院の近くにある薬局へ行って薬を受け取りました。受け取る時、薬剤師さんが「今回からひとつお薬が増えましたね」と言い「血圧は以前から高かったんですか?」と聞かれました。「まあ昔は一時期薬を飲んでいたことがあることはありましたけど」と僕。
薬剤師さんはこのテルミサルタンという薬について、
「これは世界で一番多く飲まれている薬なんですよ」
とひとこと加えました。へぇ~。血圧の薬として世界で一番多く飲まれている薬がこれなの。だから安心して飲んでください、ということなんでしょうね。

今も心房細動(不整脈)の薬や血液をサラサラにするワーファリン、安定剤のデパスなどを服用しているわけですが、そこにまた1つ薬が増えるのはどうかなぁ、と思ったりもしますが、BNPが高いと心不全のような心臓病を誘発するし、血圧が高いのも好ましくないので仕方ないかな、と思っています。

まあ、おかげでこの薬を飲み始めてから、血圧は安定し、いつ測っても110台から120台で落ち着いています。さすが「世界で一番飲まれている薬」ですね~

 

 

 

 

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血圧サージとは

2017年12月27日 | 心と体と健康と

前々回のブログ「昭和は遠くなりにけり」で、昭和から平成に変わったのが昭和64年(1989年)の1月8日だった、ということを書きました。つまり昭和64年というのは7日間しかなかったということになります。ですから「昭和64年生まれです」という人は少ないのでしょうね。

そして昨日の12月26日は、今から91年前の1926年に、大正から昭和に年号が変わった日でした。ということは、昭和元年はその日から大晦日まで6日しかなくて、すぐに昭和2年になったということになります。これまた「昭和元年生まれです」という人も、少ないでしょうね。うちの父は昭和2年、母は3年生まれですしね~

そんなことで、昭和という年は、元年が6日間しかなく、最後の64年が7日間しかなかったことになります。まあ、それがどうしたん? と言われると、どうもしませんけど(笑)。

  ……………………………………………………………………………

話はコロッと変わりますが、毎日メチャ寒いですね~

夜はモミィが塾に行っていて不在なので、夕食のあと、妻と約1時間のコースをウオーキングするのが日課になっています。しかし昨日は家を出ようとしたら凍りつくような冷たい風がビュービューと吹いていたので、恐ろしくなって出て行くのをやめました。

暖かい家の中から急に厳寒の戸外に出て行くと、血圧が急上昇し、脳卒中なんかの発症率が高まるそうなので、コワいですよね。特に僕は心房細動(不整脈)があるので脳梗塞になりやすく、その予防にワーファリンという薬を毎日服用している身ですから、人一倍気をつけなければなりません。

最近、テレビなどでこの血圧の急上昇現象を表す「血圧サージ」という言葉をよく耳にするようになりました。これは「普段から血圧が高めの人はもちろん、正常な人にも起こる現象で、脳卒中の発症率が倍以上にまで上がってしまうというから要注意です」と、いうことだそうです。

これについて、NHKの「ガッテン」という番組で詳しく説明されていました。「血圧上昇を抑え、血管ダメージをなくす、誰でもできる超役立ち対策法」というのが紹介されていますので、番組を見逃された方はこちらをどうぞ。

 http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20171004/index.html

その血圧のことですが、最近、心房細動の健診で毎月通っている医院で測ってもらったところ、かなり高い数値が出ました。加えてBNPという数値が以前から高かったことから、新たに血圧を下げる薬を飲むことを医師から勧められました。あ~あ、またひとつ薬が増えちゃいました。

このことについて、詳しくは次回に書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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インフルエンザの季節です

2017年10月27日 | 心と体と健康と

昨日、モミィはインフルエンザの予防接種に行ってました。子供は2回受けなくてはならないので、また来月にも行くそうです。「注射、痛いからイヤや~」と言い、いつもお医者さんで泣いていたと妻が言っていましたが、昨日は泣かなかったそうです。もう6年生だから、そりゃもう泣きませんわね~

インフルエンザといえば、僕はこれまで罹ったことがなかったのですが、去年の年末、とうとう罹ってしまいました。それも家族でロサンゼルスへ旅行したとき、旅行の後半に高熱が出て、帰国の前日は、ず~っとホテルのベッドで寝ていました。よりによって海外旅行中にインフルエンザなんて、シャレにもなりませんわ。行きの飛行機の中で感染したのでしょうか。せっかくの旅行だったのに、1日中ベッドで過ごすなんて、ほんと、バカみたいでした。

その時は39度前後の高熱が出て、やっとの思いで帰国したのが大晦日。

翌日の元旦に、近くの休日急病診療所に行って検査してもらった結果、インフルエンザであることが判明という次第でした。つまり、僕のこの1年はインフルエンザからスタートした、というわけ。

去年も11月ごろに予防接種を受けていたのですが、それでも感染するんですね。ただ、症状としては七転八倒するようなものではなく、帰りの10数時間の飛行機の旅も何とか我慢できたので、やっぱり予防接種をしていたから症状もその程度で済んだのかなぁ、と思っています。その点からみても、予防接種はしておかなければね。僕も来週、いつも行っている医院でしてもらいます。

ところで、今年はインフルエンザのワクチンが足りない、ということも言われています。あるニュース番組では、新ワクチンを開発しかけたが間に合わず、もう一度元に戻したので生産が遅れている、という説明がされていました。さらに、恐ろしいことに、中国で鳥インフルエンザが人間に感染し、それによる致死率が4割にも達しているというニュースもありました。こんなのが日本に入ってきたらえらいことになりますよね。こわい、こわい。

まあ、予防接種は5か月間ほど効力があるそうですから、来年の春を迎える頃までは有効ということになります。インフルエンザに罹らないようにするためにも、そして罹った時も症状が軽くて済むように、やはりした方がいいのでしょうね。それと、マスク・手洗い・うがいなどによる予防もお忘れなく。

以上、厚生労働省からのお知らせでした。(ウソつけ!)

 

 

 

 

 

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糖質制限 良いのか悪いのか?

2017年09月16日 | 心と体と健康と

台風18号が接近し、明日にも九州に上陸、その後は日本列島を北上するとみられ、3連休は各地で大雨や暴風に警戒しなければならないそうです。せっかくの3連休で、いろいろと予定のある方々も多いと思いますが、心配ですよね。

うちでも今日は、午前中には自転車で25分かかる場所までモミィの音楽教室の習い事があり、午後からはモミィの志望校のひとつである阿倍野区の中学校へ文化祭を見に行く予定です。明日は藤井寺市の市民まつりがあるので、モミィは友だちと一緒にそこへ行くのを楽しみにしています。明後日もどこかへ出かけようかと思っているところなのですが、お天気が大荒れだと外出もしにくいので、気がかりですね。皆さんもお気を付けください。


さて、いつかのブログで「うどん一玉は角砂糖14個分」という本を読んだ話を書きました。ご飯、うどん、パンなどの炭水化物は驚くほど糖質が多く、とても体に悪い、ということが書かれた本だったと紹介しました。そのあと「くら寿司」で「飯のない寿司、麺のないラーメン」つまり炭水化物を抜いた寿司やラーメンが新たなメニューとして加えられた話も書きました。

そんなことで最近は「糖質制限」」という言葉がやたらにあちこちに出回り、まさに健康のためにはなるべく炭水化物を摂らないように、というふうな風潮が生まれつつあるようです。でも、ご飯やパンやうどんを食べない食生活というのは僕には考えられないし、これはほとんどの人がそうですよね。

おまけにその本には、炭水化物よりビールのほうがはるかに糖分が少ないし、ワインや焼酎は糖質ゼロ、最近はビールも糖質ゼロが出てきているのでそれらを飲んでいると太らないし炭水化物より害も少ない、と書かれていたので、僕も調子に乗って糖質ゼロのビールやハイボールを買ってグイグイ飲んでいます。考えてみればあれ以来、アルコールの量が増えているんですね。これでは何をしていることやら。ビール好きの自分に都合のいいように、「これならいくら飲んでも大丈夫」と、全然話の次元が違うことを勝手に考えて、酒量が増えている昨今です(アホやがな)。やはり飲み過ぎはいけません(笑)。

そんな折に、先日、新聞でこんな記事を見つけました。


  

 

「まもなく敬老の日」というのからはじまり、見出しには

コムギとしては、キニナリます!
長寿にどうなの?
糖質制限。

と、大きな文字で書かれています。

記事の提供は、「小麦を通じたコミュニケーションで日本を元気にする活動」を行っている『コムギケーション倶楽部』という組織で、名古屋学芸大学の栄養科学を専門に研究をされている下方教授という方の見解が述べられています。

要約しますと、

確かに糖質を制限することでエネルギーの摂取量が減少しますが、それに代わる必要なエネルギーを確保しなければなりません。すると、高脂肪、高タンパク食となり、動脈硬化が進行して寿命が短くなる可能性が高いとみられます。低炭水化物の食スタイルが死亡率の増加と関連する研究結果も発表されています。高炭水化物・低脂肪のニッポンの食卓は、世界でも注目されています。

というような話でした。
「まもなく敬老の日」という見出しがあったことから考えると、これは主に高齢者に当てはまる話だと思います。ま、高齢者でなくとも参考にはなるんでしょうけどね。

しかしまあ、この「体に良い食事」の話というのは、必ず実益と実害の両面があって、一概には言えないことは確かですよね。実際、本屋で「糖質制限は危険」という意味の本も何冊か見ましたし。

要は炭水化物もその他の飲食物も、食べ過ぎないこと、飲み過ぎないこと、でしょうね。ビール等のアルコールが炭水化物より糖分が少ないから体に良いのだ! というのは、あくまでも「適量」の範囲であり、「体に良いからたくさん飲む」というのは、酒飲みの「こじつけ」以外の何物でもありませんよね(笑)。

やはり食べ物は、栄養が偏らないようにバランスよく食べる、アルコールは適度に、ということなのでしょう。何の新鮮味もない結論ですけど。

では皆さん、きょうから3連休ですね。
台風が気になりますが、どうか良い連休を!

 

 

 

 

 

 

 


 

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ビールが体に良い理由 → うどん一玉は角砂糖14個分

2017年08月19日 | 心と体と健康と

先日「うどん一玉は角砂糖14個分」という本を読みました。著者は牧田善二という医師で、銀座でクリニックを開業されており、専門は糖尿病だそうです。
(今、糖尿病と打ったつもりが間違って「頭脳病」と打ってしまいました。
「頭脳病」って、どんな病気やねん!)

さてこの本ですが、タイトルを見ると一目瞭然ですが、うどん(そのほか麺類全般)の一玉を食べただけで、角砂糖14個を食べたのと同じ糖分を摂ったことになり、同様に、ご飯、パンなど、すべての炭水化物には驚くべき量の糖質が含まれている、というのが主題です。

つまり甘いものだけが糖質ではない、ということですね。炭水化物を摂れば摂るほど糖分過剰になり、著者は「炭水化物は諸悪の根源」という表現までされています。なんだか、お米やパンや麺類の業界から「営業妨害だ」と非難を浴びそうですけどね。それに、食卓からご飯、パン、うどんなどを外すと、日本人の食生活が成り立たなくなるのではないかとも思うのですが、それはまあ別の話として、この本には、炭水化物がいかに糖質が多く体に害があるかということが、力を込めて書かれているわけです。

なぜ体に害があるかというと、糖質の摂取によって血糖値が上がり、それが太る要因になる、というのですね。それによって生活習慣病にかかりやすくなり、いろいろと身体に悪影響が出てくる。特に糖尿病患者には、炭水化物は絶対に避けるようにと指導している、ということなんだそうです。

そしてこんなことも書かれています。
血糖値を上げるのは糖質のみであり、さらに体脂肪のもとになるのも脂質やたんぱく質ではなく糖質で、「糖質を抜けば血糖値は上がらず、太りません」。体内でエネルギーとして燃焼するのはまずブドウ糖なので、そのブドウ糖の量が少なければ次に脂肪が使われて燃焼するから太らない、という理屈なんだそうです。

そういう根拠を示して、炭水化物はとるな、ということを著者は主張されています。では何を食べればいいんだ、という問いには、牧田医師は「野菜と豆だけを食べていれば太ることなく健康長寿になる」と書かれていますが、ま、それは極論だとしても、ステーキや唐揚げのほうが炭水化物よりはずっと体にいい、ということも力説されています。

この本を読みながら、じゃぁ僕が大好きなビールとかのアルコール類はどうか?と、毎日運動しているのにお腹が少々ポッコリしているのが気になる僕は、そう思いました。ま、ビールはカロリーが高いから炭水化物と同じようにダメなんだろうなぁ、と思っていたのですが、途中からそのアルコールのことについても書かれていました。それが何とまあ、こんなふうに書かれていたのです。

アルコールそのもので太ることはありえない。お酒のカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、体内ですぐ燃焼し、蓄積されない。これが「お酒は太る」がウソであることの理由その1。

理由その2は、お酒は低糖質であるという事実。糖質の摂取が血糖値を上げて太る要因となるわけだから、糖質の含有量の少ないお酒に太る原因は見当たらない。お酒の中でも最も糖質が多いビールでも、ごはんやパンなどの炭水化物に比べれば、かわいいほどの少量です。しかも最近では「糖質ゼロ」や「糖質オフ」のビールも発売されていますから、これを選べばいっさい問題なし。日本酒やワインには僅かながら糖質が含まれていますが、これも血糖値を上昇させるほどの量ではありませんのでご安心を。焼酎、ウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒は糖質ゼロです。糖質たっぷりのフルーツジュースよりも、よほど健康的な飲み物といえます。これらの糖質ゼロの蒸留酒を選び、おつまみに低糖質のメニューを選べば何も怖れることなどありません。のびのびとお酒を飲みましょう。

というようなことです。

この部分を読んで僕がどう感じたか。
これはもう、書かなくてもおわかりだと思います(笑)。

「お酒の中でももっとも糖質が多いビールでも、ごはんやパンなどの炭水化物に比べれば、かわいいほどの少量です」

そうか。ご飯やパンに比べるとかわいいほど糖質が少ないんだ!

自分にとってこんな都合のいい話はありませんよね。うふふ。
もし家族にそれを伝えたら、
「またそんなことを言って、たくさん飲もうと思ってる」
と笑われそうですけど。

以上、そういう本を読んだという話でした。
アルコールを好まない方には、何が面白いのか? という話ですけど。

ふ~む。それにしても、ご飯やパンやうどんやラーメンやそばなどが「諸悪の根源」なんて書かれても、それらを抜いた食事というのは、特にお酒を飲まない人たちにとっては「無茶なこと言わないでよ」となるでしょうね。

僕みたいなノーテンキなアルコール好きには好都合な話でしたけど。
それに最近は、ビールやハイボールの「糖質ゼロ」を買ったりしてます。

ちなみに、この本の著者である医師は、もちろん炭水化物はいっさい摂られないようですが、夕食時には主にワインを飲んでおられるそうです。

要するに、この人もお酒好きじゃない?
 

 

 

 

 

 

 

 

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ビールは体に良い ?

2017年08月18日 | 心と体と健康と

たいていの人は自分に都合のいい話には熱心に耳を傾けます。僕などは特にそういうタイプです。その典型的なのが、以下の話です。

僕はビールが大好きなのですが、そもそもビールは体に良い、というのが、遠い遠い昔から、ず~っと僕の頭の中に焼き付けられているのです。なぜビールが体に良いと思ったのかは、45年前にさかのぼります。

あれは1972(昭和47)年の夏。結婚・就職をした年の翌年でした。2月に札幌で日本初の冬季五輪が開催されたのですが、9月にミュンヘンで夏季オリンピックが開催されました。当時、五輪競技でも最も好きだったのが陸上の男子マラソン(当時女子マラソンはまだ種目になかった)でした。ミュンヘン大会では、日本の宇佐美や君原に期待したのですが、君原の5位が最高で、日本勢のメダル獲得はなりませんでした。それはまぁ、それとして。

そのマラソンで金メダルを獲ったのがフランク・ショーターという選手でした。
途中から独走態勢に入ったショーターが走り続ける姿が、ずっとテレビで映し出されていました。そのとき、アナウンサーがこんなことを言ったのです。

「このショーター選手のスタミナの秘密は実はビールなんですよね。彼はとてもビールが好きで、1日に2~3リットルは飲むそうです。それが、この驚異的なスタミナを生み出す原動力になっているそうなのです」

あぁ、このアナウンサーの一言が、僕の人生を変えたのです。

もともとビールは好きな僕だったので、これほど自分にとって都合のいい話はありませんでした。

その後僕はマラソンを始め、30代から50代前半まで、平凡な記録ですが、フルマラソンを20回ほどと、100キロマラソンを3回完走しました。そして「ビールはマラソンのスタミナを生み出す原動力」というショーター選手を常に思い浮かべながら、ビールを飲み続けたのです。

おかげで、マラソンをやめた今でも、ビールなしでは生きていけない体になってしまいました。

思えばあのアナウンサーの一言で、大変な影響を受けたものです。あれ以来飲む量が増えて今日に至っています。それからもう、45年もの歳月が経ちました。

しかし、さすがに近年は飲む量をセーブしなければとは思っているのですが、思うだけで一向に実行に移せません。まあこの歳になれば、いつ病気になって、いつ命が果てても仕方ないわ、と思うのですが、モミィがいるだけに、現実にはそうもいきません。もう少し長生きすることが自分のつとめだと思いますしね。だから節制しなければ、と毎日思いながらも、意志が弱いのでついズルズルとやってしまいます。いつまで経ってもダメなわたしです。

そんな中途半端な思いを抱きながら日々を過ごしているのですが、最近、これまた自分にとって都合のいい話にめぐり合いました。それでまた、元気が出たというか、ビールをはじめとするアルコールへの「罪悪感」が消滅したというか

それについてはまた、明日お伝えします。

 

 

 

 

 

 

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頸動脈のエコー検査の結果は

2017年08月13日 | 心と体と健康と

1月半ぐらい前のブログに、目がまぶしくなったことを書きました。

数分間、視界が真っ白になってほとんど物が見えない状態。眼科で診てもらうと、これは目から来た症状ではない、とのことで、
「一時的に血流の異変があったり、動脈硬化のような症状があったりしたときに、目に影響が来ることがあるので、念のためかかりつけの医院で頸動脈のエコー検査をしてもらったらいいと思います」
そんなアドバイスを受けました。
と、そこまではこのブログに書きました。

その数日後の7月初旬が、月に一度の診察の日だったので、主治医にそのことを告げると、
「わかりました。じゃぁ次回にその検査をしましょう」
ということになり、1か月後の今月初旬に、頸動脈のエコー検査を受けました。

暗い部屋で、座ったまま、首筋にヌルヌルしたゼリー状のものが塗られ、冷たい棒のようなもの(プローブと言うそうですが)で首筋をにょろにょろと撫でられる。目の前のモニターで、自分の頸動脈の様子が映し出されているのだけど、もちろん僕などが見ても何がどうなっているのかさっぱり分からない。右の首筋、左の首筋と一通りの検査が終わった後、そのモニターを見ながら医師の説明を受けたのですが、
「う~ん」と、医師はちょっと言葉に詰まりながら、
「これが血管の断面ですね~。そして、これが血管を輪切りにした画像ですが」
そして、医師は画面の一部分を指差して、
「ここ(血管)の中に、カスのようなものがくっついていますよね」
言われてみると、そうだなぁと思う。
「首の下の部分はこのとおり、きれいなんですが。首の上のほうにくると、血管にカスのようなものがたまって、少し狭くなっています」

つまり?

「動脈硬化ですね」
ふ~ん。そうなんだ。でも
動脈硬化ってよく聞くけど、どんなものか、よく知らない。

医師は僕の前回の血液検査の結果をパソコン画面で確かめながら、
「ふつう、コレステロールがたまることが多いんですけど、あなたの場合はコレステロールの数値は高くないし。で、血圧も正常ですし。血糖値も高くないし…。これと言う原因は明言できませんが」と言う。そして、心房細動とも関連性はないということでした。でも首筋の血管がスッキリしていないことは事実なんですよね。

血管が狭まっているということは血液の流れが悪くなる可能性があるということですが、いま僕は、心房細動が起きた際に血栓ができないよう、血液をサラサラにする薬であるワーファリンを服用していますが、それは動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞を予防するためにも効果はあるそうです。
「ワーファリンがますます大事になってきますね」
と医師は最後にそう言いました。

ということで、エコー検査は終わりました。

まあ、年齢も年齢だから、体のいろんな部分が損なわれてくるのは仕方のないことだと思います。この検査結果には、何のショックも受けませんでした。

結局、この動脈硬化も、これ以上悪化させないためには、やはりバランスのとれた食事と適度な運動、という、あらゆる症状にあてはまる「好ましい生活習慣」を実行していくほかない、というようなことでしょうね~

それをちょっと頭の中に入れておくことにします。

 

 

 

 

 


 

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目がまぶしくなる原因は?

2017年07月02日 | 心と体と健康と

前回の続きですが

目の前がまっくらになる、とか、
頭の中が真っ白になる、とかは、よく言いますけど、
目の前が真っ白になる、なんて、あまり言わないですよね。

一時的だけど、目にそんな異変が起きたのが木曜日の朝で、その日と翌日の金曜日、眼科へ行こうかどうしようか迷っていました。妻は行った方がいいよ、と勧めてくれたのですが、面倒くさがりの僕なのでグズグズしているうちに金曜日が終わり、土曜日になりました。

すると、朝、ブログにコメントが入っていたので、見るとコバヤシ君でした。至急、眼科受診してください。一刻も早くお願いします」とありました。以前から僕の体を気遣ってくれていたコバヤシ君なので、これでグイと背中を押されました。「やはり行かなければ」という気持ちになり、その日の午前中に眼科へ行きました。

かかりつけの眼科ですが、最近はずいぶんとご無沙汰です。このブログで調べてみると、2014年の1月に「飛蚊症」で行っていました。今から3年半前になりますが、その時にも「2年余りご無沙汰だった」と書いているので、ここ5年半で2回行っただけということになります。

さてその眼科ではまず検査から始まったわけですが、検査の女性に2日前に目がまぶしくなったことを伝えた後、視力検査をはじめ、何通りかの検査をしてもらい、いったん待合に戻り、そのあと、医師に呼ばれて診察室に入りました。その医師からも、機械の中を覗いて、目の玉を上に上げたり、左右に動かしたり、下に下げたりする検査をされて、それからやっと問診に入りました。

「朝起きた時、視界が真っ白でまぶしく、壁の時計の針も見えない状態でした。しばらく目をつぶると元に戻りましたけど、びっくりしましたわ」と、僕。
「それ以降、この2日間は異常はありませんでしたか?」と、医師。
「はい。その時だけでした」

「それは両目でしたか? それとも片方?」
「最初は左目だけだったのが、そのあと両目ともまぶしくなりました」
「なるほどね」
医師は一呼吸置いて、
「検査結果を見てみますと、以前からの白内障はありますが、症状は軽いです。他もいろいろ検査してみたのですが、まあ、視力もそれほど落ちていませんし、眼圧もまずまずで、今のところ特に心配な点はないと思います。ということで、まぶしくなったのは、目が原因ではありませんね」と言った。
目がまぶしくなったのに、目が原因ではないとは。なんで…?

「で、その時に」と医師は続けた。
「頭痛とかは、なかったですか?」との質問。
「いいえ、なかったです」と僕。
「何か、吐き気とか気分が悪くなるということは?」
「ありませんね」
「そうですか。う~ん。まぁ、こういうことも、考えられますが」
と、腕組みをしながら、次のような説明をしてくれた。

だいたい、こんなふうなことだった。

「物を見るのは、目ではなく脳なんですよね。脳が感じ取るのです。それで、脳に支障が起きると、目に異変が起きることがあります。つまり、目の病気でなくても、脳に流れる血流が、何かの拍子に滞ったりして、血の流れが悪くなった時に、たとえば脳の血管が詰まれば脳梗塞になったりしますよね。それはまあ最悪の状態ですが、一時的に血流に異変があったり、動脈硬化のような症状があったりしたときに、目に影響が来ることがあります。つまり、あなたのように、まぶしくなったり、あるいは目の前が暗くなったりすることがあるのです。この種の症状は、なかなか原因は、検査でわかりにくいのですが、念のため、今、心房細動(不整脈)で通われている医院で、頸動脈のエコーの検査をしてもらうことをお勧めします。動脈硬化を起こすと、血管の壁が厚くなったり硬くなったりしますから、もしかすると、そういうことが原因で目がまぶしくなったことも考えられますのでね」

というような話でしたが、細かいところまで正確に記述できているかどうかは、自信はありません。

でも、まあ、目の病気ではなかったので、とりあえず一安心です。いろんなことも教えてもらえたし、お医者へ行ってよかったです。

頸動脈のエコーは、今通っている医院ではなく、以前通っていた総合病院でやってもらったらいいかな、と思ったりしています。

あぁ、それにしても、耳鳴りや心房細動や腰痛には悩まされっぱなしだし、去年の8月に痛めたヒジも、いまだに痛んだりしているし、他にもあちらこちらに違和感を覚えたりしている昨今、また目に変な症状が出たことに関して動脈硬化の検査を薦められたりと、いろいろ、大変ですわ。やはりこれも老化現象なのでしょうか。

やれやれ


いま五木寛之さんの「養生のヒント」という本を読んでいるのですが、五木さんの健康法のひとつは、「大きなため息をつくこと」なんだそうです。

大きなため息をつくことで、人間は悲しみを乗り越えていく。
笑うことも、生きがいを感じることも大切ですが、年を重ねると、プラス思考よりも、悲しんだり、泣いたり、「あ~あ」とため息をつくことで、免疫力が増大し、自然治癒力を高めると信じています、と五木さんは書いています。

そういうことなら、僕も、これから、大きなため息をつきます。

 

 あぁ~あ

ターザンではありませんよ(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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