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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

貴乃花親方 たった一人の戦い?

2017年11月18日 | スポーツの話題

今日の土曜日は、モミィはまた志望校の一つの中学校へプレテストを受けに行っています。今日のは地元市内にある学校で、今朝、雨の中を妻がモミィを歩いて送って行きました。この中学校なら近いので、毎日電車に揺られて通学することもないし、いいんじゃないかな~と僕や妻は思い、塾の先生も「(合格は)大丈夫です」と薦めてくれるのですが、モミィはあまり乗り気じゃないようです。それでも、このプレテストは本人の意思で行っていますので、なんのこっちゃ、という話(ま、友だちが何人か受けに行くからかも知れませんが)。

さて、もうひとつ、なんのこっちゃ、という話ですが
あの「日馬富士事件」が、いつのまにか「貴乃花親方の不可解な行動疑惑」のほうに話が変わり始めています。昨日や今日の報道を見ていると、暴力事件そのものよりも、この「不可解な行動」のほうが大きく取り上げられています。昨日もテレビを見ていると、モンゴルにいる元横綱の朝青龍が日馬富士をかばう会見やツィッターまで紹介されたりしていました。話が関係のないようなところまで四方八方に広がり、ウンザリする視聴者も出てきているのではないでしょうか。

日馬富士が、ビール瓶を使おうが使おうまいが、貴ノ岩を殴打して怪我をさせたことは認めているのだから、暴力根絶をスローガンに掲げる相撲協会はそこを厳しく問わなけれならない。しかし、どうも相撲協会はそのことはそっちのけで、貴乃花親方からの報告が当初なかったことや、警察と相撲協会に2種類の異なる診断書が提出されたこと、そして休場理由として提出された診断書もそれほど大きな怪我ではなかったことを医師から確認した、というようなことばかり発表しながら、世間の目を、日馬富士の暴力行為から貴乃花親方の不可解な行動の方に向かせようとしているように見える。大方のマスコミもいつのまにやらそちらのほうに傾いてきているのが現状です。

確かに今回、貴乃花親方が取った行動は不可解といえば不可解ですね。しかし、貴乃花親方が現役時代から貫き通していた相撲に対する厳しい姿勢が、相撲界の「なれ合い体質」に合わず、相撲協会が信頼できなかったことから取った今回の行動であるかも知れません。もし警察に被害届を出す前に相撲協会に報告すれば、協会側は警察沙汰にしないよう圧力をかけてくるでしょうからね。

30年ほど前に17歳で幕内に上がってから、僕はず~っと貴乃花には注目をしてきました。そこから見える人柄は、良く言えば「孤高の人・信念の人」で、悪く言えば「偏屈・頑固」という感じでした。現役時代から、たとえばテレビのインタビューに答える様子を見ても、そういうところが窺い知れました。まあ、むろん憶測ですが、そういう性格の人のように見えるのです。

つまり「なぁなぁ」でやっている閉鎖的な相撲界を常に批判の目で見ていたようで、それは現役時代から親方になってからも、ず~っと続いてきたのでしょう。そこで、自分が理事長になり、そんな相撲界を変えたい、という意欲もあったと思います。一部の報道では、今回の不可解な行動は「今の理事長を追い落とすため」という記事がありました。まぁこれは相撲協会をヨイショする一部のゴマすりメディアの報道ですけど、表現がちょっと露骨すぎますね。

それと、貴ノ岩の怪我はどんな程度だったのか? ということが今日の新聞などに書かれていますが、貴ノ岩は2度医師に診てもらっています。一度目は殴られた直後で、その時の診断書には骨折などの重い症状は書かれていなかったようです。普通の怪我だったのでしょう。だから次の日からの巡業でも相撲を取っていた。警察に提出された診断書はこの時のものだったわけです。でも普通の怪我でも暴行されたのなら傷害事件ですよね。

次に相撲協会に提出された診断書は、その後貴ノ岩が入院した病院の医師が書いたもので、「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで全治2週間程度」とのこと。何せ頭のことだから、日が経つにつれて症状が悪化してきたのかと思いますね。

実は「右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」というのは、診断書を書いた医師によると「その疑いはあるが、あくまでも念のために書いたという程度で、骨折も過去の傷だったのかも知れない。重症だと騒がれて驚いている」ということです。それで「全治2週間」程度だったのか。ふ~む。でも、医師も診断書に曖昧な書き方をするんだなぁ。実にまぎらわしい。

そんなことがいくつも重なり合って「謎だらけ」となったんでしょうね~。

まあ、これがどんな結末を迎えるのかはわかりませんが、僕は日馬富士は引退せざるを得ないと思います。でも、いつの間にか日馬富士側に同情が湧き、貴乃花親方のほうがより強いバッシングに遭う可能性も出てきました。特に相撲協会や、協会とツルんでいる一部のマスコミや関係者が話をそちらに向けようとしているのを感じます。相撲協会は日馬富士を引退させたくありませんからね。引退となると「朝青龍に懲りず、またか」と言われること必至で、その点はまあ、わからなくもありませんけど。

僕は今回のこのゴタゴタを「偏屈で頑固な一親方が、閉鎖的で事なかれ主義を守りたい相撲協会を相手に戦う」という図式として解釈しておきます。つまり、

偏屈 対 閉鎖的集団

の戦いです。

どちらに軍配が上がるのか、あるいは「協議の結果引き分け」になるのかわかりませんが、ただ、個人と組織との戦いで個人が勝つということはなかなか難しいとは思います。「たった一人の戦い」なんて、ランボーじゃあるまいし、映画や小説の世界の中だけですよね。でも僕としては、貴乃花親方がこのまま偏屈・頑固を貫いて、相変わらず不透明で古い体質の相撲協会を慌てさせてやればいい、という気は少しあります。こういうタイプの人は、スポーツ界、特に相撲界では本当に珍しく、貴重な存在ですからね~

 

 

 

 

 

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えっ? ダルビッシュが

2017年10月28日 | スポーツの話題

いま、28日土曜日の午後2時です。また台風22号とか言ってますけど、どうなるんでしょう。わが家のあたりは小雨模様ですが、台風はもう、うんざりですね。

さて、
今日はいつもの土曜日の日課どおり、モミィをヤマハ音楽教室へ連れて行った。教室の場所はお隣の羽曳野市の市民会館の中にある。モミィが受けているのは個人レッスンで時間は10時から10時半まで。今日も10分ぐらい前に会館に着き、モミィはそのまま教室へ入って行った。僕は、普段なら館内の図書館へ行ってそこで時間をつぶすのだけど、今日は思いがけないことに出くわしたのだった。

会館ロビーの壁面に大きなテレビ画面があって、その前に椅子が置かれており、そこに何十人の人たちが画面に向かって座っていた。「あれ? なんだろ?」と思って画面に近づいたとたん、見ていた人たちの間で「うわ~っ」という歓声が上がった。そう、歓声に聞こえたのです。

僕はさらに近づいて画面を見ると野球が映っていた。あっ、そうか。大リーグのワールドシリーズ、ドジャース対アストロズの第3戦の今日、ダルビッシュが登板する日なのだ。そして、ダルビッシュは、この羽曳野市の出身なのだから、そりゃぁみんな応援するよね。


  
  熱心なファンの人たちがテレビ画面を見つめています。

 画面にはダルビッシュが映っていた。さらに、よく見ると今「うわ~っ」と上がった声は歓声ではなく悲鳴だった。たった今、ダルビッシュがホームランを打たれたばかりのところだった。あちゃぁ~。打たれちゃったのかぁ!

 


  

 


  
テレビ画面の上には、
「さぁ、世界最高峰のマウンドへ・郷土のスーパースター・ダルビッシュ有投手・ワールドシリーズ第3戦ドジャース ✖ アストロズ」
と書かれ、その下には、
「有投手は勝利ごとに10万円の寄付を続けてくれています。感謝」
と書かれていました。
 


席の前の方には野球帽をかぶった少年たちが座っていた。ダルビッシュは少年時代、羽曳野市のリトルリーグで活躍していたのだから、地元の野球少年たちの憧れの的に違いない。そのダルビッシュが大リーグの晴れ舞台に立っているんだから、みんなワクワクしながら見ているのだろう。

僕も後ろの方の席に座って観戦した。知らない人が寄ってきて「どうぞ」と言って旗をくれた。

  
こういうものです。


その旗を握ってテレビを見ていたが、回はまだ始まったばかりの2回の裏だった。まだまだ試合はこれからだよ、と思っていたら、ダルビッシュは先頭打者に本塁打を打たれたあとも、ヒットや二塁打を立て続けに浴びて、あっという間に4点を取られてしまい、そこで監督が出てきて投手交代が告げられてしまった。

あ~あ、がっかり~、という空気がロビーに漂った。

この時、時計を見たら10時10分過ぎぐらいだった。僕がこのロビーへ来たのが9時50分頃で、今思えばその瞬間にダルビッシュがホームランを打たれたわけで、それから20分ほどで4点取られてマウンドを降りたことになる。なんだか、僕がテレビを見たとたんにダルビッシュが打たれ始めたので、自分が疫病神みたいな申し訳ない気持ちになってしまいました。

ダルビッシュのあとに同じ日本選手の前田健太が出てきて、後続をピシャリと押さえた。そしてその次の回に、ドジャースは3つの四球で無死満塁という絶好のチャンスを迎えた。見ている人たちは「行け行け~」と、ダルビッシュがいなくなっても、熱心にドジャースを応援している。僕も去年、ドジャースの本拠地ロサンゼルスに旅行した縁もあって、ついつい身を乗り出して応援していたけれど、時計を見るともう10時半になっていた。音楽教室へ行ってモミィを迎え、講師の先生と挨拶を交わす時間が来た。じゃ、行くか~と、後ろ髪を引かれる思いでテレビから離れたわけでした。

 

 

家に帰って試合の続きを見ましたが、結局ドジャースは5対3で敗れましたね。これでアストロズの2勝1敗となりました。ダルビッシュにもう一度登板する機会が訪れてほしいですね。

また、日本シリーズのほうも今日から始まりますが、今季、圧倒的強さでセ・リーグを独走した広島に出てほしかったというのが正直な気持です。

 

 

 

 

 

 

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巨人も何やってんだ!

2017年10月01日 | スポーツの話題

きのう、DeNAが広島に負けたっていうのに、肝心の巨人のほうも阪神に負けた。何やってんだ、もう

これで巨人は残り2試合に連勝しても、残り3試合のDeNAが2敗しない限り3位にはなれない。2007(平成19)年にCS(クライマックスシリーズ)の制度ができてから去年まで、10年連続ですべてCSに出場していた巨人が、絶体絶命のピンチに立たされた。きょう巨人が阪神に負けて、DeNAが広島に勝った場合は、巨人の4位が確定する。それにしても巨人打線はチャンスで打てなさすぎる。せっかくランナーが出ても得点につながらない。見ていてイライラが募る。

きょうの試合はいずれも午後2時から。

もう巨人戦のテレビは見ない。
見ません。絶対見ません。
見てたら負けるんだもん。
あ~あ。まったく、もぉ~

 

以上は朝に書いた文章ですが、今は夜。
案の定、巨人は阪神に敗れ、DeNAは勝ち、これで確定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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桐生が9秒台! 19年前のアジア大会を思い出す

2017年09月12日 | スポーツの話題

9月9日の夜、何気なくスマホのニュースを見たら、桐生が日本選手で初めて10秒の壁を破ったとあった。「うそっ?」と、にわかには信じられなかった。なにせネットだから、本当の話かどうか疑わしい。本当だったら、これは大ニュースである。でも他のサイトで確かめたら、やはり本当のようだった。「すごっ」と言うほか言葉が見つからなかった。しかも最近は影の薄かった桐生が達成した快挙である。翌日の新聞は1面に大きく「桐生9秒98。日本選手初9秒台」という見出しが躍っていた。


      

そんなことで、このニュースは疾風の如く日本中を駆け巡ったのでした。

昔、僕は今よりもっと陸上競技のファンでした。この9秒台が出るまでは、日本記録は伊東浩司の10秒00だったことも今回のニュースで報じられていますが、この記録が出たのは1998(平成10)年で、今から19年前のこと。当時は最も陸上競技を面白く感じていた時でした。

そのころ、大阪長居スタジアムで陸上日本選手権が行われ、僕は家族を連れてスタジアムへ行き、3日間、全競技を見ました。今、調べてみたら1996(平成8)年の6月のことだったのですが、そのとき、初めて伊東浩司を見ました。そして、詳しいことは覚えていないのですが、たしか伊東が100mか200mですごい記録(日本タイ記録?)を出したような記憶があります。そのことが場内アナウンスされたとき、スタンドがどよめいたのを今でも覚えています。

その2年後にタイのバンコクでアジア大会が開かれ、そこで伊東浩司は100mで10秒00の日本新記録を出したのでした。それが19年間日本記録として輝いていたのですが、僕はバンコクのこのレースを、テレビの実況中継で見ていました。

100mの準決勝だったのですが、伊東が独走し、ゴールしたあと、電光掲示板の速報タイムに9秒9と出たのです。「おおっ、やったぞ~! ついに9秒台が出た!」と僕はテレビの前で小躍りしました。アナウンサーも「9秒台です、9秒台。伊東が9秒9!」と絶叫していました。僕も世紀の瞬間をナマで見られたことに有頂天になっていたそのとき

掲示板に出た正式タイムは、10秒00だったのです。
あぁ。なんということ。

準決勝だったからか、このとき、ゴール前で伊東が少しスピードを落としたように見えました。いわゆる「流す」というやつで、これが決勝だったらそんなことはしていなかったはず。でも準決勝で、それもトップでゴールしたので最後に力を抜いたわけ。伊東自身もレース後、それを後悔していたようですが、あとの祭りです。あぁ、どう考えても残念な10秒00だったのです。それから19年、この記録が破られなかったのですからね。むろん伊東選手を責めるわけではありませんが、それでも本当に悔しいですね。


その時の映像がネットにありましたので紹介します。


 

これで見ても、やはりゴール前では流し気味ですね。
あれから19年。いやまあ、長い歳月でした。


さて、ついでと言うのもなんですが、この98年のバンコクのアジア大会を取り上げたからには、ぜひお伝えしたいことがあります。この大会で最高のパフォーマンスを見せた日本の女子選手がいたのです。

それはマラソンの高橋尚子です。

この大会の全ての種目に先だって行われたのが女子マラソンでした。当時26歳だった高橋尚子が出場。これも僕はテレビで生中継を見ていましたが、高橋はスタートしてすぐにトップに立ち、あっという間に独走態勢に入り、あとは一人旅。なにしろ場所がタイのバンコクだから気温も高く、スタート地点で25度、30キロで30度という猛暑の中にもかかわらず、高橋は30キロ付近まで世界記録を上回るスピードで力走しました。しかし35キロ以降にペースダウンして、結局当時の世界最高から1分差で記録は達成できませんでしたが、結果、2時間21分という、当時の世界歴代5位の好記録で金メダルを獲得したのです。

高橋尚子はこれで一躍ヒロインとなり、「2年後のシドニー五輪の表彰台の頂点をめざしてほしい」と当時の新聞などで書かれたものですが、それが現実のものとなったのは皆さんもご承知のとおりです。

今回の桐生の9秒台達成の快挙によって、伊東浩司と高橋尚子が輝いた1998年のバンコクアジア大会を思い出しました。


それにしても、桐生選手、よかったですね。
日本人初の9秒台を出したのが9月9日だったので、
来年から9月9日は、

「9秒9の日」

になるんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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日本 W杯出場決定!

2017年09月01日 | スポーツの話題

  

あぁ、よかったですね。
ぱちぱちぱち。

ご承知のように、昨夜のサッカーW杯アジア最終予選で、日本代表が難敵のオーストラリアを2対0で下し、6大会連続のW杯出場を決めました。前半にゴールを決めた22歳の浅野も素晴らしかったし、後半、ガンバ大阪の21歳の井手口のミドルシュートも実に鮮やかだったですね~(また拍手)

さて、この最終予選がはじまったのがちょうど1年前。その初戦はホームでUAEを迎え、1点リードしながらまさかの逆転負けを喫してしまい、ガックリでした。これまでの最終予選では、初戦に敗れたチームは本大会に出たことがない、というデータもあって、悪い予感に包まれたスタートになりましたが、どうにかこの日を迎えることになりました。

日本はこれまで最終予選でオーストラリアには勝ったことがない、というのも不利なデータでしたが、実は前回(4年前)も日本はオーストラリアと引き分けてW杯出場を決めているんですよね。これで2大会連続、オーストラリアからW杯出場をプレゼントしてもらったことになります。むしろ今後は「縁起のいい相手」と言われるかも、ですね(笑)。

それにしても6回連続のW杯出場とは、昔から思えば考えられない躍進ですね。

かつて日本は、長いサッカーの歴史の中で、どうあがいても予選を突破できず、W杯出場は夢のまた夢でした。それが、1994年のアメリカ大会の予選の最後の最後、出場決定まであと一歩のところまで行きながら、土壇場で相手のイラクに点を入れられ出場を逃した「ドーハの悲劇」があって、それで「次回はぜひ出場を」という機運が盛り上がり、そして98年のフランス大会の予選では「ジョホールバールの歓喜」でついにW杯初出場を果たしたわけですよね。それ以降は、そんなことがウソのように、今では日本がW杯に出ることなどごく当たり前のことのようになってきました。

これはアジアの出場枠が拡大されたこともあるんでしょうけど、僕らの世代から見ると、6大会連続出場など、想像も出来なかったことです。

ともあれ、これで次のアウェイでのサウジ戦は、日本時間で9月6日の午前2時半から行われる予定ですが、僕以上に熱烈サッカーファンである長男は
「これで夜中に起きなくて済むのでよかった。ビデオに撮って、ゆっくり見られるわ」
と喜んでいました。

W杯ロシア大会は、来年の6月14日から7月15日まで行われる予定です。

それと、全然関係のない話で恐縮ですが、昨日の夜はテレビでサッカーを見ていたのですが、ハーフタイムがかなりの時間があるので、その間、僕はテレビのチャンネルをプロ野球中継、巨人・広島戦に変えました。ちょうど巨人がリードしていて、広島の最終回の攻撃が始まったところ。結局、巨人のカミネロが広島打線を抑えて巨人が前日に続き、広島に2連勝したのを確認して、またサッカー中継に戻したわけですが、巨人はやっと貯金1として、この日3位のDeNAが敗れたためにその差が2ゲーム半に迫りました。巨人ファンの僕は、残り25試合でなんとか3位に上がってクライマックスシリーズに出てほしいと願っています。

広島ファンの方、DeNAファンの方、すみませ~ん。
ホント、サッカーとは何の関係のない話でした。


では再びサッカーの話題で締めくくります。
これまでの日本のW杯出場決定のブログがありましたのでご参考までに。
タイトルは今日のも含め、全部おなじです(笑)


日本 W杯出場決定! 2013年


日本 W杯出場決定!   2009年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大阪桐蔭 まさかの逆転サヨナラ負け

2017年08月20日 | スポーツの話題

いやぁ、まさか、ねぇ。
こんなことってあるんだろうか。

昨日の高校野球3回戦の第4試合。
大阪桐蔭対仙台育英の一戦。
1対0と大阪桐蔭が1点をリードして、
9回裏2アウト走者なしまでこぎつけた。
あと1人で勝利。明日の準々決勝に進む。
だが、そこから仙台育英は粘りを見せて、
ヒットと四球で2アウト1、2塁とした。
そして次に信じられないシーンが飛び出すのだ。

次打者が打った球はショートへのゴロだった。
ショートの選手が一塁へ送球する
タイミングは十分間に合ってアウトだ。
「よし、やったぁ!」と僕はテレビに拍手した。
食事をしながら見ていたので、ビールを一気にグイッ!
画面でも、大阪桐蔭の選手が飛び上がって喜んでいる。

試合終了。
と、誰もがそう思った時、一塁の審判がなんと、
「セーフ」と、両手を広げたのである。

はあ?
どうなってるの?

「一塁手がベースを踏んでいなかったんですね」と解説者。
VTRを見ると、確かに一塁手はベースをまたぐ格好で、
ベースをちゃんと踏んでいないように見えた。
一瞬ポカンとする大阪桐蔭の選手たち。
テレビを見ているこちらも茫然となる。
「やれやれ頼むで、ほんまに」

そして2アウト満塁となって試合が続行される。

そしてついに
仙台育英の次の打者が、まるでドラマのように

センターの頭上を越す長打を放ったのだ。
走者2人が生還し、劇的な逆転サヨナラ。
大阪桐蔭が、高校野球史上初となる、
2度目の甲子園春夏連覇を逃した瞬間だ。
選手たちは人目もはばからず号泣していた。

う~~~~~ん。
甲子園には魔物がいるっていうけれど。
それは、ほんまにほんまやなぁ

試合開始の午後5時頃からテレビの前で、
緊迫した投手戦を見守っていたけれど、
まことに痛恨の結果に終わってしまった。
それも、まさかの「一塁ベース踏み忘れ」からだった。
解説者がこんなことを言った。
「あの場合、満塁だったので、ショートの選手は
二塁に送球してアウトを取るのが普通なんですけどね」
それが一塁へ送球し、一塁手があわてたのかもしれない。
いや、もちろんそんなことはわからないし、
選手を責めるのはあまりにも気の毒である。

しゃ~ないですわ。負けは負け、ですからね。
「まさか」のシーンを呼び寄せた仙台育英が立派だった。
最後まであきらめないというのが、高校野球の真髄だしね。

それと、僕は以前から高校野球では東北を応援していた。
いつか青森の光星学院と大阪桐蔭が決勝で当たった時、
僕は逆に光星学院を応援したこともあったほどだった。

過去の甲子園で、唯一優勝経験のないのが東北勢だ。
仙台育英もそうだが、何度も決勝戦まで進出した。
しかし、ことごとく壁に阻まれて優勝できなかった。
何とか東北勢に優勝してもらいたいと願ってきた。

遠い昔、僕が北海道自転車旅行をしていた時、
つまり1969(昭和44)年の夏の甲子園は、
青森県三沢高校の太田幸司投手が力投し、
決勝では延長18回を投げ抜いたが引き分け。
翌日、力尽きて敗れ、優勝を逃したというドラマがあった。
そして、今もまだ、あと一歩、優勝に届かない。

だから、昨日大阪桐蔭が敗れたのにはがっかりしたが、
相手が仙台育英であったことが救いだった。

甲子園は今日からベスト8が始まる。
このうえは、仙台育英高校に頑張ってもらい、
東北の地に、初めての優勝旗を持ち帰ってほしい。

特に僕は、東北の都市の中でも、仙台には一番多く行っており、
馴染みの深い街であるので、よけいにその気持ちが強い。

今日から仙台育英を心を込めて応援します。
大阪桐蔭の分まで、頑張ってくださ~い。

あ、他にも東北勢は盛岡大付がいましたね。一緒に応援します。
両チームが決勝戦で当たったら、うれしいですけどね~

 

 

*過去ブログでも、何度も東北勢にエールを送っています。例えば

暑い!熱い!高校野球決勝へ 2013年

仙台育英 東北勢初優勝へ 2015年

(このほかにも当ブログの「東北勢」で検索すると沢山出てきます)

 

  

 

 

 

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巨人トホホの9連敗

2017年06月04日 | スポーツの話題

僕は大阪の人間なのに巨人ファンである。おかげでこれまで、どれだけ周りの人たちからなんだかんだと言われてきたことか。「大阪に住んでて、なんで巨人やねん」と、阪神ファンの友人たちから責められるのだ。

たしかに僕はほかのスポーツ、たとえばサッカーや高校野球、都道府県駅伝から大相撲の豪栄道まで、どんなスポーツでも大阪勢を応援する。卓球の石川佳純ちゃんも米大リーグで投げるダルビッシュも、藤井寺の隣の羽曳野市と縁が深いので、やはり他の選手以上に応援する。しかし

プロ野球のチームだけは巨人なのである。こればかりはどうしようもない。小学生の頃から長嶋や王がいた巨人に熱中していたのだから。2人が引退した後も、長嶋監督や王監督が巨人を率いていたので、とにかくず~っと巨人を応援している。(かつてパ・リーグで藤井寺を本拠地としていた近鉄バファローズも応援していましたが)。

何といっても昔の巨人は強かった。もちろんシーズン途中にはいろんな起伏はあるけれど、最後は巨人が優勝する。つまり「水戸黄門」で、ラストには黄門さまが「うははは~」と高笑いするのと同じで、巨人も最後は優勝するので、安心して見ていられるわけですね。その点、周囲にワンサといた阪神ファンとは格が違っていました(うははは~)。

前回のブログで、15歳からの10年間は我が人生が最も激変した時期だと書いたけれど、巨人がプロ野球史上でも前代未聞の9連覇(9年連続日本一)を成し遂げたのは、ちょうどそれと同じ時期だった。巨人が最後の9連覇目の年に、わが家では次男が誕生した。その次男も今は43歳になっている。つまり、巨人が栄光の頂点を極めた時から43年が経つのである。

で、今の巨人はどうか。

書きたくもないが、昨日で9連敗だ(9連覇とえらい違いや)。
何というていたらく。テレビも見たくない。
と言いながら、つい見てしまう。

思えば先月の25日。阪神戦に2連勝して首位に2ゲーム半差と迫り、さあ阪神にもう1勝してその次は広島戦でまた連勝を重ね一気に首位に躍り出る…という快進撃を期待したのですが

阪神に敗れ3連勝ならず。そして次の広島との3連戦でなんと3連敗。その状態で交流戦に入って、さらに楽天に3連敗を喫した。その楽天戦。2連敗したあとの第3戦のこと。巨人は村田の2ランで先制して、やっと一矢を報いるかと思われた時、6回にいきなりヒットを打たれ、次にホームランを打たれ、たった3球で同点に追いつかれた。おまけにそのあとも連打で1点取られてあっというまに逆転された。9回は巨人が無死1、2塁と絶好のチャンスを迎えたが、長野がバンドを空振りして、しかも2塁ランナーが飛び出してタッチアウト。長野も三振してチャンスをつぶし、そのまま試合終了。「こらぁ、何しとんねん!」と怒鳴りたくなるような試合だった。

これで阪神戦から数えて7連敗。

そしてオリックス戦に入った。その初戦、一昨日の試合だが、巨人が4対1でリードして、9回のオリックスの攻撃も2アウトでランナーなし。もう勝利は99パーセント確実、と思っていたら、なんのこっちゃ。オリックスのメロメロという外国人選手(ロメロやがな)にホームランを打たれた。それでもまだ4対2。あと、アウト1つである。ナンとかなる。と思っていたら、なんのこっちゃ。そのあと3本ヒットや二塁打が続き、なんとまあ4対4の同点に追いつかれたのである。試合が延長に入ったとき、午後10時になり、BSのテレビ中継も終わってしまった。ふん、もうええわ。と、僕は寝室へ行き、試合結果は翌日に知った。オリックスが勝ったのである。

そして昨日は、羽曳野市の公共施設で写真展があったので、昼から妻とそれを見に行き、4時前に帰宅してテレビをつけた。巨人・オリックス戦は6回の裏の巨人の攻撃中で打者は村田だった。ノーアウトでランナーがいるようだった。スコアを見ると5対0でまた巨人が負けている。そこへ電話がかかって来た。電話はテレビのすぐそばにおいてあるのでテレビの音声を消した。

電話は女性の声で「タチバナ小学校でお世話になったクリタと言いますが、〇〇がありましたので(聞き取れず)お電話させていただきました。私のこと覚えていらっしゃるでしょうか」と早口で言う。「はぁ?」何のこっちゃ。「どちらにおかけですか? うちは〇〇ですし、タチバナ小学校って知らないんですけど」と言うと、相手は「えっ、そうですか。すみません、間違いました」と謝って電話を切った。やれやれ、と思いながらテレビ音声をONにして画面を見ると、なんと5対4になっている。ついさっき、5対0だったはずなのに。

電話がかかってきている間に、村田がホームランを打ったのだ。しかもそれが満塁ホームランだった。それで4点が入ったのだ。よしよし。僕はもう巨人が勝った気分になった。

しかし、試合はそのまま両軍とも得点が入らないまま終了した。あほくさ。

これで巨人は9連敗。首位とは8.5ゲーム差にまで広がった。

9連敗なぁ。

もう、今日から当分巨人のテレビ観戦はやめる。
卓球の世界選手権のほうがず~っと面白いもんね。

あ、そうそう。僕の好きな石川佳純さんが、世界卓球混合ダブルスで金メダルを取りましたね。この種目での金メダルは48年ぶりのことだそうです。

48年ぶりねぇ。
48年前といえば、巨人が9連覇をしている真っ最中で、全盛期だった。あの頃はよかったなぁ(遠い目
)。

さあ、気分を変えて。

今日はモミィの小学校の運動会です。

今、午前5時35分。

これからお弁当を作らなくっちゃ。

 

 

 

 

 

 

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真央ちゃんから美宇ちゃんへ

2017年04月17日 | スポーツの話題

 ~ 卓球アジア選手権 17歳・平野美宇がV ~

卓球のアジア選手権で日本人選手が優勝! まさか? の出来事でした。

17歳の平野美宇選手が、卓球でアジアの頂点に立ちました。
卓球でアジアの頂点といえば、事実上、世界の頂点ですよね。

準々決勝で世界ランキング1位の選手を、準決勝で2位の選手を、そして最後の決勝で5位の選手を次々撃破して優勝。しかもその相手はすべて中国人選手であり、さらに開催地は中国。そんな敵地で、中国が誇るビッグスリーを相手に3連勝したというのは、胸のすくような快挙でした。

「参ったか中国!」と叫びたいところです(まぁまぁ、そう興奮しないで)。

ちなみに、彼女の世界ランキングは11位ということです。
ホント、よく頑張りました。

去年のリオ五輪に卓球で出場した女子選手は、石川佳純さん、福原愛さんと、そしてこのブログで何度か書きましたが、僕の高校時代の恩師・大内征夫先生の教え子である伊藤美誠さんの3選手でした。平野美宇さんは、補欠としてリオへ行き、3人をサポートする役でした。きっと試合に出たかっただろうな~(当たり前ですけど)。その下積みの経験も、今回の快挙につながった一因だったのでしょうね。

卓球アジア選手権で日本勢が優勝したのは、「1996年の小山ちれ以来21年ぶり」だと報じられていますが、小山ちれ選手は元々中国人選手で、世界選手権で優勝したこともある強豪でした。日本人男性と結婚して来日し、日本に帰化した選手ということです。平野美宇選手の今回の優勝は、その意味でも「すんご~い」と言わざるを得ません。

先日、フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが引退して大きなニュースになっていましたが、その真央ちゃんと入れ替わるようにして、若きスーパーヒロインが登場しました。現在17歳の美宇ちゃんは、東京五輪では20歳ということになりますが、怪我などに気をつけて、さらに技術を磨き上げ、ひのき舞台での世界一をめざして精進してほしいと思います。頑張ってね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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稀勢の里 奇跡の里!

2017年03月27日 | スポーツの話題

驚いた。「まさか」の出来事が起きた。
年に一度、大阪で開かれる大相撲春場所。
その千秋楽でこんな衝撃のシーンが待っていたとは。
本当に稀勢の里というのはすごい力士なんだなぁ、としみじみ。

一昨日の鶴竜戦。あの痛々しい姿の稀勢の里が簡単に負けたとき、勝てる見込みのない土俵に上がるより、怪我を治すことに専念したほうがいいのでは、と思った人は多かっただろう。それでも、昨日もまた出てきた。う~ん、今場所好調の照ノ富士にはまず勝てないだろう。しかも、優勝をするためには、本割と決定戦の2番続けて勝つ必要がある。そんなことできる? 無理しちゃ怪我がますます悪くなるんだから、やめとけばいいのになぁ~と思っていた。ただ、その気迫、根性、そして横綱としての責任感は、すごい! と感心したけれど。

大相撲は普段は生中継では見ず、NHKで真夜中にやる全取組ダイジェストを録画しておいて、それを見たりしている。しかし千秋楽だけは大相撲中継を見ることが多い。昨日もそうだった。

稀勢の里と照ノ富士が土俵に上がったとき、ほとんどの人がそうだったと思うが、まさか稀勢の里が勝つとは想像できなかった。でも、どんな相撲を取るのか、そして、ひょっとして、ひょっとして、何かのはずみで勝つかも知れない、というような気持ちもどこかにあった。

前日、照ノ富士が琴奨菊戦に立ち合いに変化したことに大阪のファンは激怒し、「勝負せんかい」「恥を知れ」「モンゴルに帰れ」などの言葉を浴びせたが、この日は稀勢の里が勝つには、やはり、変化を含めた変則的な相撲しか策はないだろうと思っていた。そして展開はほぼそのとおりだった。

いやぁ、それにしても、土俵際に後退しながら照ノ富士の頭を押さえての突き落としでまず1勝。次に決定戦ではもろ差しになられ、またも土俵際に追い詰められたのに、強引な右手1本での小手投げで力強く相手を投げ飛ばした。あれが決まるのだから、稀勢の里の力は相当なものである。照ノ富士も参っただろう。

表彰式の君が代斉唱のときに、稀勢の里がポロポロと涙を流していたのも印象的だった。むかし、貴乃花が膝を痛めながら武蔵丸を投げて優勝を決めて以来、久しぶりに大相撲の快感に酔った千秋楽だった。

きのうの稀勢の里はまさに「奇跡の里」でしたね。

 

 

 
  本割では突き落とし。



 
  優勝決定戦では小手投げ。

 

 

 

 

 

 

 

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雨のロサンゼルス ~侍ジャパン~

2017年03月23日 | スポーツの話題

きのうのWBC準決勝はまことに悔しい結果に終わりました。2対1の接戦でしたが、さすがアメリカは野球の本場ですね。何となく力の差を感じました。

これで侍ジャパンは4年前と同様、準決勝で敗退。決勝戦はアメリカ対プエルトリコということに。プエルトリコは前回、日本が準決勝で敗れた国でしたね。

きのうの試合は、一口でいえば守備の差が勝敗を分けました。4回に出た菊池のエラーと、8回にランナーを三塁に置いて出たサード松田のポロリが、ふたつとも相手の得点につながり、結局その2点が致命傷になりました。

でも、今回はメジャーリーグの選手を集結させたアメリカを相手に、2点しか与えなかった日本の投手陣の踏ん張りは十分評価に値すると思います。

それよりも残念なのは打線のほうで、菊池が本塁打を放ったものの、侍ジャパンは合計4安打しか出なかった。坂本のヒットはゴロをピッチャーがはじいた内野安打。もう一人の小林はレフト前にヒットを打ったが、これも打球は詰まっていた。たった一人、8回裏に代打で出た内川だけが、うまくライト前に流し打ちをしたヒットらしいヒットでした。ついでに言えば菊池のホームランもバシッとスタンドへ叩き込んだというよりも、よくあのフライがスタンドに入ったなぁと思ったほどです。

あとはもう、中田をはじめ、みんな強引に引っ張ってボテボテのゴロになるか凡フライになることが多く、いい当たり、というのがほとんどなかった。アメリカは、たとえアウトになった内野ゴロでも、バットの芯に当てた痛烈な打球が多かった。ピッチャーの球の威力が違うんでしょうね。試合を見ながら、これではアメリカに勝ち越すことは至難の業ではないか、という感じでした。

まあ、そうは言っても日本にも勝てるチャンスが何度かありました。しかし4番の筒香や5番の中田がヒットを打てば得点…という場面で凡退したし、本塁打を打った菊池も、8回裏、一死2塁のチャンスに空振り三振。これではねぇ。


ところで、昨日の試合は雨が降り続けていた。新聞によると、滑りやすいアメリカの球は、雨で湿気を含むと、むしろ投手は投げやすいそうだ。しかし守備側から見ると、日本人には慣れていない天然芝で、しかも雨だと打球の速度がさらに増すという。菊池のエラーもそれが要因と言われ、松田のポロリは水たまりの天然芝で転がってきた球を補給し損ねたということだ。

やっぱり慣れない場所での試合は、こういうちょっとしたことが命取りになるということでしょうね。雨もきのうの試合の大きな要因だったようです。

しかし、なぜこの時期、ロサンゼルスに雨が降るのか?
(ドジャースタジアムはロサンゼルスにありますので)

去年の年末にロサンゼルスに旅行した時、現地の人が「ロサンゼルスはほとんど雨が降りません」と言っていました。ただ「真冬(1月から2月あたり)には時々降りますが、3月以降はまず雨は降りませんね」とのこと。昨日のテレビ解説者も「シーズン中はロスではまず雨は降りません」と言ってましたしね。

現地の人からそれを聞いた僕は「じゃぁ、ロスでは傘も売ってませんか?」と半分ギャグのつもりで口にしたら「そうですね、お店でも傘はほとんど売っていませんね」と真面目な答えが返ってきました(ほんまかいな?)。

現地の人はさらに「ほとんどのお家は樋(とい)がありません。ほら、あのお家もそうでしょう?」と、車から見える民家を指差した。なるほど。注意して眺めると、日本の家なら、屋根を流れる雨水を受けて地上に流す筒状の樋が必ずあるのに、その家には、確かになかったです。雨がほとんど降らないので、さほど重要な設備ではないのでしょうね。

僕たちはロスへ行ったときは、ずっと晴れていたのですが、帰国の日だけ、雨が降りました。まぁ、冬場の12月末だから、たまには降ることもあるんだなぁ、と思っていましたが、今は3月下旬なので、昨日のドジャースタジアムみたいに雨が降り続けるなんて、話が違うじゃないか、と思いました。

しかもその雨が昨日の日米決選の明暗を分けたと思ったら、つくづく運が悪かったんだなぁ、と思わざるを得ない。実力では確かに劣っていたと思いますが、うまく行けば勝てていただけに、「雨が悪いんや」と、ロスでは降らないはずだった雨に全責任を押し付けることにします(笑)。

侍ジャパンの次の戦いは、3年後の東京オリンピックです。まだ金メダルのない日本ですが、何とか今度こそ優勝してほしいものです。


*余談ですが、

きのうの試合中継はMBSテレビであったわけですが、試合は午前10時からだというのに、テレビ中継はその2時間前の8時から。アメリカでの試合だから、日本時間の何時に試合開始か知らない人もいただろう。そういう人たちが新聞の番組欄を見たら、8時か8時半、いくら遅くても9時頃からは試合が始まるのでは、と思いながらテレビの前に座っていたかも知れない。しかもテレビではこういう場合、視聴者を引っぱるために何時に試合開始かはっきり言わない。

いったい試合開始から2時間ものあいだ、番組では何をしていたのか僕は見ていないから知らないけど、今か今かと待っていた人はイライラしていただろう。視聴率稼ぎだろうが、テレビのそういうところがいやらしいなぁ、と思いました。結局試合が始まったのは予定の10時もかなり過ぎてからでした。

それと、試合に熱中していたら、その試合の最中に「ここでニュースをお送りします」と画面がニュースに切り替わった。試合の様子は画面の下の方に小さく映っているだけでもちろん音声なし。これもどうかと思いました。それも日本の攻撃のいいところの場面なのにね。一生懸命見ている者の身になってみろよ、と言いたいところです。

また「侍ジャパン公認サポートキャプテン」というわけのわからない肩書のついた元SMAPの中居クンは、試合中になんだかんだ言いながら出てくるのだが、わずらわしいだけだった。「筒香選手は〇〇とおっしゃってました」とか「菅野投手は〇〇とおっしゃってました」という口調も耳ざわり。視聴者はただ、今の目の前の試合の行方に集中したいのです。

ぶつぶつ。ぶつぶつ。

 

 

 

 

 

 

 

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WBC 日本 準決勝進出へGO

2017年03月15日 | スポーツの話題

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)といえば、今回が第4回ということである。2006年、2009年、2013年と開催され、日本は第1回と第2回に優勝し、前回の第3回は準決勝で敗れて3連覇を逃し、ドミニカが優勝した。そして今回が第4回の大会ってことだ。

しかし僕の記憶では、もっと多く開催されていたように思っていた。たとえば、星野監督のとき、準決勝で韓国に逆転負けした試合。あれは何だったんだ? あるいはそれより前にも、オーストラリアに敗れた悔しい試合を覚えている。

最近は物事に対する自分の記憶違いや勘違いが増えてきた。よ~く考えてみたら「あ、そうか!」というようなことを毎日のように繰り返している。それでこの野球のことも、よ~く考えてみた。するとやっぱり「あ、そうか!」となって、謎は解けた。あの星野ジャパンの屈辱の敗北は、WBCではなく、オリンピックだったんだ。つまり2008年の北京五輪大会でのことだった。これに勝てば決勝進出という大一番で、最も負けたくない相手・韓国と当たって逆転負けを喫した。あれは誰が見ても星野監督の投手起用のミスだった。

(その時ボヤいた8年半前のブログです
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/f1734db03e6dbde3b07d27f19c240690

ともあれ、1992年のバルセロナ五輪から、2008年の北京五輪まで、5回にわたって野球競技があったのだ。だが、日本は銀1つ、銅2つで、一度も優勝がない。オリンピックとWBCの大会が頭の中でごちゃごちゃになっていて、「えっ? WBCはまだ過去3回しか開催されていないの? しかもそのうち日本が2回も優勝?」などと思ってしまったのである。

さて、今回のWBC。日本は1次ラウンドで3連勝。2次ラウンドでも、オランダを延長戦で破り、昨日のキューバ戦でも激戦を制した。大会前はイマイチのように伝えられていたが、ここまで5戦全勝。一方の韓国は1次ラウンドで敗退するという、まぁ、僕としてはスカッとした展開となっている。

そうして今日イスラエル戦があるが、これに勝てば文句なし。たとえ敗れても、いろんな状況から見て、ロサンゼルスで行われる決勝ラウンドに進出する可能性がかなり高い。でも、やっぱり負けちゃ駄目だよね。

イスラエルってそんなに野球が強かったっけ? というイメージだが、米大リーグの選手も多いとのことで、強敵に違いなく、また今夜7時から、テレビの前に釘付けにならなければならない。がんばれニッポン!

 …………………………………………………………………………

WBCで一番思い出に残っているのは、2009年3月の大会だった。僕にとって38年間の現役生活の最後の年の最後の月。残りわずかで定年退職を迎えるという時に行われた大会だった。

ご存知の方も多いと思うが、日本は決勝に進み、相手は宿敵の韓国。一時は3対1とまでリードしたのに、8回裏、9回裏と1点ずつ取られて同点にされ、延長戦に持ち込まれた。そして延長10回の表、チャンスを迎えたところで登場したイチローが、センター前にはじき返し、それが決勝点となって日本が優勝したという試合である。まぁそれでも、そこに至るまで、いろんな局面があり、嘆いたり喜んだりしていたことが、当時のブログを読むと、よみがえってきます。

☆WBC・日本 トホホの0点(2009年3月9日)
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/d/20090309

☆WBC・はらたつのり(3月18日)
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/d/20090318

☆WBC・おらほの岩隈(3月20日)
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/d/20090320

☆WBC ・日本連覇!(3月25日)
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/d/20090325


ということで、今回も、こういう結末になればいいと思っています。ただ、昨日のキューバ戦でヒットを打ったのは、山田と筒香ら4人だけ。あと、中田や坂本はじめ、他の選手はノーヒット。ちょっと打線が片寄っている感じで、特に5番の中田は、これまでの活躍がウソのように、昨日は全然ダメでした。4番の筒香が3打数3安打だったので、よけいに目立ちます。今日のイスラエル戦は中田の出来が勝敗を分けるのではないか…な~んて、評論家のようなことを言ってますけど、とにかく勝って文句なしにロス行きを決めほしいです。

 

 

 

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侍ジャパン キューバに勝った !

2017年03月14日 | スポーツの話題

いやぁ、侍ジャパンが勝ってよかったですね~  

いま、終わったばかりです。

日本が同点に追いついてはキューバに引き離され、追いついては引き離されるというじれったい展開で、どうなることやらと思いながら、最後まで見ていました。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)二次リーグの日本対キューバ戦。現在、午後10時40分ですから、3時間半、テレビの前にくぎ付けでした

1回、いきなり山田の先制ホームランで動き出したこの試合。2回表、キューバにすぐに逆転されて2対1。しかし日本はしっかり追いつき2対2。だが、4回表に満塁から適時打を打たれて4対2と再びリードを許す。それでも日本はしくこく、4対4に追いついた。2回表、4回表と偶数回に2点ずつ入れたキューバだったが、また次の偶数回である6回表に1点を入れて5対4とリードした。でも日本も粘って1点を入れ、5対5と三たび同点に追いついた。で、8回表、キューバお得意の偶数回が巡ってきたが、しかしこの回は0点に終わったのだった。

そして日本は8回の裏、一死後、その前は三振振り逃げで塁に出た松田が、今度は相手のエラーで出塁(ツイてますね~)したのをきっかけに、代打の内川の犠牲フライでついに6対5と勝ち越し。そしてその直後、さらにすごいことが起きる。

初回に先頭打者ホームランを放った山田が、またもレフトスタンドに2ランホームランを叩き込んだのだった。これで8対5だ。

ジャジャジャジャ~~~ン。

最後は下手投げの牧田投手がキューバを三者凡退に打ち取り、めでたくゲームセット。

ま、今日は山田で始まり、山田で終わった試合でしたね。

いつも10時には布団に入っている「良い子」の僕ですが、今はもう11時を過ぎました。明日、このことを書こうと思いましたが、コーフンして明日まで待てないので、少しだけ書きました。

では、おやすみなさい。

詳しくは、また明日~

 

 

 

 

 

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セレッソ大阪 J1昇格なるか!

2016年12月04日 | スポーツの話題

僕は昔からスポーツ観戦大好き人間だった。
野球は巨人に、相撲は貴乃花に入れ込んだ時代が懐かしい。

ま、一番ワクワクしたのはマラソン中継でしたけど…。

それにしても、

今の巨人には、かつての魅力を感じなくなったし、
相撲と言えばモンゴルばかりで面白くもなんともない。
わが大阪の豪栄道の綱取りで久々に期待した九州場所も、
結局、9勝6敗という冴えない成績で、横綱はオジャンに。

そんな中で、今はサッカーが、見応えがあっていい。
W杯予選の日本代表の試合はもちろん欠かさず見るが、
リーグも、なかなか面白い。特に今の時期は。

昨日、チャンピオンシップ決勝の第2戦が埼玉で行われた。
浦和はリーグ年間1位。一方鹿島は年間3位。
まず、鹿島は年間2位の川崎と戦って1対0で勝利した。
そして浦和に挑戦した決勝第1戦は1対0で負けてしまった。
これで、鹿島は圧倒的に不利な立場に追いやられた。
昨日の試合は、引き分けでももちろんダメなのだが、
もし鹿島が1対0で勝っても、合計スコアで浦和が優勝だ。
つまり2点以上取って勝たなければ、鹿島は優勝できない。
しかも、戦うのは、浦和の本拠地の埼玉スタジアムである。

それが昨日、浦和に先制されながら、1対1の同点に追いつき、
しかも後半の34分には、PKを奪ってついに逆転に成功!
見事2対1の勝利で、チャンピオンシップを制覇したのだ。

いや~、手に汗握る試合でした。
鹿島アントラーズは、リーグが誕生したころ、
ジーコがいて、秋田がいて、相馬がいて…と、
僕の好きだった選手が多く、懐かしのチームだった。
(今も、小笠原選手のファンですしね)

浦和ファンの方には申し訳ないが、鹿島が勝ってよかった。
昨日の試合結果に、拍手喝采を送りたいです。

しかし…。
それよりさらに楽しみなサッカーの試合が、今日、行われる。

昇格するためのプレーオフが、
大阪長居のキンチョウスタジアムで行われるのだ。

セレッソ大阪対ファジアーノ岡山の対戦である。
セレッソは、リーグの「二軍」である2に落ちているが、
今日の大一番に勝つと、3季ぶりに1に復帰する。
それはもう、大事な、大事な一戦なのである。
むろん岡山にとっても初の昇格を目指し、必死だろう。

2では、年間1位と2位のチームは自動的に1に昇格し、
3位から6位までの4チームで、最後の1ワクを争う。
4位だったセレッソは、先日、5位の京都と戦った。
ホームの長居での戦いで、結果は引き分けだったが、
元々の順位が上なので、決勝に進んだ。
もう一つは、3位の松本と6位の岡山だった。
予想に反して岡山が大健闘、3位の松本を破った。
その「おかげ」で、決勝のセレッソと岡山戦は、
セレッソのホーム・キンチョースタジアムで行われ、
しかも、引き分けでも昇格が決定することとなった。

ただ、ホームの試合でしかも引き分けでも昇格、
…と言っても、昨日の浦和の例もあることだし、
決して楽観できるものではない。

死力を尽くして、1昇格を果たしてほしい。

セレッソ大阪の熱狂的ファンである長男は、
すべての試合に競技場へ出かけて応援しているのだが、
今回も、3位の松本が6位の岡山に勝つと思っていたので、
自分もセレッソを追っかけて松本へ行く準備をしていたという。
「ちょっと拍子抜けしたわ」と笑っていた。

きょう、午後3時半からテレビ中継(BS)もされる。
勝つと負けるとは天国と地獄。

どうか、どうか、残念な結末になりませんように!


 

 

 

 

 

 

 

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日本 サウジに勝った! W杯予選

2016年11月16日 | スポーツの話題

昨日のサッカーW杯のアジア最終予選はハラハラドキドキ。
B組3位の日本が埼玉で1位のサウジアラビアと対戦した。
もしこの試合で敗れたりすれば、W杯出場は一挙に遠のく。

テレビの前にかじりついて、声援を送った。その結果は、
日本が2対1で勝って、やれやれ…と一安心したところだ。

これで全日程の半分の5試合を終了し、3勝1敗1分けの勝ち点10。
同成績ながら得失点差で上回るサウジアラビアに次いで2位となり、
2位のオーストラリアはタイと引き分け、勝ち点9で3位に落ちた。
この順位で、来年の後半戦に臨むことになる。
なんとしても2位以内に入らなければならない。

昨日は本田、香川、岡崎がそろって先発メンバーから外れた。
かつての日本代表の3本柱だった選手が全部抜けての試合。
その思い切った選手起用が、結果的によかたのだと思う。
特に香川は、代表戦ではいつも精彩を欠いていたから。

昨日も、試合後半に出てきた本田も香川もいいところがなかった。
一方、清武や原口、大迫の活躍ぶりには目を見張るものがあった。
「原口は海外へ行ってから進歩したなぁ」と長男が言っていた。

明らかに世代交代の時期が来ていることを感じさせられた。

それにしても、2対0と日本がリードした後、
そのまま逃げ切るかと思えば終盤に1点を取られ、
さらに試合終了間際に強烈なシュートを放たれて、
「うわっ、やられた!」と目を覆うシーンもあったが、
これはGキーパーが好捕して、なんとか凌ぐことができた。
あんまりヒヤヒヤさせてくれるなよ。僕は心臓が弱いんだから(笑)

さすがサウジアラビアは、動きが躍動感に満ち、
いかにもパワフルという感じで、日本はよく勝てたと思う。
これがアウェイだったら、勝てる見込みはどれほどあったか?

さて、アジア最終予選の後半の日程と対戦相手は…

次はもう、来年なんですが、

3月23日 アラブ首長国連邦(アウェイ)
3月28日 タイ(ホーム)
6月13日 イラク戦(アウェイ) 
8月31日 オーストラリア(ホーム)

そして最後が9月5日、サウジアラビアとの対戦である。
場所は敵国。何とかこの試合までに2位以内を確定させ、
W杯の切符を手に入れておかなければ、かなり危ない。
なにしろ「中東の笛」の本場での戦いである。
日本に不利な判定で振り回される可能性が大である。
しかもその時期、この地の気温は40度以上と言われている。

とにかく、それまでに絶対W杯出場を決めてほしい。

気になるのは、アラブ首長国連邦戦もイラク戦も、
そして最後のサウジ戦も、全部中東のアウェイで戦うということだ。

その意味でも、最初のアラブ首長国連邦戦が、
それ以後を占う大きな戦いとなるのだろう。

…というようなことで、昨日の試合が終わった後も、
TVで選手のインタビューや試合のハイライトを見ていたが、
それをチラチラと見ていたモミィが、不思議そうな顔をして、
「ワールドカップて、いつあるん?」と聞いたので、
「次の次の年、つまり再来年やねぇ」と答えると、
「なんでそんな先やのに、今、予選なんかしてるん?」と聞き返す。

それは僕にもわからん。
そういうことになっているからそうなる…としか言えない。

なにしろ、サッカーW杯は五輪以上の世界一のイベントと言われる。
だから本大会が近づいた頃に短期間で予選をするよりも、
こうして何年もかけてやって、より盛り上げるのだろう…
とモミィに説明したけれど、あまり納得できないようで、
「ふ~ん? 変やなぁ」などと言ってテレビから背を向けた。

かつて、うちの息子たちは熱烈なサッカーファンで、
地元のサッカー少年団などにも所属していたけれど、
まだ日本がW杯に一度も出られなかった頃から必死で応援していた。

あと一歩でW杯初出場が決まったはずのイラク戦で、
同点のゴールを許し、涙を飲んだあの「ドーハの悲劇」(1993年)
の時は、家族4人でテレビを見ていたが、あまりの無残な結果に、
息子たちが放心状態になっていたことを、今でも克明に思い出す。

まあ、女の子にもサッカーや野球のファンがいるんでしょうけど、
男の子と女の子はこれだけ違うのか…と、思っているところです。

さあ、ともあれ次は来年の3月です。
がんばれ、ニッポン代表!

 

 

 

 

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わが街出身力士 花ノ国の秘話

2016年09月27日 | スポーツの話題

引き続き相撲の話題ですけど…。

豪栄道が千秋楽も勝って、驚きの全勝優勝を成し遂げた。
本人も「まさか全勝とは」と口にするほどのアン・ビリーバブル!
人間、コツコツとやっていれば、いつかこういう時が来るのかな?

優勝の瞬間、地元大阪府・寝屋川市の様子がテレビに映っていた。
寝屋川市役所では、ファンや後援会の人たちが狂喜乱舞していた。
僕自身も何度も歩いたことのある京阪寝屋川駅前の商店街では、
アーケードに豪栄道の大きな写真が飾られ、
「優勝セール・500円均一」などの店もあった。

来場所、プレッシャーがかかりそうで、少し心配だが、
なんとか平常心を保って今場所みたいな相撲を続けてほしい。

今日は、それで思い出したんだけど、
僕が住む藤井寺市の出身力士の話です。

花ノ国という関取。ご存知の方は少ないと思いますが。

三役にはなれなかったが、幕内の常連として活躍した。
先日亡くなった千代の富士の全盛時代と同時期だった。
(1980年代から90年代にかけての頃です)

力士が土俵に上がるとき、館内放送で、
「花ノ国。大阪府藤井寺市出身・放駒部屋」
というのが聞こえるたびに、うれしく思った。

この花ノ国が、あることで有名になった。

当時、大相撲の連勝記録は、昔の双葉山の69連勝は別格として、
大鵬が45連勝という史上2位の大記録を持っていた。
それを破ったのが千代の富士だった。

千代の富士が45連勝を達成して大鵬と並び、
翌日、それを超える46連勝をかけて対戦したのがこの花ノ国だった。

そして、千代の富士が勝って史上2位の記録を達成した。
花ノ国は「引き立て役」として、その名を残すことになった。
(千代の富士はこのあと、53連勝まで記録を伸ばします)

しかし、それだけにはとどまらない。
運命のいたずらは、第2章を準備していた。
もっと大きな「引き立て役」が待っていたのだ。

千代の富士は昭和の大横綱として着々と勝ち星を積み上げ、
ついに、これまで誰も達成していなかった、
相撲界に入ってからの通算1,000勝にあと1勝と迫った。

あと1勝で、前人未到の通算1,000勝!

その時の相手が、またも花ノ国だったのだ。
わが街・藤井寺市出身の花ノ国…。なんとまぁ。

日本中が注目する中、
千代の富士は花ノ国を下し、通算1,000勝を達成した。

このとき、花ノ国は、
「これで自分の名前が歴史に残るとは…ツイてないです」
と、記者たちの前で嘆いたという話が伝えられている。

でも、いいじゃない。

たとえ引き立て役であっても、
名前は永遠に残るんだからね~

藤井寺市民としては、むしろ嬉しいめぐり合わせです。


あれから25年余り…。

千代の富士の53連勝は、63連勝した白鵬に抜かれ
通算での1,045勝は、元大関魁皇に抜かれました。

今場所休場した白鵬も、997勝と、
通算1,000勝に、あと3勝と迫っています。

しかし、千代の富士の記録は、やはり偉大な記録です。

その2つの大記録を達成した時の相手だった花ノ国は、
今でもその名を残しています。

たとえば、このサイトにも、
花ノ国の名前が出ていますよね~

http://maruhon38.net/archives/16044

 

 


 

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