goo blog サービス終了のお知らせ 

 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

日本人はサッカーには向いていない?

2018年04月11日 | スポーツの話題

サッカーのW杯を6月に控えたこの時期に、日本代表のハリルホジッチ監督が解任されました。選手とのコミュニケーションがうまくいかなかった、というようなことで、これはひと言で言えば監督と選手たちの仲が悪くなったということなのでしょうね。会社での上司と部下の関係もそうですが、仲が悪くなったら、組織としていい仕事はできませんよね。

ハリルホジッチ監督が求めていたものは、サッカーはデュエル(決闘)であり、1対1であっても、それ以外であっても、「強さ」が大事で、とにかく相手の球を奪い、力づくで押さえ、前に前に出る、というサッカーを推し進めようとしたいたわけなんですが、それがどうも選手たちと合わなかったようですね。

今回の監督解任劇を知って思い出したのは、作家の奥田英朗さんの「どちらとも言えません」という、楽しいエッセイ集に載っていた文章でした。

その本の中に、「日本人サッカー不向き論」という一章があり、それを読んだ僕は、な~るほど、日本人はやっぱりサッカーで世界の一流になるのは難しいんだなぁ、とその当時思ったものです。そしてそれが、今回のハリルホジッチ監督の解任劇にもつながったのかなぁ、という気もします。

奥田英朗さんのエッセイによると、日本人はとにかくおとなしいし、規律を重んじる人種である。具体的に言うと、つまりこういうことです。

外国人と日本人の根本的な違い、ということですけど。

たとえば、僕もニューヨークの街を歩いていた時に目撃しましたが、男の人が口笛をヒューっと鳴らしてタクシーを止めます。すると、近くにいた婆さんがさっとそのタクシーに乗り込む。男の人は「オレがタクシーを止めたんだぞ」と言うのだが、「知るか!」みたいな態度で婆さんはそのまま乗ってしまう、という光景でした。こういうのがザラにあるのです。

著者の奥田英朗さんもそんな光景を外国で何度か見たと言い、「ああ、日本に生まれてよかった」と胸をなでおろした、と書いていました。

そこから奥田英朗さんの「日本人サッカー不向き論」が展開されていきます。

待ってるだけだとタクシーに乗れない。「奪う」ということが世界の常識なのだ。だけど日本人は行儀よく待つ。ゆえに日本人はボールの奪い合いをする競技がとにかく苦手。サッカーに限らず、ラグビーもバスケもホッケーも。もちろん体格の差もあろうが、それ以前に妨害行為にことのほか弱く、メンタル面で負けちゃっているのである。

日本が野球を得意とするのは、ボールを持つ攻守が完全に分かれていること。打順とポジションがちゃんと決まっているから。相手を妨害するようなルールはない。観客も、日本人は自分の指定席しか座らないが、外国人は関係なくいい場所に座り、そこへ指定席の客が来れば別のいい場所へ移る。つまりルールは必要な時に適用すればいいのであって、あとはフレキシブルに対応すればいいじゃないかというのが外国人の考え。しかし日本人はポジションを堅持するということが何よりも基本。他人様に迷惑はかけないというのが、日本人の考え方です。

というような話が展開されていきます。

だから、日本人はボールを奪い合うサッカー等には不向きだというのです。

これを思うと、今回の解任劇は何となくわかる気がします。つまりハリルホジッチ監督は日本人の苦手な「ボールを奪う。相手を妨害する」ということを最大の戦略として進めてきたわけですが、結局それが最近の国際試合で勝てなかったことと絡んで、こういう結果になったということなのかなぁ、という感じです。

新しく就任した西野監督は、わが大阪の「ガンバ」の監督でもあったことから、僕たちにはとても親しみのある監督です。取材を受けた同監督は、個々に力強さを求めたハリルホジッチ前監督の戦略から、「日本が積み上げてきたもので勝負する」というふうに転換する考えを明らかにしました。つまり、改めて日本人が得意とする技術、規律、組織力を生かした戦術を探って行くという宣言で、「日本人らしい戦いに戻す」ということなんだと思います。

とにかく、本番のW杯まであと約2ヵ月。1勝するのも難しいかも知れませんが、悔いの残らない戦い方をしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カー娘人気やら 伊調選手パワハラやら

2018年03月01日 | スポーツの話題

平昌五輪も終わり、何となく落ち着かなかった日々ともお別れです。実際に競技を見ている時は力が入りますが、テレビはその期間中、オリンピックに関連した(あるいは無理に関連させた)話題ばかりで、いくらなんでもあれだけ同じようなものを見せられると、いささかうんざりの感もありましたからね。

貴乃花親方騒動から平昌五輪へと流れが変わったテレビのワイドショーも、五輪閉会で一段落。ずっと続いて来た「目玉商品」が無くなって、さて次はどんなネタを持ち出すのか、と思っていたら、また大相撲春場所が近づいてきたことで、「貴乃岩と貴乃花親方が沈黙破る」なんていう番組欄の文面も目に付きます。「また相撲ネタかよ」って感じですが、今日はそれよりもっと視聴者が興味を持ちそうな新ネタがひとつ出てきました。

五輪の女子レスリングで、前人未到の4連覇を成し遂げた伊調馨選手が、あの全日本女子レスリングのコーチとして有名な栄和人氏からパワハラを受けていたという話です。今日発売の週刊文春の広告には、
「伊調・悲痛告白 恩師(栄和人)からの陰湿パワハラ」
という見出しがデカデカと載っています。

それを受けて、今日のワイドショーの番組欄にはもうこの話題が載っています。これまたオリンピックに関する話題のひとつですよね。平昌五輪が終わって視線は東京五輪へという矢先のびっくりニュースですが、栄和人氏といえば、金メダルを獲った吉田沙保里選手にその場で投げられたりして、とても好印象の人だったし、顔を見れば誰もが知っている人だと思いますが、その分レスリング界の権力者でもあったそうです。内部ではいろいろあるんですね~。 


   
   栄和人氏は、みんな知っていますよね

 

さて、話は平昌五輪に戻りますが、選手団が帰国して会見を開いたり、あちこちの番組に出たりしていますが、羽生選手は別として、やはり女子選手たちが華やかさもあるし、大活躍もしたことから注目を浴びていましたね。選手団の主将を務めた小平さんは話が上手でした。決して雄弁と言うわけではないのですが、少しずつ間をおいて、考えながら話す言葉は、しみじみと心に響きました。

それと、やはり人気の的はカーリングの選手たちでした。
「カー娘」とか(モー娘を思い出します)、「そだね~ジャパン」とか呼ばれ、大人気。あの松岡修造が「『そだね~』は今年の流行語大賞決まりですね!」と、はしゃいでいましたが、まあ、今年はこのあとがまだ長いし、また別の流行語がいくらでも出てきそうだし、カー娘もすぐに忘れられる可能性もあるので、大賞決定とまでは言いきれませんよね。そんなうわべの人気より、僕たちが今大会で感じたカーリングの勝負の深い味わいを、いつまでも忘れないようにしたいものです。

思えば日本で初の冬季五輪が開かれたのが、1972(昭和47)年2月の札幌五輪でした。この年の4月にわが家では長男が誕生し、五輪の開催中は妻が大きなお腹をかかえていました。あれからもう45年以上経ったとは

そして、夏季の東京五輪となると札幌よりさらに8年前の1964(昭和39)年に開催されたのだから、もう54年も前のことになります。僕が15歳の時でした。テレビの前で、いろんな競技を息を飲んで見ていたのが、つい最近のことのように思えます。

で、2020年の東京五輪まであと2年半ですが、何やかやと言っているうちに、これもあっという間にやって来そうですよ。

で、最近ふと気がついたのですが、その東京五輪の年には、モミィが15歳になるんですよね。

つまり

前回の東京五輪の年は僕が15歳で、今回の東京五輪ではモミィが15歳。

不思議な巡り合わせだな~と、心の中でクスっと笑っています。

 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビ局もなぁ~

2018年02月21日 | スポーツの話題

ピョンチャンオリンピックも後半に入ってきましたが、こう言うのも何ですが、テレビ局もどのチャンネルもオリンピックばっかりで、他の重要なニュースがお留守になっていますよね。(と言いながら僕もオリンピックばっかり書いていますが)。

まあ、テレビ局としては視聴率もあるので、それも仕方ないかとは思いながらも、ちょっと、なんだかなぁ~?という場面もあります。

たとえば昨日(20日火曜)の新聞のテレビ番組欄。
フジテレビの午前10時から11時55分までの欄を見ると、
女子ハーフパイプ決勝をフジで中継するようで、その番組欄には、

フリースタイルスキー「女子ハーフパイプ決勝」金メダル大本命小野塚彩那歓喜の瞬間を完全生中継

とありました。

「金メダル大本命・小野塚彩那」とは

たしかに小野塚選手はメダル候補ではあったけれど「金メダル大本命」というのはあまりにも行き過ぎた表現ですね。実際、結果として小野塚は5位に終わり、見ていても、金・銀・銅を獲得したカナダ、フランス、アメリカの3選手に比べるとかなり実力差を感じました。

「金メダル大本命」というのは、誇張に過ぎますよね。
書かれた小野塚選手ご本人も苦笑しておられるでしょ。

自局の番組を見させるために、こんなダマシの番組宣伝文句をテレビ欄に載せるのは、やはりテレビ局の節操のなさを表しています。知らない人は本当にそうかと思って見ますしね。

それと、ニュース番組で、競技とゼンゼン関係のないことをやるのもどうかと思います。

日本女子のカーリングの選手たちが、ハーフタイムでバナナとかイチゴとか食べる「おやつタイム」を番組で取り上げるのはまあいいとしても、今日のテレビ朝日の午後6時のニュースでは、コメンテーターたちに「これが日本のカーリング娘のおやつです」と、スタジオ内に同じような果物などが出され、それを出演者がみんなで「おいしい~」と言いながら、満面に笑顔をたたえながらパクパク食べていました。

なに、それ? オリンピックと、何の関係があるわけ?

どうもテレビ局というのは、生中継以外は、何をするやらワケわからない。
こっちはまじめに見ているんだから、もっとマジメにやれ~!
と言いたくなります。

さて、いま午後8時過ぎ。
これから期待の
女子パシュート準決勝・決勝の生中継が始まります。

これこそ日本が「金メダル大本命」ですよね。

がんばってね~

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平選手も金メダルでした~

2018年02月19日 | スポーツの話題

長男が17日の土曜日の午後、ショッピングモールのイオンに行ったところ、店の中は異様なほどガラガラで、「あんなに人のいないイオンは見たことなかった」と言っていました。

やっぱりねぇ~。土曜日の午後といえば男子フィギュアの羽生選手が登場する時間帯だったのでね。ほとんどの人は家でテレビを見ていたのでしょう。

その17日に続いて、昨日18日も金メダルが生まれましたね。小平選手が期待通りの滑りを見せて、スピードスケート女子で初の金メダル。ライバルが地元韓国の選手だったことで、何となくイヤ~な予感がしていたけれど、無事に勝利を収めることができて「やれやれ」の心境です。

何しろ小平選手はこれまで国内外の大会で実に24連勝中だったそうで、文字通り「無敗の女王」という言葉がピッタリ。それでも、前回ソチ五輪の高梨沙羅選手のような例もあることだし、オリンピックでは何が起きるかわからない。心配性の僕は、期待よりむしろ不安のほうが大きかった。

そんな中にもかかわらず、きちんと実力を発揮し、金メダルを獲ったことは間違いなく「偉業」と言えるでしょうね~

素顔に戻るとごく普通のお姉さんという感じの小平さん。どこにあのすさまじい闘争心が潜んでいるのだろうと不思議にも思えるくらいです。

ホントにおめでとうございました。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽生選手 金メダルでした~

2018年02月17日 | スポーツの話題

やりましたね~
羽生選手、金メダル!

さらに宇野選手も銀メダルの快挙。

きょうは朝にブログを更新しましたが、同じ日にまた2度目の更新というのは、この10年間余り続けてきたブログでは初めてのことです。

きょうのお昼。羽生クンが出てきた時はドキドキしていました。きっと、日本中のファンがドキドキしていたのでしょうね。それにしても、羽生クンって本当に強靭な精神力を持っているんですよね。あらためて、その思いを強くしました。

いま、午後7時40分。
NHKテレビでちょうど表彰式の生中継が行われています。

羽生クンが金、宇野クンが銀のメダルをかけてもらい、場内に「君が代」が流れていました。

いやぁ。すごいね~
羽生選手の今回の快挙は、これからも永遠に語り継がれていくことだと思いますが、それを今日、リアルタイムで見られたことは、僕たちも幸せですね

よかった~

また明日、今度は女子で、小平選手のスピードスケート500mでの金メダルを期待しています。

あぁ、それにしても羽生クン、すごかったなぁ~

これ以上、何も言うことなし、ですわ。

 

この際ですので、4年前、ソチ五輪で羽生クンが初めて金メダルを獲った時のブログをご紹介します。いま読み返してみると、懐かしいです~

羽生、世界一へGO !


羽生ヒヤヒヤでも金メダル

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽生選手やアルマーニのことなど

2018年02月17日 | スポーツの話題

いま、日本中の誰もが思っていることを、一個人の感想のように書くのも気が引けますが、たとえひと言だけでも書かせてもらいます。

よかった! 昨日の羽生選手。

はい。ひと言だけでした(笑)。


  


昨日の夕方から夜、そして今朝も早くから、テレビはどのチャンネルをつけても羽生、羽生、羽生のオンパレード。きょう午後1時17分から最終第4グループ6人の選手が登場し、羽生選手は4番目の1時43分に出てくるそうです。宇野選手は最後で2時ちょうどに登場とのこと。見逃せませんね。しかし羽生選手も万が一ということがありますから、日本中がドキドキしながら見るんでしょうね。

ここまで金メダル候補だった日本選手がみんな銀や銅に終わっていますが、各国の「メダル獲得表」というのを見てみると、日本は現在13位。上位12か国は全部金メダルを獲っているので日本の上にくるわけですね。10位の韓国は金が2つで銅が1つ。メダル総数でいえば日本が銀と銅を合わせて7つですから、韓国の3つよりはるかに上回っていますが、なにせ金がゼロだから順位が低いのですね。

スピードスケートの金メダリスト清水宏保さんがこんなことを言っていました。ちなみに清水さんは、金と銀と銅と、3つ全てのメダルを獲った人です。
その清水さんが、

「銀メダルというのはもうちょっとで金だったので悔しい思いがある。銅メダルは、あぁ獲れてよかったとか、ホッとしたとかという意味でうれしい。銀と銅の違いはそういうところにあるんだと思う」
そんなことを言っていたのが興味深かったです。確かに銀メダルは素晴らしい結果だと思いますが、あと1歩で金メダルと思うと、やはり悔しいですよね。

そしてきょう、待望の金メダル第一号が誕生! 
となるよう、心から祈る次第です。

もし羽生選手(あるいは宇野選手)が優勝すれば、今日中に喜びのブログを綴ろうと思います。まあ、ひと言だけですけど(笑)。

このブログも10年余り続けていますが、1日に2本の記事をアップしたことはないので、それもいい記念かな~と思ったり。いずれにしても金メダルを祈ってます。

で、オリンピックもいいけれど、ほかに話題はないのか? と思われている方にひとつ別の話題を提供いたします。先日、銀座の公立小学校でアルマーニの制服が採用され、それが8万円以上もするということで厳しい批判を浴びていましたね。制服と言えば、モミィも4月から通う中学校の制服の採寸を行ったりしましたが、アルマーニのニュースを見ながら、妻に「モミィの制服代も高いの?」と尋ねたら、妻が「高いよ~。すごく」と言ってました。まあ私立中学だからそれは仕方ありませんが、公立で、しかも小学校で、これほど高価な制服を着用させるというのはやはり変ですよね。

そのうえ、子供はすぐに体が大きくなるので、ランドセルは6年間で一つで済むかも知れませんが、服はどんどん大きいものに変えていかなければならないわけで、8万いくらもするものが、すぐに着られなくなり、また次の新しいアルマーニを購入というんでは、大変ですよね~

このニュースのことを、スポーツクラブのロッカールームでオジサンたちもワイワイと話していましたが、その中の一人のオジサンが、
「アニマールみたいな高級品を子供が着てどうすんねん」
と、強い口調で言い放っていました。

「アルマーニ」ではなく「アニマール」と言っておりました(笑)。

 

 

 

 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうの午後1時48分に!

2018年02月16日 | スポーツの話題

いま午前9時過ぎですが、10時から約束があって出かけなければならない。そして午後1時ぐらいに帰宅の予定です。オリンピック・フィギュア男子のショートは、テレビ番組表によると今日の午前10時ごろから中継が始まるので、たぶん羽生選手をナマで見るのは無理だろうと思っていたけれど、つい先ほど、テレビのモーニングショーで「今日、羽生選手は午後1時48分に登場します」と言ったので、それに間違いなければその時間には家に帰っているはずなのでテレビを見ることができる。「よかった~」と快哉を叫んだところです。

実は明日の土曜日も、午前中はモミィをエレクトーン教室に連れて行かなければならないので、羽生選手が出るフィギュア男子は、ショートもフリーもナマで見られないなぁ、と残念な思いを抱いていたのですが、たぶん明日も同じような時間帯に出てくるだろうから、それなら両方とも見られることになりそうです。いや、まあ、ほんとによかったです。

それにしても、時差のない韓国なのに、なんで午前中から重要な競技が始まるのかと不思議に思っていたら、フィギュアスケートが盛んなアメリカのゴールデンタイムに合わせたそうですね。なんのこっちゃ、と言いたくなります。

ま、とにかく見られるようになったので、きょうの午後1時48分が楽しみです。心配だった羽生選手の調子も良さそうですしね~

 あ、そうそう。女子アイスホッケーは4対1で日本がコリアを破りましたね。そして昨日の夜はカーリングで、韓国に劇的な逆転勝ちをおさめました。気分スッキリ、です。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平野・渡部・小平すべて銀 ~うれしさも 中くらい~

2018年02月14日 | スポーツの話題

う~ん。冬季五輪。今日は日本は2つ金メダルを獲るかと思いましたが、2つとも銀メダルでしたね~。

ノルディック複合の渡部も、スピードスケート女子1000メートルの小平も、共に銀メダルでした。なんとも惜しい結果となりました。2人とも間違いなく金メダルを獲るものと僕は信じて疑わなかったんですけどね。ともに十分に力を発揮したにもかかわらず、それ以上にすごい選手がいたということで、これはもうどうしようもありませんね~

それと、午前中にあったスノボーの平野歩夢クンも、うまくいけば金メダル、と思っていましたが、絶対王者ホワイトに負けて銀メダル。相手が強すぎたという点では、複合の渡部選手、スピードスケートの小平選手と同様ですね。

でもまあ、スピードスケートの小平さんは18日に行われる得意の500メートルではきっと金メダルを獲ってくれると信じています。そして21日のパシュートという団体種目でも日本女子は金メダル最有力と言われていますので大いに期待しています。それに、今日の1000メートルは3位も日本の高木美帆さんだったので、表彰台に2人も上がれたのはよかったですよね~

そして女子アイスホッケーの日本対コリア戦は、意外と苦戦しましたが、4対1でなんとか勝ちました。まあ、負けるとは思っていませんでしたが、途中、押され気味になってちょっとビビりましたわ。10対0くらいで勝て! と思っていたのでね。それにしても、コリアが球を取ったときの観客席からの怒涛のような大歓声はすごかった。あの中で4対1は、まずまずの結果だったでしょうか。

ということで今日は渡部と小平が金メダルを獲ると思っていたのですが、2人とも銀メダルでした。ま、これはこれで立派だと思いますが、やはり金メダルを信じていただけに、ちょっと複雑です。きょうの結果は、小林一茶の句です。

つまり、

めでたさも 中くらいなり おらが春

ということですね。

はい。僕のうれしさも「中くらい」です。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高木美帆が銀 高梨沙羅が銅

2018年02月13日 | スポーツの話題

それにしても昨日の夜はあわただしかったです。平昌五輪で日本のメダル有力選手がほぼ同時刻に登場したので、テレビのチャンネルも、あちらをつけたり、こちらに戻したり、忙しかったこと。

夜の9時半ごろから民放でスピードスケート女子1500メートルの放送が始まり、この種目は高木美帆選手がワールドカップで4戦4勝という実績を持つという。つまり金メダルの最右翼ではないか。これは見逃してはならないぞ、とテレビを見つめる。しかし出場選手が多くて、高木の出番はず~っと後のほう。そうこうしているうちに10時前からNHKで女子のジャンプの中継が始まった。これには高梨沙羅ちゃんが登場する。しかし沙羅ちゃんの出番も最後のほう。で、午後10時を過ぎても、どちらもまだお目当ての2人は出てこない。

そんな時(→10時半ごろだった)テレビで速報が流れた。何かと思ったら「男子モーグルで原大智選手が銅メダル!」という字幕が流れたのだ。女子のジャンプとスピードスケートを交互に見ているうちに、別の競技で日本選手が今大会初のメダルを獲得したというわけ。あぁ、何がなんだか!

そして10時45分。スピードスケートで、待ちに待った高木選手が登場した。ところが、ジャンプのほうもそろそろ高梨選手の順番が来る。2人の登場時間がかぶっちゃってる~。僕は高木選手がゴールして銀メダルを獲得した瞬間を見届けて、すぐにチャンネルをNHKのジャンプに変えると、今まさに高梨選手がスタートするところ。やれやれ。見ることができた。高梨選手はビュ~ンと勢いよく飛んで103メートル超えのジャンプを見せてくれた。

ということで、昨日のこの時間帯はテレビのリモコンを握りながらのオリンピック観戦でしたが、それが過ぎるとあとはジャンプの2回目を見るだけ。もちろんリモコンは手から離しました(笑)。そして高梨選手は2回目も103メートル超えの見事なジャンプを見せましたが、ノルウェーのルンビとドイツのアルトハウスというW杯でも常に1・2位を争った二人には及びませんでした。

高梨さんは、前回五輪では金メダル確実と言われながら4位に終わり、日本中がガッカリしましたね~。今回は強力な選手が2人出てきたので、3位の銅メダルに終わりましたが、この結果は仕方ないでしょう。彼女なりに納得のいくジャンプができたようなので、銅メダルを獲ったことを心から祝福してあげたいと思います。

 ………………………………………………………………………

昨日は午前中にフィギュアスケート団体戦、日本はふるわず5位でしたが、それを見たあと、昼からモミィの友だちが家に遊びに来て、妻も手伝って一緒にバレンタイン用のチョコを作るというので、僕はウオーキングに出ました。

昨日は朝起きて外を見ると雪が積もっていました。今年はじめて見る積雪でした。午後も時々雪がチラつき、雪が目に入ってびっくりしたりしながら、冷たい風が吹き付ける中を数時間、テクテク歩きました。

夕方に帰宅。4時半から女子のアイスホッケー・スイス戦を見ましたが、残念ながら3対1で負けて予選敗退が決定。でも14日のコリア戦は楽しみです。

さて、銀メダルの高木美帆選手は、スピードスケートの女子の個人としては長野五輪の岡崎朋美さん以来、20年ぶりのメダルだそうです。大したものですよね。この女子スピードスケートはまだまだ楽しみが残っており、明日14日は1000メートル、18日の日曜日には500メートルがあり、今度は「最強女子」の小平奈緒選手に金メダルの期待がかかります。

そして16日にはフィギュアの羽生選手が登場します。昨日の公式練習ではトリプルアクセルも決めていたので、怪我をした足はもう大丈夫みたいです。こちらも大いに期待できますね~。めざせ羽生、66年ぶりの五輪連覇!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国記念日やらピョンチャンやら「美女応援団」やら

2018年02月11日 | スポーツの話題

わが家の近くには高速道路が通っているのですが、今日はその高速から派手な軍歌が聞えています。その種の団体の車が橿原神宮のほうへ走りながら大音響で流しているのでしょう。何せ建国記念日ですからね

毎年この日は、高速道路から軍歌やその種の歌が聞こえてきます。今日は歌謡曲で、僕が好きだった橋幸夫の歌も流れていました。こんな歌が流れてくるのは初めてですが、「あぁ特別攻撃隊」という歌です。橋幸夫といえば「いつでも夢を」や「潮来笠」が有名ですが、根っからの橋幸夫ファンならこの歌もご存じのはず。でも歌の趣旨から、今の懐メロ番組の中では決して歌われません。だから何十年ぶりかでこの歌が聞えてきて、少しハッとしましたが、何せ走っている車から流れてくるのですから、あっという間に歌は消えていきました。もうちょっと聞きたかった~(笑)。 

ま、それはそれとして

いよいよ冬季五輪が開幕し、各競技で熱戦が始まりましたね。夏季より冬季の方が圧倒的にスリリングな競技が多いのも魅力です。中でもあのスノーボードという競技はすごい。まるでアニメを見ているようで、空中の動きは人間業とは思えません。あれでよく頭から落ちて死なないもんですよね、ほんと。ジャンプなどもそうですが、スキー競技は何だか危な過ぎて命がけだな~と、怖がりの僕は思うのです。

昨夜は女子アイスホッケーの日本対スウェーデン戦を見ていましたが、これもスピード感にあふれていて、球がどこへ行っているのかわからないくらい。日本は一度は同点に追いついたのですが、ちょっとしたミスから点を取られて2対1で負けてしまいました。明日のスイス戦で頑張ってほしいですし、先日も書きましたが14日のコリア戦には絶対勝ってほしいです。

それと、昨日はショートトラック1500メートル予選で、大阪の阪南大学職員の渡邊啓太選手が出場しましたが、残念ながら予選敗退しました。

阪南大学といえば
長野五輪で19歳の西谷岳文選手がショートトラック500メートルで金メダルを獲りましたが、その西谷選手が阪南大学の学生でした。この大学は大阪府松原市にあり、当時松原市役所の広報係に勤めていた僕は、西谷選手が金メダルを獲り、母校へ帰って来た際、市役所に来てもらい、インタビューをしたことがあります。その際、金メダルも手にさせてもらいました。ショートトラックで阪南大学といえばそれを思い出すので、昨日の渡邊選手にも期待していましたが、残念な結果に終わってしまいました。

しかしまあ、この冬季五輪に関しては、日本のメディアも、あの北朝鮮の「美女応援団」を追いかけまわしているのには「なんだかなぁ」と思いますね。

たとえば、今朝の「サンデーLIVE」という情報番組でしたけど
現地で取材をしている男性アナが「美女応援団」が宿泊するホテルの前に立って、ハングル文字で「みなさん、美しいですね」という意味の言葉が書かれたパネルのようなものを持っているのです。そして、やがてホテルから姿を見せ始めた彼女たちにそのパネルを掲げてみせると、それに気づいた何人かの女性がこちらに向かって手を振りました。それを見て局のアナは「わぁ、手を振ってくれました~」と大はしゃぎ。「よかったです。まんざらでもありませんね」と満面の笑みでテレビカメラに向かってキャッキャ喜んでいました。
バカみたい。

「競技をそっちのけにして、北朝鮮の女性応援団のことばかりワイワイ騒いで報じているのはいかがなものか」と、ある識者は嘆いていましたが、そのとおりだと思います。もうこの手の報道にはうんざりですわ。

 

 

ついでに、と言ったらナンですけど、冒頭に書いた橋幸夫の歌があまりにも懐かしかったのでネットで探しました。
 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬季五輪まであと2日 注目は女子アイスホッケー「コリア戦」

2018年02月07日 | スポーツの話題

このあいだ、テレビから「東京オリンピックがいよいよ近づいてきました」という音声が聞えてきたので「何を言ってる? 東京五輪なんてまだ2年半も先のことじゃないか」と思いながらよ~く聞いてみたら、「東京オリンピック」ではなく、「冬季オリンピック」だった。

このごろよく聞き間違いをする。「フリーアナウンサー」が「不倫アナウンサー」に聞こえたり、「不妊治療薬」が「不倫治療薬」に聞こえたり(そんな治療薬、ないやろ!)、万国博覧会が「万国錯乱会」に聞こえたり(どんなんや?)、オバマ前大統領が「おバカ前大統領」に聞こえたり(おバカは今のトランプ大統領やろ!)。また、去年の秋頃の天気予報で「今日は寒くなりますので浮気が必要です」と聞こえたので「げぇ、何で浮気が必要?」と驚いたら、浮気ではなく「上着」だった。全くおバカな聞き間違いをしてきた僕なのです。

まあそれは余計な話で、その東京じゃなかった、冬季オリンピックの平昌大会が、いよいよ明後日に開幕する。北朝鮮と韓国が急に「仲良し」になったかのようなことがたいそう話題になっているけれど、まったく平昌(ピョンチャン)と平壌(ピョンヤン)がごちゃごちゃになってややこしい限りである。

今回は、スピードスケート女子の小平奈緒選手や男子複合の渡部暁斗選手らをはじめ、金メダルに近い日本選手が何人かいて大いに楽しみである。怪我からどれだけ回復して力を発揮できるのか心配なフィギュアの羽生選手や、最近のW杯ではひとつも勝てなかったジャンプの高梨選手らの巻き返しにも期待したい。

しかし、日本選手が冬季五輪で金メダルを獲ったのは、これまでわずか10個だったというから、案外少ないですね。

ここに並べてみると、

最初が1972年の札幌大会。スキージャンプ70m級の笠谷幸生。
次は92年のアルベールビル大会で、萩原らのスキーノルディック複合団体。
94年のリレハンメル大会でも同じくスキーノルディック複合団体が2連覇。

ここまで3つだが、1998年は長野大会で、地元の日本選手が大活躍した。

スピードスケート男子500mの清水宏保。
スキー女子モーグルの里谷多英。
スキージャンプの舟木和喜。
スキージャンプの舟木、原田らの団体。
そしてショートトラックスピードスケート500mの西谷岳文。
と、長野大会では合計5つの金メダルを獲得した。

そのあとは2006年のトリノ大会でフィギュアスケート女子の荒川静香。
そしてまだ記憶に新しい2014年のソチ大会での羽生結弦。

この羽生選手の金メダルが、日本の冬季五輪史上10個目だった。

という具合に、まだ10個なんですよね。

それが、今回の平昌では「5個の金を狙える」みたいな予想が出ており、大きな期待が膨らんでいる。でも過去10個の金メダルのうち、札幌・長野を除く大会で獲ったのは4個だけという「海外の大会に弱い」現実もあるので、長野大会並みの5個の金メダルというのはやはり難しいのではないか。

と言っても、こういう予想はなるべく外れてほしいわけで、さて、明後日からの大会に注目です。

僕としては、日本選手のメダルをかけた戦いも楽しみだが、14日に行われるアイスホッケー女子の一次リーグ「日本対コリア」に熱くなりそうだ。ご承知のように相手のコリアは韓国と北朝鮮の合同チーム。場所は日本にとっては完全アウェイだが、実力は日本が上。この試合が一次リーグ最終戦となる。

この女子アイスホッケーの一次リーグだが、日本は10日にスウェーデンと対戦し、12日にスイス、そして14日にコリアと最終戦を行う。4チームのうち2位までが準々決勝に進めるので、この14日のコリア戦に勝てば進出、という大事な試合になる可能性も高いので、よけいに応援に力が入ることだろう。

日本の女子アイスホッケーチームは、ぜひコリアに勝ってほしい。それも大差をつけての圧勝でね。期待してます! 

ちなみに羽生結弦選手が登場するのは16日。今からドキドキですね~

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『大相撲理事選』 過熱報道には飽き飽き

2018年02月04日 | スポーツの話題

インフルエンザで寝込んでいたモミィも、まずまず元気になり、お医者さんからも「登校OK」のお墨付きをもらい、明日の月曜日からまた普通の生活がはじまることになりました。

しかし2日前に、妻が熱を出した。関節も痛むという。ずっとモミィのそばにいて世話をしていただけに、これはもう感染したのではと半ば覚悟した様子で医院に行き、検査をしてもらったら「少~し感染の可能性があります」というような曖昧な見立てだった。で、インフルエンザの治療薬の吸入はせず、その場で数十分の点滴を受けたという。その翌日である昨日は、まだ少し体がだるいということだったけれど、熱はほぼ平熱に下がった。どうやら事なきを得たようです。

さて、話は変わりますが。

ご承知のとおり、つい先日大相撲の理事選があり、貴乃花親方が2票しか取れずに落選したことが、どこのテレビ局でも長々と報じられていた。そして、いろんなコメンテーターが好き勝手な感想を口にしていたけれど、去年の日馬富士の暴行事件以来、毎日毎日、情報番組は大相撲のことばかり。最初の頃は、僕は昔から貴乃花ファンでもあったので興味を持って見ていたが、そのあと、今回の理事選に至るまでの「選挙予想」などが、どこのチャンネルでも同じようなパネルを出して「貴乃花が当選する可能性は?」などと騒ぎ立てているのには呆れてしまった。

その内容というのが「〇〇一門からは〇〇親方の票が貴乃花に流れるのでは」という話ばかりで、貴乃花に投票することを「造反」という言葉を使い、「(貴乃花一門以外の)〇〇一門から何人、✖✖一門から何人の造反者が出ると、貴乃花親方は当選するかもしれません」な~んてことを解説していた。

これほどまで各テレビで「大予想」をし、しかも貴乃花親方に票を投じることを「造反」と言い、「誰と誰と誰と」と名指しされると、「実は貴乃花に投票しよう」と思っていた親方らも、そりゃぁ投票しにくいだろうね。しかもこれだけテレビで騒がれたら相撲協会のほうも黙ってはいまい。上層部から親方衆に「貴乃花には絶対投票するな」という締め付けも間違いなくあったはず。

テレビが「造反者は?」と騒ぎたて、さらに協会が締め付けたら、こっそり貴乃花に投票しても「犯人捜し」をされたらすぐに知れるだろうから、そんなことをするとどんな仕打ちを受けるかわからない。だれがそんな危険を冒してまで「造反」するだろうか? どんな親方だって自分が可愛いのである。そう考えると、テレビ局自体が、貴乃花の当選の可能性を潰したという見方もできなくはない。

まあ、別に貴乃花が理事になってもならなくても、一ファンとしてはどうってことはない。言われているように、10人の定員で10人が立候補して無投票になることを避けるために、負けを承知で11人目の候補者として名乗りを上げただけのことだろう。これで相撲界をやめるというわけでもないし、これから自分の部屋の力士を強くして、白鵬はじめ落ち目の横綱陣に変わる次世代のヒーローを生んでいくことが何より重要なんだもんね。なにせまだ45歳で親方の定年の65歳まで20年もある。じっくりと将来を見据えればいい。

それにしてもテレビ局も、よくまぁあれだけ理事選の票読みや派閥の勢力争いなどにばかり焦点を当て、延々と解説を続けてこられたもんだと感心する。国政選挙などであればともかく、僕たちが投票できるものでもない選挙を、これほどああだこうだと詳し過ぎる解説をしたところで、誰のためになるというのだろう。

今週の9日から冬季五輪が開催される。これが始まったら、今度はまたテレビの情報番組は明けても暮れても「ニッポン!」「メダル!」のオンパレードに違いない。

さすがに2ヵ月以上続いた相撲ゴシップも、数日後には冬季五輪に取って代わられるでしょ。ちょうどよかったかも。これ以上の「大相撲加熱報道」には、飽き飽きですから。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白鵬の休場は 思惑どおり? 稀勢の里は残念

2018年01月20日 | スポーツの話題

テレビのワイドショーは、相変わらず大相撲に関するニュースを流し続けている。日馬富士の暴行事件があったのは今から3ヵ月も前のこと。それからというもの、日馬富士が引退したあとも、現場に同席しながら暴行を止めず、むしろ煽ったとも言われる白鵬や、事件を知ってからも理事会等でまったく取り上げなかった相撲協会よりも、事件を協会に報告しなかったという貴乃花親方にむしろ大きな非があるような協会寄りのマスコミ報道が中心になっていた。

来る日も来る日も貴乃花部屋の前には報道陣が群れ集まり、親方が現れるとマイクを突きつけ「親方、何かひとことお願いします!」な~んていう取材風景をうんざりするほど見せつけられてきた。これまでの状況を考えると、そんな場所で親方が「何かひとこと」を言うわけないでしょ。マスコミも「馬鹿まるだし」の姿をさらけ出していた。

どのワイドショーもそんなことを1時間以上も取り上げていた。「グッディ」の司会の安藤優子などは「私たち、相撲のことはあまりわからないけど、でも組織の人が組織に反する行為をすれば処分もアリですよねぇ~」なんて、事件の本質とは離れた、一部の側面だけ取り上げて井戸端会議ふうな軽い口調でヘラヘラ笑いながら周囲のコメンテーターとおしゃべりしているのを見ていると、チャンネルを変えるかテレビを消してしまう(最初から見なきゃいいんだ!)。

そんな騒ぎが少し収まりかけたら、今度は大相撲初場所が始まり、最近何かと世間を騒がせている白鵬が2連敗して休場し、さらに稀勢の里まで1勝4敗となって昨日から休場した。そこで昨日のワイドショーはまた大相撲に大きく時間を割いていた。元前頭の大至とか、元力士でいまはプロレスラーの維新力という異様に日焼けした男とかが解説者として、毎日あっちこっちの番組に顔を出し、愚にもつかないコメントをダラダラ述べている。事件のおかげで各テレビ局から声がかかり、ホクホク喜んでいることだろう。

ところで休場した白鵬だが、「張り手」や「かちあげ」が横綱らしくないと指摘され、それを封印した結果、立ち合いに攻め込まれて負けたのは明白だ。初日は阿武咲(おうのしょう←読みにくいね)に押し込まれ、何とか土俵際で逆転したが、「やっぱりねぇ」と思った人も多かったと思う。2日目は普通に勝ったけれど、これは相手がモンゴルの逸ノ城だからね。相手が「忖度」した可能性もあるし。そして3日目・4日目と日本人力士に完敗し、あっさり休場届を出した。反対に稀勢の里はまだやる気だったようだが、たぶん周囲から休場を進められたのでやむなきに至ったと想像できる。休みたがっていた白鵬と、最後まで出たかった稀勢の里。稀勢の里はさぞかし無念だったろう。

昨日の朝日新聞朝刊のスポーツ欄を見たら、稀勢の里が4敗目を喫したことに関して、こんな見出しが躍っていた。

負けるは恥だが 土俵に立て

言うまでもなく人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のパロディだったが、記事内容は稀勢の里に対する熱い期待をこめたメッセージだった。でも、やっぱり土俵に立てなかった。本人はきっと立ちたかっただろうけどね~

一方の白鵬は、先場所の判定への抗議や優勝後の「膿を出し切って」発言や、万歳三唱、あるいは「貴乃花親方が巡業に行くなら自分は行かない」などと言って、これはテレビよりも週刊誌で強く非難されている。「最凶の男」とか「モンゴル会八百長の総大将」とか書かれているし、八角理事長、尾車副理事長と並ぶ「相撲界の3悪人」などという週刊誌の見出しも見たことがある。将来は理事長になって相撲界を牛耳るのが白鵬の狙い、とも言われている。まあ、今でも八角理事長や宮城野親方は、白鵬に遠慮して何も言えないようなので、自分ではすでに相撲界を支配している気分なんだろう。だから近頃やたらに傲慢になり、「巡業へ行かない」などと力士として職務放棄のような発言も平気でするわけで。

それと、横綱審議会で「張り手」「かちあげ」が見苦しいと指摘されるという、相撲内容にまで踏み込まれたことが今回の休場につながったことは明白だ。

ワイドショーでは、この「張り手」「かちあげ」は相撲のルール内なので、それを使ってなぜ悪い、というコメンテーターが多い。「勝ちたいと思うのがスポーツの世界だし、そのためには、ルール内であればどんな手を使ってもいい」と言うのだ。ま、それは間違っていないでしょ。でも、それを横綱が、15番のうち13番まで、立ち合いで張り手とかちあげを使っているとなれば話は別である。しかも「かちあげ」に関しては、相手の体を起こすための「かちあげ」ではなく、相手の顎や顔のあたりを肘打ちしている。これは明らかに反則である。さらにその肘には、なぜかサポーターをがっしりとはめている。肘を故障しているからはめているそうだが、故障している肘を「エルボー」の武器に使うって、おかしくない?

というようなことで、白鵬はおそらく今場所は、最初から休んで非難をかわしたいと思っていたはず。でも、何もないのに休場というわけにもいかず、嫌々出場したわけだけど、稽古で右足の親指を負傷していたと言い、四日目にはたき込まれた時に左足の指も負傷したということで休場となった。親方によると、本人から休場したいと言ってきたということだった(ここは稀勢の里と違うところ)。

東京五輪まで現役を続けたいという白鵬は、とにかく今は休みたがっているという。日馬富士の事件にからみ、白鵬に給与カットの処分が下された時、「出場停止処分でもよかったのではないか」という関係者もかなりいた。その際に、漫画家のやくみつる氏が、「いやいや、出場停止処分にしたら白鵬はキャッキャと喜んで休みますよ。別に無理して出なくてもいいや、と思っているんですから」とバイキングという番組の中で言っていた。

これからいけば、白鵬は「負傷」したのは「渡りに船」だったろう。「負けたらさっさと休もう」と思っていたはずだ。とにかく今は「張り手・かちあげ」を非難されている最中だから、とりあえず休んで今後の作戦をじっくり考える、というところでしょうね。来場所あたりになれば「張り手・かちあげ」のことも忘れられていくのでは、な~んて楽観的な見通しをしているのかも。

僕としては、これら一連の騒動に関しては、いろいろ感ずるところがありました。最近、モミィの受験や何やらかんやらで、ブログにこのことを書く余裕がなかったのですが、今日これを書き、溜まっていたものを出すことができて、気持がす~っとしました。

この一文には、僕自身の偏見もいろいろ混じっているでしょうけど、最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴乃花親方と白鵬の確執とは?

2017年12月04日 | スポーツの話題

日馬富士の暴力事件から引退へ
そんな一連の騒動の中で、ひたすら沈黙を貫く貴乃花親方がいろいろ言われていますね~。つまり「ええがな」とか「あかんがな」の二つの評価。

「大相撲リポーター」の関係者は相撲協会から嫌われては仕事ができなくなるので、貴乃花を非難します。「相撲協会の一員なのに何の協力もしないのはおかしい」と。一方「貴乃花は相撲協会の古い体質と一人で戦っている。彼には相撲道を貫く勇気がある」という声もある、という感じです。

そして日馬富士が引退したあと、今度は白鵬と貴乃花親方の「確執」というのがメディアの話題の中心になり始めています。なんで現役力士と親方の「確執」やねん、と思うんですけど、マスコミはその路線で動き始めています。ほかに報じることがないんでしょうかね~。特に「ミヤネ屋」は連日、ず~っと1時間以上その話を続けています。司会の宮根自身、先週の週刊文春で「隠し子」の記事が大きく載ったので、それをこの話題でごまかそうという魂胆なんでしょうね。

で、白鵬ですが、40回優勝という相撲史上に輝く大記録を立てたので今は敵なし、という本人の認識でしょう。しかし、立ち合いざま相手の顔を張ったり、右肘を相手の顔にぶつけてかち上げる「エルボー」という反則スレスレの相撲に「およそ横綱の相撲ではない」という声も出てきているのは事実です。

それで「相撲道の貴乃花」対「何をしても勝てばいい白鵬」という対立図式になっている報道なんですよね。それがまあ「確執」と言われているものです。

貴乃花親方が一連の騒動になぜ黙っているかというと、
おそらく

モンゴル力士の間で八百長が常習的に行われていることを貴ノ岩から聞いており、しかもその中心として白鵬が大きく関わっていることを知っているからではないか。実際、日馬富士や鶴竜が横綱に上がった時やそれに類する時は、白鵬は必ずと言っていいほど負けているのがネットの映像でも見て取れる。また週刊新潮でも「白鵬、疑惑の10番勝負」という特集を組んでいる。モンゴル勢は日本の相撲界を征服するため、星の分け合いをしてお互いの番付を上げようという空気があった、ということを、貴乃花親方は貴ノ岩を通じて感じていたのだろう。

という、推測です。はい。

そういう背景から考えてみると
白鵬はモンゴル八百長に従わない貴ノ岩を嫌っており、おまけに今年の初場所、白鵬は貴ノ岩のガチンコ相撲に敗れて稀勢の里が優勝して横綱に昇進した。モンゴル以外の横綱力士を誕生させたことが白鵬には絶対に気に入らない。それが今回の暴行事件の伏線だったと言われているし実際に「日馬富士暴力事件」も白鵬の意志が強く働いていたことがいろんな話の中で明らかになってきています。

このあいだヨガ教室に参加した時、スタジオ前で並んで待っている間に、みんなでこの話が出ました。おばさんたちは全部「あれは白鵬が一番悪いねん」と言っていました。「日馬富士が白鵬に気をつかって貴ノ岩を殴った。だから白鵬は止めへんかった。真犯人は白鵬や!日馬富士がかわいそう」とも言ってました。

さらに、「白鵬はつけあがってるわ」「増長してるわ」「何様やねん」などという言葉が、おばさんたちの口から次々と飛び出していました。

まあそんなことで、いろんな憶測が渦巻いたり、いろんな意見が飛び交ったりしています。

しかしですね。もしも、貴乃花親方が今、モンゴル力士同士の八百長疑惑のことを公開の場で言ったとしたら、大相撲は大変な事態になることは明白です

だから何も言わないのだろうという意見が日に日に大きくなっています。
本当に、もし、そんなことを言ったらえらいことになりまっせ~

それでも貴乃花親方は、捜査が一段落、つまり日馬富士が書類送検されたら、話すと言っています。

さて、どんな話になりますやら。気になりますわ。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日馬富士の引退

2017年11月29日 | スポーツの話題

きょう、横綱日馬富士が引退届を出し、午後に記者会見をした様子を見ました。ちょうどワイドショーの時間帯だったこともあり、テレビではその生中継が延々と続き、それが終わった後、スタジオではこぞって日馬富士の引退を惜しみ、「いい横綱でしたのにね~」というトーンが主流を占めていました。会見での日馬富士は貴ノ岩に対する直接の謝罪はなく、自分の行為を正当化するような言葉が目立ちましたが、それまでは「暴力はいけない」と言っていた司会者やコメンテーターが、コロッと口調を変えて日馬富士のこれまでの功績をたたえ、「残念ですね~」なんて言っていたのを見ると、シラケてしまう。そりゃ相撲ファンとして残念に思う人は多いだろうと思うけど、それまでさんざん日馬富士を非難してきたテレビが急にこれです。しかも警察で捜査中の事件の張本人でもあります。なぜ引退しなければならなかったのか、ということを、きちんと押さえておかなければ。

僕は今月14日と18日のブログで、日馬富士は引退するしかないだろ、ということを書きました。きょう、テレビでは「急転直下の引退」なんて報道されていましたが、どこが「急転直下」やねん、と思いました。

この件に関する報道はおかしいことだらけだった。日馬富士が暴力をふるい、貴ノ岩にけがをさせたことは明白です。日馬富士本人も認めているんですからね。なのに「いろんな憶測が飛んでわけがわからないですよね」とテレビのコメンテーターは口をそろえて言う。いろんな憶測を飛ばしているのはマスコミそのもので、もっと言えばコメンテーターのお前たちだろ、と言いたくなります。

それと、あの池坊保子とかというおばはん。元々程度の低いコメンテーターの中でも、もっともっと程度が低い。それがあちこちの番組によく出てくるんですね~。感情だけでしかモノを言っていない。それもスパッと言えばいいが、モコモコと何を言っているのかわからない論調で、とにかくむやみに相撲協会の正当性を主張し、貴乃花親方を非難する。その言い方は「もちろん暴力はいけませんよ」とまずそれだけは言ってから、そのあと「だけどね」と、あとは延々と被害者側を責め続ける口調で、なんだか加害者より被害者側の方が悪いような話を続けるのだからねぇ、変だと言わざるを得ません。

それやこれやで、日馬富士が引退届を出したからと言って「潔い」とか、また日馬富士の親方が会見の冒頭で涙を流したからと言って「気の毒」とか、事の本質と離れたコメントを流すメディアのいい加減さが、今回また出たかという感じです。

それと、日馬富士の暴力行為は「横綱の品格」に反する、ということをどこの放送でも言っていたけれど、人に暴力をふるい怪我をさせるのは、横綱の品格なんてものじゃないでしょ。十両の力士であっても一般の人であっても、人を怪我させると刑事事件になるのは誰でも一緒で、「横綱の品格を汚す」というレベル以前の問題のはず。もし「横綱の品格」を言うのだったら、相撲で負けたのに判定に抗議したり、優勝インタビューで「ウミを出したい」と言ったり、「万歳」をしたりした白鵬のほうがよほど「横綱の品格」を問われなければならないのではないかと思います。

おまけに白鵬は事件当日、日馬富士の暴力をしばらく眺めていたわけで、なぜすぐに止めに入らなかったのか。それと当初「日馬富士はビール瓶では殴っていない。ビール瓶は持ったが、ツルっとすべって落ちた」と目撃談を語っていたが、今はビール瓶を持ったことすら言っていない。じゃあ、あの証言はウソだった?

それと、日馬富士の暴力があったあと、白鵬と日馬富士は外に出て、道を歩いていた若い女性に白鵬が「お姉さん、一緒に飲みに行きませんか」と手を握りに行ったという女性の証言も出ています。これこそ「横綱の品格」の問題だと思います。日馬富士が引退を表明したこの際、「品格」を言うのなら、白鵬も謹慎処分にしなければ話が合わないと思うんですけどね~。やはり、自分は天下の横綱だという驕りが白鵬にあるとしか思えません。「誇り」はあっても「驕り」はあってはならないと思います。白鵬はたしかに相撲は見事ですが、言動を見ていると「日本をなめている」ようにも思える。そもそも日本の力士たちが弱すぎるのもダメなんですけど。

まあ、今日はそんなことで。

ぶつぶつ。ぶつぶつ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする