2021年5月25日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は387818人になりました。1日の新規感染者数は840人です。1日の新規検査数も8169件なので、新規感染者数も減りました。
死者数は2791人です。
377869人が回復しました。
623万件を超える検査数となりました。
2021年5月25日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は387818人になりました。1日の新規感染者数は840人です。1日の新規検査数も8169件なので、新規感染者数も減りました。
死者数は2791人です。
377869人が回復しました。
623万件を超える検査数となりました。
2021年5月24日。昨日のライアンエアーがミンスク空港に緊急着陸した事件の余波が続いています。
ミンスクで身柄拘束されたテレグラムチャンネラー、プロタセヴィチ氏ですが、いっしょに登場していた恋人も身柄拘束されました。この恋人ですが、ウラジオストック出身のロシア人で、リトアニアの大学生です。ベラルーシ国籍ではないのですが、要するにロシア国籍の人だろうが何だろうが、ベラルーシの警察は反ベラルーシ政府の人間はみんな逮捕するということです。
プロタセヴィチ氏の友人の話では、アテネ空港で搭乗するとき、プロタセヴィチ氏は空港内ですでに誰か複数名の人物に尾行されていたそうです。確実に搭乗するかどうか確認していたのしょう。
ミンスク空港で緊急着陸したとき、プロタセヴィチ氏とその恋人が拘束されたので、その後ビリニュスに到着したとき、乗客数は2人減っていたのは分かるのですが、実際には6人減っていました。この4人はもしかして、アテネ空港でプロタセヴィチ氏を尾行していた人でしょうか。
最初から緊急着陸させる計画だったのでしょう。
ライアンエアーの最高経営責任者は、今日、強制着陸させられたことについて、「国家主導のハイジャック」と非難しました。
偶然この飛行機に乗り合わせていた無関係の乗客も大迷惑です。あなたの乗っている飛行機に爆発物が仕掛けられているかもしれません、と言われたら恐怖以外の何物でもないし、緊急着陸後、爆発物がないのは分かっているけど、ベラルーシの係官に全身金属探知機を当てられ、荷物検査を受けて、ストレスです。
それで後になって、乗客の1人を逮捕したかったから、爆発物があると言った、と聞かされたら、どんな気持ちになるのか。また私の予想ですが、ギリシアからリトアニアに用事があってそこへ向かっていた、という乗客は少なくて、多くは乗り換えのためにビリニュス空港に向かっていたと思うんですよ。ビリニュス空港はハブ空港として、人気の空港なのです。それがミンスクにっ緊急着陸して、7時間も到着が遅れていますから、次に乗ろうと思っていた飛行機に乗り遅れた人が大勢いたと思います。
気の毒です・・・。団体の訴訟問題に発展するかもしれません。
またこのライアンエアーの飛行経路記録では、ミンスクの管制塔が「爆発物が仕掛けられている可能性があるので、ミンスク空港に緊急着陸せよ。」と指示を出した時点では、同機から最も近い空港はミンスク空港ではなく、ビリニュス空港であったことも判明。
ほとんど目的地に近づきつつあったのに、引き返したことになっています。しかもミンスク空港にまっすぐ飛行するのではなく、迷走しているように見えるのです。私の予想ですが、おそらく旅客機の多いミンスク空港ではなく、バラノヴィチ軍用飛行場に着陸させたかったのではないでしょうか。(そこにハイジャック対策の設備があって、爆発物処理しやすいなどの理由から。)
しかし、バラノヴィチ市郊外で5月19日軍用練習機が墜落してパイロット(ベラルーシ人軍人)2名が死亡する事故が起きており、これは政治は無関係な事故ですが、昨今「いつヨーロッパが攻めてきても国は国民を守ってみせる。ベラルーシ共和国軍は強力だ」アピールをしていた政府からすると、イメージダウンの事故です。
結局、今バラノヴィチなどの軍飛行場を使用するのはイメージが悪い、そして結局、爆発物処理をするつもりが最初からなかったので、首都近くのミンスク空港に着陸させようかと、移動中に決めたような気がします。
ミンスク空港に向かう途中、ミグ戦闘機が誘導していましたが、これも爆発から機体や乗客を守るためではなく(飛行中に爆発が起きたら、守るのは不可能)確実にミンスク空港に着陸させたかったのでしょう。もし、パイロットが管制官の言うことを聞かずに別の方向へ飛んで行こうとしたら、ミグが旅客機に対して威嚇射撃していた可能性もありますね・・・。(可能性はかなりゼロに近いですが、ゼロではないです。)
ちなみにミグ戦闘機の発進命令を出したのはベラルーシ大統領だと、国営メディアも伝えていますが、報道の仕方が、外国の旅客機の安全確保のために戦闘機まで発進させてあげて、気配りができる優しくて賢明で頼り甲斐のある大統領ですねと国民にアピールしているように思えるのです。
ロシア政府側はベラルーシ政府の対応を賞賛、擁護。欧米諸国が今回の緊急着陸に対して、ショッキングな事件と評しているのが逆にショックですよ、と見解を述べています。
プロタセヴィチ氏は反政府を何年にも渡って行っていたのですが、主に反政府活動について、ネット上で情報発信していたのです。政府は政権転覆(クーデター)を計画して扇動した疑いで指名手配。直前にプロタセヴィチ氏はオンラインメディアの編集長をしていましたが、辞任すると言って国外へ出国。ポーランドに行っていたはずですが、最近はリトアニアで活動を続けていたようです。
一歩でもベラルーシ国内に足を踏み入れたら、逮捕、そして死刑になると分かっていたでしょうが、ベラルーシ領内を飛び越えるのは大丈夫だろうと思っていたのでしょう。しかし、ベラルーシ政府の執念なのか、無理やり飛行機が着陸させられました。
ベラルーシ政府からちょうど乗り合わせていた乗客の証言によると、プロタセヴィチ氏はベラルーシに安全上の問題により緊急着陸するとアナウンスがあったときには、それが何のためなのか(爆発物は関係ない)すぐ分かったらしく、機内持ち込みの荷物から、所持品を出して壊していたそうです。証拠隠滅でしょうか。(全然事情を知らない乗客がこれを見たら、この人が爆発物を仕掛けた人?と勘違いしそうですね。)
連行されるとき、プロタセヴィチ氏は「私はここで死刑になる。」と言っていたそうです。
乗客数は170人だという報道もありますが、123人が正しいと思います。この中にアメリカ国籍の乗客がいたため、アメリカの国務長官はルカシェンコ政権を非難するとともに、プロタセビッチ氏の釈放を求める声明を出しました。
EUも「全く容認できない。説明をベラルーシに求める。」と述べました。これからどうなるのか・・・。
2021年5月24日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は386978人になりました。1日の新規感染者数は953人です。減ったように見えますが、新規検査数も10102件と減ったので、感染拡大のスピードはそのままだと思います。
死者数は2780人です。
377105人が回復しました。
622万件を超える検査数となりました。
ベラルーシはやっと気温が上がってきたのですが、そうなるとマスクをする人がどんどん減るので、心配です。
2021年5月23日。今日のニュースです。良いニュースはアイスホッケーワールドカップで、ベラルーシチームが強豪国スウェーデンチームに勝ったことです。
さらには会場がミンスクと予定されていたのに、中止になったことについて、国際ホッケー連盟から弁償金を受け取りました。
次に大きいニュースについて。ギリシャのアテネからリトアニアのビリニュスに向かっていたライアンエアーの旅客機が、ベラルーシ領空を飛行中、爆発物が仕掛けられている可能性があるという連絡を受けて、ベラルーシのミンスク空港に緊急着陸しました。
その後、機内や乗客など爆発物の有無が調べられましたが、危険物は何も見つかりませんでした。
見つかったのは危険人物でした。
123人の乗客の中に反ベラルーシ政府派のテレグラムチャンネラー(ベラルーシ人)がいたのですが、ミンスク空港で身柄拘束されました。
真相ははっきりしませんが・・・ベラルーシ政府は前からこのテレグラムチャンネラー(過激派テロリストとして政府は指名手配中)を逮捕しようと思っていた。しかしベラルーシ国内にはいない(リトアニアで反政府活動をしていたそうです。)ので、逮捕できない。一歩でもベラルーシ国内に入ってきたら逮捕しようと思っていた。すると飛行機に乗ってベラルーシ領空内に入ってくることを知った。逮捕するため飛行機を着陸させなければいけない。それで爆発物がしかけられていたことにする。・・・という作戦があって、それが計画どおりになったということではないでしょうか。
一方で、爆発物が仕掛けられているという情報はベラルーシ政府側が出したものではありません。ミンスク空港に着陸するかどうかの判断は乗務員に任せられたのでそのままビリニュスに飛行を続ける選択もあったと言えばあった。(ただ、爆発物がしかけられているかもしれないという情報がパイロットに入ったら、すぐさま最寄りの空港に着陸するように、というマニュアルに従っただけの可能性が高いですね。)
爆発物を探していたら乗客名簿の中に反政府派人物を偶然見つけて、身柄拘束した、というのが真相かもしれません。
しかし、ライアンエアー側は、ミンスク空港の管制塔から連絡があり、爆発物が仕掛けられている可能性があるため、最寄り空港であるミンスク空港に着陸するよう指示を受けた、と発表しました。
ベラルーシ政府側は着陸するかどうかは乗務員が決定したとしているので話が食い違っています。
また、旅客機の安全のためと称してベラルーシ政府からミグ戦闘機が、発進しこの旅客機のすぐそばを飛行していたそうです。
しかし、旅客機に爆発物が仕掛けられていたとして、その安全を守るために戦闘機が寄り添うように飛行したところで、空中で爆発したら、助けようも防ぎようもないですよ。
また緊急着陸に対して、ベラルーシ大統領が関与していたという情報もありますが。
ミンスク空港に着陸して5時間後(ライアンエアーによると7時間)、飛行機はビリニュス空港へ。目的地に到着すると、空港にはマスコミ、リトアニアの首相など政府官僚などが集まっていました。
ベラルーシ野党リーダーのチハノフスカヤ氏はベラルーシを国際民間航空機関から除名するよう求めました。
リトアニア政府はEU諸国に対して、ベラルーシ領空に飛行機を飛ばさないよう訴えるようです。
ライアンエアーは公式サイトで、到着の遅れについて謝罪の言葉を述べました。
爆発物が仕掛けられているという情報を誰が出したのか。これから捜査が始まるようです。状況によっては訴訟問題に発展するかもしれません。
2021年5月23日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は38万6025人になりました。1日の新規感染者数は1252人です。1日の新規検査数はほぼそのままなので、感染も広がっていないと言えます。
死者数は2771人です。
376453人が回復しました。
621万件を超える検査数となりました。
2021年5月22日。今日も天気が不安定で雨が降ったりやんだりでした。ほとんど1日中薄暗い毎日です。
以前から反政府活動を行っていた50歳の男性が逮捕され、今年の1月に更生施設で5年間の入所の判決が出ました。(このベラルーシの更生施設というのは、日本で言うところの刑務所と少年院の中間にあるような施設です。)の判決が出ました。ところがこの収容施設内で昨日21日にこの男性が死亡したことが判明しました。
更生施設によると死因は「心臓が止まったから」なのですが、これはよくベラルーシで遺族に伝えられる死因です。どんなことが原因であれ、人間は死んだら心臓が止まりますから。
このニュースを受けて、ウクライナで反ベラルーシ政府活動をしている男性が、抗議するためか、肥料の入った袋をたくさんマイクロバスに積んでキエフにあるベラルーシ大使館前に数名の仲間と乗り付けました。(どうしてまた肥料なのでしょうか・・・。)
そして肥料の袋をベラルーシ大使館の門の前に置こうとしたり、中身を路上にぶちまけたりしたため、警備員(ウクライナ警察)に取り押さえられました。その様子を誰か(おそらく仲間)が動画で撮影し、今ネット上で見ることができます。
この肥料が大使館敷地内に放り込まれたら、刑事事件に発展していたはずなのですが、敷地外だったので警察署に連行されたものの、すぐに釈放されました。
動画では、取り押さえられた容疑者に警備員が、ずっと容疑者に怒鳴っていて、すぐに連行するわけじゃないんだなあと思いました。何を怒鳴っているかと言うと、一言で説明すれば、ベラルーシ政府にベラルーシ人が抗議活動をウクライナでするのは、ウクライナ人にとって迷惑だからやめろということでした。
ポーロツク市の地区警察署ので留置所の管理責任者である36歳の男性が自宅で遺体で発見されました。ベラルーシ内務省はこのニュースを最初は否定していましたが、今日事実であることを認め、死因は自殺と断定しました。第一発見者は家族だそうです。
今、ベラルーシでは反政府活動の取り締まりが厳しく、この留置所にも当然反省活動家が留置されていたと思います。その責任者が自殺すると、遺書などあったのか報道からは分かりませんが、私的な理由からであっても、巷はあれこれ噂して写真付き(ご本人の顔写真ではなく、鉄条網とかのイメージ画像)のニュースにするんですよね。
前から思っていたんですけど、ベラルーシ(ロシアやウクライナなども含む。)のマスコミはニュースにイメージ画像をくっつけるのが好きで、「え、これ、火事の現場の写真?」と思ったら、ただの炎のテンプレな画像(火事のニュースの度に使い回し)だったりするので、ニュースを見るとき、実際に現場で撮影したものか、よく見て確認しないといけないです。ややこしいからやめてほしいです。
アイスホッケーワールドカップ、ミンスク市が会場の一つでしたが、ラトビアだけに変更されましたが、そのワールドカップがラトビアで予定通りスタートしました。
こんなことがなければ、ミンスクも今頃盛り上がっていたはずというベラルーシ人(私から言わせれば、コロナのせいでそんな盛り上がりはなかったと思います。)そして、経済効果が失われたというベラルーシ人(私から言わせれば、コロナのせいでそんな経済効果はなかったと思います。逆に感染対策に予算を取られ、赤字だったと思います。)そして、ミンスクは会場にならなかったけれど、ベラルーシ・チームは試合には参加できるので、今ラトビアで試合をしているベラルーシ・チームをテレビの前で応援してたら、負けたので、その結果に文句を言うベラルーシ人・・・で今国内は溢れているんだろうなあ、と思います。
とにかく景気の悪い話です。暗いニュースが多いです。
2021年5月22日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は384773人になりました。1日の新規感染者数は1471人です。減ったように見えますが、1日の新規検査数も18710件と減ったので、感染拡大の水準は変化がないと思います。
死者数は2761人です。
374854人が回復しました。
619万件を超える検査数となりました。
2021年5月21日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は383302人になりました。1日の新規感染者数は1756人で、1日の新規検査数は20066件で、昨日より減っていますが、大幅に新規感染者が増えたので、感染が広がっていると言えます・・・。今第三波のピークなのかもしれません。
死者数は2752人です。
373391人が回復しました。
617万件を超える検査数となりました。
2021年5月21日。今日も気温が上がらず、午後また雨・・・。でも大きい虹が出ました。
今日はテレビ局、ベルサトのミンスクにあるスタジオに治安部隊がやってきて家宅捜査を受けました。スタッフが身柄拘束されたようです。ちなみにベルサトの拠点はポーランドにあります。ベラルーシ語で報道を行なっていますが所在地はポーランドというテレビ局です。
サイトはブロックされたトゥト・バイですが、公式テレグラムにはアクセスできます。(今のところ)
トゥト・バイを支援しようと、プラカードを掲げていた女性が逮捕され、15日間の禁固刑の判決です。
メディアに対する取り締まりが厳しく、政治思想犯に認定された人の数がとうとう400人を超えました。
本当に白赤白の旧ベラルーシ国旗が、ナチズムの旗として認定されそうです。
2021年5月20日の書き込みです。
ベエラルーシのコロナウイルス感染者数は381546人になりました。1日の新規感染者数は1457人です。やや増えました。1日の新規検査数は20741件で昨日とほぼ同じです。感染の広がり方は横ばいといったところです。
死者数は2742人です。
371666人が回復しました。
615万件を超える検査数となりました。
ベラルーシ保健省の発表によると、第三波の流行の特徴は重症化する人が多いことです。これはつまり変異株がベラルーシに広がっているということではないでしょうか。ベラルーシにも変異株が入ったことは公表されていますが、詳細は明らかにされていません。
2021年5月20日、5月とは思えないほど天気が悪いです。
今日は、トゥト・バイの一斉家宅捜査とジャーナリストの逮捕のニュースの続報、軍用機墜落ニュースの続報などが多い1日でした。
トゥト・バイのスタッフの自宅が家宅捜査され、大量のドル紙幣が押収されました。これが脱税の証拠になるのでしょうか。
以前トゥト・バイの専属弁護士だった人が逮捕されました。トゥト・バイ創立者の未亡人ですが、退院して今は自宅へ。そのまま自宅に軟禁されています。
内容が扇動的だという政府からの認定を受けたテレグラムのチャンネルが毎日のように、一つ二つと閉鎖されています。
オクレスチナ収容所に収容されたトゥト・バイ関係者への差し入れは拒否されました。
ロシアはベラルーシから輸入したリンゴと洋梨合わせて12トンを廃棄処分(ブルドーザーでつぶす)しました。ポーランド産だったからだそうです。
他にもベラルーシ2社の加工肉の輸入を禁止したりしています。
逆にベラルーシは、マシュマロやクラッカーなどのお菓子を企業名名指しで輸入・販売禁止しています。あのハリボーのグミもそうですが、一応在庫がなくなるまでは販売できるのか、1種類ぐらいでしたが、スーパーで売られていました。
2021年5月19日、天気が悪く、一日中空が晴れません。
半年間禁固刑に服役していたトゥト・バイのジャーナリスト、ボリセヴィチさんが釈放されました。反政府活動をしていたボンダレンコさんが警察の取り調べ中、死亡した事件で、警察側はボンダレンコさんは酔っ払っていた(アル中)から死亡したと発表したのに対し、搬送先の病院の医師が血中アルコール濃度がゼロだったことをボリセヴィチさんの取材で話し、その血液検査結果をニュース記事にしたところ、医師と一緒に逮捕されたものです。フェイクニュースを流したという罪ですね。
やっと釈放されたのですが、勤務先のトゥト・バイは昨日、一斉家宅捜査が入り、上司同僚少なくとも12人が逮捕されました。この件はフェイクニュース、つまり虚偽の報道をした罪ではなく、脱税の罪です。
すでにトゥト・バイのオフィスは閉鎖されており、サイトも閲覧できません。釈放されても復帰できる職場がない状態です。だから、今日、ボリセヴィチさんの釈放を決めたのかなあと思います。
新聞社ナーシャ・ニーワの編集長の自宅が、今日家宅捜査されました。
ハーグ国際刑事裁判所でベラルーシ政府が審理にかけられる手続きが始まりました。
EUはベラルーシ政府に対する次の経済制裁を前倒して発動することを発表しました。
国連はベラルーシ政府による人権侵害を調査するための専門調査員3名を選出しました。
ノーベル賞作家アレクシエーヴィチは、「言葉を逮捕することがベラルーシで始まった。」とコメントを発表しました。
ベラルーシ人がルーマニア国籍を取得する動きが加速しそうです。前からこの制度はあったのですが、今ベラルーシ人が大勢来るのではないかと、宣伝に力をいれているといったようすです。ルーマニア語ができるかどうかは条件に入っていません。ただし手数料は必要です。
政治とは関係ないですが、バラノヴィチ市郊外で軍用機(訓練機)が墜落。操縦士など2名が死亡する事故が起きました。ちょっとずれていたら市街地に墜落して、もっと被害が大きかったかもしれません。墜落現場すぐ近くの建物の外壁は剥がれ落ちそうになっています。
ボリソフ地区の川にかかっていた橋が一部崩落しました。
2021年5月19日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は380089人になりました。とうとう38万人台です・・・。1日の新規感染者数は1378人と増えましたが、1日の新規検査数は20219件ととても多いので、新規感染者数も増えたということです。
死者数は2732人です。
370135人が回復しました。
613万件を超える検査数となりました。
職場で「コロナウイルスワクチン接種を希望するかどうか」質問されました。公立の図書館なので、無料で接種できるのですが、とりあえず希望者の数だけ確認して、報告しないといけないそうです。いつ順番が来るのかは分かりません。
そのワクチンはどこ製なのかきいたら、ロシア製だということで、私は希望者の一人に入ることにしました。しかし副反応が怖いですね。
夫は国家公務員ですが、同じ質問を職場でされて、希望者リストに入りました。このように公務員の間で、希望者数を計上中です。本当にワクチン接種の順番が回って来たら、このブログでご報告します。
2021年5月18日午前、独立系メディア、トゥト・バイに治安部隊が乗り込みました。家宅捜査トップ・マネージャー、ニュース編集長、ジャーナリストなど次々と身柄拘束を受けています。
そして、トゥト・バイのサイトやブログなどが閲覧できなくなりました。政府がブロックしたことを公表しました。
少し前までは、「治安部隊が家宅捜査に来ました。」と自分たちでニュースにして報道し、実況中継のようになっていたのですが、昼過ぎにはサイトが閲覧できなくなりました。
モギリョフ支局のスタッフも所在不明です。ゴメリ支局、ブレスト支局も午前10時台に家宅捜査が始まりました。来たのは財務捜査局なので、フェイクニュースを流しただろう、といった疑いではなく、あくまで金銭の流れ(賄賂を受け渡ししているなど)を捜査に来たようです。(その後の報道では、脱税の疑いで捜査に来たことが判明しました。)
もう今朝から全国一斉に捜査の手を入れることを政府は計画していたようですね。
拘束されたジャーナリストの自宅も家宅捜査を受け、自宅からそのまま警察へ連行されたジャーナリストもいます。同行する弁護士もいます。独立系メディアで反政府活動を隠さず報道しているメディアはこうなることをとっくに予想していたと思います。それで、弁護士などもちゃんと用意していたと思います。
トゥト・バイ創立者はすでに故人ですが、その夫人も所在不明になりました。後で自宅が家宅捜査されていたことが分かり、それは数時間後に終わったものの、血圧が上がって体調が悪くなり、病院に搬送されました。このまま入院という名の身柄拘束にならなければいいのですが。案の定、病室の周りを治安部隊が固めているようです。
トゥト・バイ関係者で今、所在不明になった人は今、警察で尋問を受けている可能性が高いです。
午後2時45分には、EU各国の財ベラルーシ大使が一斉にベラルーシ政府に異議声明を発表しました。反応が早いですね。
アメリカ大使館も厳しい非難声明を発表。基本的人権と自由をベラルーシ政府に求めています。
(こういう場には日本大使は沈黙しています。報道の自由が弾圧されていることに異議を唱えないということは、弾圧を認めるんですね、日本政府は・・・そういう国なんですね、日本は・・・と現地人に思われても仕方がないですね。)
野党リーダー、チハノフスカヤ氏も異例の早さでビデオメッセージを作成、ネット上で公開しました。「報道機関への殺人行為」と厳しく批判しています。
ベラルーシ・ジャーナリスト協会も政府に対して批判声明を発表しました。そのほかの独立系メディアも政府に一斉に反発。今回のニュースを大きく取り上げています。明日は我が身という気持ちもあるでしょう。しかしジャーナリストとしては、報道の自由への政府の弾圧というのは見過ごせないと思います。
欧州安全保障協力機構はトゥト・バイをめぐる状況について懸念を発表しました。またベラルーシのメディアの報道の自由は危機的状況だと言及しました。
リトアニア外相は、トゥト・バイに対して、拠点をリトアニア国内に移すことを提案しました。またスタッフについてもリトアニアで難民指定する考えがあると発表しました。あくまで今のところ外務相一人の意見です。
政府は、刑事事件としてトゥト・バイを告訴する、と発表しました。もっとも容疑は脱税です。すでにスタッフなど14人が逮捕され、起訴されるという情報もあります。またこのうち3人はオクレスチナ収容所に現在収容されました。
大統領は捜査に関わった治安部隊などに対して、労を労う言葉を国営テレビニュースで流しました。
2021年5月18日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は378711人になりました。1日の新規感染者数は1179人です。わずかに減りましたが、1日の新規検査数は7909件と昨日の半分。それなのにわずかにしか減っていないということは、感染が広がったということです。
死者数は2721人です。
368832人が回復しました。
611万件を超える検査数となりました。
ベラルーシではワクチン接種を受けるだけでは証明書を出してもらえませんが、別途手続きをすると、証明書を発行してもらえます。手数料は4ルーブル25コペイカです。安いと思います。