2021年5月31日、また冷え込むという天気予報だったのですが、実際には暖かい日でした。
ベラルーシほぼ全土で270校の学校に爆破予告がありました。実際には爆発物は見つかっていません。このうち118校はミンスク市内の学校でした。いたずらメールだとは思いますし、学年によってはもう登校もしていません。
次はまたライアンエアーに爆破予告です。今度はダブリンからクラコフへ向かっていた飛行機が爆発物が仕掛けられている可能性があるとして、ベルリン空港に緊急着陸しました。
機内には160人の乗客が乗っており、ミンスクのときのように7時間かかって機内や荷物などの検査をしましたが、危険物は何も見つからず、今日未明に別の飛行機に乗りかえてクラコフに出発したそうです。
ライアンエアー、受難ですね。だれが爆発物があると伝えてきたのか報道された記事を読んでも分かりませんでした。いたずらだったようです。
キプロスもベラルーシとのフライトを停止しました。
新しくミンスク・ウファの便をベラビア航空がスタートさせました。
ドイツ政府とフランス政府はプロタセヴィチ氏の釈放をベラルーシ政府に求めました。ドイツ首相は対ベラルーシの制裁は絶対必要だと述べました。
ロシア政府側はベラルーシに対する欧米からの経済制裁からベラルーシを守るという姿勢です。
ジャーナリストの一斉逮捕があった、独立系メディア、トゥト・バイの編集長が脱税の罪で起訴されました。これから裁判が始まります。
今日、ベラルーシ国境委員会は、ベラルーシ人とベラルーシ国内に居住している外国人が国外へ出国することを一時的に禁止しました。例外的に外国へ留学あるいは就労するために、ベラルーシ人がベラルーシを出国することは許可されます。しかしそのために、旅行などの一時的な滞在でないことを証明する書類が必要で、それがロシア語かベラルーシ語で表記(翻訳)されていないといけません。
今日から4日間ベラルーシ軍は戦争を想定した軍事演習を行います。
NATOは31日、ベラルーシ外交使節団のNATO本部への出入りを制限すると発表しました。