2021年5月14日、今日もほぼ一日中、雨でした。5月とは思えない肌寒さです。
ベラルーシ語協会が入っている建物の管理人が、電気を止めると言い渡しました。これでは協会の活動ができなくなります。最近、ベラルーシ語に対する圧力が感じられます。ベラルーシ語は公用語なのですが・・・。
ベラルーシ最高裁判所は、29歳の元軍人を国家反逆罪で有罪とし、18年間の更生施設で服役する子判決を出しました。この元軍人は勤務中に、ベラルーシ内務大臣から国防大臣への軍機密の書簡を撮影し、過激派テレグラムチャンネルに送信したのが、調査で判明し、今年3月に逮捕されていました。この書簡には反政府活動取り締まっている軍人についての情報が記載されていました。軍機密でもあり、個人情報流出でもありますね。
今日から、起訴された12人の学生、大学の教師、卒業生に対する裁判が始まりました。
裁判所の周りに支援者が100人集まり、裁判の行方を見守りましたが、治安部隊がそのうち14人を拘束しました。
EU諸国の大使館から傍聴に来た外交官は、裁判所の中に入ることを拒否されました。
ベラルーシ国営テレビBTは今年のユーロヴィジョンの中継を行わないことを発表しました。どっちみちベラルーシ代表は参加できないし、それもそうかと思います。