ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

イギリスのゴリラズの最新曲

2020-09-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 ゴリラズが9月9日に発表した新曲ですが、ユーチューブで動画(いつものようにアニメですが。)が見られます。

 ありがとう、ゴリラズ! ワールドツアーで多くの国で演奏していますが、ベラルーシには一度も来たことないのに・・・イギリスからベラルーシを見てくれているんですね。前からファンだったけど、ますますファンになりました。 

 

 


9月9日、大統領選挙から1ヶ月。野党調整評議会は

2020-09-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 9月9日、野党調整評議会の幹部メンバー、マクシム・ズナクが逮捕され、幹部メンバーでベラルーシに残っていて、拘束あるいは逮捕されていないのは、ノーベル賞作家、アレクシエーヴィチだけになってしまいました。

 もっとも幹部ではないメンバーは1000人ぐらいいます。

 目立つ幹部メンバーを集中して国外退去させるか逮捕するかしています。

 マリヤ・コレスニコワ氏とズナク氏は覆面姿の集団に拉致され、その後逮捕され、そして「国家権力を奪おうとした罪」つまりクーデターを計画した罪により、裁かれることになりました。

 

 ズナク氏はハンガーストライキに入ると弁護士に話しているそうです。

 

 アレクシエーヴィチは、自宅で今朝、早朝に誰かがドアのチャイムを押した、とジャーナリストの取材で話しました。窓から外を見ると、黒い車が2台止まっています。正体不明の集団もその周りにいました。

 アレクシエーヴィチは家から出るのを避けて、ジャーナリストに電話をして自宅まで来るよう頼みました。大勢のジャーナリストが詰めかけ、玄関先で囲み取材のようになりましたが、アレクシエーヴィチ自ら現状を語りました。

 アレクシエーヴィチ自身がジャーナリストですからね。

 アレクシエーヴィチは外出すると誰かが尾行しているとも話しました。

 この日アレクシエーヴィチの自宅にはリトアニア、ドイツ、ポーランド、スロバキア、チェコ、スウェーデンの大使が集まり、支持を表明しました。

 

 リトアニアにいるチハノフスカヤはポーランドを訪問。首相に面会し、また英語で演説をするなどして、ベラルーシの現状を語り、支援を呼びかけました。

 ワルシャワの通りには、チハノフスカヤを歓迎するプラカードなどをかかげたベラルーシ人、ポーランド人が大勢集まりました。

 ポーランドに脱出したメンバーや国外退去させられたメンバーとも再会できました。

 

 今日午後6時からミンスク市中心部でコレスニコワ氏の解放を求めるデモ集会が始まりました。

 20分後には治安部隊が現場に到着。「この集会は認可されていません。解散してください。」と拡声器で呼びかける警察。

 そして、次々とナンバーのないマイクロバスにデモ参加者を乗せていきます。ほとんどが女性です。年齢もさまざまです。

 堂々とした態度で護送車に入る人もいれば、「助けて!」と叫ぶ女性もいます。

 

 ハッカー攻撃を受けた内務省アカデミー(防衛大学)のサイトが、復旧したものの今日の夜8時に再びハッカー攻撃を受けました。トップページで大学名が「防衛大学みたいなもの」に書き換えられ、「サイバーパルチザン」と名乗る人物が犯行声明を出しています。

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者73402人。死者数726人

2020-09-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 9月9日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は73402人になりました。1日の新規感染者数は194人です。

 死者数は726人になりました。

 71999人が回復しました。

 160万件を超える検査数となりました。

 

 1日の新規感染者数が減りません。人が密集するデモ集会、定員オーバーの留置所などが原因でしょうか。


コレスニコワ氏、逮捕。また野党幹部メンバーが拉致、拘束

2020-09-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 国外退去命令に逆らって自分のパスポートを破った野党調整評議会メンバーのコレスニコワ氏は、今日、ミンスク市内の留置場に移送されました。

 単なる身柄拘束ではなく、すでに逮捕されたことになったので、収容センターへの移送ではなく、留置所に入れられ、今後取り調べによっては起訴、裁判へ・・・という流れになりそうです。

 

 同じく野党調整評議会のメンバー、マクシム・ズナク氏も今日、身柄拘束されましたが、覆面姿の身元不明の男たちに取り囲まれて、拉致されたようです。