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ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第195回」

2016-07-04 |   ビタペクト配布活動
7月4日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第195回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト3を14個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2432個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2137部となりました。
 今回で通算211回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2432人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2137家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回はミンスク市(チェルノブイリ原発から約350キロ)から1家族が自分の子ども11人と親戚の子ども3人を引率していました。

 この一家は2014年にもSOS子ども村に滞在しています。そのときの様子はこちらをご覧ください。

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第164回」

 前回の測定結果と今回の測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しています。

父親(チェルノブイリ事故発生時11歳)10ベクレル → 13ベクレル
母親(チェルノブイリ事故発生時15歳)14ベクレル → 17ベクレル
長女(17歳)18ベクレル → 25ベクレル ○
次女(16歳)11ベクレル → 21ベクレル ○
長男(15歳)23ベクレル ○ → 30ベクレル ○ 
次男(14歳)30ベクレル ○ → 19ベクレル ○
三男(13歳)40ベクレル ○ → 27ベクレル ○
三女(12歳)24ベクレル ○ → 24ベクレル ○
四男(10歳)16ベクレル → 29ベクレル ○
五男 (8歳)19ベクレル → 22ベクレル ○ 
六男 (7歳)41ベクレル ○ → 30ベクレル ○
四女 (5歳)33ベクレル ○ → 33ベクレル ○
五女 (3歳) 0ベクレル → 26ベクレル ○ 
姪  (9歳)28ベクレル ○ → 29ベクレル ○
姪 (14歳)20ベクレル ○
姪 (14歳)19ベクレル ○

 9歳の姪はソリゴルスク(チェルノブイリ原発から約230キロ)で、14歳の姪2人はスルーツク(チェルノブイリ原発から約250キロ)で暮らしています。

 前回より数値が減った子どももいますが、全体的に増えてしまい、がっかりするご両親。
 牛乳や肉類は全てミンスク市内のスーパーや市場で購入しているとのこと。
 野菜はスルーツクに住んでいる親戚の畑からもらっています。
 スルーツクに住んでいる姪2人は自分の家で飼っている乳牛の牛乳をいつも飲んでいますが、定期的に検査しているそうです。
 親戚の畑の野菜はだいぶ前に検査をしたら、問題なかったとのことで、それ以降は検査をしていません。スルーツク自体が汚染地域に指定されたことがありません。
 ベリー類は検査済みのものしか食べないようにしているしお肉は必ずゆでてした処理したもの、きのこは室内栽培されているマッシュルームしか食べないそうです。

 ただティーンエイジャーの子どもはそうでもないものの、年少の子どもは牛乳と乳製品が大好きで、毎日かなりの量を摂取しているそうです。
 カルシウムは体にとって大事な栄養素だから、それはいいものの、被爆の原因は牛乳かも・・・と話をしました。
 店で販売されている(つまり検査済み)の牛乳であっても、基準値が1リットル100ベクレル(ベラルーシの基準値です。)では、このように子どもの内部被爆が進んでいくという例だと思います。
 (もっとも、この一家が食べている食品を逐一検査したわけではないので、断言できません。)

  子どもたちには折り紙や折り鶴のプレゼント、着物から作ったスマホケースをプレゼントしました。また日本の踊りも紹介しました。絵葉書には子どもたちの好きな言葉を日本語で書いて渡しました。(「愛」「朝」「友情」「飛行機」などなど。)

画像の説明ですが、私が比較のため2年前の測定結果が印刷された用紙を持って行ったら、子どもたち自身が寄ってきて、前と比べて数値が減ったのか増えたのか知りたがり、年長のお姉さんに一人一人読み上げてもらったところを撮影したものです。
 「やったー放射能減った。」「増えちゃった。」などと一喜一憂する子ども達。
 ベラルーシでよく見かける日常風景ではありませんが、ありえる一コマになっていることに気がつきました。
 日本ではない光景ですね・・・自分の内部被爆量を知っている子ども達。放射能に関心がある子ども達。
 でもやはり子どもであっても、被爆の有無を知らないより知っているほうがいいと感じました。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。 
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第194回」

2016-05-23 |   ビタペクト配布活動
 5月23日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第194回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト3を3個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを4部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2418個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2135部となりました。
 今回で通算210回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2418人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2135家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



 今回は4家族がボブルイスク(チェルノブイリ原発から約200キロ)から保養滞在していました。それぞれの家族にお話を伺いました。

(家族A)

 お母さんが3人の子どもを引率していました。この家族には2個のビタペクト3を渡しました。
 この家族は2009年と2014年にもSOS子ども村に保養滞在したことがあります。そのときの測定結果はこちらです。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第91回」(家族A)

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第167回」(家族A)


 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。以前保養滞在したときの結果も表示しています。○印の子どもにビタペクト3を渡しました。

母親(事故発生時22歳)11ベクレル → 0ベクレル
男子(14歳) 28ベクレル ○ → 26ベクレル ○ → 26ベクレル ○
男子 (7歳) 16ベクレル(2014年初測定) → 32ベクレル ○
孫  (9歳) 38ベクレル → 23ベクレル ○ → 0ベクレル

 数値が増えた人、減った人、変化がない人とそれぞれですね。
 7歳の男の子はダウン症です。


(家族B)

 お母さんが2人の子どもを引率していました。この家族には1個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を渡しました。

母親(事故発生時3歳)0ベクレル
女子(15歳) 17べクレル 
女子 (7歳) 24ベクレル ○

 7歳の女の子は発達障害を抱えているということでした。

 さて、残る2家族にはビタペクト3を渡しませんでした。ほぼ全員0ベクレルだったからです。
 しかし将来再保養に来る可能性もあるので、結果をご報告します。


(家族C)

 お母さんが3人の子どもを引率していました。

母親(事故発生時10歳)0ベクレル
男子(12歳) 0べクレル 
女子(10歳) 0ベクレル 
男子 (5歳) 0ベクレル

 10歳の女の子は生まれつき腎臓に障害があるそうです。
 

(家族D)

 お母さんが3人の子どもを引率していました。
 
母親(事故発生時4歳)25ベクレル
女子(13歳) 0べクレル 
女子 (9歳) 0ベクレル 
男子 (6歳) 0ベクレル

 子供たちは比較的健康ということでした。
 
 今回は私の事情により、SOS子ども村に訪問できず、子どもたちがSOS子ども村からベルラド研究所へ測定にに来たときに合わせて、私もベルラド研究所へ行き、測定結果が判明次第ビタペクト3を渡しました。
 記念撮影したのはベルラド研究所内です。
 ゆっくりお母さんたちとお話したり、子どもたちに日本の話もできず、ちょっと残念でした。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第193回」

2016-05-04 |   ビタペクト配布活動
 5月4日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第193回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト3を15個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2415個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2131部となりました。
 今回で通算209回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2415人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2131家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



 今回は2家族がゴメリ(チェルノブイリ原発から約140キロ)から保養滞在していました。それぞれの家族にお話を伺いました。

(家族A)

 お母さんが4人の子どもを連れてきていました。そして5番目の子どもを妊娠中でした。この家族には4個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時4歳)22ベクレル 
長女 (7歳)27ベクレル ○
長男 (6歳)20ベクレル ○
次女 (3歳)26ベクレル ○
次男 (2歳)23ベクレル ○

 2歳の次男にビタペクト3をあげるかどうか悩んだのですが、もし何か問題があれば、中止して残りは妊娠中のお母さんが飲むことになりました。
 子どもたちの健康状態ですが、長女は甲状腺肥大、長男も体が弱いそうです。
 保養には来ていませんが、お父さん(33歳)はつい最近高血圧になり、検査を受けたところ甲状腺のホルモンバランスに異常が見つかり、そのせいで高血圧になったと言う診断をされました。今はホルモン剤を飲んで、血圧も正常になったそうです。
 お母さんは汚染地域で有名だったブラーギン地区の出身です。今も自分の母親がそこで暮らしていますが、汚染地域と一言で言っても、場所によってずいぶん差があったということでした。
 お母さんは事故が起きて3ヵ月後、ロシアに保養に行ったそうです。列車で行ったのですが、被爆を恐れて保養に行く子ども達で車両は満席だったそうです。子どもは中学生ぐらいの年齢の子が一番多かったと話していました。

 
(家族B)

 お母さんが4人の実子と7人の養子を引率していました。この家族には11個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時2歳)31ベクレル
長男(11歳)42ベクレル ○
長女(11歳)33ベクレル ○
次男 (8歳)39ベクレル ○
三男 (3歳)24ベクレル ○
女子 (9歳)39ベクレル ○
女子 (8歳)41ベクレル ○ 
女子 (8歳)32ベクレル ○
男子 (7歳)20ベクレル ○
女子 (6歳)32ベクレル ○
女子 (5歳)32ベクレル ○
女子 (4歳)38ベクレル ○

 子どもたちの健康状態ですが、長女は腎臓病のため、腎臓を一つ摘出しています。
 長男は甲状腺肥大。お母さんも甲状腺が肥大しています。保養には来ていませんがお父さんは心臓病だそうです。これは被爆のせいではなく遺伝かも、とお母さんは話していました。お父さんのお父さんは40代で心臓病で亡くなっているそうです。
 
 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、お母さんたちには着物で作った巾着袋をプレゼントしました。  
 画像は記念撮影した様子です。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、スプーンなど子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第192回」

2016-04-11 |   ビタペクト配布活動
 4月11日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第192回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト3を4個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを4部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2400個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2129部となりました。
 今回で通算208回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2400人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2129家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



 今回は4家族が保養滞在していました。それぞれの家族にお話を伺いました。

(家族A)

 お母さんが3人の子どもをボブルイスク市(チェルノブイリ原発から約200キロ)から、SOS子ども村に保養滞在していました。この家族にはビタペクト3をあげていません。
 この家族は2013年と2015年にも保養滞在していたことがあります。

 そのときの様子はこちらをご覧ください。
 チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第151回」(家族B)

 チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第177回」(家族B)


 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。2013年、2015年の測定結果も表記しました。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時6歳)15ベクレル → 16ベクレル 
次男 (6歳)10ベクレル → 27ベクレル ○ →  7ベクレル
三男 (3歳) 0ベクレル → 37ベクレル ○ → 18ベクレル

 生後5ヶ月の長女は測定していません。前回の保養のときはお母さんのお腹の中にいたんですね。(^^)
 前回の結果があまりよくなかったので、今回の結果にお母さんは大喜びでした。
 お母さんは次男のカリウムが不足していることを心配していましたが、サプリに頼るのではなく食生活を改善するのが大切ですよね、と話していました。



(家族B)

 家族Aと家族Bのお母さんは姉妹です。 
 お母さんが3人の子どもを引率していました。この家族には3個のビタペクト3を渡しました。この家族も2013年と2015年に保養滞在していたことがあります。そのときの様子はこちらをご覧ください。

 チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第151回」(家族C)

 チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第177回」(家族C) 

 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。2013年と2015年の測定結果も表記しました。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時2歳)15ベクレル → 14ベクレル  
次男(10歳)23ベクレル ○ → 0ベクレル → 19ベクレル ○
長女 (8歳)35ベクレル ○ → 31ベクレル ○ → 20ベクレル ○
次女 (8歳)34ベクレル ○ → 19ベクレル → 21ベクレル ○

 長女と次女は双子です。10歳の次男は19ベクレルでしたが、よく風邪をひくということでおまけでビタペクト3を渡しました。
 お母さんは相変わらず甲状腺の病気でホルモン薬治療を受けているそうです。 


(家族C)

 お母さんがブレスト(チェルノブイリ原発から約440キロ)から3人の子どもを引率していました。それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。この家族には1個のビタペクト3を渡しました。○印の子どもにビタペクト3を1個渡しました。

母親(事故発生時4歳)17ベクレル
長男 (6歳) 21ベクレル ○ 
長女 (5歳) 18ベクレル
次女 (3歳) 17ベクレル

 長男は食物アレルギーを持っています。さらにひどい便秘だそうで、ビタペクト3の効果にお母さんはとても期待していました。
 長女は喘息持ちです。
 お母さんはよく頭痛がするそうで、血圧や血液検査も受けましたが、原因が分かりません。


(家族D)

 お母さんがブレスト(チェルノブイリ原発から約440キロ)から3人の子どもを引率していました。それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。この家族にはビタペクト3を渡していません。 
 
母親(事故発生時0歳)18ベクレル
長女 (6歳) 14ベクレル
次女 (5歳)  7ベクレル
三女 (4歳) 18ベクレル

 子どもたちはよく風邪をひくそうです。しかもよくおできができ、お母さんは消毒した針でつついて中身をだしているそうですが、そんなことして大丈夫?と思ってしまいました。
 お母さんはよく白目が黄色くなるので、病院へ行くと肝臓に異常が見つかったものの大したことないからと治療を受けていません。
 
 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、お母さんたちには竹製スプーンをプレゼントしました。  
 画像は記念撮影した様子です。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、スプーンなど子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第191回」

2016-03-23 |   ビタペクト配布活動
 3月23日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第191回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はビタペクト3を8個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2396個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2125部となりました。
 今回で通算207回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2396人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2125家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。


(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



 今回は2家族が保養滞在していました。

(家族A)

 オルシャ市(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。お母さんが里子である双子姉妹を引率していました。

 この家族には1個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時13歳)11ベクレル 
女子(11歳)35ベクレル ○
女子(11歳)17ベクレル

 この姉妹は引き取られて2年になります。
 お母さんは「双子でこの2年間全く同じものを食べているのに、こんなに差があるのか?」と疑問に思ったそうですが、話を伺うと、17ベクレルだった子は極端な小食で甘い物アレルギー、心臓の調子もよくなく、頻脈でした。
 現在のベラルーシでは食べ物から内部被爆を受けますので、「小食の人は被爆量が少なく、大食いの人は被爆量が多い」と言えることは言えます。しかし放射能汚染されていない食べ物だったら、たくさん食べても被爆しないわけですから、被爆しないために小食になるというのは間違いです。
 きちんとした食生活が本当に大事ですね。

(家族B)

 オルシャ近郊の町ベレボから来た家族。お母さんが2人の里子を引率していました。 
 この家族には1個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時21歳)12ベクレル  
男子(12歳) 4ベクレル 
男子(11歳)29ベクレル ○

 子どもたちの健康状態ですが、12歳の男の子はよく偏頭痛を起こすそうです。寝ていると治るそうですが・・・
 11歳の男の子は躁うつ病。以前他の家族の里子になっていましたが、気分の浮き沈みが激しく、里親から手に負えないと別の里親に引き渡され・・・
 これを繰り返し、今回4回目の里子になっているそうです。
 現在の里親はその子を専門病院に連れて行ったり、いろいろ手を尽くして躁うつ病を治そうとしていますが、難しいと話していました。

 さて、この2人のお母さんはオルシャやオルシャ近郊にすむ10人の子どもを引率していました。
 10人とも里子ですが、あちこちの里親から保養滞在のため預かってきたという形でした。 
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。またこのうち2人の子どもが2014年にもSOS子ども村に滞在しています。その場合前回の測定結果も表記しました。

男子(16歳)34ベクレル ○ → 23ベクレル ○
女子(13歳)25ベクレル ○ → 34ベクレル ○
女子 (7歳)35ベクレル ○

 この3人は同じ里親の下で暮らしているそうです。
 2014年にも保養滞在した子ども2人についてはチロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第158回」(家族B)をご覧ください。
 7才の女の子は9月から小学校入学ですが、自分の名前は分かっているものの、苗字や数字、文字などが全く分かりません。しかも話をしているときは、両腕をしょっちゅう震わせています。
 
女子(16歳)27ベクレル ○
男子(15歳)35ベクレル ○
女子(12歳)16ベクレル

 この3人は同じ家庭で里子として引き取られています。男の子と12歳の女の子は異父兄妹だそうです。

男子(13歳)20ベクレル
男子(12歳)18ベクレル 

 この2人は兄弟です。同じ家庭の里子になっています。
 20ベクレルのお兄さんのほうにビタペクト3をあげたかったのですが、SOS子ども村の判断でセルロースでよい、ということになりました。セルロースはSOS子ども村が購入します。
 このお兄さんですが、引率したお母さんは「ものすごく落ち着きがない。」と話していました。私の目から見ると「中学生にしてはちょっと子どもっぽい感じで、少々お行儀が悪いレベル」だな、と思いました。

男子(15歳)21ベクレル ○
女子(14歳) 5ベクレル 

 この2人は同じ里親の元で暮らしているわけではありません。
 15歳の男の子は私がSOS子ども村に来たとき、いませんでした。2人のお母さんが言うには
「とにかく落ち着きがなく、こちらの言うことは全く理解できない様子。さらに保養に来たのだが、他の女の子の体を触ったりして、問題行動がひどすぎるので保養滞在打ち切りになった。」そうです。
 引率者の手に負えず、ほかの子どもに迷惑をかけているのでこういう処置になったのでしょうが、SOS子ども村の保養活動でこんなケースもあるんですね・・・
 打ち切りが決定した後、里親がやってきて連れて帰ったそうです。
 引率した家族Aのお母さんは、この男の子の里親と知り合いなので、ビタペクト3を渡しておくと言いましたが、被爆(将来の発病リスク)のことより、今日のしつけのことで里親は頭がいっぱいだろうなあと思いました。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、お母さんたちには着袋をプレゼントしました。  
 画像は記念撮影した様子です。画像にはSOS子ども村の職員のアンナさん、保養には関係のない子ども(^^;)も写っています。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 
 



チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第190回」

2016-02-29 |   ビタペクト配布活動
2月29日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第190回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はビタペクト3を4個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2372個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2123部となりました。
 今回で通算205回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2372人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2123家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。


(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



 今回は2家族が保養滞在していました。

(家族A)

 バラノビッチ市(チェルノブイリ原発から約340キロ)から来た家族。
 お母さんが5人の里子を引率して保養に来ていました。この家族に1個のビタペクトを渡しました。
 それぞれの体内被曝の測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個渡しました。

母親(事故発生時8歳) 3ベクレル
女子(15歳)  4ベクレル
女子(14歳) 24ベクレル ○
男子(10歳)  6ベクレル 
男子 (9歳)  7ベクレル 
女子 (8歳)  6ベクレル

 このお母さんには2人の実子がいますが、保養には来ていません。家には9人の里子がおり、そのうち5人を今回保養に連れてきていました。

 子どもたちの健康状態についてお母さんのお話を伺いました。
 9歳の男の子は体重が14キロしかなくとてもやせています。1年前にこの家に引き取られました。そのときにいろいろなことが分かりました。まず未熟児で生まれたこと。生まれつき心臓に欠陥があったこと。引き取られたとき背中に穴が開いていることをお母さんが発見。今その穴はふさがっているそうです。(床ずれ?)
 甲状腺肥大が見られます。両腕をうまく動かせない。手のひらを上に向けることができず、2回にわけて手術を受け、今はほとんど治っていますが、まだ手術が必要だそうです。さらに心臓の超音波検査で白い影のようなものが、写り心臓病と診断されました。医者からは「このままだと15歳までに死ぬ。」と言われたそうです。そのため心臓の手術も受けなくてはいけません。
 自分の子どもでもないのに、お母さんは必死で治そうと走り回っていました。実の親のほうは両親ともアルコール中毒だそうです。

 また今回は保養に連れてきていませんが、1歳8ヶ月の男の子がいて、水頭症だそうです。しかし地元にこの病気を治せる病院がなく、何も治療を受けていません。その結果だんだん頭の大きさが大きくなってきて、発達も遅れまだ歩けません。
 保養に来たので、ミンスク州立の大きい病院を紹介してもらいましたが、「あなたが住んでいるのはブレスト州だからブレスト州立病院に行ってください。」と断られたそうです。しかしそこにも担当できる医者がいないから、今こうやって頼んでいるのに、と説明をするとようやく一ヵ月後に診察の予約を受けられました。
 
 このような家族タイプ孤児院と言われる家庭がベラルーシにあるのは、政府の予算削減のため公立の孤児施設が閉鎖され、孤児を里親の優しさに甘えて丸投げしているからです。
 それで国は助かっているのに、公立の病院で治療もすんなり受けられないのはおかしいとお母さんは話していました。
 ベラルーシでは人口減に歯止めをかけるため少子化対策をどんどん打ち出し、成功しています。しかし孤児を育てるのは里親で、病気の子どもに適切な治療を受けるための便宜というものは考えられていません。


(家族B) 

 ブレスト市から25キロのところにあるトゥルナ・ボリシャヤ村(チェルノブイリ原発から約440キロ)から来た家族。お母さんが9人の里子を引率していました。
 
 この家族に3個のビタペクトを渡しました。
 それぞれの体内被曝の測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時21歳) 3ベクレル
男子(15歳) 18ベクレル
女子(15歳)  4ベクレル
男子(14歳)  5ベクレル 
女子(14歳)  4ベクレル
男子(12歳) 30ベクレル ○
男子(11歳) 24ベクレル ○
男子 (8歳) 23ベクレル ○
女子 (7歳) 17ベクレル
女子 (7歳)  7ベクレル

 お母さんは成人した実子がいますが、この里親を10年ほど続けているそうです。
 今回保養に来た子どもたちも1年から5年前に里子になったそうです。
 子どもたちの健康状態についてお話をうかがいました。14歳の男の子は1週間に1回ぐらいおねしょをするそうです。そのため念のため毎日紙おむつをして寝ているそうです。
 15歳の男の子は女性化乳房(男性なのに胸が膨らんでくる)らしいのですが、たぶん成長期でホルモンバランスが崩れているんだろうという話でした。
 お母さん自身は甲状腺に肥大があり、経過観察を何年も続けていましたが、とうとうガンが見つかったそうです。この保養から帰ったら、おそらく手術を受けるだろうということでした。
 たくさんの(血のつながりはないですが)子どもがいるのにお母さんが重い病気になってしまったら・・・と心配になりました。

  今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、お母さんたちには着物から作った巾着袋をプレゼントしました。  
 画像は記念撮影した様子です。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第189回」

2016-02-05 |   ビタペクト配布活動
 2月5日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第189回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 ようやくチェコからベラルーシにビタペクト3が搬入されましたので、今回はビタペクト3を3個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを3部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2368個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2121部となりました。
 今回で通算204回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2368人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2121家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。


(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



 今回は3家族が保養滞在していましたが、測定の結果がよく、結果から言うとビタペクトを渡したのは1家族だけです。

(家族A)

 イワノフカ村(チェルノブイリ原発から約130キロ)から来た家族。
 お母さんが1人の孫と1人の養女、4人の子ども(ゴメリ市在住)を引率して保養に来ていました。この家族に3個のビタペクトを渡しました。 このうち13歳の女の子と11歳の女の子は姉妹です。この姉妹は2013年にも保養に来ていたことがあります。そのときの様子はこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第155回」(家族B)
 それぞれの体内被曝の測定結果は以下のとおりです。。○印の子どもに1個ずつビタペクト3を渡しました。滞在2回目の姉妹は前回の測定結果も表記しています。
 引率していたお母さんは姉妹の母親に、数値をきちんと伝えておくと話していました。


母親(事故発生時38歳) 3ベクレル
養女(14歳)4ベクレル
孫 (13歳)4ベクレル
女子(13歳)45ベクレル ○ → 35ベクレル ○
女子(12歳) 5ベクレル
女子(11歳)44ベクレル ○ → 27ベクレル ○
女子 (8歳)21ベクレル ○

  今回数値にずいぶん差がありますが、やはりふだん食べている物によるところが多いと思います。
 お母さんは、子どもたちは元気だと話していましたが、12歳の女の子はよくめまいを起こすそうです。
 養女はあるとき同級生の男子がふざけて叩いてきて、転んでしまい頭を打って脳震盪を起こしたことがあるそうですが、その後頭痛持ちになってしまったと話していました。この子は毎年ベラルーシ国内のサナトリウムに保養に行っています。
 13歳の孫はおねしょが治りません。毎晩ではないですがおねしょをするので、毎年おねしょを治すプログラムがあるという特別なサナトリウムに滞在しているそうです。しかし毎年通っているのに治らない・・・腎臓病の疑いはないそうです。
 こんなプログラムがある専門のサナトリウムがベラルーシにあるんですね・・・(ある意味、すっかり感心してしまいました。)

 このお母さん、実の子どもの数は7人。孫の数は36人だそうです!
 そして、家族Aのお母さんは家族Bのお母さんの実の母親でした。つまり家族Bの子どもたちのおばあちゃんです。


(家族B)

 テレシ村(チェルノブイリ原発から約130キロ)から来た家族。お母さんが5人の子どもを連れてきていました。

母親(事故発生時4歳)4ベクレル
長女(10歳)6ベクレル
長男 (9歳)7ベクレル
次女 (8歳)7ベクレル
次男 (5歳)7ベクレル
三女 (4歳)7ベクレル

 ごらんのとおりの全員同じレベルの数値。お母さんの手料理がすばらしいに違いないと思いました。
 そして家族Aのお母さんといっしょに暮らしている子どもたちも数値が低いということは、このお母さんの食生活がすばらしくて、それが娘にうけつがれているのだと感じました。

 子どもたちは健康だそうですが、10歳の長女だけが甲状腺肥大で、再び検査をしないといけないそうです。
 最初地元の病院で甲状腺腫と診断されたのに、医者のミスなのかこういうケースが多くて見過ごされたのか、お母さんに診断結果が伝えられなかったそうです。
 それをSOS子ども村に持ってきて、職員に「あら、こんなところにこんなことが書いてある。」と指摘され、分かったそうです。
 お母さんは保養滞在中にいい病院で詳しい検査を受けたいと希望していました。 
 ちなみにこんな女の子はイタリアに保養に行ったことがあります。またゴメリ州のあるサナトリウムにも滞在したことがありますが、このサナトリウムは神経系の病気の人が滞在できるサナトリウムだそうです。

 家族Aも家族Bも自分の畑を持っており、作った野菜を食べているそうです。野菜を放射能測定したことは一度もないと話していました。ただ作ったいちごを市場に持って行って売っていますが、その前にかならず測定を受けて許可をもらわないといけないので、毎年測定していますが、許可が出ないような高い数値が出たことは一度もないということでした。


(家族C)

 オルシャ(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。お母さんが2人の養子を引率していました。

母親(事故発生時27歳)3ベクレル
男子(12歳)4ベクレル
男子(11歳)6ベクレル

 残念なことにこのお母さんは体調不良で詳しいお話を聞くことはできませんでした。
 しかし3人とも低い数値でよかったです。

 さて、今回の活動には日本から見学者がいました。福島キッズドルフィンキャンプのスタッフの方がベラルーシにおける保養について知りたいということで同行することになりました。
 日本には日本人のライフスタイルに合った保養滞在があると思います。ベラルーシの保養プログラムにも参考になるべきところ応用すべきところがあると思いますので、有意義な見学になっていたら・・・と願っています。
 
 おかげでいつもとちがうドルフィンキャンプのようすを紹介するビデオの上映も行ったり、折り紙教室もできました。Nさんありがとうございます!
 ベラルーシには海がないので、イルカと泳げる保養というものにびっくりしていました。
 SOS子ども村のスタッフからも質問が出ていました。こういった形での日本ベラルーシ交流ができるのはいいことですね。お互い勉強になります。

 Nさんから見たSOS子ども村のレポートはこちらです。
 
 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、お母さんたちには着物から作った巾着袋をプレゼントしました。  
 画像は記念撮影した様子です。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第188回」

2016-01-18 |   ビタペクト配布活動
 今年最初の活動となりました。

 1月18日にビタペクトと「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第188回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はセルロースを8個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2118部となりました。
 今回で通算203回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2118家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在のところビタペクト3のチェコからの搬入がなく、代わりにセルロース(1個で1人分)を配布することになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回はこちらの投稿記事でご紹介しているタイプのロシア製セルロースを1人1袋(150グラム)渡すことになりました。

 今回は2家族がグロドノ(チェルノブイリ原発から約400キロ)から保養に来ていました。


(家族A)
  
 お母さんが11人の養子を引率していました。家庭タイプの孤児院とベラルーシで言われる家族です。この家族には5個のセルロースを渡しました。
 この家族は2008年、2011年、2012年、2014年にも保養に来たことがあります。
 
2008年の保養滞在のようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第81回」(家族B)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/6c2428b23895a02787fe67d908faf93a


 2011年の保養滞在のようすはこちらをご覧ください。
 チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第125回」(家族A)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/f3ca7b747528f104915448e904e47992


 2012年の保養滞在のようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第142回」(家族A)

 2014年の保養滞在のようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第169回」(家族A)


 以前の測定結果と今回の結果はこのとおりです。
 2008年、2011年、2012年、2014年の結果を順番に表記してあります。
 ○印の子どもにビタペクトT(2008年はビタペクト2)を、▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しました。
 
母親(事故発生時16歳)19ベクレル → 6ベクレル → 10ベクレル → 12ベクレル → 3ベクレル


男子(16歳) 7ベクレル → 29ベクレル ○ → 0ベクレル → 0ベクレル → 4ベクレル

女子(15歳) 7ベクレル → 12ベクレル → 25ベクレル ○ → 22ベクレル ○ → 29ベクレル ▽

女子(14歳)(2014年初測定) 0ベクレル → 19ベクレル

男子(14歳)40ベクレル ○ → 28ベクレル ○ → 26ベクレル ○ → 26ベクレル ○ → 5ベクレル

男子(14歳)54ベクレル ○ → 30ベクレル ○ → 22ベクレル ○ → 27ベクレル ○ → 5ベクレル 

女子(14歳)(2011年初測定)33ベクレル ○ → 30ベクレル ○ → 0ベクレル → 4ベクレル

男子(10歳)(2014年初測定)22ベクレル ○ → 24ベクレル ▽

男子(10歳)(2016年初測定)28ベクレル ▽

男子 (8歳)(2011年初測定)30ベクレル ○ → 21ベクレル → 25ベクレル ○ → 33ベクレル ▽

男子 (4歳)(2016年初測定)29ベクレル ▽

女子 (3歳)(2016年初測定)18ベクレル ▽ 


 14歳の男の子2人は双子です。4歳の男の子と3歳の女の子は兄妹です。
 この家族にはまた新しい子どもが増えていました。

 お母さんにお話をうかがいました。
 10歳の男の子は1年前からこの家族に引き取られたそうです。それまで生みの親からどのような教育を受けていたのか分かりませんが、ひどく情緒不安定で攻撃的。学校で同級生に怪我ばかりさせているので、通学を一時的に拒否されました。学校の先生のほうが自宅を訪問し、勉強を教えているそうですが、育てのお母さんは心配していました。スクールカウンセラーとも相談しながら育てていくとも話していました。
 さらに鼠径ヘルニアにもかかっていることが分かり、近いうちに手術を受けさせるとお母さんは話していました。
 
 3歳の女子は引き取られたときやせていて1歳にしか見えなかったとお母さんは話していました。しかし1年後には身長が5センチ伸びていて、みんな喜んだということでした。

 お母さんは以前の数値が高かった子どもが今回減っていたことをとても感謝していました。
 それにお母さんは保養滞在のたびに食育を勉強して開眼したそうで、きのこはきちんと洗ったり、危なさそうな食品はできる限り食べないようにし、飲料水も買うようにしたそうです。その結果もあると思います。
 最近引き取られた子どもたちもこのお母さんの下でならきっと健康生活が送れるようになると信じています。
 

(家族B)

 お母さんが3人の子どもを引率していました。
 ▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しました。

母親(事故発生時0歳)19ベクレル
長女 (6歳)24ベクレル ▽
次女 (4歳)29ベクレル ▽
三女 (2歳)30ベクレル ▽

 お母さんに子どもたちの健康状態についてお話を伺いました。長女と三女は健康ですが、次女は生まれつき新雑音があり、頻脈で心臓の壁に2箇所に穴が開いているそうです。
 お母さん自身は健康だったのですが、次女を妊娠中に頻脈と言われ、その後改善していないということでした。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、お年玉袋、お母さんにはトートバッグをプレゼントしました。

 セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、お年玉袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第187回」

2015-12-21 |   ビタペクト配布活動
 12月21日にビタペクトと「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第187回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はセルロースを8個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は74個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2116部となりました。
 今回で通算202回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約65人の子どもにセルロースを、2116家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在のところビタペクト3のチェコからの搬入がなく、代わりにセルロース(1個で1人分)を配布することになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回はこちらの投稿記事でご紹介しているタイプのロシア製セルロースを1人1袋(150グラム)渡すことになりました。

 今回は2家族がミンスク州からSOS子ども村に保養滞在していました。


(家族A)

 ミンスク(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。お母さんが6人の子どもを引率していました。この家族には3個のセルロースを渡しました。▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しています。それぞれの測定結果はこのとおりです。

母親(事故発生時15歳)21ベクレル
長男(16歳) 9ベクレル
次男(12歳)23ベクレル ▽
三男 (8歳)27ベクレル ▽
長女 (5歳) 0ベクレル
四男 (4歳)17ベクレル 
次女 (1歳)26ベクレル ▽ 

 お母さんに子どもたちの健康状態についてお話をうかがいました。
 長男は腎臓が肥大しており、運動量が制限されているそうです。
 三男はアデノイドで、手術が必要と医者に言われているそうですが、様子を見ている状態。
 四男は遠視です。
 1歳7ヶ月の次女ですが、セルロースには年齢制限が特にないので(乳児には常識的に考えて無理だと思いますが。)セルロースを飲ませることにしました。

 このお母さんは今のウクライナのイワン・フランコフの出身ですが、チェルノブイリ原発事故が起きてから2年目、進学を機にミンスクに引っ越しました。その後同郷の男性とミンスクで結婚し、子どもたちも全員ミンスク生まれミンスク育ちです。
 母の実家は放射能汚染されていない地域だそうで、そこで採れたキノコを乾燥させたものを毎年ミンスクへ郵送してもらっているそうです。
 もちろんこのキノコを測定したことは一度もありません。念のため一度測定してはどうかとアドバイスしました。
 お母さんは小児科医だそうで、どちらかというとWBCの再測定を受けたいと話していました。
 
 この一家はパン焼き器を持っていて、毎日焼きたてパンを食べているとご馳走してくれました。保養先にも持ってくるほどなんですね。
 セルロースをあげたら大喜びして、これからセルロースを混ぜたパンを焼く、と話していました。
 これなら簡単においしく確実にセルロースを摂取できますね。 

 
(家族B)

ゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)から来た家族。お母さんが5人の実子と友人の子ども2人を引率していました。この家族には5個のセルロースを渡しました。▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しています。それぞれの測定結果はこのとおりです。

母親(事故発生時4歳)0ベクレル
長男(12歳)22ベクレル ▽
長女(10歳)24ベクレル ▽
次男 (9歳)17ベクレル 
三男 (7歳)22ベクレル ▽ 
四男 (5歳)16ベクレル 
女子(12歳)30ベクレル ▽ 
女子 (4歳)22ベクレル ▽

 お母さんのお話では、三男と四男はアデノイドで、三男はすでに切除手術を受けたそうです。
 子どもたちは比較的健康ですが、四男はよく風邪をひくそうです。
 12歳の女の子もアデノイドで、かんきつ類のアレルギーを持っています。
 
 キノコは森で採ってたものは測定してから食べるようにしているとのことでした。さすがゴメリ市民。
 ベリー類も検査済みの店で販売されているものしか食べないそうです。

 ベラルーシでは子どもが3人いると多子家庭として認められます。
 お母さんが5人以上生んで、末っ子が1歳未満の場合、母親英雄の称号を与えられます。
 「母親英雄って何? ヒーロー?」と思われるかもしれませんが、要するに国民栄誉賞ならぬ母親栄誉賞です。
 母親栄誉賞をもらった人は、50歳で定年退職が認められます。つまり50歳から年金をもらえます。
(ただし今の時点の法律なので、将来変わるかもしれません。)

 少子化問題のある日本も全く同じようにしたらいいのに、とは思いませんが、考え方によってはたくさん子どもを生んだ女性は、それだけたくさんの未来の労働力を生み出したということになるので、年金の額をいくらか多めにするとかそういう出生率アップにつながる施策を検討してもいいかもしれません。


 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
 子どもたちはノートまで持ち出してきて、「もっと日本語を書いて!」とすごくねだられました。
 日本語を勉強することをお勧めします。もしかしたら隠れた才能があるかも。
 しかし外国語に関心があるのはすばらしいことですね。
 
 画像は記念撮影した様子です。しかし通学していて写っていない子もいます。

 今年最後の活動も無事終了しました。

 セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第186回」

2015-11-30 |   ビタペクト配布活動
 11月30日にビタペクトと「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第186回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はセルロースを11個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は66個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2114部となりました。
 今回で通算201回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約57人の子どもにセルロースを、2114家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在のところビタペクト3のチェコからの搬入がなく、代わりにセルロース(1個で1人分)を配布することになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回はこちらの投稿記事でご紹介しているタイプのロシア製セルロースを1人1袋(150グラム)渡すことになりました。


 今回は2家族がミンスク州からSOS子ども村に保養滞在していました。
 2家族とも家族タイプ孤児院の家庭でした。

(家族A)

 プレシチェ二ツィ(チェルノブイリ原発から約370キロ)から来た家族。お母さんが8人の子どもを引率していました。この家族には6個のセルロースを渡しました。▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しています。それぞれの測定結果はこのとおりです。

母親(事故発生時15歳)14ベクレル
男子(16歳)15ベクレル
男子(16歳)15ベクレル
男子(15歳)28ベクレル ▽
女子(14歳)32ベクレル ▽
女子(14歳)26ベクレル ▽ 
男子(12歳)23ベクレル ▽
女子(11歳)39ベクレル ▽
女子 (7歳)28ベクレル ▽

 お母さんに子どもたちの健康状態についてお話をうかがいました。
 16歳の男の子は腎臓病です。
 15歳の男の子は背骨がゆがんでおり、専門の特別学校へ通っていますが、結果が出て、治ってきたそうです。
 14歳の女の子(32ベクレルのほう)は心臓病にかかっていましたが、だいぶよくなってきました。
 この14歳の女の子だけがお母さんの実子で、他の子どもは里子です。
 他人の子どもをこんなにたくさん育てているお母さんには頭が下がります。

 お母さんの話によると、ベラルーシに住んでいるいわゆる孤児のうち、天涯孤独というような子供は30%ほどで、後は両親がいるのに親権放棄された子ども、つまり捨てられた子どもだそうです。
 引き取った子どものうち1人は、実の母親から生後すぐに親権放棄されたそうですが、そのとき産院で、母親は医者に
「この子、いりませんから、臓器移植のドナーにでも使ってください。」
と言ったそうです・・・

 もちろん医者はこの子を施設に預け、その後家族Aのお母さんの元に引き取られていったそうです。
 引き取られてよかったですね。しかし生みの親のほうが考えていることが、私には理解できません。
 
 ベラルーシは出生率をあげるために、今年2月から子どもが生まれたら、国から祝い金をあげるという政策を打ち出しました。
 ちなみに今年11月に金額が改正され、現在のところ、第1子誕生には円に換算して約11万円、第2子以降は1人につき15万円ずつもらえます。
 ベラルーシ人の平均月収が約4万円なので、「2人目が生まれたら給料4か月分ぐらいのお金がもらえる。」という感覚です。(日本人の感覚だとどうなるのか、皆様計算なさってください。)

 少子化対策のため、子どもが生まれたらすぐお金をあげようよ、という意見は日本にもあります。
 こちらをご覧ください

 でもこの話をお母さんたちにしたら「やめといたほうがいいよ・・・。」という意見でした。
 やはりアル中の親が酒代ほしさに子どもを生み、お金をもらった後、それで全部飲んでしまい、
「お金がなくなって経済的に育児ができませんから。」
と親権放棄。子どもは孤児院へ・・・というケースがベラルーシにあるそうです。
 同じようなことが日本でも起こるわよ、というベラルーシで「育ての親」をしている方からの見解です。

 やはり「お金で釣って産んで、日本人の人口の頭数さえ増えれば少子化問題が解決するわけではない。」と私は思います。
 産んだ後、育てるほうがずっと大変ですよ。
 ちなみにベラルーシでは3歳になるまで毎月育児手当がもらえます。


(家族B)

 プホビチ地区コバリョワ村(チェルノブイリ原発から約270キロ)から来た家族。お母さんが6人の子どもを引率していました。この家族には5個のセルロースを渡しました。▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しています。それぞれの測定結果はこのとおりです。

母親(事故発生時21歳)7ベクレル
女子(13歳)33ベクレル ▽
女子(11歳)26ベクレル ▽
男子 (9歳) 6ベクレル 
女子 (7歳)25ベクレル ▽
女子 (6歳)28ベクレル ▽ 
男子 (4歳)28ベクレル ▽

 このうち11歳の女の子は測定が終わった後、風邪をひいてしまい、保養を続けてもよかったのですが、帰宅しました。
 その代わりに別の兄弟が保養に来ました。ところが今度は4歳の男の子が熱を出し、私がSOS子ども村に来たときはずっと寝ていました。

 お母さんのお話では、帰宅した11歳の女の子は食物アレルギーで、詳しい検査をミンスクの専門病院で受けさせたいと希望していました。
 4歳の男の子が熱を出したのは牛乳のせいというお母さんの話でしたが、ちがうと思います。

 この一家は乳牛を飼っており、いつもその牛乳を飲んでいます。保養に行くときも絞ってきたのを持参していましたが、しばらくして全部飲んでなくなったので、市販の牛乳を買って飲んだら、熱が出たというのです。
 体質に合ってない物を飲んで体調が狂ったのかもしれませんが・・・
 この家で絞っている牛乳ですが、今までもいとども検査したことがありません。
 お母さんの話では、村に測定するところはないし、どこに行けば測定してもらえるのかも、全く分からないということでした。
 私からはベルラド研究所で測定してもらえるので、1リットルほど持って行ってはどうかと話をしました。
 
 このお母さんはミンスク生まれのミンスク育ちだそうですが、20年前の30歳のときにコバリョワ村に引っ越したそうです。
 子どもたちは里子で村の近くのいろんな地域からやってきています。
 
 お母さんが言うにはやはり簡単に子どもを捨てる人が多く、引き取った子のうちの一人の実の母は、出産した次の日に「紙おむつ買ってきます。」と言って産院から逃走。行方不明になったそうです。
 ベラルーシの産院から出産したばかりの人が逃げ出すのは難しいと思うんですがねえ。
こちらを参照。産院に入院したら着ている服を「没収」されて、子どもを連れて退院するまで服を返してもらえないんですが。)

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
特に年長の子どもたちは難しそうだけど日本語を勉強してみたい、日本に行ってみたいと、話していました。
 
 画像は記念撮影した様子です。しかし熱を出して寝ていた男の子、風邪を引いて帰宅した女の子は写っていません。
 また1人のお母さんも「私太っているから恥ずかしいわ。」と逃げてしまった(^^;)ので写っていません。

 最後になりましたが、セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第185回」

2015-11-09 |   ビタペクト配布活動
 11月9日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第185回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はセルロースを4個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は55個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2112部となりました。
 今回で通算200回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約46人の子どもにセルロースを、2112家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在のところビタペクト3のチェコからの搬入がなく、代わりにセルロース(1個で1人分)を配布することになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回はこちらの投稿記事でご紹介しているタイプのロシア製セルロースを1人1袋(150グラム)渡すことになりました。

 今回は2家族がブレスト(チェルノブイリ原発から約440キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。

(家族A)

お母さんが5人の子どもを引率していました。 
 この家族には2個のセルロースを渡しました。▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しています。それぞれの測定結果はこのとおりです。

母親(事故発生時6歳) 11ベクレル
長女(14歳)15ベクレル 
長男(12歳)22ベクレル ▽
次女 (8歳)15ベクレル
三女 (5歳)20ベクレル ▽
四女 (2歳) 7ベクレル 

 子どもたちに健康状態についてお母さんにお話をうかがいました。
 長女生まれつき持病がありましたが、現在は治っています。長男は偏平足でよく足の痛みを訴え、長時間歩くことができません。この2人は毎年ベラルーシ国内のサナトリウムで保養しています。
 次女はアレルギー体質です。会わないシャンプーを使うと湿疹が出ます。またかんきつ類のアレルギーがあります。また手足の関節によく痛みが出るそうです。
 三女は視力の低下が見られます。
 お母さん自身は腎臓結石、甲状腺肥大、肝臓の病気、胃炎・・・と持病が多いのですが、
「自分のために治療費を使うのはもったいない。子どものためにそのお金を使いたい。」
とあまり病院にも行っていないようです。お母さんの健康も大事だと思うのですが・・・

 このお母さんはチェルノブイリ原発事故が起きたとき、ブレストではなく、おばあちゃんの家で暮らしていました。場所はイワツェビッチで、チェルノブイリ原発から350キロの場所です。事故が起きたとラジオのニュースで知ったおばあさんは慌てて、孫たちに
「しばらく家から出て行けない。」
と言って、外に出そうとしなかったそうです。
 その後、このお母さんは結婚を機に15年前ブレストに引っ越したそうです。
 子どもたちは全員ブレスト生まれです。


(家族B)

母親(事故発生時9歳) 7ベクレル
長男(14歳) 4ベクレル 
次男 (8歳)24ベクレル ▽
次女 (6歳)18ベクレル ▽
三男 (4歳)14ベクレル 
三女 (3歳)18ベクレル 

 この家族には19歳の長女がいますが、保養滞在の年齢制限があるため、同行していません。
 お母さんに子どもたちの健康状態について話をうかがいました。

 長男は慢性胃炎で、投薬と食事療法を行っています。持病があるため毎年サナトリウムで保養滞在しています。このサナトリウムは胃炎の病気を持っている患者専用のサナトリウムです。
 次女は冷たい物を飲むとすぐに喉が腫れてしまいまいます。子どもたちは全員風邪を引きやすいそうです。
 お母さん自身は慢性的背中と足が痛み、ときどき点滴を受けているそうです。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
 子どもたちは漢字にすごく興味を示し、勉強したいとまで言っていました。「忍者になりたい。」と言い出す男の子もいました。
 
 最後になりましたが、セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第184回」

2015-10-15 |   ビタペクト配布活動
 10月15日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第184回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はセルロースを5個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は51個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2110部となりました。
 今回で通算199回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約42人の子どもにセルロースを、2110家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在ビタペクト3の在庫がなくなり、セルロース(1個で2人分)で補うことになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回は2家族がゴメリ州クリフスク(チェルノブイリ原発から約140キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。

(家族A)
 
 お母さんが3人の実子と4人の子どもを引率していました。この家族には4人の子どもに2個のセルロースを渡しました。 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを2人に1個渡しました。

母親(事故発生時13歳) 15ベクレル
長女(16歳) 21ベクレル △
次女(13歳) 34ベクレル △
三女(12歳) 45ベクレル △
女子(15歳) 15ベクレル
女子(13歳)  9ベクレル
男子(11歳) 30ベクレル △
女子(11歳)  9ベクレル 

 11歳の男の子と女の子は親戚です。
 子どもたちの健康状態についてお母さんに話を聞きました。
 13歳の次女は数年前から背中や足の関節痛に悩まされています。痛みがひどく入院したこともあります。しかし今は塗り薬を塗るだけで、医者からは特別な治療は受けていないそうです。
 他の子どもたちは比較的健康ということでした。


(家族B)

 お母さんが3人の実子と4人の子どもを引率していました。このうち6人の子どもに3個のセルロースを渡しました。それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを2人に1個渡しました。

母親(事故発生時8歳)30ベクレル
長女(10歳)30ベクレル △ 
長男(12歳)39ベクレル △ 
男子(13歳)37ベクレル △
女子 (9歳)37ベクレル △
女子 (7歳)23ベクレル △
女子 (7歳)27ベクレル △

 7才の女の子2人は双子です。
 この家族にはさらに1歳未満の赤ちゃんがいるのですが、小さすぎて測定はできませんでした。
 しかもそお赤ちゃんが泣き始めたので、お母さんが外に連れ出してしまい、お母さんとゆくり話をすることができませんでした。
 ただ長女が車椅子に乗っていて、長男がそれをずっと押していたので、長女の障害については話が聞けました。
 生まれてから2年経っても歩こうとしないので、病院へ連れて行ったところ手術をすることになりました。その手術に失敗して今も歩けないそうです。その結果、車椅子に乗っている状態です。
 もう少し詳しくお母さんから話が聞きたかったのですが、今回は難しかったです。
 というのも、先日から「着物・人形・絵本の日本文化展」を弊センターが開催しており、今回は私がSOS子ども村へ行くのではなく、子どもたちにセンターに来てもらったのです。みんな大喜びで市松人形と記念撮影していたりしていましたが、赤ちゃんは泣くしで、ちゃんとした写真が撮れませんでした。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
 
最後になりましたが、セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第183回」

2015-09-28 |   ビタペクト配布活動
 9月28日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第183回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

今回はセルロースを6個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は46個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2108部となりました。
 今回で通算198目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約32人の子どもにセルロースを、2108家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。


(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在ビタペクト3の在庫がなくなり、セルロース(1個で2人分)で補うことになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



 今回は2家族がSOS子ども村に保養滞在していました。

(家族A)

 ノボポーロツク(チェルノブイリ原発から約470キロ)から来た家族。この家族には2個のセルロースを渡しました。
 お母さんが4人の実子と1人の多子家庭協会会員の子どもを引率していました。 
 この家族は7人の子どもがおり(全員男の子)長男、三男、次男を連れて、2005年にも保養滞在したことがあります。
 そのときに様子はこちらです。チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第33回」
 ノボポーロツクから来た家族として紹介されていますが、このときこの家族は内部被爆量が少なかったので、ビタペクトを渡していません。
 今回はお母さんが三男と初めて保養に来た四男、五男、六男を連れてきていましたが、1歳の六男はお座りが3分続かず、測定をしていません。

 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを2人に1個渡しました。

母親(事故発生時10歳)8ベクレル
三男(13歳)21ベクレル △
四男 (7歳)25ベクレル △
五男 (3歳)28ベクレル △
男子(10歳)34ベクレル △ 

 子どもたちは比較的健康で、持病などはないそうです。風邪をよくひくぐらいで問題はなく、お母さんも健康に自信があると話していました。
 すばらしい! しかし放射能被爆しているのだけが心配ですね・・・。


(家族B)

 ミンスク(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。お母さんが8人の実子を引率していました。この家族には4個のセルロースを渡しました。
 この家族は2012年にも保養滞在したことがあります。そのときの様子はこちらです。
  チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第137回」(家族B)

 それぞれの2012年と今回の体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子ども2人に1個のセルロースを渡しました。○印は2012年にビタペクト3を渡した子どもです。
 
母親(事故発生時8歳)8ベクレル → 7ベクレル
長女(15歳)44ベクレル ○ → 21ベクレル △
長男(13歳)23ベクレル ○ → 29ベクレル △
次女(11歳)39ベクレル ○ → 24ベクレル △
次男(10歳)31ベクレル ○ → 39ベクレル △
三男 (8歳)31ベクレル ○ → 33ベクレル △
四男 (6歳)26べクレル → 23ベクレル △
五男 (4歳)21ベクレル → 31ベクレル △
六男 (2歳)41ベクレル △

 2歳の六男は(当然ですが)今回が初測定です。
 2歳の男の子にセルロースをあげて大丈夫かと思いましたが、お母さんは「この子が一番結果が悪かったので、飲ませたい。」と希望したので、量を半分に減らして飲むように言っておきました。
 
 お母さんは子どもたちは比較的健康ということでしたが、ミンスクに住んでいてもこれだけ体の中に放射能があり続けていることがショックだったようです。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
 
 写真は記念撮影した様子です。ただお昼寝中の子ども、学校へ行った子どもは写っていません。
 小さい子どもは日本のことはよく分からなかっただろうけど、年長の子どもたちは日本語を勉強したいと話していました。
 難しいけど挑戦してほしいところです。

 最後になりましたが、セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。




 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第182回」

2015-09-07 |   ビタペクト配布活動
9月7日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第182回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

今回はセルロースを6個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は40個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2106部となりました。
 今回で通算197目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約20人の子どもにセルロースを、2106家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。


(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在ビタペクト3の在庫がなくなり、セルロース(1個で2人分)で補うことになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回は2家族がブレスト(チェルノブイリ原発から約440キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。

(家族A) 

 お母さんが3人の実子と2人の子どもを連れてきていました。 
 この家族には5人の子どもに3個のセルロースを渡しました。
この家族にはほかにも年が上の子どもがいるのですが、年齢制限があって全員の実子が来ていません。

 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを2人に1個渡しました。ただし37ベクレルだった男の子には1個のセルロースを渡しています。

母親(事故発生時15歳) 19ベクレル
男子(16歳) 28ベクレル △ 
男子(13歳) 33ベクレル △
男子(11歳) 37ベクレル △
男子(12歳) 30ベクレル △ 
男子(10歳) 29ベクレル △

 子どもたちの健康状態についてお母さんに話を聞きました。
 16歳の男子は頭痛に悩まされています。夕方になると頭痛が起こり、バスなどに乗っても頭痛が起こることがあるそうです。血圧は普通で、血管を広げる薬を飲むと治るそうです。
11歳の男の子も同じように頭痛がしています。他にもこの子は背骨が湾曲しています。
13歳の男の子は頻脈で、心臓の弁の働きが悪いということでした。
お母さん自身も頭痛持ちで、腰痛、膀胱結石、心臓、肝臓に問題があるそうです。
お母さんも頭痛持ちなので、息子2人に遺伝しているのではないかと思いましたが、お母さんは若いときは健康そのもので、頭痛知らずだったそうです。

(家族B)

 ブレストの近くにある町ムホベツから来た家族。お母さんが5人の子どもを引率していました。
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを2人に1個渡しました。ただし33ベクレルだった長男には1個のセルロースを渡しています。

母親(事故発生時16歳)15ベクレル
長女(16歳)24ベクレル △ 
次女(15歳)24ベクレル △ 
長男(13歳)33ベクレル △
次男(12歳)27ベクレル △
三男(10歳)27ベクレル △

 次女と次男は頭痛持ちです。次男は低血圧ですが、特に治療はしていません。
 三男は慢性気管支炎と喘息の疑いがあるそうです。他の子どもは比較的健康ということでした。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
 子どもたちは日本語に高い関心を示し、こちらがびっくりするほどでした。日本語を勉強したいと全員言い出すほどです。
 もしかしたらこの中から優秀な人材が現れるかもしれないので、才能を伸ばしてくださいとお母さんに話しました。
 
 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第181回」

2015-08-17 |   ビタペクト配布活動
 8月17日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第181回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はセルロースを6個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを4部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は34個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2104部となりました。
 今回で通算196目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約17人の子どもにセルロースを、2104家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。


(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在ビタペクト3の在庫がなくなり、セルロース(1個で2人分)で補うことになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回は4家族がブレスト(チェルノブイリ原発から約440キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。

(家族A) 

 祖母が2人の孫を引率していました。1個のセルロースを渡しました。 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを渡しました。

祖母(事故発生時32歳)27ベクレル
孫 (8歳)45ベクレル △
孫 (5歳)26べクレル △

 子どもたちの健康状態ですが、8歳の孫(男子)は慢性気管支炎にかかっており、食べ物の好き嫌いが激しく、野菜と果物はほとんど食べないので、肥満が悩みだそうです。(体重が50キロです。)
 5歳の孫は食品アレルギーが多く、よく下痢を起こすそうです。ココアも飲めないと話していました。
 おばあさまは孫2人の食事作りに困っているらしくいろいろな質問を受けました。
 おばあさま自身は甲状腺の肥大が見つかり、長年ヨウ素剤を飲んでおり、毎年エコー検査も受けていますが、最近ようやくヨウ素剤は飲まなくてよくなったそうです。
 孫たちの両親は健康だそうです。 


(家族B)

 祖母が4人の孫を引率していました。 この家族には2個のセルロースを渡しました。それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを渡しました。

祖母(事故発生時32歳)15ベクレル
孫 (13歳)37ベクレル △
孫 (11歳)46ベクレル △
孫 (11歳)37ベクレル △
孫  (6歳)29ベクレル △
13歳の孫は食物アレルギーを持っています。母親がこの子を妊娠中に柿を食べ過ぎたからこうなった、とおばあさまは主張しているのですが、たぶん無関係だと思います。
 その子以外の子どもたちは比較的健康で、冬場風邪をよくひき、それが長引くことが多いということでした。
 

(家族C)

 お母さんが3人の子どもを引率していました。 この家族には2個(3人分)のセルロースを渡しました。それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを渡しました。

母親(事故発生時10歳)25ベクレル
長女(15歳) 31ベクレル △
長男(13歳) 27ベクレル △
次女 (4歳) 30ベクレル △

 この家族には3人に2個のセルロースを渡しましたが、3人で分けるかお母さんもいっしょに飲むよう勧めました。
 子どもたちは比較的健康だそうです。長女がよく風邪を引いていたそうですが、最近はあまりひかなくなってきたと話していました。


(家族D) 

 お母さんが3人の子どもを引率していました。 この家族には1個(2人分)のセルロースを渡しました。それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを渡しました。

母親(事故発生時8歳) 26ベクレル
長男(15歳) 20ベクレル △
長女 (8歳) 32ベクレル △
次女 (6歳) 7ベクレル

 子どもたちは3人とも元気だそうです。ただやはり冬場風邪をよくひき、長引くことが多いということでした。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
画像は記念撮影した様子です。(保養とは関係ない人も1名写っていますが・・・)
 
 最後になりましたが、セルロースの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。